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Cierre

黒江・イサカ 2021年8月22日


元オフィスビル≪天原ビルヂング≫

6F。蒸し暑い、曇天の午後だった。



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→ BAK




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黒江・イサカ 2021年8月23日
(ひとの金切り声がしていた)
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黒江・イサカ 2021年8月23日
うーん……、……、…お、……あ、よさそう。(ドライバーでラジオを叩く)(ディストーションの波が止み、ひとの声はまともになった)(ひとの話し声がする)ほおらね、直るんだから。湿度が高すぎてちょっとご機嫌斜めだっただけさ。
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ロカジ・ミナイ 2021年8月23日
(金切り声を特に不愉快がる様子もないが、特に興味も示さないでスマホをいじっていた) おや。治ったのかい?(ひとの声にはちゃーんと反応し) 湿度で機嫌が悪くなるなんて、ラジオにもかわいいとこがあるんだねぇ。
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黒江・イサカ 2021年8月26日
年代物なんだよね。年取るとすっかり頑固になって。(活舌の良い女性の声が地方のニュースを読み上げていた)……まあ、それでも君より年下か。
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ロカジ・ミナイ 2021年8月26日
頑固な年代物で年下?まるで僕がとってもおじさんみたいじゃないか。23くらいだとストライクなんだけどなぁ。(良い声でもイマイチな内容だとこぼして、周波数を変えたそうに身を乗り出す)
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黒江・イサカ 2021年8月29日
君結局いくつなんだっけ、ロカジ。(弄りやすいようにラジオを差し出して)(つまみを捻るとノイズが増し、減り、増し、増し、)(それはいつか、君の聞き覚えのある声を零し始めるかもしれない)23がストライク、法は反してないでしょ感がキモいなあ。
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ロカジ・ミナイ 2021年8月30日
妖狐歴はー、えーっと、もうすぐ29年。(つまみを捻って、ややこしいノイズに耳をそばだてて。返答に手間取ったのはそんなとこだ) はーん!もう、何言ってもキモいって言うね君は。……お。この番組、知ってるやつ。(良く聞こえるように慎重に周波数を合わせた)
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黒江・イサカ 2021年9月1日
じゃあ全歴は?(ラジオ持ちに徹している)あはは、だってキモいこと言うんだもん。……お、君もラジオを聞くんだね。それはセンスいい。(それはしばらくすると調子を取り戻すように、徐々に人の言葉を取り戻してゆき)
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ロカジ・ミナイ 2021年9月1日
妖狐の前に狐100年。狐のころの事はよく覚えてないけども。(ココという場所で手を離し、乗り出していた体も戻した) テス以外に言われるとうんと腹立つセリフだねぇ!……ラジオはたまーーーーーーにね、ほら、この世界に来ないと聞けないし。
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黒江・イサカ 2021年9月2日
へええ。面白い人生だね、そりゃ。そんなのもいいなあ。(ラジオを抱くように座り直し)妹に言われてるのかい?キモいって。可哀想に。……はは、そのたまーには、さぞかしたまーにだな。でもこのラジオ、本当に年寄りなんだよ。たまーに、あることないこと言い出すんだ。
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ロカジ・ミナイ 2021年9月4日
運がよけりゃ、お前さんにだってやれないこともないさ。まぁでも、狐100年は退屈で大変よ。(唇を尖らせて窓の外を見ていたが、) ……あることないこと?ウソつくのかい、そいつは。(細めた目をラジオに向けた)
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黒江・イサカ 2021年9月9日
人間100年がいいな、僕。(甘えた声色で)ウソかどうかはわからない。でも、本当かどうかも僕にはわからない。例えば―――…誰かの噂話とか。何か傍受しちゃってんのかなあ?(ひたりと、添うように目が合った)
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ロカジ・ミナイ 2021年9月13日
へぇ。人間がお気に入りなんだねぇ。(混じりっけのない単調な声を返す。甘えたって何も出ないよ、と嗜めている様な) なんだいそりゃ!……傍受って、(キョロキョロと周囲を見回した。目立つ盗聴器などあれば見つけられたかもしれない) ――まさか、聞いたらヤバい話じゃないだろうね?
