平穏無事な、然れど特別で愛しき一日―― 2
篝・倫太郎 2021年4月26日
そのUCを見たことがない夜彦が少し呆気にとられるような顔をしたのに気付けば。
倫太郎は小さな声で
「あんま使わないけど、大荷物の時とかにはすげぇ便利」
と笑ってみせる。
それに『なるほど』と納得した様子で笑み返した夜彦と二人、街を往く。
目的地は勿論、家電屋。
こちらも、全国展開されているグループで……この店は特に大型なのだろう、フロア毎に取り扱い家電が分類訳されている。
これはこれで、上から下まで、全フロア見て回るだけでも一日で終われる規模ではない。
店内に入ってすぐの壁にあるフロア案内を二人で見上げながら、それぞれがそれぞれにそんなことを想いながら掲げられた文字を目で追って。目的のフロアを探した。
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別名:夫夫、デートする。(PartⅡ)
世界:UDCアース
期間:予定は50発言前後を目途のいつもの感じ。
デートなので超えた場合はキリのいい処まで。
※
引き続きデート。
洋服は買い終えたので家電を観ます。
デート?と思ってもデートなのです。
【服を買う】
https://tw6.jp/club/thread?thread_id=63403
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篝・倫太郎 2021年4月30日
それもあるな。その間に陸彦達の宿題みてやれるだろうし、コンロが1つ空くのはありがたいのもあるんじゃないか?色々おかず用意したい時とかさ。
うん、冬夜も子供達も楽しめそうだしな?両方少しずつお裾分けして、どっちがどっちで作ったのでしょうか!ってするのも楽しそうだしな?(夜彦がパンフレットへと手を伸ばすのを確認して比較用のシートを棚に戻す)
……殿復活してるぜ、ダンナサマ?(事実言っただけなのにその仕返しヒドくない?と軽く返して)興味はあるんじゃん……(くくく、と笑った)
え?ゾリゾリでもいいの?え?ゾリゾリでも?(思わず自分の顎を空い手で撫でさすって)
月舘・夜彦 2021年4月30日
色々なことが出来るようになるのは有り難いですからね。有効に利用出来たらと。
確かに……感想も聞いてみたいですね。購入した時は是非実践してみましょう。
すみません、冗談です。興味はありますとも。機械は未知の物ですからね。
えぇ、それも倫太郎ですから。
篝・倫太郎 2021年4月30日
確かにな。割と仕事と猟兵稼業で二足の草鞋だからさ……時間取れるようにしたいってのは正直あるもんな。あんた、子供達構いたいのになかなか構えないとしょんぼりするし(くすくす笑ってそう揶揄って)
うん、面白そうだし、子供達にも出来る料理があるのってきっと悪い事じゃないもんな。冬夜が微妙な顔するかもだけど……(主に、自分の仕事という認識で居るみたいだから、なんだけど。と零して)
知ってる。本気にしてないって(そう笑いながらパンフレット、しまう?と訊ね)なんなら陸彦や灯里も一緒になって分解してみるのもいいかもな。
もー……それ言ったら俺だって髭もじゃの熊男みたいになっても夜彦ならいいって言うぞ?(そう笑った後、少し真顔になって)実際、あんたならどんなだって好きだからなぁ
月舘・夜彦 2021年5月1日
それは倫太郎もですよ。貴方もよくご飯を作ってくださっているのですから、時間も短縮できるのならば私達との時間ももっと増やせると思いますからね。
子供達も作れるのも良いですし……冬夜は嫉妬しそうですが(話していたが苦笑して)
分解するのも良いですが、何かを組み立てるのも楽しそうで(訊ねられてパンフレットを渡す)
ふふ、実際そうなるかは分からなくとも嬉しいですよ。私にとってもどんな姿の倫太郎も、倫太郎ですから。
篝・倫太郎 2021年5月1日
はは、俺はあんまり苦でもないけど、言われてみたら確かに……子供達もだけど、あんたとの時間も増やせるもんな?
