【個別】例えば止まり木の上のカフェテラスで
アイオライト・セプテンバー 2021年7月6日
夏の気配も濃くなってきた七月の某日。
たまには少し息抜きでも、と訪れた、MM Kingdomは世界樹の上のカフェテラス。
クロムキャバリアではなかなか難しい高層の店。
空に近い景色を眺めながらのティータイム中に、再会したのは……。
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アイオライト・セプテンバー
クラリス・クレスト
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アイオライト・セプテンバー 2021年7月6日
あ、うん。私が思ってるからおっけおっけ。
本人の同意求めてないから。
(おっけー、と指でマルを作る仕草)
そうそう、ウチの周辺に出回ってる量産型がベースなんだけどね。
へぇ、ブルーバード。……良い名前ね! しかも逆間接の鳥型? それも聞いた感じ、飛行型のキャバリアじゃなくって?
良いじゃない良いじゃない、趣味良いわねクラリス!
(うっきうきである)
大丈夫大丈夫。
あのね、私365日変な話しか聞いてないの。
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アイオライト・セプテンバー 2021年7月6日
そそそ。中立国家のひとつでね……そういう慰安区域自体を外交カードにして非戦闘地区として存在してるみたいな。
あと温泉の成分がとてもね、お肌にいい。
(力強く)
ん、そうなの?
あ、そっか……他の国に学校があるわけでもないんだものね。
ね。ていうかさ……逆に言えばそれ以外、キャバリアに乗る仕事なんて思い浮かばなかったから。
そうなると、いいなぁ、って。
クラリス・クレスト 2021年7月6日
そ、それはおーぼーというやつでは!?
(いやでも確かに他人がそう思ってるコトに関してボクが何か言えるかって言われるとそーじゃないんだけども――!!)
話聞いてる限りはアイオライトさんのキャバリアも飛行型?
ボクのも――まあ飛ぶってよりは「跳ぶ」、ジャンプ&ダッシュってかんじなんだけど、空中戦を想定してるのは確かにそう。
離陸を揚力じゃなくて加速と跳躍で無理矢理成し遂げてるってカンジで……だから動きが結構直線的で、空中での制動を利かせるのにちょっとコツがいるんだけどね。
(すっごい楽しそうだ。そっか、空飛ぶ仕事したいって言ってたし、ホントに空が好きなんだろうな)
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クラリス・クレスト 2021年7月6日
(…………なんて、思うから。なんだか、「変な話」をするの、ちょっとだけ申し訳ないような気がしてしまう、から)
……こう、えー……と。
自分の夢だと思ってたものが、実は全然違うって、気付かされるよーなことが、あってさ。
そしたら、こう
…………「自分」がどこにあるのか、ぜんぜんわかんなくなった、って、いうか。
(そういう……なんて、ちょっと言葉尻が窄んでいく。すごく抽象的な言い方をしてしまって、うまく伝わるかな、てのと。こう、なんていうか……普通のヒトには荒唐無稽だろうな、というのとで)
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クラリス・クレスト 2021年7月6日
あ、なるほど……そういう生存戦略もありか。初めて聞いたけど、言われてみれば確かにだ。
……あ、ボク、背中に大きな傷跡みたいなのがあってね。
一人で入れるのならまだしも、人と遭遇する可能性があるのは避けてるカンジ。びっくりさせちゃうでしょ。
(だからこんなの着てるんだ、なんて。夏場なのに厚手のジャケットをつまんでみせて)
ボクの国にも学校はあるらしいんだけど、ボクは通ってないんだよね。
傭兵小隊に拾われて、そこで色々教えてもらったカンジだからさ。
あー、……確かに、平和になったらキャバリアをどう使うかって言われたら、ボクも思いつかないかも。
(そうだな、そういう意味なら、乗り続けることを選ぶなら必然、そういう風になるんだろう)
……叶うといいね、……じゃないな。うん、叶えたいね。
アイオライト・セプテンバー 2021年7月6日
私の世界だと私が王だからねぇ。
(胸を張って見せる。特に胸はない)
そうそう、飛行形態に変形するタイプに乗ってんのよね。ガガンボとかとよくやりあってる……。
へぇー、なるほど。だから逆関節……そのほうが衛星に補足されにくいだろうしね。
でも面白そうだなぁ、いつか見てみたいかも。
(ふんふん、と逐一頷きながら話を聞いて)
