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ポニーとライオン

矢来・夕立 2021年9月27日


元オフィスビル≪天原ビルヂング≫

3F。緑に侵された瓦礫の一段に座っている。



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桔川・庸介 2021年11月21日
(ぐっと目を細め、口端を歪めて嗤うさまが一瞬浮かぶ。すぐさま踵を返して背中を向け)(靴裏からざりりと音が鳴る)猟兵なんて、元々弱いヒトを守って感謝されて満足してんでしょ。その場に居るかどーかの違いじゃん。ああそっか、(わざとらしい声をあげ、肩が漏れ出す笑いに揺れた)"あん時"はお守りしてくれてあんがとね。のんびり休憩できたよ、アンタらのお陰で。
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矢来・夕立 2021年11月23日
(短い間に積み重ねられた違和感が目の前で形になる。唐突に露悪的な振る舞いを見せた相手の、その身体の輪郭は変わらない。眼差しが線を辿る)
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矢来・夕立 2021年11月23日
“人違い”ですね。初めまして。
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桔川・庸介 2021年11月29日
……はあ。やっぱやりづれーわ、猟兵相手じゃあ。
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桔川・庸介 2021年11月29日
(小さく呟き、肩をすくめる。じゃりっ、もう半周りすれば今度は表情からも嫌悪の色を隠さない)"俺"のことなんてろくに知ってもねえだろーに、ドンピシャだもんな。アレすか、超能力的なアレでお見通しーっての。(両手でオッケーのマーク)(目元に当てればメガネの、あるいは千里眼のポーズ)ご挨拶頂いたとこでいきなしだけどさあ、縁切ってくんない?"俺"と。
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矢来・夕立 2021年11月29日
アンタの繕い方がガバだからだって分かりません?(眼鏡のブリッジを上げ、侮蔑も咋に目を眇めた)別にいいですよ。その体のもう片方がどうするかは知りませんけど。
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桔川・庸介 2021年12月5日
(眉端がぴくりと跳ねる。眼前を睨めつけたまま腕を組んだ)そこなんだよ、困ってんの。興味ひとつでこーんなトコまでのこのこ来るバカが同じ身体動かしてんの、フツーに考えて最悪っしょ。アンタがムカつきがてらに一発殴ってくれりゃあ、痛い目だけ覚えさしてシツケできたんだけど。今からでもどーよ?
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矢来・夕立 2021年12月5日
それは可哀想に。身体一つに人格一つのありがたみを噛みしめておきます。(わざとらしく手を組んだ。祈る形だ)ブン殴ったってどうせ元の…いやどっちが元かは知りませんけど…学生さんの方の人格はそのことを忘れるんじゃありません?挑発して殴らせる程度のこと、これまでやったはずです。思うにあまり効果がなかったんじゃないですか。
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矢来・夕立 2021年12月5日
縁切りであれば出歩けない身体になるのが一番かと。今からでもどうですか?
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桔川・庸介 2021年12月21日
俺が元だ。(反射的に飛んだ言葉があなたの発言に被った)
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桔川・庸介 2021年12月21日
(一瞬漲った怒気を吐き出すように息をつき)ぼっち野郎に分かった風な口利かれんのマジでイラつくんだけど。知らねえクセに勝手な推理ごっこ、さぞ楽しいだろよ。……どーせコイツ(顔を指でとんとん)が愚図だからって俺の事も舐め腐ってんだろーけどさあ、ご同業。試しに足でも折ってみりゃいいじゃん、仕返しは目一杯痛くしてやるよ。(苛立ち、鬱屈、激昂の片鱗。眉間の皺が深い。人が"痛い目を突かれた"時に見られる反応でもある)
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矢来・夕立 2021年12月21日
はあ。縁を切ってくれって頼む側の態度じゃありませんよ。お願いの体でも取ってください。(やれやれと言わんばかりの溜め息が混じる。わざとだ)“愚図の方”が出来るんだからアンタにも出来るでしょ。言えますよね。
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矢来・夕立 2021年12月21日
――「お願いします」は?
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桔川・庸介 2021年12月30日
……ココらってさあ、しょっちゅう死体が転がるらしーじゃん?いちお、俺の領分じゃねえんだけど……一つ増えるぐらいなら、管理人サンも気にやしねーよなあ。
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桔川・庸介 2021年12月30日
ガチで、ブッコロすぞ、テメエ。(食い縛ったような低い声)(いよいよあなたを睨め付ける様から読み取れるものもあるだろう。ひどく短慮な性分。殺しを当たり前に挙げる価値観)(これだけ殺気立ってみせながら、動く素振りのない体勢。抑えているというよりは、まるで身体が応えていないように)
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矢来・夕立 2022年1月4日
早くやればいいでしょうに。この、
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矢来・夕立 2022年1月4日