お役御免みたいに取られなきゃいいけどな……でも、多分、手伝うって言いだしそうだから、冬夜にも悪い事じゃない、ハズ?(嫉妬しちゃうかぁ、と笑って)
(受け取ったパンフレットを鞄に仕舞い)あー……そういうのも売ってるな、確か……帰ったら調べてみよう。冬夜の興味ありそうなのをまずは手に入れてやってみるのも良さそうだ。
なんだ、お互いにそうなんじゃん。相思相愛じゃん?(にへらっと緩い笑みを浮かべ)
月舘・夜彦 2021年5月1日
はい、勿論です。冬夜には他のこともお願いしておりますから、そちらに尽力するのではとも思います。彼にとっても悪い事だけではありませんとも。
きっと喜んでくれますよ。完成させた上に何かに活用出来るのならば尚更。
ふふ、元から惹かれたのは見た目だけではありませんでしたからね。だから貴方が十年経って見た目が変わろうとも、私にとっては同じです。
篝・倫太郎 2021年5月1日
そだなぁ……スーパー執事くんだからな、冬夜。出来る事があるのが嬉しいみたいな空気を冬夜からいつも感じるんだけど、働き詰めなのは良くないよなぁ……って思ったりもするし。あいつはもう少し自分の楽しいを優先させていいのになって思う。ホント……そういうトコ、冬夜はあんたに似てる。(ふふっと笑い)
そういうキットあるって聞いたことあるし。色々と作るなら冬夜用の道具とか買いに行くのも楽しそうだよ、夜彦。(あいつ、あんま自分の物って持ってないから、と伝えておく。実はそれは気になっていたことの一つだから)
寧ろ、中身に惚れてるから、俺もあんたも。……あんたも?(そう確認してから告げられた言葉にじわりと赤くなって)夜彦は見た目変わらないんだろうけど、中身だよなぁ、やっぱりさ。俺が一番最初に惚れたのはあの太刀筋で、それは容姿は関係ないもんだし。(そう返しながらぐるっとフロアを見渡して)ついでになんか見てく?
月舘・夜彦 2021年5月1日
まさか彼がカクリヨの世界まで行って学んで来るとは思いませんでした。そうですね、表情はあまり変わりませんがなんとなく感情の変化は読み取れます。……そこまで似なくてもいいのですけどもね。それが彼にとっての楽しいことなのかもしれませんが(苦笑しながらも頷いて)
今度は彼も連れて行きましょうか。色んな物が並び過ぎていて、どんな反応をするのかも気になります。
貴方にとっての始まりは私の太刀筋でしたからね。それと同じく、私も貴方と繋がりを得た末の結果なのですから。
倫太郎こそ、何処か見たい所はないのですか?
篝・倫太郎 2021年5月1日
そういうところも夜彦に似てるよ、あいつ。(学んでくるという部分にくすくす笑ってそう告げて)うん、割と感情は気配っていうかで駄々洩れてるタイプだよなぁ……楽しいっていうか、夜彦を好きなんだよ、冬夜は。あんたと同じように話せて、触れて、出来るのが嬉しくて仕方ないんだろ。多分だけど。
ちょっと、そんな……あんたの好奇心はホント色んな方向に向くのな?(尤も、冬夜は嫌がらないだろうし、興味を示すだろうけどサ、と肩を竦め)
うん。あんたの内面とかあり方とかはあの太刀筋でほぼ判ったもん。(夜彦の言葉に嬉しそうにくしゃりと笑う)
ん-……今は特にないかなぁ……(問われてん-?と首を傾げた)
月舘・夜彦 2021年5月2日
私と冬夜は長く共に居た家族みたいなものでしたが、自由には動けませんでしたからね。それにまだ人になったばかりで感情を上手く出せていないのだと思います。これから少しずつ豊かになっていくのでしょう。
そう、でしょうか?(意外そうに首を傾げる)
ふふ、ありがとうございます。特にないですか……あとは少し店内を回って帰りましょうか?
篝・倫太郎 2021年5月2日
そうだなぁ……(夜彦の言葉に納得したようにうなずいてから)あんたも?あんたもそうだった……?感情上手く出せなかったりしたの?(尋ねる口調が些か幼くなった自覚はなく)
だって、歴史や機械の構造、お祭りとか催しっていう文化、そこに冬夜の反応だろ?間口広すぎない?(そんなことない?と夜彦に笑い掛けて)
どういたしまして?
