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【RP】楠の主を探して

楜沢・紺 2021年9月16日


紺は自宅でUDCアースのアニメ映画を見ていました。
森の中の大きなクスノキには大きなフワフワの精霊が住むという事です。
あれは精霊から昇華した森の神かもわかりません。


🎶📺🎶  ✨🦊✨
「もしかしたらお社の大きな木にも住んでるかもしれない!!」

紺は興奮した様子で社へとやって来ました。
しかし山は古くから異界とされているのが術者の間での常識です。
冒険には仲間が必要になるでしょう。
社には神様や天狗や頼りになる人が沢山いますが、丁度その時そこに居た人を頼る事にしたのでした。
社にいるのですから、彼もきっと特別な力を持つに違いないと
そう思っての事でした……。


🍁⛩️🍁
楜沢・紺
葬・祝

🍁⛩️🍁
夏と秋との境界の午後





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楜沢・紺 2021年9月16日
そうして二人は程ほどの準備を終えるとお山へやってきました。
紅葉が舞い散り、永久に燃える如く赫き山。

紅い光に包まれて過ごせば、昼間でも夕焼けの中に居るような不思議な気持ちになるでしょう。
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楜沢・紺 2021年9月16日
静かな山ですが、あちこちで大した力を持たない妖怪がうごめいて居たりします。
くねくねと不思議にうごく膝丈程の大きな赤キノコは「くさびら」、沢山生えてきて人を驚かすキノコの妖怪です。
木の上をにょろにょろ這うやたら胴の長い猫も居ました、紺が名前を知らない妖怪です。
ウズラによく似た鳥の親子が地面を踏み踏みしながら横断していくのも見えます、妖怪か未知の鳥なのか不明です。
それぞれ妖力や呪力のようなものはほとんど感じられません。


獣と大して変わらない力しか持たない妖怪なので、人里を離れ山で暮らしているのかもしれません。今の所、いたってのどかな雰囲気でした。 (無効票)
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楜沢・紺 2021年9月17日
(紺にとって初めて来るところではありませんが。
サクサクと落ち葉を鳴らし、物珍し気に辺りを見回しては目につく物を一つ一つ指さし確認していきます)
はふりお兄さんはートトールを見た事ある? トトールだよ。
沢山おっきくてふわふわなんだ!

これだけ見た事無い生き物がいるし、トトールも絶対いるよ。
映画で見たし! 「このへんないきものはまだにほんにいる」って終わりに書いてあったよ。 (無効票)
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葬・祝 2021年9月17日
(この御山は、山神であるあの子の領域だ。あの子と共に神域に出入りすることも多かったから、もう何百年も見慣れた山の中の風景は、物珍しいものではない。山神の仕事を手伝うこともあるくらいだ。……とはいえ、山の中にどんなものが棲んでいるか、その全てなんて把握していない)(な、もので。「一緒にトトールを見に行こうよ!」と言われて、面白そうだから付いて来た訳である。ふわふわりと宙を漂う悪霊は、歩く気がない)
知りませんねぇ、見たことも聞いたこともありません。くふふ、私が悪い子なので知らないだけかもしれませんが。
(良い子なら、子供なら見られる。そんな類だと言うのなら、多分自分には見えないが、さて) (無効票)
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楜沢・紺 2021年9月17日
ああ……んー……どうなのかな?
いつでもみられるわけじゃない、って大人の人が言ってたかも?
(ウズラのような鳥が横断していく前に立ち。それが踏み踏みしながら横切って行くのをじっと待ちます)

でも……悪い事してもごめんなさいって言えば許してもらえるよ!
大きな神様は器もおおきいだろうからね!
(万歳して、その大きさをアピールしました) (無効票)
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葬・祝 2021年9月17日
(悪霊は袖の下で、ふふりと微笑ましげに笑う。普通の子供ならば、きちんと謝って反省して見せれば、きっと善なる神々は一度や二度はお目こぼししてくれたことだろう。残念ながら、己の存在は存在そのものが善なる存在と相反するので、何をしてもしなくても嫌われるので無意味なのだけれど。それは、今は言わぬが花というもの。子供の夢を壊す気はない。それに、そのトトールとやら)
そうですねぇ。……嗚呼でも、多分神さまではないと思いますよ。この御山は全域があの子の領域ですから。
(他の神が居れば、流石に自分も知っている。普通の動物以外なら、居ても妖か、精霊、はたまた何かの化身くらいだろう) (無効票)
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楜沢・紺 2021年9月17日
ええっ! そうなの!?
そっかートトールはまた見た事無い新種の動物かもしれないナア!
(いっきに神から動物にランクダウンしました)

