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【RP】さんさん日差し、きんきんラムネ

ヴィズ・フレアイデア 2021年8月16日


眩い日差しが降り注ぐ、お社の一角。
小さい桶にまず水を注ぎます。
そうしたら次に水を凍らせて、ころんころんと沢山中に入れます。
氷水を作ったら、あとはラムネの瓶を突っ込んで、待つだけ。
ラムネは4本。きっと誰かが通りがかるから、自慢話をしてみよう。
冷たいラムネと共に、魔女は誰かを待っているのでした。
此処は不思議な神域だから「待て」ば誰かが「来る」と信じて。

【場所】
なんかお社のどっか縁側

【発言可能】
葬・祝
ヴィズ・フレアイデア





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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月16日
(からん。日差しに負けて溶けた氷が触れ合って音を立てている。)
(ドレス姿で縁側に座っている。時折ちらりとラムネ瓶を気にするけど、まだだと我慢。キンキンに冷えたのを飲むのが良いのだ、と、舌がよく伸びる小さいカエル妖怪に教わったのだ。だから、せめて誰かが通りがかるまで開けるのを待とうと)
(「キンッキンに冷えてるビイ玉をよう、ポンと押して開けるあの瞬間がたまんねーんだよ!」) (無効票)
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葬・祝 2021年8月16日
(するり、横着して壁を擦り抜けた悪霊が、縁側の青い女の姿に気が付いた。あら、と瞳を瞬き、透けた両足を床板にぺたりと付けてその背中に歩み寄り)
ヴィズ、何してるんです?
(何だか、機嫌良さそうにも、そわそわしているようにも見えたものだから。小首を傾げると、ちりぃん、と小さく鈴が鳴った) (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月16日
(はっ!)
(犬だったら耳が立っていたかもしれない。声をかけられて振り返る、其の腰に尻尾が見えたかもしれない。)
ハフリ!! 壁から出て来るなんてびっくりだな! よくぞ聞いてくれた! これはな、ラムネを冷やしておるのだ。
(見たまんまの事を述べる)
キンキンに冷やして飲もうと思ってな? 誰かが来たら一緒に飲もうって思ったんだ。ハフリは暇か? 飲んでいかぬか? (無効票)
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葬・祝 2021年8月16日
だって霊体ですもの、壁くらい擦り抜けますよ。
(カフカに見付かると微妙な顔されますけど。なんて付け足しつつ、何だかこういう顔は昔も誰ぞで見たな、なんて考える。こう、何だか待ち切れない、とびきりの話をしたくてそわっそわしている子供と同じ顔である。そういう時は、得てして、他者が敢えて聞いてやると喜ぶとも知っていた)(なので、悪霊は相手の隣へそのまま腰を下ろした)
なら、ご相伴に与りましょうか。ソーダ、というものはつい先日飲みましたけど、似たようなものです?
(瓶の中に細かい気泡が見えるから、先日依頼で初めて飲んだソーダ……炭酸、と同じものだろうか) (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月16日
あんまり横着してると太ってしまうぞ?