うん、今んとこは……。あー……ならホームベーカリー見てく?パンを焼く機械。んで、帰りに電池買ってこ。こないだリモコンの電池替えたから予備がないわ、そいや。(どう?と提案してみる)
月舘・夜彦 2021年5月2日
出すというよりも、感情が分からないというのが正しいのかもしれません。嬉しいや悲しいというものが、そもそも知らなかったのですからね(思い返すようにぽつぽつと話す)
人の好奇心というものは尽きないものですよ。何がどうなっているのか、どうなるのか……倫太郎は知りたいとは思わないのですか?
では機械を見に行って、その後は電池を買いましょう。となると……その機械の売り場は何処になるのでしょうか?機械の内容から、此処の近くにあるような気がしますが。
篝・倫太郎 2021年5月2日
あー……確かに初日はそうだったような?なんかさ、ホットミルクを好きかどうか聞いた時『判んない』みたいな反応だったような気がする。こう、好きっていうのはどういうものなのか、判らないっていうか?だから『また飲みたいと思う?』って聞き直したもん、俺。(なるほどなーと納得し)でも、そればかりは正解のあるもんでもないし、教えるって難しいやつだな。感覚や感性の話だから。(ぽつぽつと話す様子に、きゅっと繋いだ手を握り直し)
俺はね、あんたと子供達の事だけ知れればいいの。他を知りたいと思う余裕は今はないかな。(えへーっと誤魔化すように笑い)んでも、昔はあんたと変わんなかったぜ?凄い色々調べられる知識の宝箱みたいなもんだったから、ネットとか色々弄りまわしてた末の電脳魔術士だからな。(あれ?これって話した事なかったっけ?と首を傾げた)
うん……近くにあるはず(夜彦の言葉に頷いてぐるりと店内を見渡して)
月舘・夜彦 2021年5月3日
そう……自分の中にある変化を言葉にも出来ないもので、相手にも伝えられないのですよ。なので、倫太郎の尋ね方ならば返せたのではと(懐かしむように目を細めて)自分の心に動きがあれば聞くようにすれば、私達もそれに近いものを伝えられるのではと思います(手を握り直されて相手を見て微笑む)
ふふ、なるほど……それで電脳魔術士ですか。私も何年かすれば倫太郎のように落ち着くのかもしれませんね。
(周囲を見回して)あ、倫太郎。あそこです、パンもお餅も作れると書いていますよ(少し先の棚を指差す)
篝・倫太郎 2021年5月3日
そもそも、その変化も感じているものも、どういった感情なのか、自分で判断する基礎がない、って事だもんなぁ……(うんうんと理解した様子で頷き)まぁ、子供達は素直に子供らしさ全開で聞いてくるし、冬夜は割と興味持ったのかどうかは分かりやすい……それもまた、素直って事だよな。あんたに似て(くすくす笑ってから、夜彦へと笑い返し)
デス。まぁ、師匠に色々教えて貰ってたンだよ、最初は。それこそ、この世界の電気機器の使い方とかそういうの。(落ち着くかも、という言葉には笑って)
かもね?夜彦はさ、エンパイア以外の世界を知らなかった?知ろうとしなかった?ってのもある訳だしな。落ち着いても、きっと気になる事はきちっと調べて理解するんだろうなぁ、とは思うよ。(それは本質なんだろうから)
お?ホントだ。炊飯器とかと同じ調理器具系だからやっぱり近かったな。往こうぜ、夜彦(そう笑いかけると手を引いて向かう)
月舘・夜彦 2021年5月3日
その点、子供達の方が素直に感情を受け入れているのですごいですね。冬夜もそこまで葛藤がなかったようですから安心しています。
倫太郎も少しずつ覚えて慣れていったのですね(次に続いた言葉に少し考え)世界が繋がった頃から知っておりました。ですが他の世界を知るよりも、自分には此処でやるべきことが沢山ありましたので無縁なのだと思っておりました。
はい(手を引かれながら器具を眺め)すごいですね、同じものでお餅も作れるとは。
篝・倫太郎 2021年5月3日
それがうちの子たちのいい処だろ?(くしゃりと笑う)
そういえば、冬夜が言うには陸彦は気付いてたみたいなんだよな、冬夜の事……(気付いてたみたいだ、程度だけど……と零し)まぁ、あんたを見てたんだから、葛藤するほどでもなかったんだろ、きっと……(となると冬夜はいつから意識があったんだろうと考えるも判らないな、と肩を竦めた)
そう、なるな?うん(余り深く考えた事がないという顔で頷き)ああ、えっと、そういうエンパイア以外の世界があるのは知ってたけど、それがどんな世界で文化で文明でって言うのを知ろうとしなかったって感じ……?(続く言葉にはくすくす笑って)ほんと、真っすぐだなぁ……不器用者め。(そんなとこも大好きだよ、と告げて)
