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【RP】椛が踊る秋空に

朱葉・コノエ 2021年10月23日


夏の暑さがすっかり薄らいで、涼やかな風が吹き始めた頃。
いつもよりも社の山に色づく紅葉が赤みを帯びていた。
まさに秋の絶景とも言わんべきその景色を眺める、一人の鴉天狗と一人の宿神。

そんな二人の秋の形はどのように生まれていくのか。

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※発言可能
朱葉・コノエ
社鬼・クロウ




演出終了
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朱葉・コノエ 2021年10月23日
(お社の境内に聳え立つ山々は、今日も紅の木々が生い茂る)

…では、行きましょうか。クロウ様。
(紅葉が埋め尽くされた景色を見上げながら、鴉の少女は言葉を発した) (無効票)
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杜鬼・クロウ 2021年10月23日
(社を後にしてから未だそれ程、ひと月ばかりが過ぎた頃。常に朱が舞う社と同様に、外界も紅葉の赤が山の色を覆い尽くしていて)
おう、行こうか。お前とこうしてじっくり話すのは初めてだよなァ、コノエ(隣の少女に声投げ掛ければ、秋空の下で散策開始と合図となろうか) (無効票)
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朱葉・コノエ 2021年10月23日
はい。このような形でご一緒できることになるとは。
…私自身、お社の中ではあまり会話に混じることがなかったので。
(元々、あの社でも旅館でももっぱら警備としての仕事を全うしているためか、他者と会話する機会もかなり彼女の中では珍しいのだ)

…今日は天気もよく晴れているので、よい散策日和でしょう。 (無効票)
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杜鬼・クロウ 2021年10月23日
まさか社の外でお前と喋りに興じるコトが出来るたァ幸運だったわ(此処で逢ったのもほんの偶然だが、縁を繋げてくれたのは、やはりこの紅葉(あか)の絲だったのかもしれない)ン?社の中でもそうなのか。もっと会話に混じっても歓迎されそうだが…そういや、社の警護にあたっているんだったか?

あァ。澄んだ空気が気持ちイイな(ぐ、と空に向かって腕伸ばし、歩を進めて) (無効票)
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朱葉・コノエ 2021年10月23日
…そうですね。
あまりこのような話し合う場は…私自身、得意ではなかったものですから。どうしても、社の警備と剣の訓練に時間を費やしてしまいます。
…今は…祝様の話し相手になることも、ありますが。
(会話があまり得意ではない、というのは物静かな彼女を見ればなんとなく伝わることだろう)
(今日は空を飛ぶこともないためか、黒い四枚の翼は大きく広げることはない。かつかつ、と小さく足音を響かせながら山の道を進んでいった) (無効票)
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杜鬼・クロウ 2021年10月23日
そんな小難しく考えなくても大丈夫だぜ。俺相手だしなァ。といっても何話そうってなっちまうのか…(ふむ、と顎に手あてて)お。コノエも祝と話を?祝は本当に社にいるヤツらが好きなンだなァ。何話してたンだ、そン時は(話せる範囲でイイぜ、と付け加えて興味本位で尋ね)
社の警備はコノエだから安心して任せてるンだろうな。剣の修行は、社の中でやっていたりするのか?
(鴉天狗の立派な黒翼は今はなりを潜めているのが何だか珍しく。其れを余所目に道なりを彼女の歩幅に合わせてゆるりと歩いてゆき) (無効票)
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朱葉・コノエ 2021年10月23日
(彼の出した問いに対して、少し顎に手を当てて)
…今までに話したものとしましては…祝様や大天狗(カフカ)様の事や日々の過ごし方…などでしょうか。
少し前には…UDCアースの街にともに出かけたこともございました。
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朱葉・コノエ 2021年10月23日
…剣技の修行は普段から裏山のほうで行っております。
これは旅館にいるころからずっとそちらで一人で鍛錬を怠らぬように、と。
(歩を進めればどんどんと紅葉の赤みは増していき、ゆらゆらと木の葉が舞う)

