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来客:ニスル・リンデロート

九十九里・トヲル 2021年6月27日


 
 ――今日の天気は穏やかですねえ。
 ――そうだね、天気が崩れると言っていたけれど。

 雨続き。久しぶりの晴れの日だった。
 雨の日は訪れるひとも少ないから、屋敷もひっそりとしている。
 本を読んだり片付けをしたり、ひとりの時間を過ごしていたら、扉を叩く音。
 軽く鼻歌でも口遊みながら、階段を駆け下りた。
「はいはい、どちらさまでしょ?」


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 来客:ニスル・リンデロート(流離う隙間・f18701)

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九十九里・トヲル 2021年6月27日
はいはい、どちらさまでしょ。(扉を開く。自分より高い背の彼を視線だけ動かして見上げた)……おや。これはまた随分と綺麗なひとが。噂話でも聞いてきました?(けらけら、楽しそうに笑った)
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ニスル・リンデロート 2021年7月3日
(晴とはいえ季節特有の湿気に困ったような表情でかすかに頭を振ると、に、と無表情を吹き飛ばすように微笑んだ)九十九里さんかな?初めまして。ニスル・リンデロートだ。受け入れありがとうなぁ。
庭の幻朧桜が美しくて惹かれたんだが…(屋敷についての噂など、好奇心を煽る材料でしかなくて)ああ、飛び切り楽しそうな館だなと思って。
ダクセ出身だがほかの場所をよく知らなくてなぁ、サクラミラージュ含めいろいろな世界を回ってみたいんだけどいろいろ話を聞かせてくれるかい?
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九十九里・トヲル 2021年7月3日
ええ、ええ。九十九里・トヲルと申します。ニスルさん、ですね。どうぞよしなに。(そう言って片手を差し出して)
おや、アレを褒めて頂けますか。あたしが育てたものじゃないですけれど、やっぱり嬉しいですねえ。(ありがとうございます、と笑って)あたしでよければ、いくらでも話し相手になりましょ。……マ、噂は追々ということで、とりあえず中へ入ります?
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ニスル・リンデロート 2021年7月4日
九十九里、だな、ああよろしく。(すっと手を伸ばして握手、握手。あなたを見て微笑んで)君はこの家の主かい?やあ見事なもんだよ、俺は桜を見るのは初めてで、咲きっぷりなど細かいことはよくよく知らんが…それでも見事だと思うよ。(入口にまで舞い散る桜の花弁に指をかすかに伸ばしてやめた)ああ、お邪魔するよ。…靴のままで平気かい?
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九十九里・トヲル 2021年7月8日
あたしは雇われ主ですね。主は離れにおりますよ。そう顔を出してきませんが。(偏屈なひとですけれど、悪いひとではありませんので、と付け足して)(僅かに動いた指先を見て、くつくつ笑う)ええ、どうぞ靴のままで。大したおもてなしは出来ませんけれど。
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ニスル・リンデロート 2021年7月25日
なるほど、雇われ。君の対応が人慣れしているのはそういう理由か。(柔らかな対応の裏に、芯の強さを感じる理由も)ふふ…バレてしまったか、花には慣れていなくて。好きなんだがどう扱っていいのかわからん。桜なんてなおさら、触れた途端すべて散ってしまいそうだ。(はかなさの象徴のような花に目をやりすぐに目を逸らして)何、おもてなしなんていらんよ、九十九里は飲み物が何が好みかな?それを入れてくれれば。(ずうずうしくもそう言って笑いそのまま上がり込む)
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九十九里・トヲル 2021年8月2日
(人慣れ、と呟いて)……もともと話すのは好きなクチですからねえ。 おや。舞い散る花弁をどのように扱っても問題ありませんとも。枝や幹をポッキリ折られたりするのは困りますが。(まあ、そんな心配はしていないのですが、と。続く言葉にはかかかと笑った)かか、好みですかあ。酒も好きなんですが、それを出すのは憚られますねえ。紅茶でも淹れましょうか。
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ニスル・リンデロート 2021年8月14日
はは、俺砂漠育ちでね、樹木というものに縁がなかったからどういうことで傷つくかわからん。でも、花を傷つけることはしないよ。大丈夫。(軽く微笑み、そして首を傾げ)舞う花弁が地面に落ちる前につかみ取ることができれば良いことが起こると聞いた。九十九里は知っている?(後についていくと存外建物は広そうだった。見たことのない建築様式、目の前を歩く男の慣れた世界。通された部屋に入り)おや、生憎酒は大好きでね。じゃあブランデーでも落とした紅茶を出してくれるかい?(笑って冗談だ、と囁いた)
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