途中の工程が似てるからな……捏ねるって言う工程が(餅、好きだよね、あんたも子供達も。と笑いながらゆっくりと調理器具のコーナーへ)
お?ジューサーとかもあるぜ、ここ。
月舘・夜彦 2021年5月3日
はい、勿論です。……陸彦が?(少し驚いた様子で返し)彼は私達が思っている以上に勘が鋭いと言いますか、変化に敏感なようですね。
同じ種族の私が居りましたから、抵抗もなかったのかもしれませんね。
今のようには興味はありませんでしたね。一緒に楽しむ相手も居りませんでしたから。……えぇ、本当に(不器用と言われながらも続いた言葉に仄かに頬を染めて頷く)
工程が似ているからこそ応用しているのですね。パン以外も作れるのは魅力的です。じゅーさー……?あぁ、果物等を細かくするものですね。あれもとても便利です。
篝・倫太郎 2021年5月4日
うん。気付いてたようだけど特には何も言われなかった……みたいなコト言ってた。敏感だよな。意図して、じゃなく無意識無自覚に割と気付かないようにしてる気もする(そうした方が生きやすかったんだろうかと思いながらそう告げて)というか、あんたを見てきたから、葛藤より先に理解と納得が来たんじゃないかなぁ……と俺は思ったりしてる。
へへ。なら色々連れ出した意味も効果もあったな。(尤も、それがあったからの今なんだけれどと思いながら照れる夜彦の様子に無邪気に笑う)
ですです。蒸す、って作業も出来る奴とかあるよ、確か……。あれ、これからの時期に良いかと思うんだけど手入れとか面倒臭いかなぁ……って躊躇してた。冬夜と相談してみよっかな……(ジュースとか作れるし。と告げながらホームベーカリーの展示品を眺めた)
月舘・夜彦 2021年5月4日
陸彦と初めて会った時も意を決して出てきてくれたようですからね。冬夜のことも誰かに教えられてではなく、本人の意思で出てくることを待っていたのかもしれません。……そう、でしょうね。いつからか分かりませんが、常に夜禱を持ち歩いておりましたから。
倫太郎のおかげで、他の世界へも目を向けられるようになりましたからね。本当に何が起こるか分からないものです(思い返してしみじみ呟いて)
そうなれば蒸しパン作りや、お餅の蒸す工程も可能と。確かに作るだけでなく、片付けもしなければなりませんからね。いずれも彼にも相談しなくてはなりませんね(パンフレットをひょいひょいと取っていく)
篝・倫太郎 2021年5月4日
はは、灯里はなんでだろなぁ……可愛い可愛いってしてたからだろか。あんまり深く考えた事なかったけど、なんでだろ。(むむむ?と考えながらも)なるほどなぁ……あいつ、普段がまぁ、俺のミニチュアみたいなもんだから忘れちまうけど時々妙に大人なのよな(灯里も時々大人だもん、と続けて零し)
だから、冬夜というか夜禱はいいなぁって思ってた時期もあったんだぜ、俺。(いつだって傍にいて、いつだって護る立ち位置はちょっと羨ましいもんさ、と笑う)
一期一会、それをどう繋げて続けてくか、はそれぞれの想いと努力次第なんだよなぁ……(同じくしみじみと紡いだ)
そうそう、似た工程なら応用しちゃえばいいじゃない。って努力の結晶だよ、大概にこういうの、は……(ひょいひょいパンフを抜き取っていく夜彦の様子にぱちりと瞳を瞬いて楽し気に笑って)ジューサーは子供達や冬夜にもいいけど、バラニーにもネロ良さそうだもんな。
月舘・夜彦 2021年5月4日
灯里は倫太郎が可愛がってくれていたからですよ。貴方にならば姿を見せてもいいと思ったのかもしれません。ヤドリガミの記憶は個体差があるようですが、物だった頃の記憶もあるのならば人の赤子とは違う成長があるのかもしれません。
貴方に護られる前は彼に護られ、力を与えられていたようなものですからね。……今は違うのですか?(思っていた時期という言葉が気になり、尋ねてみる)
縁というものは、そういうものですからね……。
簡単に操作できるものならばバラニーやネロも使えそうですからね。彼等も料理には興味があるようですから(パンフレットの表紙を眺めて微笑む)
篝・倫太郎 2021年5月4日
そうかな?だといいなぁ(にへらっと笑い)まぁ、昼寝してる俺にくっついて寝てたんだけどさ、灯里……(当時の事を思い出して瞳を細め)うん、それは思うよ。そもそも、あんたも色んなもの積み重なって今のままの年恰好で姿を得たんだろ?
