【1:1】桜談義
ベスティア・クローヴェル 2021年12月22日
幻朧桜が咲き誇る世界、サクラミラージュ
この世界ではすっかり日常に溶け込んで、見向きする人は多くない。
しかし、他の世界出身の猟兵からしてみれば、真冬に薄紅色の花弁が舞い散る光景はとても珍しい。
桜並木が良く見える大通り沿いのカフェに居座って、暖かいココアを飲みながらぼーっと外を眺める。
たまに本を読んだりする日もあったが、今日はただ目の前に広がる幻想的な光景を眺めていたい気分だった。
狼にとっては珍しい休日で、最近よく訪れるカフェでの一幕
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・ベスティア・クローヴェル(f05323)
・月守・ユエ(f05601)
上記2名のみ発言可
のんびり進行で、区切りの良いところで〆
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ベスティア・クローヴェル 2021年12月22日
(店内から窓の外をぼーっと眺めていると、店員から声をかけられた。空いている席がないから相席にしてもいいか、と。)(窓の外に咲く幻朧桜を見ていて気付かなかったが、軽く店内を見回してみると大分繁盛しているようだった。)(店員に相席を了承する旨を伝えると、すっかり冷めてしまったココアを一口飲んで再び視線は窓の外へ)
月守・ユエ 2021年12月24日
(それは多分気紛れというものだったかもしれない。冬の桜が見たくて、桜の世界に訪れて。カフェにでも行こうって…そう何となく歩みを進めたのは)(しかし、どうやら席は空いていなかったみたいだったが――店員さんの気遣いと、見知らぬ人の了承のおかげで席へ辿りつく事ができた)
(案内された先へと行くと、そこに座っていたのは、雪のように綺麗な銀髪と焔のように染まる紅の瞳を持った人狼だった。――綺麗な人だと数秒の間、見つめるものの…すぐにふわりと笑みを向けて)
あの!…相席、ありがとうございます。…向かい側、座っても大丈夫かな…?
ベスティア・クローヴェル 2021年12月26日
(不思議と耳に馴染む声に耳がピクっと反応する。声のする方へと顔を向けると、夜空のように綺麗なヒトが立っていた。さっき店員が言っていた相席の相手だと気付くと、メニューを向かいの席に置いて)店が混雑しているのだもの。拒否する理由も特になかったし、ね。(優しく笑い返しながら、どうぞと座るように促して)
月守・ユエ 2022年1月11日
(優しく笑う彼女に、ほっ…と改めて安心したように表情を綻ばせる)
えへへ、そういってもらえると気が楽になるよ。本当にありがとうね!ノープランでこの街を歩いてたから、正直助かっちゃったよ。(ぺこりと緩く礼をすると改めて促された席に座ろうか)
…このお店は、とっても人気なんだね。こんなに人がいっぱいで!
ベスティア・クローヴェル 2022年1月13日
そこまで丁寧にお礼を言われるようなことでもないのだけど、ね。それに、困ったときはお互い様。
(店内を改めて見回すと、店員が慌ただしくメニューを運んでいる。食事をしに来ている人達の賑やかな話し声が聞こえる中、お昼時を知らせる時計の音が店内に鳴り響く)
この店は通りの幻朧桜が良く見えるから、私のような外の者には人気なんだ。それに、今は丁度お昼時だし。混雑するのは仕方ない。
月守・ユエ 2022年1月21日
あら。僕にとってはその親切な気持ちが本当にありがたかったんだよ!(お礼はきちんとしたかったんだと笑みを向けながら。つられるように彼女の視線を辿って、店内の様子を映す。お昼時はやはりランチタイムで人が賑わうもの。店員さん達にひっそり心の中でエールを送りつつ)
そっかぁ。景色と時間と…いいところが相まってこんなに混雑!
でも、人気な理由もわかるなぁ…。本当にここからの景色が綺麗だもの。冬の桜だなんて夢のように幻想的で!それこそ此の世界じゃないと見れない特別な景色で。(混雑するのも仕方ないと語る言葉に深く頷いて納得。その合間にメニューに目を通して、ホットミルクティーを店員さんにお願いする)
ベスティア・クローヴェル 2022年1月25日
そういうことなら、その感謝の気持ちは受け取っておこうか。そしてもしあなたが店員から相席を求められたなら、快く応じてあげて(そういって軽く微笑んでみせると、視線は窓の外へ。ひらひらと薄紅色の花弁が落ちる中、一陣の風が吹き抜けて見事な花吹雪が巻き起こる)人気の場所になるには、それなりの理由がある。今のような光景をこんな特等席で見れないなんて、損でしょ。…冬場は特に風が強いから、ここからなら普段は見られないような幻想的な光景が見れると思う(楽しそうに語りかけながらも、軽く肩を竦めて見せて)まぁ、この世界の住人からすれば日常的な光景で、あまり珍しくもないみたいだけど
月守・ユエ 2022年2月13日
うん!是非に♪ ふふ、もちろんだよ。困っている人は放っておけないから。その時はちゃんと僕も君と同じことをするよ。(ふにゃりと笑顔を見せて頷いた。そうして一緒に映すは外の桜吹雪。風が巻く桜の渦は…臆、これだけでなんと幻想的なのか。心惹かれるのは、この世界故の情緒?なんて…)そうだね。その通りだと思う。この世界のこの場所で、この席じゃないと見られない特別な場所!冬に桜というだけでも特別なのに、こんなに自然の風景が眺められるなんて。(この風景に惹かれない人なんているのだろうか、なんて笑顔を見せながら続く言葉には数度の瞬きを見せ)…そうなんじゃないかなぁと思ってたんだけど…君も他の世界から来た人なんだね。(ふわり微笑を浮かべ、共通点を見つけた事に喜ぼう)…あ。そういえば!自己紹介まだしてなかったね。僕は、月守・ユエっていいます。お姉さんのお名前、教えてもらってもいいかな?
