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【RP】ほくほく魔女ごはん

ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日


とある日の夕暮れ。
魔女は風に呼び掛けて、紅葉を集めて来るように命じました。
しかし此処は永久の秋の山。
お山の一角に、こんもりと紅葉の山が出来上がるのは間も無くの事でした。

燃え広がらないようにと、樹の傍を避けていつもの縁側。
魔女は火をつけた枝を山の中に突っ込むと、持ってきた包みをそっと開きました。
其れは秋の味覚。紅色をした美味しそうなさつまいも。
一人で食べきれるかなあ。
そんな事を考えていると、ちょうどよく彼女が通りがかったのでした――

●場所・時間
お社の縁側(西)
夕日が暮れなずむ頃


真鬼宮・美夜
ヴィズ・フレアイデア

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★火の粉が爆ぜる
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
(中から燃やしていくとよく熱が通ると聞いたけど、本当だろうか。疑い交じりに突っ込んだ枝は乾いていて、よく燃えてくれているみたい。でっかい紅葉の山の傍に座り込むドレス姿の女は、此処があやかしの山でなければ完全に不審者。ぱちぱちと火が殖えていくのを、縁側にお芋を置いたままぼうっと見ていた) (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年10月2日
あーーーーっ!! 焚き火してはるーーーーっ!!
(火の燃える音や、葉擦れの音を掻き消すような大声と足音を立てながら、羅刹の少女が駆け寄って来る)
ええなーええなー! ねね、何焼いてはるん?
落ち葉? 枝? (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
うわあああああー!!!!放火犯じゃありません焚き火ですそうそう焚き火焚き……火?
(文字通り跳び上がった。死んだような目で火を眺めていたところに後ろから大声出されたらそりゃねえ。振り返るといつも通りアブナイ服を着た少女がいる。)
……み、ミヤかあ……驚かせるな、斥候の天狗かと思った…(ほう、と胸を撫でおろし)
ただ焼いているのではないぞ、これは立派な料理である! 見よ!(手で示すのは縁側。ずらり! さつま芋が並んでいる!)焼き芋をしようって魂胆なんだなァこれが! (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年10月2日
焼き芋っ!!!!
(手を万歳する)
焼き芋好きー! うちも食べたい食べたい!!
ほくほくふかふか焼き芋、うちもするー!!!
(ぴょんこぴょんこと飛び跳ねるたびに、足元の枯れ葉が宙を舞う) (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
うむ!
(威厳ありげに頷くけど焼き芋です)
良いだろう、ミヤよ!お前を焼き芋仲間に加えよう!仲間としての心得はただ一つ、「火傷しないように食べましょう」だ!
……なんだが…
(魔女は少し悩まし気に、人差し指を立てた)
…実は焼き芋、初めてなんだよね。ミヤはした事ある? こうやって葉っぱを盛って焼くタイプの焼き芋。 (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年10月2日
(ひときわ大きく跳ねて、しゅたっ、と着地する)
やったことあらへん!!
あんな、うちが「焼き芋やりたいー」ってカフカはんに言っても、おねしょするからあかしまへん言うんや。いけずやろ?
せやさかい、うちやったことあらへんのよ。
(ぷーっと不満そうにほっぺを膨らませた)
焼き芋ー言うんやし、焼けばええんとちゃいますのん?