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アイオライト・セプテンバー 2021年7月6日
………ふむ。
(腕を組みながら話を聞いて)
……んー、具体的に何があったのか、って言うのはよく分からないけど
自分を見失う経験はあるわよ、あるある。私だってあるわ。
私なんて目標どころか機体も名前も他人のだし。
だからまぁ、解決できるかとかはともかくとしても
……別に、肩って素っ頓狂な話でもないわ。
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アイオライト・セプテンバー 2021年7月6日
実際は色々、背後に絡んでることがあるんでしょうけど……そこまでは詳しくないしね。
ああ……その辺も、分かるわ。
私も、ここ(と、自分の胸の、真ん中を縦になぞるように、指でジェスチャーして)にね、大きい傷があって。
あんま人に見られたくないから、温泉使う時もなるべく人のいないとこ選んでさ。
……女の子なら、なおのこと気にするわよねぇ。
そっか、じゃあ筋金入りなのねぇ、クラリス……。
物心ついた時からキャバリア乗ってるとね。
かといって、平和になった時代に自分は要らないってただ認めちゃうのは……そこで止まっちゃうしさ。
クラリス・クレスト 2021年7月6日
そーゆー自信は見習うべきのよーな、ボクには不相応のよーな……ってカンジだなあ……。
(思わず自分の胸部に目を落とした。同じくらい胸がない)
可変型! いいねえロマンがあるよねえ……ウチは変形機構を取り入れた機体を使ってる人全然いないから、ボクもいつか見てみたいなあ……。
そーだね、定期的に再加速が必要になるから、あいつらに捕捉されるほど高高度って感じではない……かな。でもやっぱり、視界一杯に空が広がる感じはね、あるよ。
クロムキャバリアにはめちゃくちゃ高い! って建物が少ないからかも知れないけど。
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クラリス・クレスト 2021年7月6日
…………うん。その、あんまり具体的じゃなくって、ごめんね。
(なんて、ぼそぼそ、言い訳めいたことを言いつつ。今度はボクの方が、アイオライトさんの言葉を黙って聞く番で――――)
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クラリス・クレスト 2021年7月6日
えっ
、…………。
(「機体も名前も他人のもの」なんて言葉を聞いて。思わず、アイオライトさんをまじまじと見ちゃった)
あ
、…………えーと、(なんかこう、色々、追加で話さなきゃいけないことがある気がするんだけど、うまく浮かんでこない)
その、ううん、えっと…………まあ最終的に解決できるかどーかってのに関しては「気の持ちよう」みたいなことでもあるわけだからボク次第ってカンジなんだろーけども。うん。
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クラリス・クレスト 2021年7月7日
(…………ちょっとだけ、深呼吸。落ち着いて、整理して)
そっか、アイオライトさんも、……そうなんだ。
ああ、いやでもね、ボク自身は気にしてないんだけど――周りの人が気にしちゃうから隠してる、ってだけで。
(本当にそうなんだろうか――というのを、考えるのは後にしよう。頭が痛くなりそうだし)
まあ、こう、一応アンサーヒューマンって呼ばれる系統にあたるから、小さい頃は研究所だったしね。ホントに、戦う以外のことを想定されてないつくりだから、ボクは――(なんて、言いかけて。口を噤んだ)
……アイオライトさんは強いなあ、なんだか。すごいなって思う。
(ヒトだから選べるのかな――なんて、そんな考えを打ち消した。多分、それは、言い訳だし、失礼だと思ったから)
アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
私に相応かどうかが問題だからね。
(ふふん。まあ成長はまだまだこれからだろう)
いやぁ、コストヤバかったけどね。前モデルの3倍の販売価格だからこれが傷つくと大変で大変で……。
でもそういう空の楽しみ方もありよねぇ……実際、私もそうやって跳躍するような操縦するときはあるし。
キャバリアは脚があるからね、滑走路が無くても跳躍で離陸に勢いつけられるのがね。
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アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
いいのいいの。
1から10まで説明できることのほうが、少ないもんだしね。
そーなの。なかなか適当な存在でしょ?