そういうのはどこに居るかな。
トトールは大きなクスノキの洞で寝てるんだ。
はふりお兄さんは大きなクスノキの場所を知ってる?
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楜沢・紺 2021年9月17日
(クスノキそのものはあちらこちらに見えます。けれどどれも現実的な太さのモノばかりでした。奥へ進めばもっと古い物もあるやもしれませんが……)

あっ! オニグルミが落ちてる! 秋だねえ。
(紺がしゃがみ込みオニグルミを拾います。
手に持ってきた白い袋に入れました)
トトールはドングリを集めるんだ。たくさん集めてねー
(映画では、どうしていただろうと思い返し首をかしげてみせます)
たべるんだよ! トトールはドングリが好きなんだねえ。
(そう思う事にしました) (無効票)
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葬・祝 2021年9月17日
妖や精霊、何ぞの化身、なんてものもあるかもしれませんが。
(一気に新種の動物扱いされたトトールに、思わずくすりとわらいを零す。幼子の発想は何時だって面白いものだ。まあ、そもそもそのトトールとやらが本当に居るかを自分は知らないし、本当にそんな名前なのかも知らないので、ただの散策になる可能性もある)
大きな楠、です?嗚呼、それでしたら……そのまま視線を上に。見えます?あの少しこんもりしている場所。
(あれ、楠ですよ。悪霊が伸ばした人差し指で示したのは、此処からはまだ少し離れた奥の方。見上げた木々の隙間から、辛うじて見えるか見えないか。こんもりとした深い緑が頭を覗かせていた。確か、あれは大きな楠のはずだ)
……団栗を食べるとは。栗鼠や啄木鳥の仲間みたいですねぇ。 (無効票)
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楜沢・紺 2021年9月17日
(ひょい、ひょいと、落ちてるオニグルミを拾い上げ。立ち上がり、祝さんの指さす方を見ます)
おおっ! ううーん! あれくらい大きければいるかもしれないなあ!

映画で見たトトールは……ウサギみたいだったかな。
でも人間は食べなかったよ。妖狐も、はふりお兄さんも食べないだろうね!
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楜沢・紺 2021年9月17日
(立ちながらも尻尾の先で、ちょんちょんと地面に転がる木の実を拾い袋に入れて行きます。これではキツネというよりリスかもしれませんね。そんな動物も映画で見た気がします)

(そして楠を目指し歩き出しますが……。そういえば、自分は妖狐だけど、彼は何の種族なのだろうと。ちらりと祝さんを見ます)
はふりお兄さんはー……神様? (無効票)
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葬・祝 2021年9月17日
あの辺りは森が深いんですが、その割に木々の育ちが良いんですよ。
(森が深いと、光が入らなかったり、土壌の栄養の取り合いになったりするものなのだけれど。その割に、あの辺りは木々が全体的に良く育つ。森の精霊くらい、本当に居るかもしれない)(映画という作り物が、本物そのものを語っていることがあるのかないのか。とりあえず、この御山に居ることがあるのなら、出会い頭に人を喰うような危険な生き物ではないだろう)
兎のようで、大きくて、楠に暮らしていて、団栗を食べる……?
(やっぱり、思い至らない。このもっふりした尻尾で木の実を拾うなんて器用だな、と視線だけでその尾を眺める。もふもふしたものは触りたい。触らないけれど。問われると、視線を相手の顔に戻して)
いいえ?私は東方の妖怪ですよ。元、ですが。今は死者なので、悪霊ですね。 (無効票)
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楜沢・紺 2021年9月17日
ふぅうん……。
そっか、仲間が沢山いるから木も元気が出るのかも。
お山ではよく不思議な事がおこるからね!
(森が発生する詳しい原理は紺は深く考えた事がありません。けど、カフカさんに守られた山だから、すごい事も起こるだろうと、何の根拠も無く考えていました)
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楜沢・紺 2021年9月17日
妖怪……悪霊! はふりお兄さんは悪霊だったんだねえ!
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楜沢・紺 2021年9月17日
悪霊だったら食べられたりしないね! よかった!
(よかったんでしょうか……?)