(棒状のものに芋を刺す仕草) (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
うむ! 身のこなしも万全だな!
(何故か保護者めく)
ないかー。そっかあ…焼き芋でおねしょ? 何故に? 其れはイケズだが、カフカがいたずらにそういう事を言うとは思えんな。まさか羅刹は焼き芋を食べるとおねしょする種族……?
(はっとする。絶対違う)
でもまあ、寝る前にきちんと用を済ませれば大丈夫であろ!
うむ…矢張りそうか…木の枝とかで良いかな? あたしの炎だからな、焼きすぎて焦げないように気を付けないと。
(紅葉の山に手を突っ込んで軽くかき混ぜると、ぼぼぼ、と雪のように白い火が散った) (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年10月2日
(わかんない、と首を横に振る。ただ、あの神様の言うことなのだから間違いではないと思うのだ)
おおーっ、ヴィズはんすごいっ!
ねねね、今のどうやったん? ぼぼぼってなって雪みたいなのがぱらぱらってなってはった!
うちにもできるかなっ!
(ぐるぐると自分の手でかき混ぜる動作を真似する)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
わかんないかー。まあ、長きを生きるカミサマだからな、奴は。焼き芋をうっかり食べておねしょした者を数多く見てきたのであろう…
(重々しく)
あ、ミヤは駄目! やっちゃ駄目! これはあたしの炎だから出来る事なのだ。自分の火で火傷する魔女はいないからな。ミヤがやると火傷しちゃうぞ。痛いぞ。なのでミヤくん、君はよさげな枝を探すのだ! 折ってもオッケー。(バレなきゃ大丈夫だろ、の理論) (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年10月2日
(そっと焚き火に近付く)
(じっと見つめる)
……暑い!!
(顔を真赤にして離れた) (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
そら見た事か!(大丈夫か、と伺い)
これはあたしの炎。…見せるのは多分お前が初めてだ。ビックリするくらい白いだろ? なんで白いのかは知らぬ。 (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年10月2日
せやねんな。
うち暑がりさんやさかいに、ヴィズはんみたいに火ぃぐるぐるーはできひんみたいや。
(真っ赤になった顔をぱたぱたと手で扇ぐ)
枝、枝……うーん、これとか?
(がさがさと植え込みに手を突っ込んで、いい感じに腕ほどの枝を探し出す) (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
あー成る程、暑がり。成程。故にそのような格好を?
(かねてからの疑問を吐露しつつ、落ち葉の山を己の身長程度まで収めていく。ぼ、ぼ、と白い炎が噴き出す。中は良い感じに燻っているようだ)
おお! 其れ良いな。うむ、良い感じだ! では芋をグサッと刺して、この落ち葉の中に突っ込むのだ、ミヤよ!(芋を差し出す。やりたまえ、と) (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年10月2日
(せやねんせやねん、と頷く。通気性抜群ですばらしい)
はーい! ほな、行きますよー!
(えーい、と差し出された芋に棒をぐさっと突き刺して、落ち葉の中に突っ込む)
これ、どれぐらいで焼けるんやろか? (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
むーん。(暑がりなら仕方ないか? しかし淑女としてはどうか。きっとお年頃のはず。恥じらいというものを…いや、門外漢のあたしが言うのも… なんて悩んでいたら芋が山に突っ込まれた。)

