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【RP】朱色を添えて

セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日


紅葉舞う〝夏〟のお社。
日の高い時間には、陽光がじりじりと肌を焼く季節。
何か冷たいものを食べたいな、なんて声が誰かから聞こえた。

「あっ、今日はわたしが何か作りますよ」

そう言って立ち上がったのは──。

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セラフィーナ・ミルズ
杜鬼・クロウ

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夏のある日、社の台所にて




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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
遠慮なくコキ使ってやってくれや(へらっ)作れる品も増やしたかったからよ。丁度良かったぜ。
お、そうか?簡単な和食なら作ってきた所為かもしれねェ。……せんせ、こんな感じでどうだ?(溶き終わった卵を彼女に見せて)
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
(ちょちょいと近寄って卵液を覗き込み)ええ、いい感じです!
わたしが卵を焼きますので、その間に豚肉……を茹でるためのお鍋を準備してください
あと茹でたら冷水にさらすので、そのお水もですね
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
セラフィーナ先生は褒め上手だなァ(楽しそうに微笑んで)
ン、卵は任せたぜ。俺は鍋と冷水を、だな(お椀を台へ置いて、茹でる為の鍋を用意する為に棚の扉を開けて使えそうな鍋をまず探し)
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
弟子が頼りになるから気分が良いんですよー
(卵液を半分フライパンに流し込んで)
あとで麺も茹でるのでいい感じの大きさもあるといいんですけど
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
お前が楽しそうで何よりだ。しっかりサポートしてくぜ!
成程。麺を茹でる鍋も別に用意しておいた方がよさそうだな(豚肉を茹でる鍋は別に、麺を茹でる為の底が厚い鍋を用意して)これぐらいの大きさなら問題ねェか?
次に冷水っと(冷凍庫をあけて氷を用意して)
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
(ほどほどに火が通ると、フライパンにくっつかないように少し揺らして、残りの卵液もフライパンに落とす)
おっ、クロウさん気が利きますねっ!
それならついでに豚肉を茹でるところもやってしまったり……?
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
セラフィーナ先生、手際イイなァ。得意料理とか、あったりするのか?(彼女の様子を眺めながら尋ねてみて)
ン、これぐらいならどうってコトないぜ。豚肉を茹でるだけなら俺でも出来そうだし、任せてくれや(ふふんと胸叩いて、鍋に水を入れ沸騰するのを待ち。その間に冷水を入れたボールを準備して)
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
そりゃあもう女の子ですから!
(嬉しそうにフライパンを揺らして卵を畳むように転がしていく)
そうですねぇ、カレーとか肉じゃがとか……あ、コロッケも得意ですよ!
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
ハハ、料理が出来るのは純粋に凄ェと思うぜ。卵、綺麗なきつね色になってきてるなァ(水が沸騰する迄の間、ゆるりと眺めて)へェ、カレーやコロッケ。コロッケって揚げるの大変なイメージあるケド、作れンのか先生。
肉じゃが!肉じゃが、今後作る機会がありそうなンだが、上手く作るコツとかあるか?
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
そうですねぇ、定番モノはだいたい……(本当は料理動画をあげるためだけに練習したけど)
(卵をフライパンからまな板に移して、さっと細切りにする)
肉じゃがはですね、具材の大きさが均等だと煮え方や崩れ方が均一になるので……んん
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