ベスティア・クローヴェル 2022年2月20日
(素直な返答に外の景色を眺めながら「そう…」とだけ返す。素っ気無い返事だが、声色はとても嬉しそうに弾んでいた)そんな風に喜ばれると、自分のことのように嬉しくなってしまうな。どこの世界にもその世界でしか見られない光景があって、ここもそのうちのひとつ。色んな景色を見てきたけど、その中でもやはりここは一番のお気に入りの場所なんだ。(明るく、とてもよく笑うヒトだと思った。何でも嬉しそうにする彼女を眺めていると、自然を笑みが零れる)「外の者には人気」っていうのは文字通りの意味で、この店にいるのは大半が猟兵だと思う。…ベスティア。ベスティア・クローヴェル。常夜の世界出身の狼。よろしく、ね
月守・ユエ 2022年3月7日
えへへ、本当にそう思ったから。そして一緒にこの景色を見て喜べる相手もいるから、より心が弾んでしまうんだ。…そっかぁ。此処はお姉さんの一番のお気に入り。そんな素敵な場所にご一緒できて今日の僕は幸せだ。(お気に入りだと教えてもらった事でまた花が咲くように表情は明るくなる)ほえー…じゃあ、お姉さんに会えたみたいに色んな猟兵さんにも出会える…此処は素敵な縁結びの場所だね。(出会いの縁。その意味を含めて言葉を弾ませる)ベスティアちゃん、だね。うん!どうぞ、よろしくね。僕の事は気軽にユエって呼んでほしいなって。…その…よかったら、お友達になりたいなって思って。(えへへ)
ベスティア・クローヴェル 2022年3月12日
そうだね。せっかく素敵な景色なのだから、一人よりも誰かと分かち合えたほうが嬉しくなる。まぁ、今日のように誰かと相席になる、なんてことはあまりないのだけど。だからこそ、この出会いには少し特別なものを感じる。貴女の飲み物が届いていたなら、「この出会いに乾杯」なんて言いたくなるくらいには(ココアの入ったコップを持ち上げて、零れないように軽く揺らしてみせ)ユエ、ね。ん、覚えた。…真正面から友達になって、なんて言われたのは初めてだ。だけど、不思議と嫌な感じはしないんだよね。それに、ユエからは邪な匂いもしないし。ちょっと素直過ぎて心配になるくらい
月守・ユエ 2022年4月4日
誰かといれば嬉しさも二倍になっちゃうよね。(うんうん。と頷きながら)たしかに。いつもだったらありえなかったかもしれないできごとが起きているって思うと今日はきっと特別な日。おや、それじゃあ折角だから、乾杯の1つしちゃいますか?(なんて楽しげに笑っていると。そんな話のタイミングを見計らったように、自分が頼んだホットミルクティが運ばれてきたようだ。店員さんにお礼を言いながら「タイミングもいいし?」なんて笑いかけてカップを持ち上げてみせる)
ふふ、ピンと来たらっていうのかな。せっかく君と出会えた縁を大切にしたいと思ったから…って、えぇ?心配になっちゃう?結構思った事は口に出しちゃう性分ではあるのだけど…。でも、お友達になりたい気持ちにやましい気持ちは一滴もないよ!(ぽんっと自分の胸元に手を当ててア)
ベスティア・クローヴェル 2022年4月8日
おや、本当にタイミングがいいね。まるで、仲良くしなさいなんて言われてるみたい。…それじゃ、二人の出会いに乾杯。(楽しそうに笑いながら軽くコップ同士をぶつけると、コツンと心地よい音が鳴った)
(自信満々に胸に手をあてる様子を見て、少し困惑したような顔をしながらココアを一口)心配にもなるよ。ただピンと来たって理由で素性も知らない狼に近付こうとするんだから。私が童話に出てくるような悪い狼だったらどうするつもり?(両手の爪を立てるようにして、がおーと襲い掛かるようなポーズをしてみせ。なーんて、と笑いかける)
月守・ユエ 2022年4月12日
えへへ、もしそうならうんと此処でさっそく親睦深めたいねっ。…乾杯♪(弾むような声でそうコップ同士が鳴る音。新しい出逢いの音にそれこそ倍々に喜びは満ちてくれるだろう)
(そうしてミルクティを一口飲みながら、困惑する彼女の顔にきょとりと首を傾げる)ほえ…悪い狼さんだったら?……ふふっ。それは僕からも言える事だよ?もしかしたら、狼さんを狩りに来た狩人さんかもしれない。(なんて片手をピストルのような形にしてウィンク一つ。もちろん、そんなわけはないが!)
…ただ、そうだねぇ。ベスティアさんが襲い掛かってきたら…君が戦う事を好む人だったら、それに見合った”ボク”が相手になってくれると思うよ。(それは自分の事だが、他人の様に。ふんわり、己が身から一瞬漂わせるは彼女であって彼女ではない影を持った別の気配――刹那の間にこの身が多重人格者だと彼女が分かれば上々)
ベスティア・クローヴェル 2022年4月16日
…狩人か。それは流石に勝てないな。御伽噺のようにお腹を裂かれて石を詰められたりでもしたら、堪ったものじゃない
(指で作られたピストルを向けられれば、楽しそうな笑顔をしながら参ったとでも言うように両手をあげて見せる)
その言い方だと、自衛も出来る感じかな。それなら、私の心配は余計なお世話だったみたい。…知り合いにあなたのように素直は子がいて、ちょっと心配になったんだ(僅かに変わった雰囲気から、彼女もやはり猟兵なんだなと納得する)猟兵ならある程度は自衛出来て当然なのだから、私が過保護過ぎるのかもしれないね。
月守・ユエ 2022年4月19日
ふふっ。…おとぎ話のように…流石にそこまではしないともうけどね…!