それでもまぁ、名前も夢も、借り物でもずっと使ってれば馴染んでくるもんでさ。
それこそ「気の持ちよう」よね。
……その気の持ちようを作るのが大変だ、って話だけど。
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アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
そうなの。だからほんと、去年くらいまでは医療施設使うのも嫌でさ。
傷跡のこと、聞かれるのもちょっとしんどいわよね。
消せたらなぁ、って思ったこともえけっこうあったんだけど……。
……そうなの。
なんだか、本当に妙な縁があるわねえ、貴女とは。
(ふむ、と小さく唸りながら、少し身を乗り出して顔を見つめ)
そう見えるなら、上手に演技できてるってだけの話。
実はとっても弱いのよ。一緒の部隊で戦ってる仲間には、とても見せられないけど。(ぺろ、と悪戯っぽく舌を出して)
クラリス・クレスト 2021年7月7日
むむむ……なんか、こう、すごいなって思うな、そういうの。
ボクがボクに相応の考え方をってなると、どーしても自分を下げちゃうんだよね……いや、それで正しくはあるんだけど、そーじゃないっていうか。
……こうやってボクを普通に見てくれるヒトに失礼だよなあって思うんだけど、難しいっていうか。
うわっえぐい価格上昇してる! いやでも可変機構付けたらそのくらい跳ねあがるもんなのかな……換装じゃなくて変形だもんね……。
ボクは逆に純粋な「飛行」って経験したことないんだけど、こういう跳び方だとホントに飛ぶように景色が流れていくんだよね。空に吸い込まれてくみたいでさ、そういう感覚は好きで――
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クラリス・クレスト 2021年7月7日
(――――っていう言葉が、自分の口から出たことに、ちょっと驚いたけど)
(「ずっと使ってれば馴染んでくるもの」だ、なんて言葉を聞いたから、冷静に受け止めることは、できた)
(そっか。空を乞うのが、「私」だったとしたって。その夢が、「ボク」じゃなかったとしたって――ボクが、空を好きになっちゃいけないわけじゃないんだ)
(それを、「侵されてる」と、思う必要だってないのかもしれないんだ)
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クラリス・クレスト 2021年7月7日
(ちょっとだけ、こわばってた頬が緩んで)
……「ぶつけると楽になることもある」って、ホントみたいだね。そっか、うん。なんだか、ちょっと、楽になったかも。
聞かれる……いやボクの場合はね、多分怖くて聞いてこないんじゃないかな、くらいの……かな。
(正確に言うと傷じゃなくて、背中に生えた金属体ってカンジだからな。そりゃ怖いだろうな……)
でも、これはボクがボクである限り、切って切れないものだし、
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クラリス・クレスト 2021年7月7日
わ、と、(身を乗り出してきたアイオライトさんと、ちょっと距離が近づいて。びっくりして、目をぱちぱちしながら)
……縁がある、ってことは、えっと、その、アイオライトさんも?
(――なんてのはホントは聞くようなことじゃないかもしれないけど、つい、そういうの考える余裕もなくしちゃって)
…………それこそ、もし、そうだとしたら。
それができるアイオライトさんはすごいな、って、やっぱり思うよ、ボクは。
それを見せないように頑張れてる、ってことだもん。弱くても頑張れるのは、すごいことで、強いことだって思う。
アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
いえ、別に普通に見てるとか高く評価してるとかそういうワケでもないっていうか
単に私目線で見て可愛いと思ってるから言ってるだけで……
可愛い子にとりあえず粉かけるのがクセになってるというか……
実は私けっこうロクでもないっていうか……。(もごもご)
なんだかんだ売れはしたみたいだけどね……私もびっくりだわ。
まあ普通、クロムキャバリアで純然たる「飛行機」を作るのは、頭おかしいって扱いだからね。
クラリスが怖い物知らずなら、機会があれば乗せてあげるわよ。
でも分かるかも。あの跳躍ならではの、急加速で体にかかるGも好きだしさ。
(無効票)
アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
……ん?