ボク、悪霊の友達って初めてだから、何か困った事や嫌な事があったら教えてね。 (無効票)
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葬・祝 2021年9月17日
ええ、此処は特に山神の領域ですからねぇ。
(くすくすとわらいさざめくような、笑み混じりの声。このお社で、全く普通の、純粋な子供のような反応をする者はなかなか新鮮だ。何しろ、あの一番幼い姑獲鳥の子すら、思考回路は立派に妖。超常の側だ)(驚いたかと思えば途端にころりと笑って見せる豊かな表情へ、可笑しそうに細めた鏡面の眼を向け)
そうですねぇ、魂を喰らう者でも出ない限りは喰われることはなさそうですが。さて。大丈夫ですよ、君はそのまま楽しんでおいでなさいな。
(揶揄うように不穏なことは言ってみせるも、幼子相手に本気で不穏を振り撒く気はないので、声にはわらいが滲む。ふぅわり、宙を滑るように相手の傍らへ並べば、ちりぃん、と鈴の音ひとつ。何時の間にか友達認識されているらしいことに、穏やかにわらい返した悪霊はやんわりと前を示した。其処には、何やら点々と、まるで並べたように等間隔に団栗が落ちて居るようだった) (無効票)
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楜沢・紺 2021年9月17日
(UDCアース出身者など、神秘の隠された世界であれば。
目の前にいる少年をただ美しいけれども変わった態度を取る子。
などと思う者も居るでしょう。サムライエンパイア出身であり術の心得も持つ紺が、悪霊にこういう反応をするというのは一層変わり者なのかもしれません)

うん! 魂を食べるヤツが来たらボクが出て行って懲らしめるよ!

(単純に、本当に初めて悪霊というものを見たので、反応に困ったというのもあるかもしれませんが……)
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楜沢・紺 2021年9月17日
(そして一拍置いて、彼が何か示す様子なのに気が付きます)
ドングリ!

あれ、アレね! 映画で見た!
小さいトトールがドングリを集めるんだけど。袋に穴が開いてて落ちしてっちゃうんだよ!
(尻尾で拾えるのにも構わず、一つ一つしゃがみ込んで拾い、確かめては次を拾います)
わあ!! やっぱり本当だ、トトールは本当に居たんだよ!
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楜沢・紺 2021年9月17日
(すっかりその気になって、夢中でぐいぐい進んで行きます)
あっちにも! こっちにも!!

(そうやって木の実を拾いながら歩いて行くと、段々件の森に近づいていきます。そこに近づくにつれて木々は巨大な幹を持ちだし、苔生して幹の側面に木が生える程でした。人間が歴史に現れるよりも昔から変わらない姿で生きてきたかのような風格があります。一本一本が霊木のようでひしひしと神秘の力を感じる程。それは精霊でも宿っていてもおかしくないような雰囲気を持っていました) (無効票)
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葬・祝 2021年9月17日
くふふ、ありがとうございますねぇ。その時はお任せします。
(実際に相手任せにすることはしないだろうけれど、それでもお礼は言っておく。そうして、示した先に相手が気付くと、ふぅん、と興味深そうに眼を細めた。袋に団栗を集めて回る知能はある、が、開いた穴を塞ぐような知能はない、のだろうか。もしくは、手段がない? 大きくてもふもふしていて兎のよう、とは聞いていたが、小さいものも居るらしい。この妖、相手と違って映画を知らないので、情報は完全に相手の話のみである)
トトールの痕跡だと良いですねぇ。
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葬・祝 2021年9月17日
この辺の木々は古いんですよねぇ。とはいえ、流石に私やカフカの年齢ほどではないと思いますが……この辺りまで来れば、恐らくこの御山で一番大きいだろう楠は直ぐ其処です。
(この妖は、千数百年を生きていた。山神も、千年と少しを生きている。山神としてこの御山に奉じられたのはそれよりもずっとあとのことで、数百年来、と言った所か。この辺りの木々がそれより前からあったのかは、知らない) (無効票)
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楜沢・紺 2021年9月17日
うん! 頼りにしてて!
(祝さんがトトールについて考察している間。紺は、「木がこんなにおっきくなっても、ドングリは同じ大きさなんだなあ!」などと考えていました)

はふりお兄さんはずっと前からいるんだねえ……。
今年でー何歳になるの?
(今一度ドングリを見ます。彼が産まれた頃は、大きな木もみんなドングリだったのだろうかと。悠久の年月に神秘を感じます)
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楜沢・紺 2021年9月17日
(そうしてやってきた、森の中心。そこにはとても大きなクスノキが伸びていました。その秘密は、複数の楠が伸びる内、互いに幹が融合し合ってしまい。普通の状態を越えた大きなクスノキに育ったという事のようでした。勿論山の神秘も幾分か影響を与えているのでしょうが……)