作る機会って……恋人さんか何かですか?(あまり知らなかったなと思って、そんなことを聞いてみたり)
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
そうなのか!やっぱ先生は料理上手だった…(動画の事は露知らず。手放しに褒めて)
いい香りしてきたな…っとと、そろそろ沸騰してきたかね(鍋を見ては、程よく火が通るまで豚肉を茹で始めて──)
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
(危うく肉を床に落としそうになった)ばっ…!違ェよ!恋人とかじゃなくて、知り合いっつーか…なんというか(もにょにょ)逆にセラフィーナ先生こそ、こんだけ料理上手かったら気になる人に作ってヤったコトとかねェの?
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
あ”っ、ありますよ、好きな人に作ったことくらい!(ない)
めちゃくちゃ喜んでもらいましたし?(ない)
(錦糸卵を皿に退けて、きゅうりとトマトを持ってくる)
クロウさん……随分な慌てっぷりじゃないですか!
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
あァ、やっぱりな~そうだと思ってたぜ(疑う余地なしってぐらいに信じ込んでいる!)だよなァ、絶対喜ぶだろ。セラフィーナ先生、モテそうだしなァ。料理で好きなヤツの胃袋ガツっと掴んでそうだ。
エ?そそそそんなコトねェよ、気のせい気のせい。あ、豚肉もう火通ったぜ!これ、冷水につけても平気か?(自然と話題逸らしつつ)
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
掴めてたらいいんですけどねぇ~~
(誤魔化せたなという顔)
あっ、火も通ってそうですね。冷水に入れて、そのあと水気を切ってください。細切りにします
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
ばっちり掴めてたろ。実際のところは分からねェが。
ン、了解だ(火が通った豚肉を暫く冷水にさらしておき)水気も切っておくぜ。…あァ、豚肉おいておく皿も用意しておくか(棚から皿を取り出して)あ、麺を茹でる方の水も用意しておいた方がイイか?
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
あっ、じゃあついでに麺を茹でるところまでお願いしちゃっていいですか?
わたしはこれ切ったら胡麻ダレ作りますので
(そう言いながら、きゅうりを千切りに、トマトを半月切りにする)
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
大丈夫だぜ。やっておくわ(ある程度時間が経った所で豚肉を取り出してゆき、水気を切って皿に分けて)こっち、肉置いておいたわ。細切りにするのは先生、頼むぜ!俺はその包丁さばきをしかと目に焼き付けておくからよ。
(麺を茹でる用の鍋に水を注ぎつつ、再び沸騰するまで待ち)
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
むむっ、じゃあ……(悪い気はしないのでやってしまう)
クロウさんってば乗せるのが上手いんですから
(ふ、と短く息を吐くと、目の前に紅葉がひらり)
……あっ、綺麗な紅葉の葉を何枚か、
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
取ってきておいてもらっていいですか?
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
エー?そうかねェ。先生が料理してるところ、もう少しじっくり眺めたかったからなァ。今後の為に勉強しておこうと思ってよ(もしかして、褒められると弱いンだろうか)(建前と本音が入り混じった発言洩らして小さく笑み零し)
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
紅葉の葉?おう、分かった。まだ沸騰してはないから大丈夫だとは思うが、火かけてあるから気ィつけておいてくれ(何に使うンだ、と内心疑問が浮かぶも葉を取りにいこうと)
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
ほらー! そういうところですよー!
(ぴしぴし指差してから切っていた豚肉を皿に移すと、鍋に油を入れて温める。それから天ぷら粉と卵を取り出した)
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
そういうところってどういうところなンだろうなァ~(全然分かってませんってかお)(分かってる)(彼女の反応が存外可愛らしく、揶揄い交じりに返して)