(或る御伽噺を例えられれば、喧嘩になってもそれはしないとピストルの手を解いて、口許に手を当てれば小さく笑みを零して)
うん。これでも、猟兵さんだからね。ある程度の自衛はできるつもり。…とはいえ、僕はあまり接近戦みたいなの、得意なわけじゃないんだけどね…!刀が少し使えるだけ。…あら、可愛らしいお友達がいるんだね。…ふふ、でもでも!心配はとてもありがたいよ。それだけ君が優しいって事だもの。素直に嬉しいかなぁって思ってみたり!(ふわりと明るく笑いかけて、そんな過保護になってくれる君を信頼する眼差しを向けようか。この人は酷いする人じゃないと)
ベスティア・クローヴェル 2022年4月22日
そう。それならあなたは、過度な報復はしない優しい狩人さんってわけだ。でも、武器をちゃんと扱えるってだけでも十分だと思う。私はそっち方面の才能が全くなくて、これでごり押すことしか出来ないから
(黒い手袋と包帯で地肌が見えない左腕を出してみせ、少しだけ手袋を外す。僅かに出来た隙間から、蒼く燃える炎が顔を覗かせる)
余計な世話を焼き過ぎて不快にさせてしまったらどうしようかと思ったけど、あまり気にしていないようでよかった。優しいと受け取ってくれるならいいけど、流石にそんな視線を向けられるとちょっと恥ずかしいな。
(完全に信頼されたような視線を向けられると、嬉しいような、恥ずかしいような。そんな複雑な気持ちと共に、僅かに赤く染まった頬を隠すようにそっと視線を逸らして窓の外へ)
月守・ユエ 2022年5月15日
きっと、ね。ただ、狩人さんになったボクは、もしかしたら戦いが楽しくなってしまうかもわからないよ。だから…戦う時はご用心、です。(才能がないと彼女が見せる左腕。その手袋の隙間から見える蒼い炎に数度の瞬きをする。それは彼女の紅い瞳とは対照的な色で、空の様にも海の様にも綺麗な蒼。「わぁ」と感動から来る声を零しながら)…とっても、綺麗な炎…。…ごり押すって事は目にみえる通り炎を扱うの?ベスティアちゃんは。
ふふっ。心配してくれてるのに、不快だなんてとんでもないよっ。…ふえ?……えへへ、だって君がそれだけいい狼さんだってわかったもの。安心と嬉しさいっぱいって受け取ってもらえると嬉しいなって。
(ふふ~♪と無邪気な笑みを浮かべて。頬を赤くして視線を逸らす彼女は、なんだかとっても…)――優しいかと思ったら…とっても、可愛らしい女の子だなぁ。(なんて、心の声が零れ落ちた様にほんわり和んだ声色で)
ベスティア・クローヴェル 2022年5月20日
それは怖いな。あまり怒らせるようなことはせず、大人しくしていることにしよう。私は狼の中でもか弱い方だから、ね(冗談めいた調子で話ながら、左手の手袋を嵌め直す。感嘆とともに左手を見ていたユエに対して、とても意外そうな顔をして)初対面の相手にこの手を見せて、「綺麗だ」なんて言われたのは初めて。一応は炎がメインになるのかな。正直、持て余している所があるから、他にも何かできるかも、ね。(恥ずかしさを誤魔化すようにココアの入ったコップを口元へと運ぶ。容赦のない無い誉め言葉が聞こえて、口に含んだココアが気管に入って咽るように咳をして)けほっ…!けほっ…。ストップ。あまりそういう事を言われるのに慣れていないんだ。恥ずかしさでそっちを向けなくなってしまうから、一旦ストップして貰えると助かるのだけど…。
月守・ユエ 2022年6月7日
ふふ。でも、めったに怒る事はないはず。きっと君は理不尽な喧嘩はしないと思うから。(くすっと冗談めいた調子に合わせるように笑みを零し。意外そうな彼女の顔に緩く首を傾げ)初めてっていうのが僕は意外に感じてしまったよ。蒼炎は神秘的な色で、目を惹かれるのに。持て余している、かぁ。炎は攻撃の他にも人を沢山助けてくれるような、そんなイメージもあるんだよね。普段はやっぱり戦闘だけに使うの?(自分もミルクティを一口含みながら、様子を見守っていた。そうしたら自分の言葉に咽た彼女を見てパチッと眸を見開く)わわ、大丈夫?……へ?(言われて慣れていないのだという事にはたまた意外そうな顔をした)…むむ~…なんだかもったいない。(ストップと言われたからに、零しそうになった彼女への言葉は再度口に含んだミルクティと共に流し込むように飲んだ)
ベスティア・クローヴェル 2022年6月13日
確かに喧嘩はしないな。降り掛かる火の粉があれば払おうとはするけれど、依頼でもない限りは火元から離れる選択をするかな(そう言うと、軽く肩を竦めて見せた。そして少し悩んだ末、左手の手袋を外したうえで袖を捲る。姿を現したのは、酷くひび割れた左腕と、その隙間から零れる蒼い炎)多分、大体は炎の色よりもこのひび割れの方に目が行くからじゃないかな。…こんな腕を人前に晒すのはちょっと気が引けるし、それに細かい温度調節は出来ないから。基本的には依頼でだけ、かな。(胸を軽く叩きながらも小さく咳を繰り返す。そして落ち着かせるために大きな深呼吸を数度)…大丈夫。落ち着いた。ただ、私はあまり表情豊かではないし、可愛らしいなんて言葉とは程遠いと思ってる。どちらかと言えば、あなたの方がその言葉は似合うんじゃないかな
月守・ユエ 2022年6月30日
うん。それなら、大丈夫だね。もちろん、模擬戦闘みたいな事がしたい場合は大歓迎だと思うけど。(ちょっぴり茶目っ気含めた言葉でウィンクしてみたりして。そうして悩んだ末に彼女が見せる腕に、ぱちりと瞳を瞬かせた。罅割れた左腕に、確かに目がいったけれど…)…こんな、だなんて。炎と一緒に今の姿があるのは君なりの理由があるから、でしょ…?…なんて、言うにはベスティアちゃんを知っているわけじゃないから無責任な言葉ではあるんだけど…。(それでも理由があるかもしれないその腕を”こんな”だなんて少なくとも自分は思わなくて…)(彼女の咳が落ち着くと、ホッとする)…やや、僕が可愛いだなんて…!…表情が豊かな事だけが可愛らしいって事じゃないと思うよ。雰囲気や仕草、言葉の紡ぎ方…とか。そういった変化でも可愛らしいってあるよ。だから……僕は、そう思いました…!