ん?あぁ……今は違う。だって、そう思ってた時期って、あんたを好きだけど、あんたを悲しませるだけだなぁって言わずに諦めようとしてた頃だもん。(そう告げるとまた静かに笑って)あの頃はさ、諦めなきゃって思ってたけど、出来りゃ一緒に居たいのもあったから。だから、冬夜っていうか夜禱はいいなぁって思ったりしてたんだって事。(だから、『思った』で過去形なんだよ、と告げて)
そう、その結果が今のあんたと俺だから?
それもある。あるけど、夏とかにジュースとかにしたら食欲無くても栄養は取れるかなって?(バラニーとネロは暑そうだから、と続けた)
月舘・夜彦 2021年5月5日
灯里らしいような気がします(くすくすと笑い)私の姿は暁彦様を模したものですから少し異なりますが、本来の姿はあのようになっておりますからね。
えぇ、もう諦める必要はないですし、共に居るのですからね。
はい、その通りですよ。
夏場の彼等は大変そうですからね。飲み物ならば喜んで飲んでくれるでしょう。それから一緒に混ぜれば苦手な野菜も食べられるかもしれませんね?
篝・倫太郎 2021年5月5日
まぁ、びっくりしたけどな……温かかったけど。(くすくす笑う夜彦の様子に釣られて笑って)うん……どっちも夜彦だって判るよ(そう告げてから、続いた言葉には頷いて)それに、あんたを活かすのは夜禱だけじゃなく俺もだって言う自負も、今はあるから……
だから……そだな。これからも、いろんな場所に俺と一緒に行ってよ、夜彦。
うん。生野菜のジュースなら飲みやすいだろ?無添加の自家製ジュース。苦手な野菜はネロやバラニーよりも、陸彦と灯里じゃないか?苦手でも頑張ってくれてるけど、二人とも(くすくす笑いながらパンフレット仕舞う?と手を差し出した)
月舘・夜彦 2021年5月5日
ですが、さぞ可愛らしかったでしょうね……(愛娘の寝顔を思い浮かべて表情を緩める)ふふ、そうですね。貴方と共に戦うようになって、一人での戦い方を忘れてしまいそうになるくらいに。
はい、これからも一緒に同じ所を見に行きましょう。
抵抗なく飲ませられたら、美味しいものだと分かってくれるはずです。これはやはり庭の野菜を沢山作るべきでは……(ふと考えていたが、手を差し出され)あ、ありがとうございます。お願いします(パンフレットを渡した)
篝・倫太郎 2021年5月5日
今も可愛いぞ?可愛いだろ?可愛いよな?優勝しちゃうだろ(いや、うん。灯里も可愛いけどあんたも凄い可愛い顔してんですけどネ?と思うもにへらっと笑って誤魔化し)何言ってんの……大丈夫だろ、夜彦だもん。でも、ありがとな。(あんたの一部になれてるみたいで、その一言がひどく嬉しいんだよ、と小さく零し)
うん、勿論?そうやって、時間を重ねる歓びを教えてくれて、ありがとな?