――クソザコが。(手の届く距離。無愛想があなたの前におり、折り畳みナイフの切っ先を眼球に突きつけている。パステルカラーの柄には見覚えがあるかもしれない。数瞬遅れて鞄の落ちる音、それで舞った埃が光に照らされる。あなたを見ていなかった双眸が、今は真っ直ぐそのかんばせへと向けられていた。動物を観察するような眼差しだった)自殺志願者ですか?
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桔川・庸介 2022年1月11日
ッそ……くそが、ざけンな、今更……(歯軋りの間から漏れる小さな悪罵は、対峙する相手に向けたものではなかった)ッ、あア゛!(ぎこちなく強張った一歩を踏み込んだのと、眼前に鋭い光が瞬いたのはほぼ同時だ)(ひっと喉が鳴る。見開かれた瞳の焦点は至近の刃を見詰め、やや先に冷えた眼を見遣り)(握りこまれた柄に合わさった)
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桔川・庸介 2022年1月11日
(切れ味、痛みすらも見知った道具)(まぶたが小さくわななく)――――あ?お前、なんで。
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矢来・夕立 2022年1月12日
見覚えがありますか。これに。(“これ”もとい鈍色の刃は眼を貫く手前でぴたりと止まっている)(帽子の男の知り合い。玄人とは言えずとも暴力的。そう来ると「なんで」の疑問が掛かる節はある程度アタリがついた。手首のスナップで刃を折りたたみ、ナイフを引っ込める)……へえ。
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矢来・夕立 2022年1月12日
あれに逢って、得物まで見て、でも生きてる。どう逃げたんです?
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桔川・庸介 2022年1月18日
……"あれ"?(刃が退き、詰めた息を吐き出した。さきの気勢はすっかり萎れたが、視線は弱々しくも睨むまま)……ッ、アンタ、関係あんの。6階のやつと。ご同類、ってワケじゃあなさそーだけど。(なんせ息がしやすいのだ。灼けるような慈しみを乗せたあの刃とは違う、負の感情に満ちた目)(向けられる親愛に拒絶反応を返す難儀な脳は、今は平時より凪いでいる)
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桔川・庸介 2022年1月18日
おんなじヤツのこと言ってんなら、そーだよ、逢ったことある。どーしたのか……は、俺が知りたいくらい。(雑に両手を上げて降参のポーズ)(ふてくされた表情には幾らかの諦念が混じっている)気づいたらまだ生きてた。そんだけ。なんかが足りてねえとか思われたのか、クソヤローが勝手に話付けたのかは知らねえけどさ。がっかりだろ。
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矢来・夕立 2022年1月18日
6階の帽子の男です。同類なもんですか。無料《タダ》での殺しはしません。(パチン、パチン)(ナイフを開閉する音は帽子の男のそれと同じ、リズムは明確に違う。視軸はとっくにあなたから逸れていた。興味を失ったように。意外と容易に緩んだ気配にやや毒気を抜かれた、というのもある。それに共感もできた。「がっかりした」のくだりだ)それは恐らく両方ですね。あなたに何かが足りないから、あれの中で話がまとまったんでしょう。今は殺さない方がいいと。
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矢来・夕立 2022年1月18日
うーん……もう一回訊きます。自殺志願者なんですか?何らかの形で希死念慮を抱いている?
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桔川・庸介 2022年1月20日
取り調べかッての……(舌打ちひとつ、上げた手を頭の後ろで組んだ)(覇気のない瞳はひらめくナイフの動きに向いている)キシなんちゃらだか知らねーけどさ。俺は別に好きで死にたかねえし、死ねりゃ何でもいいってワケでもねえよ。今ここで殺されんのとかぜってーヤダ。同類じゃなきゃ、どーせ天国にも連れてってくれねっしょ、アンタは。(浮世離れした単語が唐突に、冗談めかしもせず飛び出す)結局、あの人に頼むしかねえじゃん。
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矢来・夕立 2022年1月25日
ふうん。行きたいんですか。天国なんかに。(取り調べのつもりだ。今はもうほとんど興味本位の世間話だが)
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桔川・庸介 2022年1月28日
なんかってなんだよ。(ややマジなトーン)(語気に"信仰"を軽んじられた怒りを帯びる)ハ。アンタと違ってクソザコだもんで、これまで生きてて良いことなんかひとっっつも無かったし。せめて、死んだ後くらいは救われたっていーだろが。
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矢来・夕立 2022年1月28日
いえ。なかなか面の皮が厚いなと思って。自分は救われていいのだと感じているところが特に。(折り畳んだ刃物を詰襟のポケットに仕舞った)いいんじゃないですか。天国。ココの屋上から飛び降りると近道できますよ。
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桔川・庸介 2022年2月2日
ウソだね。こっから落っこちたってフツーに死ぬだけだろ。(ンな事とっくに知ってんだよ、試したし。ふんと鼻を鳴らす)苦しいのはヤダ、良い思いだけしてたい。そんなん誰だってトーゼンっしょ。選べんのにわざわざ地獄行きてーなんての、サンドバッグかなんかかよ。
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矢来・夕立 2022年2月2日
(温度や調子やカテゴリこそ違ってはいたものの、最初から一貫していたものがある。小馬鹿にした物言いだ。淡々と。或いは飄々と、偉そうな口ぶりを変えなかった。それが今になって、一切の感情を消した)