…私からもご質問を。
思えば、クロウ様はどのような経緯でお社に招かれたのですか?
(彼女が慕う大天狗様とも仲良さそうに話していたことから、少し気になっていたようで) (無効票)
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杜鬼・クロウ 2021年10月23日
成程なァ。UDCアースにも出かけていたのか。何となくだが、コノエもUDCアースにあまり馴染みがねェように思えたンだが楽しかったか?(社の周囲の風景とはまた毛色が違う建物が多いあの世界は、彼女の眸にどう映ったのであろうか)
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杜鬼・クロウ 2021年10月23日
そうかそうか。日々、鍛錬に励んでて偉いな(出会った当初から生真面目な印象が強かったが、その印象は今も尚変わらず。景色が徐々に赤みが差し、舞う葉が彼女の眸の色と似通っていて自然と笑み零れ)
ハハ、気になるか。俺があの社に招かれた、というより見つけた、の方が正しいかねェ。旅館と隣り合わせに在るようなモンだろ?それに…ちぃっとカフカに野暮用があってな。アイツに会う為に鳥居を潜ったって訳だ。 (無効票)
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朱葉・コノエ 2021年10月23日
…そうですね、あの街の文化はあまりにも進みすぎて…山育ちの私には、何もかも新鮮ではありました。
ですがあれも…世界が行きついた未来の形…いえ、可能性…なのですね。
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朱葉・コノエ 2021年10月23日
………
…有難うございます。これからも励んでいくつもりです。(彼の言葉に少しきょとんとしつつも、こくりと一礼して)

見つけた…ですか。確かに旅館との位置は限りなく近くはありましたが…つまり大天狗様へのその用事を済ませるためにあの場所へ。
…その用というのは、無事に果たした…のでしょうか。 (無効票)
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杜鬼・クロウ 2021年10月23日
俺も最初にあの街へ来た時は同じ気持ちだったかもしれねェなァ(何処か懐かしむ様な眼差し向けて)俺も故郷が杜の中だったし、あんな高い建物なんざなかったからよ。UDCアースはとにかく店が多いよな。
ン、そうだな。まだまだ俺達が知らない色んな世界が点在してると思うが、可能性のひとつが形となってるのかもしれねェ。
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杜鬼・クロウ 2021年10月23日
(……妙な間。何か変な事を言ったか?と、そこで笑ってる事に気付き、はっと口押さえて紛らわす様に咳払いひとつ)剣の腕を磨いてるコノエと一回、手合わせしてみたくなったな。

そうそう。あの社を隠しておくつもりなら、俺は視えなかったと思ってるから…きっと扉を開けておいてくれたンだろうな。カフカのヤツ(そう思うと面白くない。軽く鼻鳴らして)用はもう済んだぜ。だから、出たンだ。 (無効票)
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朱葉・コノエ 2021年10月23日
…クロウ様は宿神(ヤドリガミ)でいらっしゃいましたね。
やはりエンパイアの時代に生きた者には…そう感じるものなのでしょうか。
…確かに店も多く存在していました。見たことのない食べ物も…。
…祝様や大天狗様が教えてくれなければ、おそらくはあの地に足を踏み入れても、路頭に迷っていたことでしょう…
(何もかもが未知数のあの場所は、それだけ彼女にとって印象に残っていたようだ)
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朱葉・コノエ 2021年10月23日
…手合わせの誘いでしたら、私は構いません。
勿論仕事外での時にはなりますが…私も剣士の一人として、強者との手合わせの機会は願ってもみないものですから。