美味しいって飲ませられたら最高だな、確かに……。あはは!だんだん規模がでかくなっていくな、ウチの菜園。でも折角だから色々やってみるのも悪くはないか。(パンフレットを受け取ると、鞄に仕舞ってそう笑う)
月舘・夜彦 2021年5月5日
勿論です。優勝します(にこにこと嬉しそうに微笑んで)それでも、ですよ。貴方が隣に居ることが日常でも戦いでも当たり前になっているのですね。
お礼を言うならば、此方もですよ。ありがとうございます、倫太郎。
やはり食べ物は美味しいと思って食べて貰うのが一番ですからね。まだまだこれから育てられますから、色々やってみましょう。さて、そろそろ電池を買いに向かいましょうか。
篝・倫太郎 2021年5月5日
だよな?な?(子供のように無邪気に笑ってそう告げて)あんたも可愛いから優勝しちゃうけどサ(しれっとそう付け加えておく)
うへへ……夜彦さぁ、そうやって俺を有頂天にして何企んでんの?あ……そだ、さっきのお願い、決めといてな?
ぅん(素直にこくりと頷いた。こういうの大事だよなぁと思いながら)
今からなら、夏野菜もイケる。寧ろ今からじゃないの?(トマトとかきゅうりとか茄子とか……南瓜はもう少し後?と尋ねて)色々やってみよう。散水とか冬夜の仕事増えるけども。
あ、うん。そだな。電池は多分レジの近く。リモコン用のやつと……後なんかあったっけかな?切れてる奴だけでいっか。一先ずは。(そんなことを言いながら夜彦とのんびり電池を探してレジ付近へと)
月舘・夜彦 2021年5月6日
灯里には負けますよ。
いえ、何も企んでは(お願いと言われると、数度瞬きして)……服屋に行った時のですか?
今から種を植えればちょうど出来そうですね。ふふ、家事の負担が減った分、そちらに尽力するようになるのではと。
目覚まし時計に使う電池もリモコンと同じですか?陸彦が寝坊するのは目覚まし時計の電池が切れそうだからと仰っておりましたので買っておいた方が良さそうです。
篝・倫太郎 2021年5月6日
負けてないヨ?どんぐりの背比べ?五十歩百歩?な感じじゃない?そもそも、可愛いに勝ち負け付けても良くないデショ。(にっこり)
企んでなかった?そう?俺なら絶対企むよね。(ふふんと笑う。別に企まなきゃいけない訳でもないのだけど、ふふん。)そそ。さっき言ったじゃん。お願い聞くよ、って。
うん。だから、これは冬夜も含めて……今夜は家族会議かな?(そう告げれば続いた言葉に笑って)いつだって何に対してだって全力だな、冬夜……そゆとこもあんたに似てるよな。
ん?あぁ、少しおっきいやつだな、目覚ましのは。なんだそりゃ(息子の割と苦しい言い訳にくつくつと笑い)ま、そういうなら換えちゃおうぜ、言い訳封じ(うんうん頷きつつも笑いが止まらない)
月舘・夜彦 2021年5月6日
そういうことにしておきます。
ちなみに企むとしたら、何を考えていたのですか?(得意げな様子に首を傾げ)そうですね……もう少し考えてみます(今の段階で思い付かなかったので笑って誤魔化す)
パンを作る機械も含めて何が必要か、ですね。それもきっと彼の個性になっていくのですよ。
はい、換えておいて寝坊をしたら言い訳は出来ませんからね。では大きいものも買いましょう。
篝・倫太郎 2021年5月6日
ソウシテクダサイ。(うんうん頷き)
え?そりゃ、人目がないの確認してキスするとか?でも、そもそも夜彦は浮かれる事あっても有頂天にはならないだろ……なる?(尋ね返してから、続いた言葉に笑い)なんでもいいよ?あんたと別れるって事以外ならどんなのだって頑張るから。(あ、すっかり抜けてたか、思いつかなかったな?と思うも口にはせず)
後、夏野菜は何育てたいかも?じゃあ、夜彦の個性とは少し異なりそうだけど、それも、きっと、楽しみだ。(冬夜の個性、どんなだろうかと考えるのも楽しくて笑い)
まぁ、陸彦の場合は元気な証拠なんだけどな。(そんな話をしながら大きなのも、その言葉に頷けば、電池が並んだ棚を見つけて)あ、やっぱレジの近くだな。
月舘・夜彦 2021年5月6日
……なるほど。浮かれることはありますが、そこまではいかないですね。
そ、そんなことをは冗談でも言わないです(慌てて首を横に振る)家に帰るまではちゃんと決めておきます。
キュウリやトマトは生でも食べられますから作りたいですね。えぇ、楽しみです。
寝る子は育つと言いますからね(話しながら棚に近付き)えぇと、大きい電池は……こちらでしょうか(大きめな電池を手に取る)
篝・倫太郎 2021年5月6日
だろ?うきうきそわそわはするけど、有頂天になる事はないからさ。(有頂天な夜彦ってどんななのか想像もつかないし?と笑って)
冗談でも言われたら、俺、箍外れるどころか吹っ飛ぶ自信あるからな?(にやりと悪い顔で笑って告げる)ん。まぁ、のんびり……夜寝るまでに決めといて?今回の『お願い』の期限は寝るまでってコトで。
茄子は浅漬けとかもうまいよな。煮てもいいし、天ぷらもいい……ん-。今日なんか天ぷら喰いたいかも(突然の天ぷら欲にそう訴えてみる)
ん-?(『お徳パック』と書かれた単四電池へと手を伸ばしつつ夜彦の手元を見遣り)それ、単一?単二?どっち?