誰かが言ってた。心にも贅肉が付く。
(はて、魔女を犬に例えるなら何だろう。まあ魔女は魔女以外の何者でもありませんがね。出来るなら可愛くてカッコイイ犬がいいな、なーんて。座った相手を確認すると、ラムネの冷え具合を確認する。うん、氷を多めに作っておいたお陰で程よく冷えている)
そうだねえ。余り違いはないかな? ただ、ラムネは入れ物が特殊でな。この入れ物に入っていたらラムネと呼ぶ、みたいな感じだろか。ビー玉で蓋がしてあるんだ。開けた事あるかい? (無効票)
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葬・祝 2021年8月16日
寧ろ、霊体にしては生者に合わせて健康的な生活してると思いますよ、私。
(朝早く起きて朝食を作り、みんなを起こして朝食を食べ、お社内の家事をしたり出掛けたりして昼は各々食べるなり食べないなりして、夕方には戻って来て夕食の手伝いをしてみんなと食事をして、風呂に入って、寝たり寝なかったりする。健康的にもほどがあるし、そもそも死ぬ前より余程人間的な生活だ)(相手が確認するラムネ瓶を興味深そうに眺めて)
いえ、カクリヨ内でも他の妖が飲んでいるのを見掛けたことはありますけど、私は購入したこともないので。これ、どうやって開けるんです? (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月16日
……。(黙り込む。自分がハフリを見るタイミングを確認する。朝はいる。朝食も食べてる。昼は知らん。夕方ごろたまに見る。夜もお風呂にいってる。)……ほんとだ!!凄く健康的!!あたしは…嫌いなものだったりすると食べないな、ごはん。(悪霊にも好き嫌いはあるのだ)
(聞かれるとものすごく得意げな顔をする。よくぞ聞いてくれました)
ふふふん、では実演しながら教えてやろう。最近は蓋押しという便利なものがあってな。(瓶を一本取り出すと、口に巻いてあるビニルをぺろっと剥いだ。凸の形をしたプラスチック製の器具を、これが大事なのだと振って、瓶の口に当てる。)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月16日
これを、圧す!(蓋を塞いでいるビイ玉に照るように蓋押しを当ててぐっと押すと、ぽん!とビイ玉が瓶の中に沈み込んだ。一番下までは沈まずに、瓶の半ば、くびれの辺りでころんと転がって止まる。)
簡単だけど、これが楽しいんだ! お前もやってみよ、ハフリ! (無効票)
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葬・祝 2021年8月16日
くふふ、ほらね、意外と健康的な生活でしょう?あんまりみんなに心配されるもので、最近すっかり門限のある子供のような生活してますからねぇ。あら、君、嫌いなものあったんです?
(カフカにも、珮李にも、クロウにも心配されるし、何ならカフカが心配するからとコノエにも心配される有様である。確かにもう随分と脆弱になってしまった身だから、ひとりふらついている時に厄災を排除しようと他の神々やらに狙われると、危険といえば危険なのは事実だった)
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葬・祝 2021年8月16日
(良い音と共に沈み込んだビー玉を、思わずぱちくりと瞳を瞬いて眺めてしまった。わ、と小さく漏れた声が興味の証。蓋押しを渡されるとそのまま受け取って、氷の中のラムネ瓶をひとつ取り上げた。ひんやり。さっきの相手の行動を、全く同じに綺麗になぞるように)(きゅぽん!)(人真似が得意な妖は、こんな所まで人真似が大層得意だった。目の前で見た行動なら、ある程度そっくりそのままなぞることが出来る)
……良い音しますねぇ、これ。それに、綺麗です。
(濡れた瓶を、そっと日差しに翳す。濡れた光と、細かい気泡と、沈んだビー玉が、夏の日差しに反射してきらきらしていた) (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月16日
うむ!思わずヴィズちゃんも頷いてしまう健康ぶりである。
――だアって、お前、其の姿なら心配するよ。昨今の世の中は物騒らしいからなあ。あたしからみりゃ見えるようになったというだけで物騒具合は変わんないけどさ。
(相手が変幻自在の悪霊であると認識したのは、いつぞやの水着姿を見た時だ。けれど子どもの姿をとる彼を心配するのは当然だと)