…そうですね。あの結界は私でも視えていなかったものですから。
……どのような理由で社を離れたのかは問いませんが…離れた時は少しだけ驚きました。
…私の目からは…少しだけ、居心地が良さそうに見えたものでしたから。 (無効票)
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杜鬼・クロウ 2021年10月23日
俺が居たエンパイアの郷は禍鬼…悪い鬼が人を襲ってこない限りは長閑な処だったからなァ。余計にそう感じたわ。ヤドリガミである俺が人の器を得た時も、まァ知らないコトの連続だったが(くしゃりと笑って)
祝達はああみえてUDCアースの食べ物、結構詳しいのかねェ?何食ったンだろ。コノエにとってイイ切欠となったンなら、連れてきてもらえて良かったな。迷子にならずにも済んで(目新しさの数々を備えているあの街で路頭に迷った彼女を想像したら、可哀想な未来になっていただろうと)
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杜鬼・クロウ 2021年10月23日
お、乗り気か?イイねェ!(好意的な返答にふた色の眸が輝いて)
あァ、それは勿論。強いヤツと手合わせして研鑽を積むのは、俺にとっても都合がイイからなァ(己に不足している面など、彼女の太刀筋から得る事もあるだろうと)
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杜鬼・クロウ 2021年10月23日
やっぱり普通のひとにはあの結界は視えねェンだな。
…元々、長居はするつもりなかったンだわ。カフカに言いたいコトを伝えたら離れようと思っていてな。
ただ……コノエが言うとおり、思った以上にあそこは居心地が良くて(あたたかくて、集う人ならざるものも皆イイ奴で、良い処だったから)正直、離れるか迷ったコトもあった。 (無効票)
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朱葉・コノエ 2021年10月23日
…成程。
そもそもエンパイアのみと思っていた世界が、一つだけではなかったという事実も…最初の時はなかなか理解が追いつかないものでしたから。
その点ではクロウ様と同じなのかもしれません。

…意外と外に出る機会が多かったゆえに、そうなのかもしれません。
大天狗様はそれこそ社を離れている期間が多かったから…。
…よき刺激にはなったと思います。
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朱葉・コノエ 2021年10月23日
(双眸が輝く様子を見て、変わらずも淡々とした様子で)
…そうですか。では、時を見てクロウ様にも披露すると致しましょう。
…こちらとしても手を抜く必要はなさそうですから。
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朱葉・コノエ 2021年10月23日
………
…そうでしたか。ですが…その迷いは理解できるやもしれません。
あの社は………歓迎してくれる者に対しては、良いところであったと思わせる、そんな場所ですから。

(しばらく歩いたからか足を止めて、上を見上げる。空を埋め尽くすように揺れる紅葉の木々。まるでそれは夕暮れの空のよう) (無効票)
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杜鬼・クロウ 2021年10月23日
確かに。世界は、思っていた以上に広かったなァ(山道を大分進んでいけば、山頂も近いのか涼秋をより感じて肌寒さも軽く感じた頃合いだろうか。色付く紅葉は、己の思いも知らずにはらりはらりと散って)
あ、カフカは社を離れていたんだっけか。それならちったァ詳しくもなるか。コノエもこれを機に色々と巡ってみるのもイイかもしれねェな。修行も大事だが、知見を広めるのも自分の糧になると思うし。

ふ、コノエの剣の腕が如何程か、楽しみにしてるわ。手ェ抜いたりしたら承知しねェからな!(淡々と紡がれる語り口でも、強者との手合わせといういつかの約束が結ばれれば、此方は知らず知らずの内に笑みは溢れるばかりで)
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杜鬼・クロウ 2021年10月23日
ご尤も。──本音を言うなら。
ずっとあそこにいたら、留まり続けちまいそうだったからともいうな。
(眉根下げて弱く微笑む様は、己の複雑な心境をも表していて)(近すぎるンだよ、あそこは)

(彼女が足を止めるのに併せて、此方も歩を止めて。気付けば空を覆う黄昏色。覆う紅葉は圧巻で)
おぉ……凄ェ綺麗だ。 (無効票)
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朱葉・コノエ 2021年10月23日
…祝様にもその言葉はよく言われました。
鍛錬も大事だが、時に休み、知見を広めることも必要だと。
…これからもし、大天狗様達と共にするのであれば…長い人生、それは必要になってくる…と。

…こちらとしても、クロウ様の実力のほど、楽しみにしております。
(楽しく笑うクロウに対し、あくまでも落ち着いた様子で返す。ただ、その反応はどこか少しだけ嬉々とした部分も含まれていただろう)
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朱葉・コノエ 2021年10月24日
…――
(ぼそりと零れた彼の本音と、そこから見えた表情が少しだけ何とも言えなくて)
(きっと、自分もその時がきたらあんな風に迷ってしまうのだろうか)
……えぇ。あの社(ばしょ)は――私のような者には暖かく…眩しすぎます。

