【星依様】天津に煌く星辰
ミコト・イザナギ 2021年9月23日
夕暮れに輝く一番星、宵の明星。
夜の訪れを告げる煌めきが空に浮かんだ空。
この魔境の座敷にあっても、それは現れて。
然し、今宵は特に眩く輝いている。
こういう時は大抵、何者かがこの揺蕩う閉鎖空間に合われた予兆。
それは即ち、天啓である。
それを見過ごす事などない天狗が、天を仰いで、静かにほくそ笑む。
そうして、天の狗として出迎えに行くのがこの場所の習わしである。
――場所は変わり、中庭。
池山水源ともなっている大池が広がり、その四方を囲む日本座敷。
その中央は、太鼓橋を渡って辿り付ける、池上に建てられた四阿。
其処に姿を現したアナタ。
アナタは唐突に世界を渡らせられた迷い人。
曰く、神隠し。見覚えのない場所、知らない小世界。
澄んだ空気、土の薫り、木々の騒めき。
勘の鋭いものならば、漂う神性の気配も掴めよう。
「――ようこそ、人間。迷い猫」
不意に出迎える言葉。
奇妙な天狗面を被った羅刹が、アナタの来訪を歓迎する。
「はじめまして、オレは語り音の天狗。
天狗に憧れた羅刹、ミコト・イザナギ。
――まずは、お茶でも飲んで落ち着きませんか？」
*天宮・星依様との語り場の為、他の方の発言は厳としてご遠慮くださいませ*
![]()
置きレス
高速in
低速in
退室
報連相(その他)
天宮・星依 2021年9月23日
……サクラミラージュの「外」に来ちゃいました。
（ぱちくりと、然程驚いた風もなく瞬きして、声の主に視線だけ向ける。小さく笑って）
近頃はやりの「なんぱ」というものですか、天狗さま。
ミコト・イザナギ 2021年9月23日
(ナンパかと問われて仮面に隠れた瞼を瞬かせて驚き、ついで空を衝いて笑いだす。)
はははっ！ ナンパですかそうですか、神隠しをナンパと。く、ふふふ。これを神様が聞いたらどう思われるやら、あはははっ！
(心底おかしいと腹を抱えて、かんらからから。)
そうですね、ナンパでしょうね。そう例えて問題ありません。
ただ、今回はオレがではなく、この座敷がアナタを誘ったのでしょう。
(無効票)
天宮・星依 2021年10月2日
いいんじゃないですか。神様が我儘なのは今に始まったことではないし、私の言を聞いて思うところがあるなら、反省されたらいいんです。
……でも、なるほど。そういう状況、なんですね。
（こくり、と納得した風にうなずいて）
ミコト・イザナギ 2021年10月3日
おや、しっかりとしていらっしゃる感じで。
アナタも苦労されていらっしゃいますね。
ええ、そういう状況なのです。
いずれ帰されるでしょうから、ここはひとつ。
サクラミラージュの外のお菓子などでも突きつつ、歓談して時間を過ごしませんか？
(気が付けば四阿にある小あがりの、卓と座椅子の上。そこに、何やら洋菓子が広がっている。具体的に言えば、アップルパイやらミルフィーユやら、色々と。)
(無効票)
天宮・星依 2021年10月18日
はい。なにしろ一人で神社を見ているんですから。慣れてます。
（言いながら、意外と物おじせずに、あら……と近づいていく）
百貨店なんかでしかなかなか見れないような、お菓子ばっかり……。西欧風、といいますか。
……いいんですか？ なにか、大事なお客様のためにご用意されていたとかではなくて？
(無効票)
ミコト・イザナギ 2021年10月21日
ふふ、慣れてるですか。それはよい。
(年頃の娘に、古臭い風習根付く神社の仕事はさぞや退屈だろう。然しそれを、慣れているで済ませられるのは、現代を知るミコトからすれば素晴らしい事で――古臭い当時を生きる彼からすれば、当然、とも言え。ともあれ、好ましかった。)
ええ、西洋風の菓子が多いのは、先程、俺が向かった街の影響でしょう。
よいのです。信心深いものには褒美を取らせるのが上様、もとい神様です。つまり、今回は、アナタが大事なお客様なのですよ、天宮さん。
(さあ、と――掌で先へと促し。)
(無効票)
天宮・星依 2021年11月9日
さようですか。
ふふっ、では。巡り合わせがよかったのだということで素直にご相伴に預からせていただきますね。