ベスティア・クローヴェル 2022年7月4日
模擬戦か…。私にはあまり縁のない話。さっきも言った通り、私は武器を扱う才能ってやつがあまりないみたいだから。炎も手加減くらい扱えるわけじゃないし、ね。(武器の才がないことを自傷気味に笑いながら、左手をひらひらと振って見せる。)…そうだね。生まれつきこうだったわけじゃないし、勿論理由はある。あまり褒められたものではないし、他者に話すにはちょっと重たいかも知れないけど。(左手の罅割れから漏れる蒼炎をそっと撫でて目を伏せる。)……雰囲気や仕草、か。あまり言われ慣れないけど、世辞で言うような言葉でもない。ここは有難く受け取っておく方がいいのだろうね。ありがとう。
月守・ユエ 2022年7月9日
武器を扱う事だけが戦い方じゃないよ。僕だって刀こそ持っているけれど、実際扱いきれるのは自分じゃないの。…僕ができるのは、月夜の加護を授かった音の力を使う事。歌や楽器を通じて、少しでも多くの戦場を護り戦いの真似事をするだけさ。(自分の喉元に手を当てながら)…あら、そこに到るまでの事…ベスティアちゃんだけの理由や意味があった事に褒めるか否かなんて誰かが決める事じゃないんだよ。君にとって必要な過去がその左手には秘められてるのだから。(彼女はその蒼炎に深い思いがある。それだけはその姿や様子から察する事ができる。自分は話しを例えば聞いたとて重いか否かはつけたくないのだと思っていて)…ふふ、どういたしましてだよ。こう、人には人の個性ってあるもの!ちなみに、出逢った時の第一印象は凛としてカッコイイ印象のお姉さんでしたって、敢えて伝えてみる♪(なんて悪戯っぽいとも見える無邪気な笑みで)
ベスティア・クローヴェル 2022年7月17日
…歌や楽器、か。とても素敵な才能を持っているんだね。火の粉を払うには直接的な力が一番かも知れないけど、火の粉から守るなら、ユエのような力の方が向いている。…ちょっとだけ羨ましいな。(喉元に手をあてるユエと自身の左手を見比べて、小さくため息を一つ)太陽のように、人々を明るくして、未来を照らすような、そんな生き方がしたいと願った。そしたら気紛れな神様がそれを曲解して、火の粉を振り払う力を貸してくれた。…ここまでなら、ユエの言うように褒めるか否かは他者が決めることじゃないのかも知れないね(窓の外で舞い散る桜の花弁を眺めながら、遠い昔の事を思い出すように目を細めて)凛としてカッコイイ、か。そんなに私を褒めた所で、何も出てこないよ。…いや、やっぱりひとつだけ出そうか。ユエの第一印象は夜空のように神秘的で、とても素敵な声をしているなって。私はそう思った。
月守・ユエ 2022年8月3日
ふふっ、ありがとう。…でも、まだまだ未熟なもの。本当に護りたい人には…全然ちっとも届かない。もどかしい力だから…。(そう眉を少しだけ下げて笑み)
…神様、か…。気紛れで…それも生命の中でも強き力を持つ炎の力を与えてくださったならそこに神様にとっての意味もあったのかもしれない。…炎こそ使い方によっては火力が強くとも弱くとも人の心に一番示される明かりである…。
炎は太陽からの恵みともなる熱き存在だから。曲解というならそういう点なのか…。だけど、現実は君にはもっと思うべき悩みが炎にはあるんだよね…?…僕も神様から授かった恵みで力を行使しているから、少し共感を覚えるくらいかな。(物思う眼差しに深掘りしたような発言はしない。でも、彼女も神から恩恵を受けた者だと知ると少し関心が深まった)
!…えへへ。本当、ひとつ出てきたね。神秘的だなんて、もったいない言葉。でも…声を褒められるのは嬉しいよ。歌を、唄うから。
ベスティア・クローヴェル 2022年8月7日
努力はしているのでしょ。それなら、手が届く日が来ると思う。努力した結果は裏切らないし、手の届く範囲は少しずつでも広がっているはずだから(励ますような言葉を紡いでみせるが、それは十分に時間があるであろうヒトに向けたもの。当然、その言葉の範囲に自分は含まれず、どこか羨まし気な顔を向けた)
炎を灯し続けるには燃料がいる。対価も無しに燃える炎はない。私に力を貸してくれた神様はとっても意地が悪くて、ね。炎を灯す対価として、私は命を要求するんだ。