月舘・夜彦 2021年5月7日
そもそも有頂天という感覚を知らないので分からないというのが正しいのかもしれません。
それが分かっているからこそ、冗談でも言うつもりはありませんよ。では、遅くても寝るまでにはお伝えします。
天ぷらですか?ならば今日の夕食は天ぷらにしましょうか。私も山菜の天ぷらが食べたいです。
たん……たん、いち……?
篝・倫太郎 2021年5月7日
あー……えー……?うーん?(あれは果たして有頂天なのかどうか。とある状況を思い返すも、そうだと言えばそうだろうし、違うと言えば違う気もするな、と思いながら)そっかぁ……じゃあ、俺は頑張って有頂天を夜彦に経験させよう。(人生の目標にしていいのかどうかは棚上げしてうんうん頷いた)
よろしくお願いしマス?(くしゃりと笑ってそう告げて)
鱚とか海老とか鶏とか、色々揚げよう。大葉とか海苔とかも(へへ、晩御飯は天ぷらに決まりだな?そう無邪気に告げる)
うん。あぁ、それ単一か(夜彦の手元を覗き込み、ラベルに掛かれた『単一』の文字を示して)それよりもう一回り小さいのが単二。陸彦のは単二電池だから隣のやつ?
月舘・夜彦 2021年5月7日
そうした感情の変化は自分では変えられませんからね。期待しております(嬉しそうに微笑んで)
かき揚げも欲しいです。それとご飯がいいですか?それともうどんやそばにしますか?
なるほど……(ラベルを確認して頷く)陸彦のは単二ですね(単一の電池を戻して、隣の電池を取る)
篝・倫太郎 2021年5月7日
ん、ガンバリマス。(どうせなら、俺に有頂天になってくれてもイインデスヨ。と呟いた)
ああ、野菜のかき揚げと、小エビのかき揚げとかいいな……ん-?白飯と、ミニうどんとミニそばで良くない?それぞれ、一人前半分こにしてさ。(どう?と小首をかしげて尋ね)
うん。灯里のも陸彦のも単二が1本。俺とあんたの寝室のは単三2本(こいつね、と夜彦が手に取った電池の隣に並ぶものを指し示し)で、リモコン用に使って切らしたのはこいつ(手にした電池を見せて)単四。まぁ、判んないうちはあれだ。なんなら欲しいサイズの電池持ってくるといいよ、最初のうちは。(それが一番間違いないし……子供のお使いみたいになるけど、と笑って)
月舘・夜彦 2021年5月7日
ふふ、それならばご飯も麺も楽しめますね。ではそのように。かき揚げも小さいもので、野菜と小えびと用意しましょう。
なるほど、目覚まし時計でも中の電池が異なるのですね。大きさが異なるのですから欲しいものを持って見比べられるようにするのが確実です(手に取った電池を眺めて頷く)
篝・倫太郎 2021年5月7日
うん。折角だもん、天ぷらうどんと天ぷらそばも選べたらいいし、乗せる天ぷらは好きに選べたら楽しいじゃん。
かき揚げ……(小エビも野菜も美味いよな、と笑い)
そそ、デザインとかから大きなの入れられないとかもあるし。更に小さなサイズになるとボタンみたいなのもあるヨ。うん。最初はそれがいいかなぁと思う。最も、ウチか百合根の家に行きゃ大概にあるからそうそう買いに行って~って事もないだろうけど。(お徳用パックを持った手を差し出して)それもチョーダイ。会計行こ?