(彼女の中で、一体どういう思考の動きがあったのか、見ているだけでは分からないけれど)
(何か、変化はあったのだろうと感じて、目をぱちぱち瞬かせ)
(無効票)
アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
……そ、良かった。
壁の代わり程度にはなれたみたいで。
ふうん……そうなの。
(たぶん、単なる傷跡とか、そういうものではないのだろう。女の子の体のこと、突っ込んで聞くものでもなし)
それはそれなりに、クラリス自信は受け要られているのねえ……。
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アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
……ん?
(ふんわりわらながら、長い睫毛でぱちぱち、瞬き返して)
んー? ……私の機体は、もともと専用に調整されたアンサーヒューマンが乗るためのものでね。
私は、ロストしたパイロットの代わりに、コードネームを借りて戦ってたわけ。
だから要は……私の場合、アンサーヒューマンの代用品ってわけ。
でも、ま……頑張るだけなら、凡人やアンサーヒューマンに関わらず、できるものでね。
逆に言えば、アンサーヒューマンも一皮むけば、人間と変わるものではないのかなって。
ウチの学園にも、いっぱいいるけど……正直、キャバリアに乗ってない時は区別、つかないしね。
クラリス・クレスト 2021年7月7日
???
よくわかんないけどボクのことを「かわいい」って言うのは高く評価してるにあたると思うよ
……???
いうなればキャバリアのOSチップ見て「かわいいな」って思ってるようなもんだよ
……???
(だってボク、外見の審美性とかまったく考慮されてない調整だしな。そもそもヒトですらないわけだし)
え、ボクも資産があったら買うと思うけどなそれ……(ないけどね。お小遣いそんなに多くないから)
あ、でも乗りたいは乗りたいかも……いや操縦はできないんだけど……複座とかがあるなら……とか……。
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クラリス・クレスト 2021年7月7日
えっそんな。
壁の代わりだなんてとんでもない、すっごく……こう、なんていうのかな。
……一番自信なかったとこに、きちんとはまるピースをもらった、みたいな。そんな感じ。
(たぶん、それは――ただ壁に向かって話すんじゃきっとわかんなかったことだと思うし。誰に話しても同じ答えにたどり着けるものじゃなくって、このヒトの言葉だから理解できたことで)
だから、うん、その。ありがとね。
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クラリス・クレスト 2021年7月7日
受け入れられてる、って言うのかはわかんないけどね。
(――そういう「仕様」だから仕方ない、と思ってただけ。そもそも、つい最近コレが気持ち悪くなって一心不乱に掻きむしった前科があるんだから、受け入れてるとは言い難い気がする)
(睫毛長いなあ、なんて思いながらじいっと見つつ)
……そー、なんだ。
(…………替えの利かない部品と、どっちがいいんだろう。なんて、一瞬考えて、打ち消して)
だとしたら、うん、そうだね。アイオライトさんがそう言うのには説得力を感じちゃうな。
ボクは厳密に言うとそういうモノじゃないから、人間とはまたちょっと違うかもなんだけど……、同じようにできることがあればいいな、とは思ってる。
アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
じゃあそう言うことにしときましょう。
可愛いわよクラリス。可愛いかわいい超かわいい。
うっすら目を細めた時の表情が美人さんね。美化委員長のお墨付き。
自分とキャバリアの境が無い子を褒めるのも慣れてるの。ぜーんぜん迷うこと無いわ。(けらけら)
メンテも高いからねえ、国外に持ってくのは、なかなか骨が折れそうかな。
複座あるわよ。救助用装備ってやつでね……乗ってみてから、買うの決め手もいいだろうしさ。
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アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
あっは、そう?
