コンビニ
遙々・ハルカ 2019年2月19日
コンビニらしいものは大体ある
・誰でもどうぞ
・大体ヘラヘラ笑いのDK店員がいる
・ダイスゾロ目で店長、00でミミちゃん
・別にダイスは必須じゃないよ
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遙々・ハルカ 2019年2月19日
(横目でスマホの画面を見る。勤務終了までまだまだ間があった。来店音)……っしゃーせー。
小日向・いすゞ 2019年2月20日
(ぽっくり下駄がこん、と音を立てた。世界の加護の下、耳も尾も隠すこと無く。)この辛い方のチキンを下さいっス!
遙々・ハルカ 2019年2月20日
あざーっす、ご一緒にお飲み物いかがすかァ? コーヒー一杯80円スよ。(珍しい音だった。上げる視線、視界に入るいでたちと耳、素直すぎる口)祭りかなんかスか?(手慣れた動作でチキンを紙袋に入れながら、単品160円すけどと)
小日向・いすゞ 2019年2月20日
じゃあそれも貰うっスー。(特に飲みたかった訳でもないが、勧められるがままに。飲んだ事がある訳でも無い。)至って普段着っスよ。流行ってるンスよー、見た事無いっスか?(彼が猟兵ならば違和感だけを残し、そうでなければその後は記憶にも止めないだろう。適当なその場の誤魔化しの言葉を嘯き、小銭を取り出す。至って普通に流通している硬貨。葉っぱだったりはしない。)
遙々・ハルカ 2019年2月20日
お、あざーす、お客さんノリいいすね。240円になりまァす。(カウンター上にチキン入りの紙袋を置き、レジのキーを叩いた後にカップを出す)やー見ねェすねえ、耳とか完全ランドだな。でもオレ友だち多い方じゃねェしハブられてるかもしれねっスわ。あー、基本コーヒーあのサーバでセルフなんスけど、今暇だしオレやります?(軽く身を乗り出して指を差す。カウンター脇入り口側、いかにも後から設置しましたという一角)
小日向・いすゞ 2019年2月20日
(取り出す小銭を増やし、ジャラジャラ、受け皿の上に並べる)あー、ならあっしが友達になるっスよォ。嗚呼、其れは。其れは。使い方がいまいち解ってなかったから助かるっスー、お砂糖も貰って良いンスよね?(スマートとは言い難い見た目の一角、小さく首を傾いでお願いした)
遙々・ハルカ 2019年2月21日
ハイどーもォ、丁度おあずかりしまァす。レシートいります?(印字された紙が吐き出されるが早いか、カウンター脇からひょいと出てきて)うは、お客さん尻尾もあったんスね。オレみてーなコンビニバイトをナンパするくらいお客さんも友だち少ない?(ヘラと笑ったまま、とりあえずレシートはつまみ上げ紙コップを手にコーヒーサーバーの方へ。彼女を手招きつつ)これ教えると怒られるんスけど、砂糖もシロップもミルクも入れ放題スよ。
小日向・いすゞ 2019年2月21日
れしーと貰っておくっスー、集めてるンスよねェ(摘んだ紙を強請ると、掌の上に一枚の紙。経費の類は一応集めておく事にしている、なんたって今はお仕事の帰り道なんだから経費だろう。チキンとコーヒーだけれど。)そうそう、あっしも友達が少なくて少なくて寂しい思いをしてたっスよぉ。そんな秘密を教えてくれるなんて、早速友達特権っスね(へえ、と。螺旋を描いてカップに注がれる黒い液体をじっと見つめている。尾がゆらゆら、揺れる)
遙々・ハルカ 2019年2月21日
これね、紙コップのサイズに合わせてボタン押すだけなンで。(レシートを手放した手で押してから言った。ホットとアイス、それから大と小で区別されているボタンを示しつつ、横合いに積まれた籠からプラスチックの蓋と、ついでにスリーブも出す)アハ。店長がさァ~店員の贔屓露骨でムカつくんで、オレ一人ンときめちゃ教えてんスよ。でもイイすね、友だち特権て響き。その前髪上げても許されそうで。(彼女の髪の話だ。じきにコーヒーサーバーは止まった。紙コップからは湯気が立ちのぼっている)ほい、砂糖とシロップとミルク、好き放題入れていいスよ。(スリーブを巻きながら、先とは別の籠を指差して)
小日向・いすゞ 2019年2月21日
へえ、へえ。簡単に高いモノも押し間違えられる、性善説に基づいたみたいな素敵な仕組みっスねぇ。(普段は教えてくれないンスよね? なんて、顎に指先を当てて不思議そうな声を零した。熱いからあの紙を巻くのか、と細い瞳を瞬かせる。)じゃあ、遠慮なくっスー。(砂糖にミルクを両手に装備、一度顔を上げて)