（と、小さく微笑んで。客だと言われるならば遠慮せず、先に腰を下ろす）
あら。そういう形で、物事がうつろう不思議な土地なんですね、ここは。
(無効票)
ミコト・イザナギ 2021年11月11日
ええ、俺と同じで、この土地は頻繁に神隠しに合うのです。
(天宮が席につけば、それに合わせて紅茶を用意して、目の前に差し出し。そしてもちろん、自分の分も用意して。)
さあ、ご馳走です。
お茶会をはじめましょうか。
それにしても、アナタはお洒落な装いでいらっしゃいますね。
巫女服、なんですよね、一応？
(無効票)
天宮・星依 2021年11月19日
はい、ご相伴にお預かりさせていただきます。お招きいただき恐悦至極。
（と、微笑んで）
ええ、一応。あなたがどちらの世界のご出身かはわかりませんけど。
私の世界、いわゆる「文明開化」というものがあって、数百年が経っちゃってるんです。
日ノ本が西洋まで制覇した世界なので、こうして時代が進んだ分の変化も、起こっているでしょうね。
あ、もちろん、ちゃんとした神事のさいなんかは別のを着ますよ。
(無効票)
ミコト・イザナギ 2021年11月27日
育ちはサムライエンパイア、その山育ちでして。
その割には、すっかり現代社会に馴染んでしまいまってますが、アハハ！
なるほど、確かに。
本来あった、というのもおかしな話ではありますが。文明の差異を楽しむのも一興そうですね、ええ。
おお、しっかりとした巫女服があるのですね。それはそれで、御姿を拝見したくありますが、ふふふ。となると、今はプライベートってやつですか。なんだか申し訳ない事をしてしまった気分になりますね。いえ、オレがお呼びしたわけではないのですが。ふ、フフフ。神様に代わり、お詫び申し上げます。(ぺこ、と頭を下げて)
(無効票)
天宮・星依 2021年12月2日
ふふっ、そうみたい。ずいぶんとお口が上手な天狗様。
帝都でお見かけする、軟派な殿方らにも。少し似てますね？（と、じろっと見る目は）（咎めるよりは面白がって眺める風に）
ふふ、そうですね。責任取ってください……というのは、あなたがやったことではないなら、そこまで言うのは酷ですか？（くすくす）
(無効票)
ミコト・イザナギ 2021年12月8日
いえいえいえ、とんでもない。
本業の能弁士方と比べるまでもありませんよ、レディ。
まあ似てるでしょうね、実際、オレは軟派ですし。
(咽喉を震わせ、けらりけらけら、笑う天狗に福来る。)
構いませんよ。おいしいスイーツで宜しければ振る舞わせましょう。
アナタの口に入ると分かれば、厨房の方も喜ぶでしょう。
……ふむ、アジア圏のお菓子とかがいいでしょうかね、これは。
(無効票)
天宮・星依 2021年12月14日
悪びれないでそういう態度、魔道の方々ですよねぇ。
（しみじみと笑って）
ふふ、でしたら遠慮なくいただいちゃいますね。
ううん、アジアのお菓子は。普段からご近所の皆さまが届けてくださったりするから。
こうして西洋菓子をみるの、楽しくって。でもどれからがいいのかも、目移りしちゃいます。
天狗様。試しにどれがお勧めか。お聴きすることはできますか
（そう、こてんと軽く首を傾げて、あなたを見上げるような角度）
(置きレス)
ミコト・イザナギ 2022年1月1日
それはもう、天狗でございますよ？
仙人と言われる事もあれば、魔物の類と称される。
正邪混合の存在なれば。フフフ。
迷うというのならば、皮はカリっとしっかりとした歯応えに、内側はほろほろと軟らかいマカロンなどいかがでしょう？ 林檎たっぷりのパンケーキにクランブルを載せたクランブルケーキもまたよろしい。濃厚なチョコレートがおいしいザッハトルテも捨てがたい。(等と言いながら小皿に、切り分けたり乗せたりしたそれらを目の前に配膳する。その手際、恐ろしくて慣れた物であった、とか――。)
ちなみにここでのオレの推しは、ザッハトルテです。
なのでその可愛らしいお顔で上目遣いは胸が苦しくなるのでおやめくださいお願いします助けて神様。
(胸が締め付けられる可愛さとはこのことだと言わんばかりに、頭を抱える天狗面。)
(置きレス)