…うむ。勿論好き嫌いはあるぞ? 野菜は大体嫌い。(でも、こっちの方が子どもみたいな事言ってる。)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月16日
あ、すごい! 巧い巧い!(まさに子どもを褒めるように、瓶を持ったまま慎重にぱちぱち拍手した。こぽん、と甘い炭酸水の中に沈み込んだビイ玉はころりとくびれに沿って転がり止まる。)
そうであろう! あたしはこの音がいっとう好きなんだ! 飲むときにもコツがあってな、ちょっと凹んでるところにビイ玉を引っかけて飲むんだよ。
(下に向ければ簡単さ、とぐいと一口。お先に失礼。甘みを帯びた炭酸がさやかにしゅわしゅわする。後頭部を飾る黒いリボンバレッタ) (無効票)
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葬・祝 2021年8月16日
だって、封印具を付けると押し込められてこうなるんですもの。私が好き好んで選んだ姿じゃありませんし。
(封印具。細く白い指が、髪に飾っている和鈴を軽く弾く。りりんっ、と高く澄んだ音が鳴った。この姿は、封印を施しているからこうなるだけで、正直、不便が多い。まあ、子供扱いされるのも時と場合によってはたのしいから、それはそれで最近有効活用しているけれど)
野菜嫌いって君こそ子供じゃないですか。私は元々好きも嫌いもありませんからねぇ、今でも特に嫌いなものってありませんし。
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葬・祝 2021年8月16日
分かりやすく目の前で見ていれば、そのまま真似るのは簡単なんですよ。
(相手の行動をまたなぞるように、ラムネ瓶を傾けてひと口。相手の行動そのままだからか、危なげない。しゅわしゅわぱちぱち。やっぱり、炭酸というものに慣れないから、まだちょっと口の中が痛いような気もする。でも、先日のソーダより泡が細かいからか、少しはマシだ。それに、味は嫌いじゃない。甘いけれど、何処か爽やかだ)
……あら、ヴィズ、髪飾りなんてするんですねぇ、君。
(ふと見た先に、見慣れぬ黒。ひたすら青い女の中にあって、それはとても良く目立った) (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月16日
封印具?(ぱちくりと瞬きをして、弾かれて鳴る鈴を見た。)…鈴をつけると其の姿になるのか。へえー…てっきり其の姿の方が小回りがきくから、とかそういう理由だったのかと思ったよ。(なんでもかんでも実用に結びつけてしまうのは悪い癖だ)
あたしは見た目大人ですもーん。大人には好き嫌いを取捨選択する権利があるのだ。食べなくても死なないし。あ、でも一回毒草食べたときはちょっと楽しかったな。アレは誰に悪戯されたんだったっけ…口の中がピリピリしてな。
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月16日
へえ、ハフリは真似るのが巧いのだな。真似出来ない事ってあるのか?
(例えば専門知識だろか。戦闘技術だろか。思案しながら問うも、問われては、とぱちぱち瞬いた。其の後に浮かべる嬉しそうな笑みのなんと幸せそうなことか)
うむ! 貰ったのだ。えへへ、凄いであろ? 魔女は与えるもので奪うものだというのに、“貰った”んだ!最近人間の男と知り合ってな、リボン市に行ったらこれをくれたのだよ。今日みたいに暑い日にはちょうどよい! どうだ? 似合うか?(どうだどうだと見せびらかすさまは、もうなんか退行しすぎて幼児のようである) (無効票)
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葬・祝 2021年8月16日
彼方の姿は、瘴気や不幸を振り撒き過ぎるので。
(小回りが利くから、なんて考えたこともなかった妖は、可笑しそうにふふりとわらう。存在そのものが厄災であるならば、その当たり前に自動的に振り撒かれる力を恒常的に抑え込もうとすると、存在そのものを押し込めて無理矢理にでも小さくしてしまうしかないのだ)
そもそも悪霊なんて、別に食事も必要ないですからねぇ。楽しかった、だなんて、殺す気だった方も浮かばれませんねぇ。
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葬・祝 2021年8月16日