元々短命だし、私の命で未来を照らすことが出来るなら、それでいいって思っていた。けど、こういう綺麗な光景を見たり、大事な友人が出来る度、死ぬのが少し惜しくなってしまって(どうやっても叶えられない願いが口から零れそうになり、すっかり冷めきったココアと共に胸の奥へと飲み込んだ)
素敵な声をしているのだから、とても素敵な歌を唄うのだろうね。機会があれば、一度聞いてみたいな
月守・ユエ 2022年8月19日
…ふふ。ありがとう。ベスティアちゃんは、とっても優しい子。…きっと、いつか…良くも悪くも結果は必ずついてくる。そこに到れた時、少しでも向き合うべき人にこの心が届けばいいな…。(すっと細める瞳は、何か深い後悔を滲ませるような。そんな心が揺れる)
(命を燃やして力を使う。そんなお話に、ぱちりとひときわ己の月の瞳が大きく瞬く)――噫、わかる…気がするかも。神様も願いも違うけれど…少しだけ…君と僕の共通点みつけたかも。――短命。命を燃やして、未来を照らす…。(ココアを呑み込む彼女を映しながら、そっと己の唇に手を添える。そうして唇の端に手を添えては、周りには見えぬようにし、彼女に向けて唇を開いて見せる。唇の奥――
聲の根が見えただろうか。黒く刻まれた三日月の刻印が)…僕も、これに命を吸わせて力を紡ぐの。
ふふ、断る理由はないよ!そんなに褒めてもらえるなら、君に楽しんでもらえる歌を唄ってみせるよ。
ベスティア・クローヴェル 2022年8月25日
この持論を述べて、優しいだなんて初めて言われた。……ほんの少ししか話してないけど、ユエはとっても真っ直ぐなヒトだから。届けたいと思っている相手の心にも、きっと真っ直ぐに届くよ(何か思う事があるのだろうけど、彼女ならばきっと乗り越えられる。そんな気がして微笑んでみせた)
(刻まれた刻印を見て、「なるほど」と小さく呟いて)確かに、それは共通点だ。猟兵には命を賭す者が多いと聞くけれど、ユエもそうだったんだね。…ユエの種族くらい寿命が長かったとしても、やっぱり死ぬのは惜しいものなんだろうね。エルフや、それに準ずるくらい長ければもっと違ったのかも知れないけど。…本当に世界は美しいものが多すぎて、どれだけ時間があっても足りやしない。(天を仰ぎ、「残酷だなぁ」なんて呟きながら、ため息を吐いた)
なんだか、私の為に歌ってと強請ったみたいになってしまったね。でも、快諾してくれて嬉しい。ありがとう
月守・ユエ 2022年9月27日
ふふ、努力した分だけ届くって背中を押してくれる言葉は僕にはとっても勇気になるよ。…えへへ、ありがとうっ。君がそう言ってくれるならなんだか、きっとそうなる気がして…もっと頑張ってみようかなって思える。(偽りなく真っ直ぐに。励ましてくれる君の言葉だからこそ、そう思えるのだから)
(彼女が確認できたと分かれば、唇を閉ざして一つ頷く)…昔はね。誰かの為に喪う命なら惜しくないって思ってたんだ。…だけど、今は掌返したように惜しい。誰かと出逢う分だけ、大事なものは増えて、美しき想い出が増える。…時間がない事に…少しだけ苦しい日もある。…この天命に不満はないんだけどさ。それでも世界は――いろんなものに満ちすぎているから。
(――そう、残酷だ。無上なまでに)
…ははっ。良いんだよ~♪誰かの為に歌う。それが僕の、ある意味の生き甲斐みたいなもの。ベスティアちゃんと出逢った事の喜びを音に織り込んで、プレゼントするよ。
ベスティア・クローヴェル 2022年10月6日
私の持論が後押しする力になったのなら幸い。あくまでそれは適切な範囲で努力をした場合だけ。ユエなら大丈夫だと思うけど、無理だけはしないように、ね。(私の言葉を素直に受け止めてくれる。そんな彼女を眩しく感じて、ほんの少しだけ目を細めた)
(淡々と紡がれる言葉に静かに傾ける。彼女が語り終え、コップに手を伸ばしてからココアを飲み切ったことを思い出し、テーブルの隅へと寄せた)
驚いた。本当に共通点だらけだ。正直、ここまで似た境遇の相手に出会えるなんて思ってもみなかった。
――今日はいい出会いに恵まれた。神様にあまり良い印象は抱いていないけど、ユエと友人になれたことは感謝してもいいかな。
(「改めてよろしく、ね」と、蒼く燃える左手を差し出した)
それなら、その歌に相応しい礼を用意しないといけないね。
私に用意出来るものは限られているけれど、そうだな…。ここみたいに素敵な景色を見られるお店でのランチなんてどう?