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矢来・夕立 2022年2月2日
あなたも頭がおかしいんですか――本当に選べるワケないでしょう、そんなもん。
(蔑む眼差しすらも、そこには無くなっていた)
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桔川・庸介 2022年2月2日
……ふーん?知らねえんだ、アンタ。せっかく知り合いだってのに。(逆に)(刃に負けていた渋い声が、じわりと喜色を帯びた)(ようやく優位をとれた、とでもいうように)
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桔川・庸介 2022年2月2日
選ぶのは俺じゃねーし、もちろんアンタでもない。カミサマだよ。カミサマが許してくれっから、それで問題ない。教わんなかったの?(笑みにゆがむ口元、据わった瞳)("おかしい"色をしていた)
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矢来・夕立 2022年2月3日
この世界の学校ではそう教わるんですか?
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桔川・庸介 2022年2月10日
まさかあ。ガッコでもの習ったことなんか一ぺんもねえよ。
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桔川・庸介 2022年2月10日
……取り調べ、終わり?後は放っといてくれんならいーけどさ。(変わらずムカつく態度だが、やり返す労力も惜しい。俺のが幸福に近いワケで、実質勝ってるし)アンタにはもう会いたくねーや。管理人サン。
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矢来・夕立 2022年2月13日
いいえ。その神様というのは黒江イサカのことですか。
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桔川・庸介 2022年2月16日
(静かに階段の方へにじり寄っていた踵が止まる)(大きな舌打ちが空間に反響した)……仮にそーだとしたら、何?テメエに関係ねーだろが。
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矢来・夕立 2022年2月19日
ああ。へえ。“そう”なんですね。(否定されないのを肯定と捉える。それを知らしめるような緩慢さでゆっくりと頷いた)あれを人間として扱うんなら、オレは何もしません。
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矢来・夕立 2022年2月19日
都合のいい神様にするんならあなたに何かします。
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桔川・庸介 2022年2月24日
は、あ?(予想だにしない方向からの敵意だった)(湧き上がる焦りを押し殺して、声のトーンをどうにか落さえる)そ、れは……俺の勝手だろーがよ。
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矢来・夕立 2022年3月5日
誤解を与えていますかね。止めようというわけではないんですよ。それこそ仰るように、勝手にすることです。この世界には信仰の自由がある。(瓦礫から立ち上がった。埃っぽい場所だ。衣服をあちこち払い、地べたに置いた地味な鞄を持ちあげて、あなたに向けて歩き始める。靴の音はあまり響かない)
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矢来・夕立 2022年3月5日
それを受けてどう動くかは、オレの勝手ってことで。
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桔川・庸介 2022年3月14日
ちょ……ッ、待ったまった待てっての、(手のひらを向けてじりじり後退る。浮かべた半笑いも引きつっていた)せめて何すっかぐらいは言えよ。条件次第じゃ、こっ、交渉の余地とか、ある……かも……だろーが。(嘘だ。たぶんこいつとは根っから相容れない。カミサマ捨てろってのも、まー、ムリ)(とはいえここで死ぬワケにも行かねえし)(目線だけが忙しなく逃げ道を探す)
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矢来・夕立 2022年3月14日
交渉で宗教は止まりません。(すげなく否定しながら速度を落とさず、上げもせず、近寄って――ただすれ違うだけだ。階下への階段手前で振り返った顔は、その目は、やはりあなたを見ていなかった)
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矢来・夕立 2022年3月14日
体に気をつけてお過ごしください。
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桔川・庸介 2022年3月22日
、…………――
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桔川・庸介 2022年3月22日
(緊張に硬直したまま、去りゆく姿を見送る。たっぷり時間を置いて、ようやく息を吸えた)……ご忠告、どー、もッ!(苛立ち混じりに瓦礫を蹴り飛ばす)(最悪の気分だ。正体と醜態を晒して、ただ敵が増えただけ)(ああ、それもこれも、元を辿ればコイツのせいだ――奥歯を噛み締め、纏った"外面"の頬に爪を立てる。命じた通りに動いて喋れば、危険な交渉なんてどうとでも避けられたはずだった)
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桔川・庸介 2022年3月22日
(どんどん制御の効かなくなっていく半身)(遠回しな脅しだけ残してった、クソムカつく澄まし顔)(苛立ちの種だけが日々増えていく)

(ずるずると廃墟の床に座り込んだ。壁に頭を預けて、素地が剥き出しの天井を見上げる)(あーあー、上の階にいるんだろうカミサマへ)(とっとと救ってくんねーと、俺、みじめに死んじゃいそーなんだけど)
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