余程の専門的なことでなければ、形や動きをそのまま真似るだけなら直ぐにでも。とはいえ、形や動きだけ真似ても無意味なことの方が多いですから、本当に真似る気ならひたすら観察と練習になりますけどね。
(そのまま真似るだけ、なら簡単なのだ。それが自分の肉体に合っていない動きだろうが、知識を伴わないと意味のない行動であろうが、真似るだけは真似られる。でも、それで結果を出せるかはまた別の話だ。人真似を自分のものとして身に付けるなら、其処からこの妖は、飽きもせずにひたすら延々と対象の観察とトライアンドエラーを繰り返し続けるだろう)
あら、貰い物でしたか。くふふ、貰い物は嬉しいものですよねぇ。私も貰ったので、君の誕生日にはお返ししますね。ええ、君の青に映えて、良くお似合いですよ。
(子供のようだ、なんてわざわざ言わないでおく。貰い物は嬉しい。自分も、それは知ったし) (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月16日
瘴気や不幸。ほう。お前、悪霊になる前からそんな存在であったのか。
(死んだときの話はしたような気がする。追われてるから戦いたいならのしつけて差し上げる、とも言われた気がする。成程、追われているのはそういう理由だろか。難儀だねえ、と呟いて、ラムネを流し込む。ビイ玉がころろとなるのが心地良い)
そうだよねえ。――…。(思わず真顔を相手に向けて思案。……はっ)あたしは殺されかけたのか!? 口の中がぴりぴりで終わったから悪戯だと思ってた!そういえば食べさせるというよりは口に押し込まれたし!
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月16日
へえ!そりゃあ凄い。真似というのも一つの才能だからね。でも……うん、そうだな。戦いの技能とかそういうのは真似だけでは巧く出来なかろうな。まあ、…はは、ラムネの開け方は戦い方ではないけどね。
(変に苦戦されなくてよかった、というのが正直な所なので助かる。ころころとビイ玉を鳴らしながら)
そうなの、貰い物なの。お返しにあたしもリボンをあげたんだ。えへへ。(子どものようにふくふくと笑う。)
あ! そうそう、お前にもあげたよね! 生憎装飾品は専門外だったので、戦いの技になってしまったが。他には何か貰ったの? お誕生日だもんね、色々貰ったのでは? (無効票)
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葬・祝 2021年8月16日
私という人型が形になった時から、厄災そのものですから。
(人間たちが、原因不明だと恐れ怯えた諸々全ての概念を寄せ集め、これのせいだと名付けて妖とした。それが己だ。数多の不吉や不幸や恐怖や嫌悪の概念の集合体。だから、厄災)(しゅわしゅわするそれを、またひと口。炭酸に不慣れなもので、少しずつちびちびと飲んで慣らして行く)
悪意や害意に鈍いのも考えものですねぇ、君。
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葬・祝 2021年8月16日
私はそもそも不定形ですし、真似が出来ないと人間らしい行動も出来ないでしょう?
(蓋を開けるくらいならそのまま真似るだけで余裕ですよ、とわらう。元が生き物を経由していない上に不定形なものだから、人間らしい動き方、歩き方、仕草、表情、口調、そういうものが必要になる)
お友達が出来たようで何よりですね、引きこもりでしたもんねぇ、君。
(可笑しそうに、揶揄うような声。問われると、ひとつ頷いて)
色々貰いましたねぇ。普通の品物以外にもカフカの神域の一部を借り受ける術だの、戦神の加護の込められた武器だの、私に渡して良いのか悩ましいものもありましたが。 (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月16日
ほう。其の割にはあたしは最近良い事づくめだが。
其の魔除けのお陰かな?
(視線を鈴に。リボンを貰って、友達が出来て、毎日が楽しいし、こうして誰かと一緒にラムネを飲むのだって楽しい。たとえそれが厄災であっても、話す分に問題なければ割とどうでもいいのだ。だって、ちびちび飲んでる様は可愛いのだもの)
鈍いっていうか、どうでもいい? って感じだったな。拷問やら何やらの合間に試しに突っ込んでみようって口に突っ込まれた草だし。例えばお前に毒茶を出されたら悲しくもなるが、知らん奴に毒をもたらされても別に、…ねえ? お前だってそういう所あるだろ?