月守・ユエ 2022年11月20日
うん。ありがとう、ベスティアちゃん。道を踏み外さないように…でも、やれるだけを頑張るよ。(ふわりと柔い月灯りのような笑みを浮かべる。あどけなさもあるが、しかし彼女の言葉を無駄にしないように心に決めて)
(共通点だらけ。その言葉に、ふふっと小さく笑みを零し)
こういう縁を齎してくれた…この時間に僕もうんと感謝するんだよ。こうして共感しあえる相手と出逢えた事はきっとこれから僕達に素敵な時間をくれるんだろうって。
(差し出された蒼炎の左手をそっと躊躇う事無く握り返す。「こちらこそっ」と弾む声で)
わぁ!それは素敵なお誘い♪もちろん、喜んで!だよ。叶うなら、ベスティアちゃんといろんな場所へ出かける事もできたらいいなって。
(ぱぁっと嬉しそうに笑み咲かせ、寧ろともっとその先すらも誘ってみよう)
ベスティア・クローヴェル 2022年11月29日
出来ることなら、踏み外す可能性があるような危ない道は避けて欲しいのだけどね。だけど、きっと私と一緒でそれは避けられないのだろうな。何もそんな所まで似なくてもいいのに。
(向かいに座る相手の無邪気そうな笑顔に対して、なんとも言えない複雑な心境と共に苦笑いを浮かべた)
素敵な時間になるかまで神様に感謝するつもりはないけどね。だって、そこは私達の努力次第なのだから。
まぁ、既に価値観のすり合わせは済んでいるし、素敵な時間になるであろうことは間違いないけどね。
(躊躇なく握り返されたことに少しだけ驚きながら、同意するように頷いた。)
喜ぶのはまだ早いよ。そういうのは、実際に連れて行くまで取っておいて欲しい。きっと、気に入ると思うんだ。
――あぁ、それと私の事はベティでいいよ。親しい友人にはそう呼ばれているから。
月守・ユエ 2022年12月30日
…そうだね。僕らにとっては宿命にも似た道筋になるのかもしれない。でもね?もしも。いつか一度は踏み外すような事があっても…きっと、大丈夫。踏み外した先に、僕らにとって必要な道があるのだと…信じたい。
…一人じゃ、ないからさ?
(こうして自分と似た境遇の彼女がいる。そして、踏み外しても手を掴んでくれる人が、僕にも彼女にもいるはずだから。その宿命はきっと茨の道のみにはならないと――信じたい)
あははっ。そうだね!そう。出逢いは運命であっても、その先の未来は神様には決めさせない。それは大事な事だね。
(彼女の想いが形となった焔の御手を握るのに。何も躊躇うことなんてない。彼女は自分を焼き滅ぼす事はないと信じてる)
えへへ、そうだね。その時を楽しみに喜びはまだ胸の中にしまっておくよ。
…!…いいの?
…じゃあ、お言葉に甘えて!ベティちゃんって、呼ばせてほしいな。(彼女との心の距離が近づいたようで、とても嬉しかった)
ベスティア・クローヴェル 2023年1月7日
その道が出来る限り平坦で、茨が敷き詰められた道でない事を祈るばかり。…それは私が進むべき道であって、大切な友人を巻き込むのは気が引ける。まぁ、友人が同じような状況になったのなら、私は迷わずに飛び込むのだけど。
――私はよくて、友人にはやって欲しくないなんて言ったら、流石に我儘すぎるかな?
(自分で言っていて、あまりにも身勝手過ぎて思わず笑ってしまう。きっと誰に聞いても我儘だと言われそうだけど、正直な想いなのだから仕方がないと自分を納得させる)
もし、未来は最初から決まっていると言うのなら、二度とそんな事を言えないように二人で神様を殴り飛ばしにでも行こうか。未来は自分で切り開くものだし、ね。
(冗談めいた口調で話しながら、楽しそうに笑って)
勿論、私の事は好きなように呼んで。ベティが呼び辛いなら、ベスティアのままでも構わない。私もユエって呼び捨てにさせて貰っているし、ね。
月守・ユエ 2023年2月28日
…ふふっ。ちょっぴり我儘かもしれない。でも、その我儘の分だけベスティアちゃんはとても優しい人なんだって僕は思う。僕がもし同じ立ち位置になったら、きっと迷わずそうすると共感ができるから。それを我儘だと認めるには、僕には説得力がないなぁ。
(人は簡単に手を放す事も出来る。それでも自らは飛び込みたくなるのは、それだけ相手が自分にとって欠いてはならない存在だからと――だから、言葉に表すとするならば、それは優しい我儘だと思った)
あらあら、それはいい考えかもしれないねっ。宿命という者があったとしても、どう生きるかは自分で決めたい。だからダメって言われたら、そうしちゃおっか。
(乗った!と言わんばかりに楽し気に弾ける笑み)
ううん!ベティちゃんって呼ぶっ。…えへへ、ぐっと仲よしになれたみたいだね。(へにゃりと嬉しそうに綻んだ笑みを向けた)
ベスティア・クローヴェル 2023年3月15日
…やっぱり我儘になっちゃうか。
だけど、誰だって我儘な部分はあると思うし、こればっかりは仕方ないと諦めて貰うしかない。
(頬を緩ませながら「やれやれ」とでも言うように軽く肩を竦めて、ユエの方を指さした)
でも私を優しいと言うのなら、同じ行動をするユエも優しいってことになる。
優しくしようとしてそういう選択をしているわけじゃないだろうけど、これを機にお互い、少しくらいは意識して良いのかも、ね。
(冗談半分で言っただけなのに、あまりのノリの良さに笑い声が僅かに零れた)
ふふっ。出会ったばかりで「神様を殴り飛ばしに行こう」なんて気軽に言い合えるのは私達くらいじゃない?
それだけ意気投合しているってことだし、これは親友なんて言ってもいいかも知れないね。
少なくとも、私はそう言ってもいいくらいにはユエに親しみを感じているよ
月守・ユエ 2023年4月21日
そうだね。…でも、自分が持つ我儘が、もしも友達のために発揮できたなら。
きっと我儘を貫いた分だけの実は結べるよ。
(なんて我儘も悪い事じゃない。そう言うように、ころりと笑んだ。しかしと此方へ指して紡がれた言葉に、きょとんとして)
たしかに…優しさを意識したわけじゃない選択と行動だけど…。
相手が感じてくれた感情は少しでも受け入れられるようになりたい、ね?