それなら、光栄ね。相席させてもらっただけのものを返せたなら。
(そう言って、またコーヒーを一口。アイスだから、ちょっぴり氷が溶けて味が薄い。話し込みすぎたかな、なんて)
どういたしまして。こうやって話聞くくらいなら、いつでもいいからさ。
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アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
んー……そっか。
まあ、きっぱり1か0かで割り切れないもんよねぇ、うん。
(まあ、彼女も彼女なりに、色々あるんだろうなぁ、と)
……ほんと、瞳がきれいね、クラリス。夕陽みたい。
(じぃ、と視線を合わせながら)
できるわよ、できるできる。
人間と違う何かが、なにせ、友達にいっぱいいっぱい居てさ。作られた兵士、調整された子供、人の躰じゃなくなった子、プラントから生まれた子……そういう子がいっぱい。
それでも経験上……同じ言葉を交わせる存在ならね、何も問題はなかったりするの。
クラリス・クレスト 2021年7月7日
えっ?? アイオライトさんおちついて!??
(いや連呼されるのはさすがに想定してないんですけど
????? 言われることへの純粋な恥ずかしさより周りの目が気になるやつじゃんこれ!!! 落ち着いてとか相手に言ってるけど落ち着かないのはボクの方だよ!!!)
……わかりました、ボクの負けです……(降参せざるを得なかった。どうしよう、ヒトって強い)
あーそっか、どこにでもアンテナショップあるわけじゃないもんねえ。
マリアさんのとこ――ユースティティアの支店はうちの連合内にもあったんだけど、アイオライトさんの機体のとこはわかんないか……。
救助用
。…………戦闘用のキャバリアじゃないんだ?
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クラリス・クレスト 2021年7月7日
うん、そう。
相席だけじゃ足りないくらいもらっちゃったってカンジだけどね、ボクとしては。
(啜ったオレンジジュースがちょっと薄い気がして。カラカラ、氷の音をさせながらストローでかき混ぜる)
うん、ありがとーね。……お礼……ご恩返し? と言ったらなんだけど、アイオライトさんも何かあるときは言ってね。
それこそ、年下のボクでも壁にくらいはなれるからさ。
……まあ、あっちの世界情勢的にいつでも会えるってカンジじゃないけど。この街に来たらまた、会えることもありそうだしさ。
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クラリス・クレスト 2021年7月7日
そういうものだからしょうがないんだって思ってるつもりだったんだけど……案外まあ、諦め悪いというか。
……子供っぽいんだけど、折り合い付けたつもりでダメだったってことにこれもまた最近気づいたっていうか、そういうかんじ、で、
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クラリス・クレスト 2021年7月7日
(面と向かって、視線を合わせての褒め言葉に、さすがに顔が真っ赤になったのは、うん、許してもらいたいと思う)
(……アイオライトさんの瞳の色の方がずっときれいだと思うんだけど、とか。思ってることを言葉に出すのもできなかった。もう動揺じゃなくて硬直ってカンジだ)
………………そ、……っか。
(言葉に詰まったのは、その余韻が残ってたせい――もあるけど、それだけじゃない)
(――そう、なんだよな。ボクは「部品」だけど――そんな風に生まれたのはきっと、ボクだけじゃなくて。ボク以外の誰かは、それでもちゃんと、ヒトとして生きてるのかも、しれなくて
…………)
だったら、ボクも。……頑張っても、(――ひどく、頭が痛むけど、)……いい、のかな。
アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
あはは、やりぃ。勝ちぃー。
(雑なぶいさいん。こういうこと、前もやって怒られた気がするけど……まあ良いか。という感じ)
そういうワケだから、今後クラリスのこと、可愛いって褒めてくれる人がいたら、素直に受け取ってあげてね。
貴女がどう思っても、相手にはそう見えてるんだからさ。
ユースティティアは力のある企業だからねえ……新世界エレクトロニクスは資本は大きいけど、やっぱネバーランドがホームって感じするし。
そ。対オブリビオンマシン。洗脳されたパイロットの打倒じゃなく救出が目的……ってね。
そういうコンセプトが、割と気に入ってるのよ、私。
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アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
あら、美人さんとの相席は高いのよ?