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月16日
そうなの? じゃあ今そうやって笑ってるのも真似っこの一環なのか。
(成程、元は概念だとかそういうものなのかもしれない。吸血鬼だって霧になるしおかしい事ではないと思う。)
――うん。勇気を出して外に出て良かったよ。とても素敵な友達が出来た。
(はにかんで頷く。カクリヨでは物々交換が主流だったし、親しいものもいなかった。其れ以前は何かを貰うとかそういう次元ではなかった。だから、今は幸せと呼ぶのだろう)
神域の一部を!? え、其れはカフカから貰ったのか?(仲良しさんなんだなあ、と思うばかりである。だって、自分の縄張りをあげるんだよ? よっぽどじゃなきゃしなくない?)戦神の加護……羨ましい。妬ましい。(じっとりと見つめながらラムネを一口)…ま、良いんじゃない? 紛れもなくハフリへの贈り物なのだもの。貰っておいても。 (無効票)
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葬・祝 2021年8月16日
カフカが吉兆ですからねぇ、其方のお陰では?
(嘗てはお互いとんとんで拮抗していたが、自分が脆弱になった分、多分今ならカフカの吉兆の方がずっと強いのだ。そのお陰で、自分があの子の神気と吉兆を隠れ蓑に厄災を抑え込んで穏やかに暮らせているので、何が幸いするか分からないものである。からん、とビー玉が涼し気な音を立てる。自分は初体験だが、これもきっと、夏らしさ、というものなのだろう)
まあ、そうですねぇ。毒物は普通にある程度痛みや苦しみとしては効くので、どうせ元から嫌なんですけど。……お社内の子たちに出されたら、ちょっと嫌ですかね。
(だって、お社内の子たちは、カフカの大切だ。それに、自分も、少しだけ、その辺の有象無象よりは個人として見られる)
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葬・祝 2021年8月16日
真似っこですよ、そういうもの、として学びましたし。
(この妖、いっぱいいっぱいになると表情が抜け落ちる。人真似をする余裕が失われた時以外だと、完全に気を抜いて人真似を放棄した時に限る)
人なんて、接触しなければ何も変わりませんからねぇ。
(擦れ違うだけの他人なら、何の影響も受けないし、何の影響も齎せやしないのだ。普通は。接触して、関わって初めて、人間側から何らかのリアクションが返って来る。またラムネをひと口。ちょっとこのぱちぱち感にも慣れて来た)
ええ、カフカから貰いました。……妬まないでくださいよ、戦神が気になるならご自分で珮李と交流してください。そう、ですねぇ……まあ、もう私のものなので。
(返せと言われたって嫌です。なんて、悪霊はわらう。だって、もう自分のものだ)(宝物) (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月17日
カフカが吉兆、……いやあ。(いやいや、と頭を振る)あたしは悪霊であるぞ? どちらかと言えばお前の影響を受けやすい気がするがなア。
(とはいえ、厄災が友人を運んでくるとは考えにくいけれど。――ぱちん、とバレッタを外して見つめる。其の眼差しは慈愛に満ちている)
ハフリには毒物効くのか!ほほう。あたしは効かないんだ、何故かは知らないけど。毒薬とかもぴりっとして終わり、みたいな。熱を操るからかな。――ふふふ! そう心配げな声を出すなよ、お前に毒茶を出すやつなんていないさ。此処には。
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月17日
真似っこにしては綺麗に笑う事だ。でも、根差した感情は本物とみた。
(嬉しくなければ笑う必要はない。勿論建前で笑う事は出来るけれど、自分相手にそういう建前を使う相手でもないだろうと踏んで)
そうだね。接触しなければ何も変わらない、……其の通りだ。あたしはあの人間に、思ったよりも随分と懐柔されてしまっている。
(流石概念。いう事に重みがある。溜息を吐き、バレッタで軽く髪をまとめて留める)
妬むくらいいいじゃーん!あたしはまだハイリと話したこともないんだもの!まずは呼び止める事から始めねば……あ!