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黒江・イサカ 2021年9月16日
僕、お喋りが好きだから。お喋りが出来る方がいい。(窘められた癖、ふふふ、と妙に嬉しそうにくぐもった笑い方をして)此処には家主が仕掛けてるやつしかないよ。……さあ、どうだろうなあ。本当かどうかもわかんないし…でも、こういう妙に静かな日とかは、よく聞こえるね。
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ロカジ・ミナイ 2021年9月17日
へぇ。お喋りのどんなとこが好きなんだい?(回答に対してテンプレート的な質問をしていたら、視線がラジオに戻ってきた) 仕掛けられてるのそのままにしてるのかい?アンタも物好きだねぇ……。…………もしかして、今も流れてたりしてんのかい。(ラジオに耳を寄せる仕草をして、ちょびっとの野次馬心を覗かせる)
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黒江・イサカ 2021年9月20日
君のことを知れるところ。(見られないとちょっと腹が立つ)(爪先が君を蹴突き)だって此処、家主のものだし。盗聴って言うか、録音機だよね最早。あはは。 ……さあ、聴いてごらんよ。もしかしたら君の故郷の声とか聴こえるかもしれないよ。
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ロカジ・ミナイ 2021年9月20日
アイタ!……何。僕のこと知りたいの?(突かれれば流石に相手に目が向いた。眉を顰めて見つめる) ……あははってお前さん、迂闊なオナラとかどうしてんのよ。……アハハ!僕の故郷の声?聞こえるわけないじゃないの、だって僕の故郷は、(まさかまさか、ほれ見たことかという準備をして声を殺した。瞬きが増える)
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黒江・イサカ 2021年9月23日
べつに、ぼかあセックスだってしろって言うなら此処でするけど。(見られると、にこにことしていた)(帽子を脱ぐと、ちょいちょいと前髪を弄り)……知りたいよ、君のこと。知らなかった?そうじゃないとそのラジオ、貸したりなんかしないし。(男が身じろいでソファが鳴る、とは、違う音)(ラジオは羽音のようなノイズを鳴らし始め)
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ロカジ・ミナイ 2021年9月25日
セックスを聞かれるのは別に、……(機嫌が良さそうに見えて、怪訝な表情になった) 知らなかったなぁ。テスに興味を示してるとは思ったが。僕のこと知ってどうするつもり?(羽音の間に、ひとりの女と幾人かの子どもの笑い声が聴こえた気がした。視線はスピーカーの網目に囚われていて、それを誤魔化すみたいに質問を投げる)
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黒江・イサカ 2021年9月26日
知らなかった?鈍い男だな。それと、どうするつもり?ってのも情緒がない。妙なのはその眉毛だけにしておいてよね。(笑う声は密やかで、吐息を転がすような音)(誰もの声を邪魔しない)知らないことの方が不自然だって、そう思わない?(そう、例えば、君に聞こえるその声のことだって)
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ロカジ・ミナイ 2021年9月28日
妙なのはお互い様でしょ。(チラッと目線を相手にやって、また戻っていった) さてね。……お前さんは、知らないことがあるって知った時、それを知りたくなる方かい。(音量上げて。と手振りでねだる)
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黒江・イサカ 2021年10月1日
マ。僕の何処が妙って言うんだよ。(言われるまま、滑りの悪そうなつまみを捻ると音量があがる)思うねえ。好奇心が強いんだ、僕。
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ロカジ・ミナイ 2021年10月4日
どこって言われると困るねぇ。(今度は相手の輪郭をなぞるように視線を巡らせる)……地味なのに刺青は派手なとこ?(視線の終点はつまみを捻る指先だった) じゃあさ、僕にまつわるクイズを出してあげよう。僕の故郷はどこだい?(知ってたっけ、知らなかったっけ、と加えながら、ラジオから聞こえる「薪を運んでちょうだい」という柔い女の声を聞いている)
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黒江・イサカ 2021年10月11日
ギャップ萌えじゃん。(そういう表情で笑って)……ええと、あそこでしょ。サムライエンパイア。お江戸でござる。(クイズには興味があった)(君にも、ラジオにも、耳を澄ませて)
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ロカジ・ミナイ 2021年10月11日
萌え……?(って何だっけ。うっかり真顔になった) 正解。江戸ではなくって、山と森と草ばっかりの田舎だけども。(「夕餉の支度をしましょう。水を汲んで来てね」と続ける女の声の後ろで、子どもらが笑いながら駆ける声と草を踏む音が聞こえる。彼らの居場所が晴れた屋外であることを伝えていた) じゃあ次の問題。僕は故郷でラジオを聴いたことがあるでしょうか?