ここだよ! 間違いない!
(巨大なクスノキの根の上に這い上り、幹に洞が空いていないか。よく注意して見ます――すると)
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楜沢・紺 2021年9月17日
(クスノキの根本、直径5m程の丸く開いた大きな洞、そこにすっぽりと嵌まり込むフワフワした生き物がいるのが見えます。フワフワの中からまた、大きな嘴も突き出して見えます。呼吸をするようにフワッフワッと揺れていました。生き物の前には人工的に作られたような苔むした石の台があり。その上にクリやクルミの殻が置いてあります)
――!! と、トトールだ!! 
トトールがいたよ! はふりおにいさーん!! (無効票)
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葬・祝 2021年9月17日
さぁて。何歳でしたかね、人型を取ってから千数百であることは確かですが。
(細かい年齢なんて覚えていない。巨大な楠の存在は知っていたものの、しばらくこの辺りは見た記憶がなかった。昔、まだ御山に慣れずに見て回っていた頃に寄った記憶は薄ぼんやりとあるけれど、あの時は確か、何も居なかったはずだ。相手が楠の根元へ這い登るのに合わせて、妖はふわりと浮いて着いて行く。静かで、獣の気配はしない。が、通常の生き物ではない何かが息衝く気配は、確かに存在していた)(周囲を見回している内に先行していた相手から声が上がると、視線を相手へと向け)
……あら。本当に何ぞ居ましたねぇ。兎、と言うより、嘴があるようですし、鳥です?
(ぱちくりと鏡面の眼を瞬く。何か、居る。やたらとふわっふわした生き物が、洞の中に嵌り込んで寝ているようだ)
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葬・祝 2021年9月17日
(ふわふわり、その生き物へと近付いてみると、呼吸音がする。非物質系の存在ではなさそうだ。人工物もある、と言うことは、誰かが作った?あの子の領域内で?それとも、これが作ったのだろうか)(色々と考えながら、とりあえず。徐に手を伸ばして、そのもっふもふの中に突っ込んでみた)(ぬくい) (無効票)
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楜沢・紺 2021年9月17日
あ、わわっ! はふりおにいさーん!!

(興奮して勇み足できた紺ですが、何の恐れも無くその大きな生物に近づき、さらに手を突っ込んでみる様子に驚きます)

大丈夫……?

(大きなフワフワもふもふ。仮称してトトールは。手を突っ込まれるとプルプルと身震いしたようでした)

(ぷぉーぅ)

(嘴の辺りから鳥のような鳴き声が聞こえます。祝さんの手に感じるのは獣の毛というより、ふわふわの鳥の羽毛のような感触です)
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楜沢・紺 2021年9月17日
(おそるおそる見守りながら。「そういえばトトールにくちばしは無かったかな」などと考えます)

(トトールはもそもそ、洞で身じろぎして、前にある石台にゆっくり嘴を突き出します。木の実の殻をカリカリ食むと)

(ぷぉーぉ)


(ぱちぱちと黄金色の丸い眼が眠たげに瞬きし。落ち込んだハトのような、すこし情けない感じの声を出すのでした。ミミズクの、その雛によく似ています)

……お腹空いてるのかな? (無効票)
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葬・祝 2021年9月17日
(大抵の普通の動物であれば、己を恐れるか嫌悪するかして全力で逃げる、または必死に威嚇するものなのだけれど。これはどうやら、その素振りがない。つまり、理性ある妖か何かだと予測する。もふもふとしたそれをとりあえず撫でたりしてみつつ、少し考えて)
手触りも羽毛っぽいですねぇ、これ。私相手に抵抗しない上、何だか情けない鳴き声も上げてますし、害のあるものではなさそうです。……お目当てとは少し違ったかもしれませんが、なかなか良い手触りだと思いますよ。
(君も触ってみます?なんて悪霊はわらう。空腹なら、先程まで拾い集めていた木の実でもくれてやると良いだろう。妖にも、特定のものしか食わないタイプの妖は居るものだし、木の実が主食だとしたら、常秋の神であるカフカの神域に紛れ込むのも納得が行く。秋は、実りの季節だ) (。)
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楜沢・紺 2021年9月17日
わ、わあー! そうだね! うん!
(祝さんに言われた通り紺は石の台に置かれた木の実の殻を傍に捨て、拾ってきた木の実を並べるのでした)
(トトールは再びゆっくりとした動きで石の台に置かれた木の実をもりもり齧り。殻はペッと隅へ捨てます)
(食べ終わるとまたぱちぱちと瞬き、目を細めて洞の方へ後退し薄目を開けたまま大人しくなります)
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楜沢・紺 2021年9月18日
やったー! ふわふわだあ!
(そういって祝さんの隣に並び。トトールをもふもふ)
(トトールも嘴の先っぽで紺の頭をカリカリ掻くように擦りました)
(意図はよくわかりませんが害意は無いように感じるでしょう)
わはっ! くすぐったいや!

えへへ……ホント、気持ちいいねえ!
(暖かく大きく、柔らかい、映画で見たのと同じです。きっとコレはこの世界のトトールなのやも……。
紺はまた祝さんに声をかけられるまで、そうやってずっともふもふしていました)
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楜沢・紺 2021年9月18日
(その景色だけ切り取ればただ動物と戯れる普通の子供のようで。秋の日の午後はちょっと変な生き物と共に長閑に過ぎて行くのでした……) (。)
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