【1:1】festa candelarum
マリアドール・シュシュ 2021年4月29日
今日は晴天。雲一つない絶好日和。
場所はUDCアースのとあるフェスティバルにて。
イチゴやリンゴといったフルーツの飴や虹色の綿飴、クレープなど甘いものがテーマとなっているらしい。
色取り取りの鮮やかな色彩が目を惹き、物珍しい屋台が華やかに立ち並ぶ。
甘いものと聞いて、誘われた少女もまた此処に。
そんな少女が出逢うのは、とびきりの甘いものだけでなく──?
・短文推奨。ゆるゆる。
・キリのいいところで〆。
・籠の鳥同士が初めて出くわす物語。
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マリアドール・シュシュ 2021年4月29日
(甘ったるい香りに導かれる儘に、喜色の表情浮かべながら立ちゆく屋台の数々を眺めて)どれも美味しそうなのだわ…何から食べようか迷ってしまうのよ(まるで宝石の様に輝く彩に目移りしてしまいそうで)
香・甜露 2021年4月29日
これは…食べ物…?
なるほど、良い香りがするものだとは思っていました。
(ぼんやり屋台を眺める長身の影)
マリアドール・シュシュ 2021年4月29日
ふわふわきらきらしているけれど、食べ物なのよっ!あなたは綿飴など見るのは初めて?(丁度同じように屋台を見ていた彼に気付いて見上げれば、柔和な微笑浮かべて話し掛けてみて)
香・甜露 2021年4月29日
(はた目には分からない程度に軽く瞠目して、きらきらふわふわしている少女を見下ろす)
……、ええ、初めて目にします。
屋敷の外に出たことがなかったものですから……。
あの雲の欠片のようなものは、綿飴というのですね。興味深い。
(しみじみと綿飴を見つめる)
マリアドール・シュシュ 2021年4月30日
まぁ…!お外に出た事が?(ぱちぱちと蜜金色の眸瞬かせて驚き)あなたが居たお屋敷はとっても広かったのかしら。
マリアドール・シュシュ 2021年4月30日
ええ、そうよ。綿飴、マリアだぁいすきなの。あっそうだわ!ねぇ、少し待っていてくれるかしら(ぱちんと手を合わせ良い事を思いついた様子で綿飴の店で虹色の綿飴を二つ購入し、すぐに戻ってきて)
良かったらマリアと一緒に食べましょう?お味の感想、聞いてみたくなっちゃったの(綿飴を彼の前へ差し出して)
香・甜露 2021年4月30日
広かった…、のでしょうか…。不自由はありませんでしたね…。
(差し出された綿飴をしげしげと眺め)
…誰かと食事をするのは久しぶりです…ええ、ご一緒させていただきましょう……。
(綿飴を受け取り、ふわふわを眺める)
……
(眺める)
………
(眺め続けている)
マリアドール・シュシュ 2021年4月30日
お屋敷にはお話相手が沢山いたのかしら(屈託ない笑顔で尋ねて)今はお外にいるけれど……それはどうしてかマリアが聞いても大丈夫?(これまで外の世界を見てこなかったのは何か理由があるのだろうか。純粋に気になってしまい)
マリアドール・シュシュ 2021年4月30日
(彼に承諾してもらい、喜びの表情浮かべて。屋台を余所目に歩きながらぱくり。ふわふわの綿飴に口付けてもぐもぐ)ん~美味しいのだわ!……あら。あなたは、食べないの?(見つめるだけの彼に小首傾げ)
香・甜露 2021年4月30日
使用人は多くいたように思います。話し相手、と言われると、そのように呼称して良いのか分かりませんが…。友人はいましたよ。
その友人が長年行方知れずだったのですが、最近見つかりまして、思わず屋敷を飛び出してしまった……と言ったところです。友人とは、まだ会えていませんが。
(綿飴に口づけている様子を見て)
…なるほど、そのようにして食べるのですね。
(あむ、と拙い様子で口づけて、はたはた、と分かりやすく瞬く)
あっという間にとけてしまいました。…それに、とても甘い雲なのですね。
(ビックリしている様子)
マリアドール・シュシュ 2021年5月1日
ふふっ、あなたが初めてのお外へ飛び出してゆくぐらいだもの。本当に大事なひとなのね。お屋敷に残ってる使用人さん達は心配しているかもしれないけれど…。
あなたのお友達がどんな人なのか、マリア気になるわっ(興味津々)
マリアドール・シュシュ 2021年5月1日
(見るのも初めてならば食べ方が分からないのも当然で温かく見守りつつ微笑んで)ええ、すぐに溶けてしまうのよ。不思議でしょう?あなたのお口に合うかしら。美味しい?
香・甜露 2021年5月1日
大事…。そうなのでしょうか…。
友人は…よく話しかけてくれるひとではありました。…使用人たちは世話をしてはくれますが、口数は少なかったので…、だから、声が聞こえた時、その声についていってしまったのかもしれませんね…。
屋敷の者たちには、確かに迷惑をかけているかもしれません。私に求められた役割は、あの屋敷の中に留まる事でしたから。
いずれは戻りますが、もう少し羽を伸ばしてみたいのです。こうして、綿飴なるものとも出会えましたから。
綿飴、不思議な食べ物です。美味しい…ええ、きっと、これを美味しいというのですね。
新たな出会いをありがとうございます……ええと、お名前を伺っても?