(笑み零す彼女に、ふふりと子供のように無邪気に綻び)
あはは、たしかにっ。普通ならばとんでもないような事を言葉にしちゃえる相手ができるのも、なんだかとっても楽しく感じちゃうくらい。
…親友?(ぱちりと1つ大きく目を瞬く。まるで言われ慣れない言葉のように一寸だけ驚いた。――やがてふにゃりと嬉しそうに表情を和らげれば)
うん。うん!僕も、そう思う。こんなに心通わせてお話しできるなんて、まるで初対面じゃないみたいで。ベティちゃんの事が近くに感じるよ。
ベスティア・クローヴェル 2023年4月24日
危険の中に飛び込むのだから、実を結んで貰わないと困る。
けれど、そのうえで友人が飛び込んでこないようにしないといけないから、悩みどころだ。
(諦めて貰うしかないとは言ったものの、そう簡単に納得させられないのが悩みの種。説得の難しさにため息を一つ)
そうだね。いずれ、素直に受け取れるようにはなりたい。
今はまだ受け取ろうとすると、慣れていなくて挙動不審になってしまうから。
(「口下手なんだ」と付け足して、苦笑いを浮かべながら肩を竦めて見せた)
確かに、初対面とは思えないくらい共通点が多くて、話が合う。偶然とは思えないくらい。
(楽しそうに笑っていた顔が急に真剣になって、じっと見つめる。そしてゆっくりと口を開いた)
実は私、生き別れの姉妹がいるんだ。丁度、ユエのように綺麗な黒髪で…。
(真剣な表情から一転して、吹き出すように笑いながら冗談めいた口調で話し出す)――なぁんて、ね
月守・ユエ 2023年6月27日
人は自分の思い通りにはならない生き物…と云う言葉が身に染みてくる悩みだよね。
僕達は力ある者同士…。どんな手段でも選べるとは思うけど、できるなら言葉の上で説得したい。でも、そう簡単にはいかないんだろうね。
うん。きっといつか心にすっと落とし込めるようになるよ。
今はまだ心が追い付いていないだけだから。
(「少しずつそうなっていこう?一緒に」と柔らかに紡いだ)
(突然と真剣になる彼女に、きょとんとして言葉の続きを聞く。パチッと驚いたようになるが――それはすぐに冗談として彼女が笑うから「も~!」っと破顔して)…それが本当だったらそれこそ、もっと僕ら共通点が増えちゃうよ。
…生き別れではないけれど、僕にはいるんだ。ベティちゃんみたいに綺麗な白銀の髪をした…双子のお姉さん。僕とは対照的なカッコいい人。(いつかあの子ともベティちゃんが逢えたらいいなぁ、なんて笑って)
ベスティア・クローヴェル 2023年7月9日
うん、説得するのが難しい。大切な人には内緒で戦いに赴けば、なんてことも考えたけど……。
バレた時のことを考えると、流石に怖くて出来ないな。強大な敵なんかより、よっぽど恐ろしいもの。
(親友の激怒している姿が頭に浮かんで、思わず身震いした)
そういう日が来るといいな。まだ素直に受け取れないけれど、感謝されるとやっぱり嬉しいもの、ね。
(「うん、一緒に」と言葉を返してから、嬉しそうに微笑んで)
(楽しそうに笑いながら「ごめんごめん」と謝ってから、きょとんとして。「嘘から出た誠、か」と小さく呟いた)
残念だけど、流石にそこまで共通点はないようだ。私、一人っ子だったし。
でも、ユエ自慢のカッコイイお姉さん、か。いつか会ってみたいけれど、大丈夫? 可愛い妹に近付く悪い虫扱いされたりしない?
月守・ユエ 2023年8月9日
あはは、内緒を貫けたらいいんだろうけどねぇ。なかなかうまくいかないのは心の距離が近い証拠なのかな。
…でも、強大な敵よりもよっぽど…って、なかなか強かな人なんだね。
(どんな人なのだろう。彼女を身震いさせる程の恐ろしい大切な人…。けれど、それくらいに彼女を大切にしていると思えば、微笑ましい光景でもあるのだけれど)
ふふ、そうだよね。嬉しい事は心にそっと大事にできたらさ、あったかい記憶として残るから。
(嬉しそうに微笑む彼女に、「うん」といま一度と頷いて笑いかける)
それこそ、意外かもしれない。ベティちゃんしっかりしてるから、下にいるのかと思ったよ。
ん~?大丈夫だよ!僕のお姉さんはね、女性にはとっても優しい紳士さんだから!快く歓迎してくれるよ。あ、男の子だからって手厳しいわけじゃないんだけど…!