(何か見付けた、みたいな顔をする)
其の笑みは真似っこではないな! カンだけど! はは、誰にもあーげない、って顔だ! (無効票)
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葬・祝 2021年8月17日
忘れていらっしゃるようですが、このお社で飲食するものは全て神餞と同じですからね?吉兆の神の神域でその神気に晒されて生活し、吉兆の神に捧げられた食物やその土地で湧いた清水を飲む。その時点で、皆さんあれに祝福されているのと変わりませんよ。
(自分は、多分。この生活を長く長く続けて行くと、今とは違う何かになるだろう。別に、所詮は厄災。今以上危険なものになることもないし、何かに変わるならそれでも良いけれど。どうせ、心が芽生え、愛を知ってしまった己は、もう元通りにはなれないし)
効きますよ、そもそも普通に肉体を殺されればご覧の通りに悪霊になってますし。別に心配なんてしてませんよ、此処はあの子の神域ですもの。
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葬・祝 2021年8月17日
さて、感情とやらもつい先日まであまり自覚はなかったんですが。
(でも、多分。それなりに心というものがきちんと育っていたのだろう。空になったラムネ瓶を揺らす。からからん。ビー玉、取れないんだろうか)
人の中に混ざろうと思った時点で、普遍性なんてあってなきが如しですからねぇ。せいぜい、のたうち回ってくださいな。
(人との関わりで心の深い所に突き刺さった温かいものは、きっとそう簡単には抜けないから。せいぜい、困って悩むと良い。自分は何かもう、一頻り悩み倒して頭が痛くなるくらい悩み倒して、途轍もなく疲れたから)
だから、もっと交流なさいって言ってるんですよ。当たり前でしょう、私だけのものです。あげません。
(しれっと。それは、芽生えて自覚したばかりの確かな独占欲と執着の端っこだ。あの子のことほどではないけれど。でも、私だけのために用意されたものだと思うと、手放したくないし、貸すのもちょっと嫌) (無効票)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月17日
ハッ、そうであった。そもそもなんであたし此処にいられるんだろうな?(思わず問うてしまう。理由は薄々判ってる。目の前に先輩がいるからだ。だが、何故「先輩」が此処にいて、しかも神域の一部まで貸して貰えるのかは判らなかった)
なんか祝福とかむず痒いんだけどなあ……普通で良いよ普通で。力を失ったりしたらコトだし。
(奇しくも同じことを考えている。この場所で長く生活を続けて、別の何かになってしまうのではないかと。自分は恐れている。戦う力を失うのではないかと)
確かに。あたしには生前というものが殆ど存在しないからいまいち…判らないが…。…。ふふふ。ではあたしの勘違いであったという事にしておこう。
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月17日
「つい先日まで」? ほう。何かあったのかね。
(ころころ。ビー玉は入り口を丁度良く塞ぐ大きさなので、中々出てこない)
別に人の中に混じろうとした訳では、……むう。(出会いはUDCアース。其処まで顔を出しておいて「混じりに言った訳じゃない」なんて言い訳はきかないだろう。)
だってだってー!この神域広いんだもん!(とひとしきり足をじたばたさせて、)……ふふ。ふふふ! あははは! ハフリの意地悪!