…このあたりが特に多く紅葉が見える場所です。話している間に此処まで歩いてたのですね。
紅葉狩りをするにあたり…此処であれば、満足いただけると思いましたが。(いかがでしょう、と) (無効票)
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杜鬼・クロウ 2021年10月24日
思うコトは一緒だったか。コノエの場合は、止められなかったらずっと警備か鍛錬しちまいそうだからなァ(体が悲鳴をあげていても、多少の無理なら通してしまいそうで)カフカ達と共に往くなら、他に目を向けるのも大事になってくるだろうよ。

お前に期待外れだと思われたくねェから、その時が来るまで俺も腕磨いておくわ(彼女とここまで語らったのは初めてだが、ほんの少し違ったいろが見えた気がしてからからと笑い)
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杜鬼・クロウ 2021年10月24日
(小さく息をついて、己の異眸に彼女を真っ直ぐ射抜いた)
……それでも、お前自身があの社に居たいと、大天狗サマと共に居たいと、そう望むなら。迷うこたァねェよ。
──思う儘に。俺も、そうしたから。

……何だかしんみりさせちまって悪ィな。今言ったコトは忘れてくれや(手をひらひらさせて、隣を歩む彼女を態と追い越して視界から外し)わ、イイ場所を案内してもらっちまったな。絶景だ。大満足だぜ!あンがとなァ、コノエ(紅葉の朱を映した後に振り返れば、何時もの貌へと戻っており笑顔を覗かせていた) (無効票)
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朱葉・コノエ 2021年10月24日
…クロウ様から見ても、私はそう見えてしまうものなのでしょうか?
…やはり、剣から少し離れる時間も必要なのでしょうか…。
(ふむ、と少し考えこみながら、彼の反応にそう答えるのだった)
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朱葉・コノエ 2021年10月24日
………(彼の言葉は今まさに彼女の心に向けられたものだった。それに少しばかり驚きはしたが)
…そうですね。少なくとも今は――今の私は、あの方の隣にいたいと思っています、から。

(満足そうな顔で向けられれば、少しだけ頬を掻いて)
…いえ。クロウ様がご満足いただけたのなら…私としても案内をした甲斐があったというものです。 (無効票)
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杜鬼・クロウ 2021年10月24日
見える(きっぱり)そんな気ィ張らなくてもイイのにって思っちまったなァ。
剣と向き合ってばかりでは見えなかったコトが、外には沢山あると思うし。娯楽もまた、コノエの人生の彩りとなってくれるンじゃねェかな。
もし服に興味を持ったら俺を呼んでくれ。いつでもコーディネートしてヤっから!
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杜鬼・クロウ 2021年10月24日
(彼女の表情は聊か読み取り辛いとはいえ、機微にもっと疎ければ気付く事もなかっただろう)
ン、ならそうすればイイ。
俺もまた、あの社に遊びにいくコトがあるかもしれねェからよ。その時は会おうぜ。イヤ……手合わせすっか(楽し気にふふりと微笑んで、舞い落つる紅葉の一片を掴んだ。今日の記念として持って帰ろうと懐に忍ばせて)
(この語らいは己にとって彼女を知る佳い機会だった。同時に彼女にとってもこの一時が有意義なものだったと感じてくれたのなら)(嬉しいがなァ) (演出終了)
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朱葉・コノエ 2021年10月24日
…彩り、ですか…。確かにそう捉えるのならば…娯楽も悪くないのかもしれません。
(そう言って彼の発言に少しだけ納得して)

…はい。あの社を離れることは今のところありませんので。
また何かの機会で…いえ、手合わせの時にお会いすることになるでしょうが…。
…その時はクロウ様の別のお姿を、拝見させてくださいませ。

(紅葉の泳ぐ風と共に黒い翼が揺れる)
(かつて社に身を置いていた大天狗の知人の一人。そんな彼の姿を知る良き機会であったと、紅葉が舞う空を見てそう思うのだった――) (演出終了)
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朱葉・コノエ 2021年10月24日
【〆】
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