(何れ悪い虫だなんていうような人ではないよ!と、掌握って)
ベスティア・クローヴェル 2023年8月20日
勘が鋭いんだよ。私がちょっとした隠し事をしてるだけで、すぐ察してくるし。
それに怒られる時は大体、私の方に非があるから言い返せない。…私の身を案じての言葉だと思うと、頭が上がらくて。
命を削らないと戦えない身の上の辛いところってやつかな。
(少しだけ憂いを帯びた顔をした後、それを誤魔化すように肩を竦めて苦笑い)
私の方から「少しくらい意識した方がいい」なんて言い出したのに、すっかりユエに諭されちゃった。
自分で言いだした事とはいえ、一度捻くれると素直に受け取るのは難しいらしい。
(小さくため息を吐くと、「困ったものだね」と呟いて)
そういう風に見えるのは、孤児院だったり、世話を焼いてる村の小さい子達を相手にすることが多いからかも、ね。
そっか。でもユエは綺麗だし、とっても素直だから、お姉さんはきっと過保護でユエから目が離せなさそうだなって思ったんだけど。はずれちゃった。
月守・ユエ 2023年10月5日
…それくらい、ベティちゃんの事が大事だって。
聞いているだけでも、そのお友達の心を感じられる気がするよ。
命を削らなければいけない宿命だからこそ、お友達もベティちゃんを一番に大事にしたいのだと思う。
…辛いけど、その分に…ベティちゃんを想ってくれる真心が素敵だなって思ったりもするよ。
(憂う彼女の様子に、その気持ちには共感できる。だから…そっと彼女の髪を撫でようと手を伸ばして、彼女とその友人の絆に素直な言葉を紡ごう)
ふふ。似た者同士だからこそ、通じる意識改革って思えばいいよ♪
そうして心も少しずつ変わっていくと思うから。(ね?と笑いかけて)
…そうだったんだね。それじゃあ…小さなお友達…家族が色んな所にいるんだ。
…はわわ、綺麗だなんてそんな…!…た、たしかに会えば過保護ではあるんだけどね。でも…いつも一緒ってわけじゃないんだ。僕達…人を探してそれぞれで猟兵として旅をしているからさ。
ベスティア・クローヴェル 2023年10月16日
命を削るからこそ、深い関係は作らないつもりだったんだけどね。
ちょっとした縁で知り合っただけで、ここまで世話を焼かれるなんて微塵も思わなかった。
そうやって大事にしてくれた分、ちゃんと恩返しはするつもりだけど。じゃないと、収まりが悪いもの。
(伸ばされた手が髪に触れ、指の間をさらりと零れ落ちる。「この髪も石鹸で洗ってるなんて言ったら盛大に怒られたんだよね」と呟いた)
似た者同士だからこそ通じる、か。
ユエより私の方が頑固なようだし、ユエを参考にしながら少しずつやっていけたらいいかな。
(軽く頷きながら笑い返していると、店員さんが近くまでやってくる。そしてそっと伝票が挟まったクリップボードを置いて行った)
小さな家族、か。そんな風に考えた事はなかったな。どっちかといえば、子供たちの相手はついでのようなものだし。
普段は離れているからこそ、心配して過保護になってしまうのかも、ね。私の友人のように。
月守・ユエ 2023年11月23日
人と関わる以上、予想外なことっていくらでも起こってしまうよね。
関係が深まっていく事を止められないのは、やっぱり自分もその人を好きになったからこそ。
できる事をやってこう。…僕はそうして、最後は笑って自分の天命を果たせたらいいなって思うもん。
(髪が零れ落ちると同時に紡がれた事実に、ぱちくり)あはは、こんなに綺麗な髪だから、もったいないって思ったんだよ。
ふふっ、それなら僕も参考になれるようにいい姿見せないと、かな?
(お道化たようにウィンク1つ。そうしているうちに、お会計の時間が迫っているようだ)
…少なくとも子供達がベティちゃんに懐いてくれてるなら、淋しい気持ちをベティちゃんがきっと埋めてくれてると思うよ。
――そう思うと、環境も少し似てるね?僕達は。どうしたって心配してくれる人がそこにいるっていう事実も。
(彼女の言葉にふっと柔らかに笑うと、さり気ない所作で伝票を流れるように手に取って席を立つ)
月守・ユエ 2023年11月23日
さて、そろそろ行こうかなっと♪
ベティちゃんは、この後どこかに行くのかな?
僕はね、この後お買い物にでも行こうかなぁって思います!
(可愛いコスメ品をいっぱい置いてるお店を見つけてね!と笑って)
ベスティア・クローヴェル 2023年12月3日
その人を好きに、か。案外、私はチョロイのかも知れないな。
ちょっと優しくされただけで、すぐ絆されてしまうから。…うん、出来る事を少しずつやっていくしかないね。
(自身の長く伸びた髪を指にくるくると巻きつけながら、ほんの少し苦笑い)
仕方ないじゃない。ダークセイヴァーに住んでた頃はシャンプーやボディソープなんてもの無かったんだから。
あまりかっこつけたりせず、ありのままの姿を見せてくれるだけで十分参考になりそうなものだけど、ね。
でもせっかくだし、いろんなところを見せてくれると嬉しい、かな。
(「よろしくね、先生」なんて冗談めいた口調でからかうように笑いかけ)
そういう純粋な気持ちで懐いてくれるなら嬉しいんだけどね。
村の大人たちが厳しいから、甘いだけの私の方がいいとか、そういう理由じゃないことを祈るよ。
…そうだね。ほんと何から何までそっくりだ。まるでドッペルゲンガーみたいだね。
ベスティア・クローヴェル 2023年12月3日
(先ほど置かれた伝票に手を伸ばそうとすると、先に伝票を持ち去られてしまい手が空を切る)
私もそろそろ出るよ。流石に私の分の代金までユエに払わせるわけにはいかないからね。
この後はちょっとした待ち合わせをしているから、そっちの方に向かう感じかな。
気に入る化粧品、見つかるといいね。…それじゃ、行こうか。
ベスティア・クローヴェル 2023年12月3日
そう言うと二人で仲良く店を出て、それぞれの目的地へと足を向ける。
幻朧桜が繋いでくれた素敵な出会いに感謝をして、また近いうちに会えるといいな、なんて少しだけ名残惜しさを感じた。
〆