私としてはまだまだ払っても良いくらいだもの。
(カップの中身を飲み干し)
あは、それじゃあ、その時は頼もうかな。
私もたまーに愚痴りたいときくらいあったりするし……。
……言ったらなんだけど、顔なじみには話しづらいことだって、たまにはあるからね。(カップを話すと、空いた口元に、指先を立てて見せ)
(無効票)
アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
なるほどなあ……ん、良いんじゃない。
整理できたとか、諦められたって思ったこと、意外と時間が経つにつれ、そうでもなかった……なんての、珍しくはないわよ。
きっとね、きっと。
(それから、モンブランを少し大きめに切り分けて、口へ運ぶ。コーヒー先に呑んじゃったのは失敗だったか……)
(無効票)
アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
(うん、なかなかウチの委員からは引き出せない年相応らしい表情で、これは見ていて飽きないなぁ、なんて)
(そういう悪いことを考えているのは伝わるんだか、どうか)
(そして、詰まり、詰まり、途切れながら彼女が紡いだ言葉を聞けば)
いいわよ。
そうしていい理由を自分の中に見つけられないなら、私が許すから。
「アイオライトさんが言ってた」って、誰かに言っときなさい。
クラリス・クレスト 2021年7月7日
う、うぅ……はい、そうします
…………。
(……と言っておいて多分その場になると否定が口をついて出ちゃうんだろうなあという感じはする――けど。でも、ヒトの見方とボクの見方が違う、ってことは、ちゃんとわかってるから)
(努力は、うん。してみよう)
やっぱり企業によってもそーゆーの違うんだねえ……コンセプトとか、どの層に売り出したいかとかでも違うだろうし。製品の規格とか。
(たとえば広くどういう技術体系のところでも使える製品を出すならまだしも、自社製品だけで固めるのを想定してるとかだと広く売り出すメリットも薄そうだしなあ。アイオライトさんの契約してる企業の体質はわかんないけど)
……なるほど、そういう感じ。
うん、ボクもそういう考え方、好きだな。助けられるなら、助けたいもん。
(無効票)
クラリス・クレスト 2021年7月7日
いやっ、だから美人さんでは――じゃないえーとその、あの、うん。
アイオライトさんがそう言ってくれるのは嬉しいけど、ボクもこれだけじゃ足りないくらいもらったなって思ってるから。
うん、だから、ね、たまーに愚痴りたい時とかはさ、言ってよ。
身近な人には言えないこと……ってのも、わかるしさ。ボクだって兄さんたちには言えないこととか、いっぱいあるし。
(こういう、答え方で。うん、いいのかな。ボクはかしこいアンサーヒューマンなので学習能力が活きてる。はず。)
(無効票)
クラリス・クレスト 2021年7月7日
それは否定できないな……。
それこそ、色んな部分を考え直して、ピースをはめ直したら、なんか全然違う絵柄が見えてきて……みたいな。
そういうのってあるんだろーなって、リアルタイムで実感してるとこだし。
(無効票)
クラリス・クレスト 2021年7月7日
(隙(?)を見て視線をどーにか下に逸らして、だからアイオライトさんの表情はそれ以上見えてないんだけど、なんかこうすごく楽しそうな? ちょっとニュアンスが違うけどそういう雰囲気は伝わってくるような、気がする)
(手を付けてなかったチーズケーキが視界に入った。フォークはもうちゃんと使える、大丈夫。一口分を切り分けつつ、)
……あはは。それはちょっとずるい、と思うから。
頑張ってみてもいいのかもってことだけ念頭に置いて、まずは、ボクが自分の中に理由を見つけるとこから、始めてみるよ。
アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
忘れたら、また面と向かって褒めに来るからね。
それでも自信なさそうならお化粧教えに来てあげる。
(もうほとんど面白がってるような調子で、いや実際面白がっているんだけど)
(まぁまぁ、戦場で生きる女の子だって、このくらいの歳ごろなら――恋の準備だってしておいて、良いだろうし)
もともとソフトウェアとか売ってる会社だから、そっちは国外にも売り出してるんだろうけどねエ。
ハードに関しては独自規格が多すぎて、輸出しづらいんじゃないかなあ、とか。
……ふふ、そうよね。
可能であるかぎり、助けられる命なら……死ななくていい命なら、助けたいもの。
(無効票)
アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
んーんーんー、おっけいおっけい。
それじゃあ今回の清算はまたお会いした時にでも。
愚痴りたいことは色々あるからねぇ……。
ああ、でも……。
(愚痴の内容にしてはローティーンの女の子向きじゃないのもあるよなあ、と思い出しつつ)
……そうね、たまに弱音でも吐きにきましょう。
(無効票)
アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
で、意外と、寝て起きたら忘れたりしてね。
全部そうならいっそ楽なんだけど。
(へらっ、と。どこか、それは、自分に対して投げやりな態度も、見え隠れしたかも知れないけど)
(演出継続)
アイオライト・セプテンバー 2021年7月7日
(あむ、と最後の一口を運び、紙ナプキンで口元を拭く。うん、かなり美味しかった気がする)
良いじゃない、ずるくって。
その場その時を生きるだけなら、ずるいの楽よ?