(おかしいけど、何だか嬉しかった。何故かは判らない。「~すべきだ」などという考えを持っている訳でもないのに、ハフリに感情が見え隠れするのが楽しかった。ひとしきり笑うと、桶を見下ろす。すっかりとただの水桶になってしまって、ラムネの瓶が2本沈んでいる)
……そろそろ戻ろうかね。余った分は明日飲もうか。1本要る? (。)
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葬・祝 2021年8月17日
カフカ、甘いんですよ。害にならないなら何でも受け入れちゃうんですから。……ま、そう簡単には変わりませんよ、大丈夫。
(自分も名実共に全面的に受け入れられてしまったし。というか、あの子は、害になってすら相手にも理由があるだのちょっと哀れだだの浮かんでしまう甘ちゃんである。千年以上、甘いまま。愚かしいくらいに変わらない、変われない、愛おしい可愛い子。そう簡単には変わらないから大丈夫だとわらう悪霊は、実体験だ。だって、己がこの通りに変質するまで、ずっと近くに居続けても千年以上掛かったし。たまに遊びに来るくらいで、そう簡単には変わらないだろう)(多分)
元々肉体なんてありませんでしたが、人型を取る時に、生き物は死ぬものだという概念も取り込んだんでしょうねぇ、私。しておこうも何も、実際、心配なんてしてませんもの。
(だって、そもそもこのお社、呆れるくらいお人好ししか居ない)
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葬・祝 2021年8月17日
カフカを番にしました。
(あっけらかんと言うには、何だかとんでもないことを言いやった。そうか、このビー玉、出ないのか。ちょっと残念。とりあえず、瓶ごと持ち帰ろう。割れば多分出て来るだろうし。この悪霊、ラムネがたのしかったから、忘れたくないからビー玉を持ち帰りたいのである。子供か)
混ざりたくない者は、わざわざ人間と遊びになんか行きませんよ。しかもそんな、贈り物で浮かれてはしゃいで、話したくて仕方ない幼子みたいな顔はしません。
(にこやかに、この悪霊、トドメを刺しに掛かった。遠慮がなかった。駄々っ子のようなことをする相手が笑い出すと、不思議そうにことんと小首を傾げ)
意地悪じゃないですよ、君だってその髪飾りを妬まれたり貸してと言われたりしたら嫌でしょう。
(どうして笑われているか、なぁんて、当然気付いてもいない)
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葬・祝 2021年8月17日
そうですねぇ、そろそろ夕食の手伝いをしないと。……いえ、それはまた明日、君が冷やしてくださいな。それでは。
(笑う)(ひらりと着物の裾を靡かせて立ち上がった悪霊は、空のラムネ瓶を片手に音ひとつ立てずにその場から歩き去る)(それでは、また明日) (。)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月17日
うむ、あたしにも判る。あやつは甘い。もしやあたしナメられてる? と思った日もあったが、そうではなかったのだよね……
(そして目の前の「先輩」が言うのだ、想像以上に相当だし、簡単に変質する事はないのだろう。一安心したらいいのやら、何やら)
「でしょうねぇ」ってお前ね。死ぬというのは一応生き物にとって一大事だからな? 死んだら其の先は本来はないのだからな?
……。まあ、そういう事にしておこう。(これは自戒である。毒茶出したらどんなリアクションするかな、なんて思ってしまった自分への自戒である。そんな事をして他人を害したら、きっとあの子が怒って悲しむから)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月17日
ほう、番。……。…。番!?
(やばーい詳しく聞きたーい。今度詳しく聞こう。というか、あたしは目の前の悪霊先輩とカフカの間柄について何も知らぬのである。まあでもそうだな!番ならば一緒にいるよなあ!)
――むむむ。反論が出来ぬ。そうです、あたしは自慢したかったのです、コレ。(あっけなくとどめを刺された。よわよわのよわ)
…勿論!妬む分には別に良いけど貸すのは駄目!あたしのだし!
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月17日
夕食の手伝いをする悪霊か……(もうなんというか、悪霊っていうか、先輩っていうか、お母さんかな? という目でハフリを見つめ、己も桶を抱えて立った。)
うむ、ではまた明日、誰かと分け合うとするよ。付き合ってくれてありがとね。
(歩き去る相手を見送った。壁をすり抜けないんだな…とは、心の隅で思った事。己も背を向けて、歩いていく。廊下をちゃんと歩くと、生きているような錯覚に陥る)
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ヴィズ・フレアイデア 2021年8月17日
(りいりい。蜩がいつの間にか鳴きだしていた)

【〆】
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