月舘・夜彦 2021年5月8日
そうと決まれば食材が色々必要になりますね。帰りにお店で買った方が良さそうです。
いえ、買わなければならない時には私が行きますので(話しながら手に持っていた電池を渡し)はい。では会計へ。
篝・倫太郎 2021年5月8日
ん-……魚介が烏賊、海老辺り?白身魚は良さそうなのが居たらにしよ。で……季節の野菜と、定番のヤツ。(ざっくり、まとめた!)
よし、会計終わったら、ちょっと散歩がてら回り道して商店街で買い物して帰ろうぜ。(ついでだし、鶏肉買う時にコロッケも買おう。揚げたてサクサクの、買い食いして帰ろ……などと思いながら笑って)
うん。行ける奴が行く、で?(そう首を傾げて返して、受け取った電池と合わせて持つとレジに向かう)
月舘・夜彦 2021年5月8日
烏賊も海老も捨て難いですね。他にもお店に行った時に改めて決めましょうか。
ではそうしましょう。ついでながら、今日の食事も決められて良かったですね。
はい、分かりました。倫太郎、今日は案内してくださりありがとうございました。買う物が決まりましたら、また行きましょうね。
篝・倫太郎 2021年5月8日
え?捨てがたいならどっちも作れば良くない?イカ天も海老天も、どっちも。どっちかしかダメって訳でもないんだしさ。(そう言いながら、お店に行ったときに、の一言に笑って頷き)
うん。ついでにコロッケ買おうな。揚げたてのやつ。買い物終わってからさ……喰いながら帰ろうぜ。
案内じゃないですぅ(むぅ)デートだっつってんでしょ、ダンナサマ、意地悪じゃないの?ちょっと(本気で言ってるのか冗談なのか判り難い口調でそう言いながら会計を済ませ)もっちろん?
月舘・夜彦 2021年5月9日
い、いえ、手間になってしまうのではと。どちらも仕込みが必要にはなりますが。
コロッケですか?良いですね。……子供達には内緒にしますか?(食べながらと聞くとぽつりと零す)
デートですが此処は初めてなのですからデートしつつ案内もして頂いたのですよ。意地悪はしていないです(会計を終えた相手に伝え)往きますよ、倫太郎(手を差し伸べる)
篝・倫太郎 2021年5月9日
それは気にしなくていいよ。子供達の美味しいって顔思えばあんま気になんないし?(あんたもソウデショ?と首を傾げ)
ん。ナイショだよ。買い物したヤツの特権だから……お土産にしちゃうと天ぷら可哀想デショ、残っちゃうもん。(ぽつりと零すその様子にそう告げて)あんたの合格貰えたら忙しい時のおかず候補にしてもいいし?
う゛ー……う゛ー……んっと、ずるいな、ダンナサマ?(素というか本気で告げてきているのが判る言葉にそう返すも、差し伸べられたてには緩々な笑みを浮かべ)
うん!(差し伸べられた手を取って、無邪気に笑った)
月舘・夜彦 2021年5月9日
そうですね。私達と冬夜でやれば大丈夫でしょうから、両方共作りましょう。
ふふ、そうしましょう。倫太郎が選んだお店のものなのですから合格ですよ(話しながら手を握り)言わなければ、ちゃんと伝わりませんからね。伝わったようで、何より。
篝・倫太郎 2021年5月9日
ヤッタネ!(結局のところ、自分が食べたかったので大満足と言いたげに笑い)
えー?夜彦の口に合うかどうかは喰ってみないと判んないよ?そうだといいなぁとは思うけどサ。(買った電池を鞄の中に放り込みながら繋いだ手をしっかりと握り返して)
へへ、甘やかされてるなぁ、俺。嬉しいや。んじゃ、行こうぜ?
篝・倫太郎 2021年5月9日
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海の幸も山の幸も堪能しよう、なんて笑って話しながら手を繋いで店を出る。
倫太郎が無邪気に笑って話しかければ、夜彦も微笑んで頷きながら言葉を重ねて。
そんな風にのんびりと歩幅を合わせ、行きつけの商店街で何を買うかを決めていく。
ごく普通の日常の、ごく普通のやり取りになりがちなそれは。
それでも多分、特別で愛おしい一日。
【了】