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黒江・イサカ 2021年10月24日
そりゃないんじゃないの?あそこにラジオがあったなんて聞いたことないけど。(それに、聞こえてくるのもちょうどそんな声だ)(牧歌的とも言えるそれに満足したのか、背凭れに深く身を預け)萌えは、かわいいってことだ。
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ロカジ・ミナイ 2021年10月24日
これまた正解。また僕マニアに近づいたね。(しかし賞賛はない。クイズ番組のようにはいかない) かわいいってのは、今ラジオから聴こえてきてる声みたいなのを言うんだよ。やれやれだね全く!……これが君の言う、あることないことかい。(眉を顰めて、視線を上げる。青い瞳が男の顔を覗いた)
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黒江・イサカ 2021年10月28日
そうだよ、あることないこと。……でも、ふうん。そう。(視線に気付けば、落ちかけていた眼差しも見上げるように君へ戻り)(にこと笑う愛想のよさ)何が聞こえたんだい、ロカジ。可愛い“誰”の声がしたのさ?
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ロカジ・ミナイ 2021年11月1日
……。昔惚れてた女。(聞き間違うはずもない。視線の先の愛想の良さに反して怪訝さいっぱいの表情をした) とんでもなくタチの悪いラジオだ。
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黒江・イサカ 2021年11月7日
僕が作ったわけじゃないよ。(両手を挙げる)(おっと、降参のポーズである)不思議だねえ。いろんな世界連れ回したら、何かバカになっちゃったみたいで。
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ロカジ・ミナイ 2021年11月7日
結局のところ、それってお前さんが作ったようなもんじゃないの?(タバコに火をつけて、ぷーっと細い煙を吐いた) そんで、イサカはそのラジオのそういうとこを案外気に入っている。違うかい?
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黒江・イサカ 2021年11月17日
そりゃ気に入ってるよ。こいつは僕の話を聞いてくれるし、僕に話しかけてくれる。(昔の女に逢ったあとの自棄タバコだ)(そう言わんばかり、君の口許を指差して)でもね、僕が作ったんならもっと便利なやつにしてたさ。結局のところ、こいつが何を流してるのかはわかんないんだからね。
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ロカジ・ミナイ 2021年11月17日
……ラジオ以外に友達いないのかい?友達は選んだ方がいいよ。いやらしいことするばっかで便利でもないんだ。(指されたタバコが、目の前の相手を指し示す様に上下に揺れる) ソイツの話、分からねぇなりに面白かったネタはないのかい。
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黒江・イサカ 2021年11月21日
いるよお。でも、僕の話を聞いてくれなかったり、僕に話しかけてくれなかったりするから。(今度は、煙草の揺れを真似て指先を上下に揺らし)ええ?無茶苦茶言うなあ。うーん…。……ああ。不倫してるらしいカップルの会話とか。どう?
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ロカジ・ミナイ 2021年11月30日
やっぱり友達は選んだ方がいいんじゃないの。(呆れたように目を伏せて、タバコの灰を灰皿に落とした) 不倫ー?まーーーた野暮なネタだこと!下手な作り話よりかは面白いのかもしれないけどさぁ。…………それもサムライエンパイアの声じゃないよねぇ?
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黒江・イサカ 2021年12月9日
選んでるよ、友達。(宙にまだ残っていた紫煙の軌跡を手で扇いで)だから、誰のものかはわかんないんだって。世界もわかんないよ。後はそうだなあ、何かから逃げてるっぽいひとの切羽詰まった独り言とか。あれは映画みたいだったな。
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ロカジ・ミナイ 2021年12月14日
あ、そう。そうかい。……お前さんの話は意外と面白いんだけどねぇ。(扇ぐ手を目で追って) サムエンとは限らない。なるほどね。……一応確認したまでよ?一応ね?(明らかにホッとした様子で後方に背中を預けた) そっちの方が面白いな。切羽詰まった独り言なんてなかなか聞けるもんじゃないしねぇ!最後はどうなったんだい?