うむ、どれくらいだろう…早めに出した方が良いのは確かだな。あたしの炎は普通より熱いから。時々出して確かめてみたらどうか?
(何しろ二人とも焼き芋初心者だ。こまめな確認をするに越したことはないだろう) (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年10月2日
いつもよりお顔真っ赤になるの早いなー思うとったけど、ヴィズはんの火ぃだからだったんやなー。
(そういう今もやはりほんのりと顔が火照っている)
…………。
(お芋を突っ込んでしばし。じっとしているのに飽きた少女はおもむろにお芋を落ち葉の中から引き出す)
おいもー!
って、あれ? なんやちょっと表面が黒ぉなっとりません? (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
そうだな。というか、あんまり火に顔を近づけてはいけないぞ。危ないからな。顔を火傷するのは嫌だろう?

……む、これは…
(ずぼっと出てきた芋は確かに真っ黒だが、つんつんと指でつつけば柔らかい)
……これは……!! (芋を二つに割ってみると)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
(焦げた表面とは裏腹に、黄金色が顔を出す)
おおおおおお……!? 美味く出来ているのでは!? ミヤよ、食べてみるか!? (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年10月2日
おお~っ、ヴィズはんの火ぃのおかげやね!
うちも食べるー!
(やったー、と喜び勇んで手を差し出す) (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
うむ、では……(差し出そうとして、はっとした)いけない、忘れる処であった!焼き芋仲間の心得、「火傷しないように食べましょう」……ふー。ふー。
(割れた芋の片割れに息を吹きかけて、熱を飛ばす。少し振って粗熱を飛ばすと、はい、とミヤに渡す)皮は焦げてるから、剥がしてお食べ。 (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年10月2日
(受け取った焼き芋とヴィズを見比べて、真似っ子して自分もお芋をふーふーしてから皮を剥がす)
おお~っ! 中はこないなってたんやなっ!
(いただきます、と言うが早いかぱくりと食い付く)
……!!
(きらきらと瞳が輝き、一心不乱になって芋にかじりつく) (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
うむ、綺麗な蜜色をしておるだろう? 芋は今が旬だからな。旬のものを食べるのは体によいらしいぞ。
(其れに何より、美味い。枝に刺さっていた方の芋を取ると、皮をぺりぺりと落とし、ふうと熱を飛ばす。もぐ、と自分も一口齧ってみて)
………!! ふまい!!! 美味いけど、こら、ミヤ! そんな一気に食べたら喉に――! (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年10月2日
んぐっ……!
(喉に詰まった。首元の辺りをとんとんと叩く)
ぷはっ……夢中になって食べてたら、危ない目ぇにあってもうた……。
おいし過ぎるのも考えものやなぁ……。
(と口では言うものの、また焼き芋へとかじりつく) (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
ああ、ほら……! 水を用意しててよかった、(慌てて水筒(魔法瓶ではない)に水を汲んで、相手に差し出す)
…ふふ。お芋は消えたりしないから、ゆっくりお食べ。其処まで美味しそうに食べて貰えたなら、お芋も幸せだろうねえ。 (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年10月2日
はふ……お芋食べたらなんや身体ぽかぽかしてきたわー。
(受け取った水筒から水を飲んで、お芋になっていた口の中をリセットする)
おおきにー、ヴィズはん。
でも、飲んでもうてよかったんやろか? 火ぃのお片付けって、お水がいるもんなんでっしゃろ? (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
脱いだら駄目だぞ?(牽制)ぽかぽかするなら夜の風を連れてきてやるから。
いいや、良いよ。こっちこそありがとうね。(穏やかに)一人で芋を食べるのは、流石に寂しかったんだ。誰か通らないかなーって思ってたら、ミヤが来てくれた。
ああ、其れは飲み水だから大丈夫だよ。言ったろう? この炎はあたしの炎だって。消す時も指パッチンよ。もぐ、はふ。
(美味しい。甘くてほくほくして、) (無効票)
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真鬼宮・美夜 2021年10月2日
(いけずー、と唇を尖らす。脱いでもいいかなとちょっと考えていたようだ)
えへへっ、ほならよかったー!
おいしいお芋を、一緒にもーっとおいしく食べられたなら、それだけで秋の思い出やもんねっ! (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
いけずじゃあありません、お前もお年頃のおなごなのだから、恥じらいというものを持ちなさい。
(親のように言いながらも芋をもぐもぐ食べている)
うむ、だからどんどん焼いていこう。この枝は焦げてしまったから、次の枝を……これで良いか。(さっき相手がごそごそしていた植え込みをごそごそして、べきんと枝を折り取る)
……そうだな。(少し考えた後、笑った)お前のお陰で良い思い出になった。ありがとうね、ミヤ。 (★火の粉が爆ぜる)
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真鬼宮・美夜 2021年10月2日
どういたしまして、ヴィズはんっ!
(えへへ、と笑みを返す)
よーし、もっともっと焼いてまいましょ!
それで、お社のみんなにも食べてもらうの! (★火の粉が爆ぜる)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
うん。次はそうだな……冬は火鉢で餅を焼くのが良いな。カクリヨではよくあったんだ。知っている? 火鉢。まるうくてね、こんなごうごう燃える火じゃなくて、燻るような感じでね。
(秋を過ごした彼女とならば、冬を過ごすのも悪くない。――でも、ああ、そうだね)
お社のみんなに配ろうか。なあに、夜食なら歓迎な奴が多かろう! よし、じゃあまずはどんどん焼くぞー!
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
(……数刻後。芋を焼くのに植え込みの枝をばきばき折ったせいで正座させられる魔女がいたのはまた別の話である)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年10月2日
【おわり!】
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