──…先生、紅葉の葉はこんなモンでイイか?(鮮やかな朱に色付く葉を何枚か集めてきて)
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
(こほん、と咳払いして)
ん! いい感じですね……綺麗に洗って置いといてください
(溶いた卵と、皿に出した天ぷら粉を並べて置いておく)
えーっと、胡麻ダレは、すり胡麻と醤油、砂糖、酢、味噌、ごま油、マヨネーズ……(なんて言いながら材料を集めてくる)
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
(ちょっと面白くなさそうに唇尖らせ)
了解だ、洗っておくぜ(水ですすぎながら丁寧に葉を洗っていく。別の皿を棚から取り出してそこに並べていき)
そろそろこっちも沸騰し始めたかねェ(鍋を見ればふつふつと泡が出始め)
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
な、なんですか……わたしを弄ってもたぶん面白くないですよ!
(むすっとしながら胡麻ダレを作り、油の様子を見る)
あ、水でしめるので麺は柔らかめに茹でちゃってください
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
充分、面白ェのに…(特製胡麻ダレの作り方を頭の中に密かにメモり、ぽつりと漏らして)
麺は柔らかめだな(忘れていたざるを用意してから、沸騰し始めた鍋に麺を入れて箸でほぐしてゆき)
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
もうっ
(耳がぴくりと動いて、ちょっと顔を背ける。その間にクロウの洗った紅葉を卵液に浸けて天ぷら粉をつけて)
だるだるになっちゃうと困るので、余分に30秒くらいでしょうかね
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杜鬼・クロウ 2021年9月3日
ハハ、先生いじりはこの辺にしておいてヤるかなァ。俺は優しい弟子だからな(くつくつ笑いながら料理に集中し)
あんまりふやけちまうのも良くねェしな(こくりと頷いてから、硬さを確かめる為に一本だけ箸で掬って口に運び)ンー俺はこんぐらいでイイと思うが…先生、どう思う?
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月3日
そこまで言っちゃったら優しくな……おっと(クロウに尋ねられると、ひょいっと顔を近づけて一本味見)
ん! いい感じだと思います。じゃあ流水で洗って水気を切っておいてください
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杜鬼・クロウ 2021年9月4日
大丈夫そうか。じゃァ、流水で洗っちまうな(熱々の麺をざるに流し込めば白い湯気がもくもくと立ち込めて。空になった鍋に水を貯めて、麺を箸でさばいては熱を冷ましていき、再びざるへと移して水気を切り)
……俺が取ってきた紅葉、天ぷらにするンだなァ(天ぷら粉につけた紅葉を見て感嘆の声あげて)
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月4日
はい、そうです!
(十分に高温になったのを確認して、紅葉を油に落とすと、じゅわっと音を立てて)
お社らしくというか、香りを良くするひと手間というか
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杜鬼・クロウ 2021年9月4日
(水気を切った麺は盛り付け用の皿へと盛っておき。油の小気味よい音と一連の流れを見ながら)その発想はなかったわ。確かにここの社にぴったりというか、香りだけでなく見た目も華やかになるなァ。
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月4日
(さくさくに上がった紅葉をあげて)はい、じゃああとは麺の上に具とタレを乗せて……これで完成です!
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杜鬼・クロウ 2021年9月4日
ついに完成か!!おぉ、美味そうだなァ…!(麺の上に乗った卵やトマトなどの具材が色どり豊かで食欲をそそり)セラフィーナ先生、特製のタレも合いそうだし。持ってく前に、ちぃっと俺達で味見してみねェ?
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月4日
ふふふ、ちょっとだけですよ?
(ちょんちょんと麺に具を乗せてミニ冷やし中華を作って)
なんだかいつもよりうまくできた気がしますね
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杜鬼・クロウ 2021年9月4日
だな。作ったヤツの特権ってコトで(人差し指を己の唇にあてて微笑んで)
ホントか?俺が足引っ張ってなかったンなら良かったンだが。じゃァ、お先にいただきますっと(彼女の分の箸を渡して。ミニ冷やし中華に箸をつけ、胡麻ダレに具材と麺を浸して……ぱくり)……んっ!ウマ!このタレ、ホントに具と絡み合ってまろやかだなァ。
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月4日
優秀な助手でしたから!
(貰った箸でちゅるちゅると麺を啜って)ん! 美味しいですっ!
やっぱり胡麻タレですねぇ。濃厚で焼酎が欲しくなる感じの……
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杜鬼・クロウ 2021年9月4日
先生の教え方が上手かったからだぜ。でも二人いると分担出来てスムーズに動けた気がするわ。
(味見といいつつミニ冷やし中華をがっつり食べてる系男子)決め手は胡麻ダレだなァ。あとでもう一回このタレの作り方教えてくれ。紙にメモっておきてェ。
ふ、お前ってもしかして酒強い?
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月4日
わかりますか、クロウさん! この胡麻の濃さがすごく辛めのお酒に合ってて……あっ
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月4日
な、なんのことですかね……わたしはまだじゅうはっさいなのでお酒とか飲めないですよ
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杜鬼・クロウ 2021年9月4日
もっちろん!このタレの所為か、凄ェ食が進むし。成程、確かに味がしっかりついてるから濃い目だなと思ってたが、そういう………。
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杜鬼・クロウ 2021年9月4日
……(じー)
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杜鬼・クロウ 2021年9月4日
じゅうはっさい?へーえー?先生、未成年だったのかーーそいつァ失礼したわ(これはどうやら誤魔化されなかった模様。口許には意地が悪い笑みが貼り付けられていて)
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セラフィーナ・ミルズ 2021年9月4日
じゅうはっさいです!! もうっ、何笑ってるんですか
(クロウの後ろに回って背中を押して)
さ、早く持っていきましょう! みなさん待ってますよ!!!
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杜鬼・クロウ 2021年9月4日
ハイハイ、まだお酒も飲めないじゅうはっさいの女の子な(彼女の背景はよく知らない己だが、様子を見る限りでは…)(わっかりやすいなァ)
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杜鬼・クロウ 2021年9月4日
おっと。そうだな、皆にも折角だから作りたて食ってもらうか(ひょんな切欠から料理の師と仰ぎ、共に料理をする事になったが、あっという間に時間は過ぎ去って。まだ教わりたい事も多々あったものの、この名残惜しさはもしも次が許されるなら──)(また教えてもらいてェな。今度は、酒のつまみに合いそうなヤツを)
(其れは胸の裡にそっと秘めて。くくっと笑み噛み殺しながら、彼女に背を押されるが儘に彼らが待つ処へと向かった)
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杜鬼・クロウ 2021年9月4日
(〆)
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