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黒江・イサカ 2021年12月19日
なんだい、意外とって。まあ確かに、僕のお喋りってあんまり評判良くないけど。(心底理由がわからないと言わんばかりに首を捻った)(こんなにいろんな話題を持ってて、相手によってそれを選んで、面白おかしく話しているのに!)そのひとがどうなったかはわからないよ。“最期”まで聞けるわけじゃないんだ。偶然、そう、擦れ違うみたいに。その瞬間だけ、聞こえるのさ。だからそれが誰かもわからない。……まあ、少なくともそのひとは、聞こえている内は捕まらなかったみたいだったな。
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ロカジ・ミナイ 2021年12月21日
だからって、評判を気にして自分を変えるつもりもないんだろう?(ヒッヒッヒと横隔膜を擽られたみたいな笑い声を漏らす) ……擦れ違うみたいに。ふぅん。(それを想像して。さっきの声を思い出して。こうしている間にももしかして、とラジオに耳を傾けるそぶりを見せた) 神の視点になって、暇つぶしに下界の雑音を聴いてるみたいな気持ちになりそうだねぇ。もっと便利なやつに改造しちまおうとは思わないのかい。
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黒江・イサカ 2021年12月22日
何が悪いのかわかんないし。こんなに人懐っこくて話題もたくさん持ってるのに。(ジョークのセンスが悪いなんて言われても、それこそセンスなんて治す薬があるのだろうか?)(ひとまず、笑われたので手近にあった帽子を顔面目掛けて投げつけた)……気になるのかい?さっきの、続き。神さまみたいな気分じゃなさそうだけど。それにそれ、普通にラジオも聞けるし。ミュージックが聞ければそれでいいんだ、僕は。
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ロカジ・ミナイ 2021年12月24日
人懐っこくて話題に事欠かないのは、まぁ、その通りだねぇ……ふふ、どことなくイサカはこのラジオに、――おっと。(顔に受けた帽子を両手で引っぺがす。しょっちゅう見ているものだが、手の中にあるのは珍しい。せっかくなので眺めたりクルクル回したりしてみる) 敢えて言うなら、お前さんが僕にこのラジオの奇行を聞かせた理由の方が気になるねぇ。
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黒江・イサカ 2022年1月1日
(ブランドのタグが付いているだけの、シンプルな帽子だ)……ええ?ふふ。ロカジなら、面白いものが聞けるんじゃないかって思ったんだ。ラジオと同じ、年寄りだし。物忘れとかしてるんじゃないかと思ってね。(軽くなった頭)(前髪をちょいちょいと直すものの、それは長くて眼差しを薄く隠した)
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ロカジ・ミナイ 2022年1月5日
(軽く頭に乗せてみるが、後頭部のツンツンが邪魔して深くは被れなかった。ちゃんと被ったらきっととても似合うのだろう。勝手にそう納得して帽子を持ち主へ差し出す) 長生きはしてるが年寄りになったつもりはないんだけどねぇ。ちょびっとくらいの物忘れはしてるかもしれないけども。……また声をきけたのは儲けもんだった。
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黒江・イサカ 2022年1月9日
(差し出された帽子に向かって頭を下げる)(被せて、と言わんばかりに)うふ、それは失礼。まだまだ現役ボーイだものね、ロカジくん。(ラジオの音量を絞る)(今日のお仕事は終わり)また聞きにおいでよ。今度は違うこと、聞かせてくれるかもしれないよ。
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ロカジ・ミナイ 2022年1月13日
また聞いてもいいのかい!?キシシ!そいつは楽しみが増えたってもんで。(黒い頭に帽子を被せてやる。なるべくいつもの形になるように気をつけた) ほらね、お前さんの話は聞き流すには惜しいんだ。
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黒江・イサカ 2022年1月17日
(顔をあげる)(いつもの僕になったかしら)……うふふ。いつでもまたおいでよ、ロカジ。僕、待ってるからね。
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ロカジ・ミナイ 2022年1月20日
(帽子の調子を確認してニッコリ笑って見せる) ハッ。言われなくても来るさ。(タバコの最後の一口を吸って、消して、「さて」と立ち上がった) 年寄りは大事にしなよ。(背中越しにそう言って部屋を後にする。少しばかり足下に目を落としたようにも見えた)
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黒江・イサカ 2022年1月30日
年寄りみたいなこと、言う!(笑い声が去る君の背に)
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