小日向・いすゞ 2019年2月21日
おや、友達特権であっしの右目を、見てみたいっスか?(喉を鳴らして、ククク、と笑った)
遙々・ハルカ 2019年2月22日
安い紙コップで高いボタン押すとだばだば零れっからなァ~、いんじゃね? コップ受け取っといて自前の水筒まで出されるようなことがなきゃ。(店長いたら怒られっし、と呟いた後、終わったら蓋ね。と薄く白いプラスチックでできた蓋を示してから、邪魔にならぬようひょいと退く)――そりゃ見たいでしょ。(店員にしては行儀悪く、両手をズボンのポケットにしまい込みながら)隠れてるのって見たくなんじゃん? お客さんもそう思わねェ?(片側の口角を上げて歯の見える、少し器用な笑みで)
小日向・いすゞ 2019年2月22日
嗚呼、サイズが違うのっスね。勉強になるっス。(砂糖とミルクをドボドボ投入。あふれる手前でミルクを止め――、示されたまま蓋を締めた。飲み口みたいなのがある、パカパカする。一通りパカパカして満足したのか片手でカップを持ち上げ。)隠されているモンは隠されているからこそ、価値があるって事っスけれどね、ソレは。(再びククク、と笑った。小さく顔を上げる。店員の行儀の悪さは、気には止めていない様子で。)
小日向・いすゞ 2019年2月22日
でも、お友達っスからね。(く、と顔を寄せて。前髪に手のひらを当てた。もう少しだけこっちに来るように、と示すように顎を小さく決り)
遙々・ハルカ 2019年2月22日
ちなみにその蓋は密閉じゃねェから、安易に鞄とかに突っ込むと中身が漏れて一緒に突っ込んでたもんがしぬス。(パカパカ開閉される蓋を一緒に眺めるなどしながら注意事項に似たものを付け加える。合間、ちらとガラス越しに外を一瞥。追加の客はない)――どうかなァ、オレはクソガキだった頃に女のスカート捲りまくったけど、大したもんはなかったぜ。(片手をひらひらさせて捲るジェスチャーをし、『友だち』の顔を見た。彼女と似たように、けれどこちらは双眸を細くして笑う。半歩。肩ごと首を傾ぐようにして、そのわずかな距離を詰めた。小さな声)ワルイともだちみてェでワクワクしちゃうな。
小日向・いすゞ 2019年2月22日
それは中々困るっスね。手に持って移動する事にするっス(もともとそこまで密封性に期待しては居なかったが、持ち物がビタビタになる事は困ってしまう。)そりゃ、自分で見れてしまったモンに興味なんて抱けないっスからねェ。見えない状態だからこそ、価値があるってモンっスよ(ぽっくり下駄の上で背伸びをする。天よりかかとが離れ、足裏を撓らせて。)
小日向・いすゞ 2019年2月22日
だから、今はひみつっス。(ピアスの耳に囁く声、頬に口づけ一つ。まだあっしは価値を下げたくは無いと。――こん、と音を立ててぽっくり下駄が踵を返した) じゃ、また会う事もある気がするっスよ。またっスよー、友人。(あまーいコーヒー片手に、自動扉へと歩み行く。背で掌をひらひら。パカパカの蓋からコーヒーを啜り。) ……アッツッ。(本当にこの蓋から飲み物を呑むように本当に出来ているのだろうか? すごくあつかった)
遙々・ハルカ 2019年2月23日
ああ。(小さな欠伸みたいな声は腑に落ちたようなそれだった。『見えない』ことが価値だという意味合いを受け取って、不意の空白に似た間。その隙間に言の葉)――……。(笑おうとして、その頬に柔い温度を感じる。それが何か知らないような青年ではない。彼女が来たときのように、下駄の音の方へ視線を動かす。コーヒーの香りと、ふかふかした尻尾が去って行く、一連)ありゃーっしたー。……ま、道端で見かけて名前も呼べねェけど。(扉の開閉を知らせる音声と店員じみた言葉、それから『友だち』へ手を振り返す仕草で見送った。カウンターへ寄り掛かり)
遙々・ハルカ 2019年2月23日
あの感触は少なくとも幽霊じゃねェか。(ならば多分、自分の知っている『アレ』なのだろう。へらついた自身の頬を軽く撫で、やる気のない所作でだらだらとカウンターの中へ戻っていく)仕事中に女にキス貰う仕事なんか早々ねェしなァ~。(悪くはない。そうしてまた、スマホの画面を見た。――生憎、勤務終了時間まではまだまだ間がある)