(ご馳走様、と一人唱えると、食器を置いて、代わりに伝票を二枚持って立ち上がり)
ん、がんばがんば。怠けたくなったらいつでも言って。
だらしなくてズルくてその場だけ楽な生き方なら、すっごくすっごく得意だからね。
可愛い相席相手に勝手に奢っていい気分になったりとか
(二枚の伝票をひらひら振りながら――)
じゃ、ごきげんよう。また会いましょ。
(レジのほうに歩きながら、投げキッスめいた仕草だけかまして去っていく――……)
クラリス・クレスト 2021年7月7日
えっいやそれはちょっと……今回限りでひとつ……。
(これは忘れられないな……とボクが思ったところでどうにもならないこともありはするけど)
(でもできれば忘れないようにしておきたいな、とは思う――いや恥ずかしい思いをするのがイヤとかじゃなくて、ちゃんとそういうのを覚えておきたいと思うからだ)
お化粧は
、…………(そこまでまだ自分のことを、「ヒト」だとは思えないけど)……やる気が出たらぜひ。
あー、独自規格が多いとそうかもね……広く売り出すなら汎用性とか互換性とか大事だろーし。
……うん、そう思うよ。だから猟兵としても、少し頑張ろうかなって思ったんだし。
(無効票)
クラリス・クレスト 2021年7月7日
ん、りょーかい。また会った時は遠慮なく言ってね?
弱音も愚痴も大歓迎だよ……とは言いつつ、今日のアイオライトさんみたいにはできないかもだけどね。
(姉さんたちで慣れてるから、愚痴を聞くのとかは得意だ。まあヒトとしての経験が全然ないから、アドバイス……とかみたいなのは無理なんだけど)
(ところでなんか今妙な間があったのは…………突っ込まないほうがいいんだろうな、多分)
(無効票)
クラリス・クレスト 2021年7月7日
全部そうできないから、悩むんだろうな……と言ってはみたけどさ。
……でも、全部そーしたいってヒトは、どんな深刻でもそうしちゃうんだろうから。
出来ないってことは、したくないのかもって、ちょっと思う。
(ま、これはボクの勝手な解釈ではあるんだけど――)
……それでまあ、ボクも、ね。
今のことしか考えないなら、全部投げちゃってもいいんだろうけど、やっぱりまだ先のことも諦めたくはないから――ちょっと頑張ってみ
(演出継続)
クラリス・クレスト 2021年7月7日
(るよ、まで言えなかったのは、立ち上がったアイオライトさんがひらひら揺らしてる伝票の数を確認したからだ。ボクはかしこいアンサーヒューマンなので目もいい。視力に知能は関係ない? それはそう)
(ただこう、止める間もなく、めちゃくちゃ様になる投げキッス一つ置き土産に立ち去られてしまうと、ボクはもうそれ以上何もできないというわけで)
(追いかけようにもチーズケーキまだ大半残ってるし、ジュースも半分くらいまだ手付かずで)
…………お礼参りもひとつ、追加しておこう……。
(お礼参りって恩返しみたいな意味だったよな??? お礼ってついてるから多分きっとそう)
クラリス・クレスト 2021年7月7日
(とまあそんな決意を新たに、)
(とりあえずボクは奢られてしまった自分のケーキと向かい合うのだった……)