私は香・甜露と申します。
マリアドール・シュシュ 2021年5月3日
そのお友達があなたへよく話し掛けていたのは、あなたの事が好きだったから。だから声を掛けていたのではないかしら(自分にも友がいて、その人達とは何時までも楽しくお喋りしていたい、そんな気持ちがあったのではないかと)
屋敷にずっといる事があなたの役割…?むむ……何だか、(飛ぶ鳥の羽を縫い留めているよう──)(物悲しそうな表情で見遣り)
マリアドール・シュシュ 2021年5月3日
ええ、ええ!せっかくお外で出てきたんですもの。色々と見ましょう!お外にはたぁくさん素敵なもので溢れているわ(花咲く笑みで彼を見上げて)
あっそういえば名前を言ってなかったの。マリアはマリアドール・シュシュ。好きに呼んで頂戴。甜露、どうぞ宜しくね(ドレスの裾抓んでちょこんとお辞儀)
香・甜露 2021年5月5日
……友人が何を思っていたかはわかりませんが……嫌われていないのであれば、嬉しい事です。いずれ、本人に聞いてみたいものですが……。
私は羽衣人、仙界の果実から生まれます。私が生まれた果実は繁栄を齎すものと言い伝えられており、私が屋敷にあるだけでご利益があるのだとか。
実際のところは分かりませんが……。
こうして飛び出してきてしまった以上は仕方がないものと思っていただきましょう。
ええ、マリアドール殿、どうぞよろしくお願いいたします。
それでは早速、その「素敵なもの」を、もう少し、教えていただいてもかまいませんか?(並ぶ屋台に目を向けて)
マリアドール・シュシュ 2021年5月7日
そのお友達の行方が最近見つかったのなら、思い切って聞いてみちゃうのも良いと思うのよ!(ぐっ)
まぁ!まぁ!羽衣人だったのね。居るだけでご利益があるだなんて。甜露はマリアにも幸せを運んできてくれるのかしら(なんてね、と唇に人差し指あてて小さく笑って)
マリアが分かる素敵なものならいくらでもっ!(華水晶はきらきらと輝いて)マリアね、あのクレープというものを食べてみたいのよ。味の種類が沢山あるみたいなの、行ってみましょう!
香・甜露 2021年5月7日
友人は…居所は分かるのですが、いまだ顔を合わせられないでいます…。会えたら聞いてみましょう。
私の存在が誰かにとって益となるなら、きっと幸せな事なのでしょう。マリアドール殿にも幸福が訪れますように。
…くれーぷ。ええ、ぜひ行きましょう。
マリアドール・シュシュ 2021年5月9日
何処にいるのか分かっているなら、勇気を振り絞って会いに行ってみるといいのよ!きっとそのお友達も、あなたに会いたいに違いないわ(そうであってほしいと願いながら)沢山お話し出来るといいわね。
──ありがとう。マリアにとって、甜露に出会えた事が既に幸せであるのよ(柔和に微笑んで。クレープの店前へと辿り着き、メニューを眺め。甘いクレープだけでなくサラダクレープなども一覧にあり)マリアは甘いものにしようかしら(苺にチョコや生クリームが入ってる物を指差し)
香・甜露 2021年5月14日
会いには行っているのですが……何やら術がかけられているらしく、なかなか玄関先に辿り着けないのです…。
例え友人が私を覚えていなくとも、文句は言って良いと思うのです(池ポチャした思い出に苦い顔をする)。
既に幸せ…、ならば、私の存在には確かに意義があったと言えるのでしょう。
(のそのそついていき、メニューを覗き込む)
…では…同じものをお願いしましょうか。
マリアドール・シュシュ 2021年5月16日
術?人避けの術か何かかしら……理由あっての事だと思うけれど(何故かしら、と小首傾げて考えこみ)
甜露の素敵なお友達ですもの。きっとあなたを責めるような事は何一つ言わないと思うのよ。きっと。
ええ、こうして甜露と語らう時間もとっても楽しいもの!あなたもマリアと同じものね(柔く微笑んだ後に苺チョコ生クリームと書かれたクレープを二つ頼もうとして、ふと止まる)そういえば甜露はお金とかは持っているのかしら?
香・甜露 2021年5月30日
ええ、再び語らいあえる日が来ることを願っています。
ひとまず玄関口まで行かなければ…(遠い目をしている)。
…お金…(とは? という顔)。
マリアドール・シュシュ 2021年5月30日
マリアも祈っているわ。玄関も巧妙に隠されてしまっているのね…誰かに解いてもらうしかないのかしら(むむむ、と難しそうな顔をして)
……!甜露はお金を知らない…?(ぱちぱちと瞬きして)お金は欲しいものを買う時に使うものなのよ(掌に丸いコインのような物を彼へ見せて)これを払わないとクレープが買えないの。