【RP】占星術Lv1
ロキ・バロックヒート 2021年3月29日
当たるも八卦当たらぬも八卦――
どころか当たるかも怪しい占い屋は如何?
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サムライエンパイア
大通りより少し奥に入った路地中
夜も暮れた頃
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本当にタロットカードを使い占う系
腕前は本当にLv1ゆえ当たり外れが激しいと思われる
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キリの良いところ、または6月末迄
お呼びしたかたと
https://tw6.jp/character/status/f04599
1
ロキ・バロックヒート 2021年3月29日
(古めかしい天幕が、夜の路地に茫として在る。はて、その占いは胡散臭いと云われる時代だったか、不可思議な呪術とされた時代だったか。天幕の内に座る者にはとんと興味がなく)(唯、目の前を通った御仁を呼び止めるのみ)ね、そこのおにいさん。そう、君だよ。良い相が出ているよ。(ぺらりと捲って見せつけているのは天の使いが笛吹き鳴らす――『審判』だ)(明かりは蝋燭が数本立つのみで、暗がりには浅黒い手しか見えない)
杜鬼・クロウ 2021年3月30日
(夜の帳が下りし頃、最も肌に馴染む此の地に羽織った宵色が更に深まり融け合う中、一人の男が大通りを外れ路地を歩む。この途を選んだのも偶々、今日はそんな気分だった。辿った事が無い路へ目的も無くふらりと迷い込んだのも。もしかしたら、)(──今思えば、喚び寄せられたのかもなァ)
杜鬼・クロウ 2021年3月30日
ァ?俺?(如何にもな雰囲気の天幕を素通りしようとして足が止まる。周囲窺うも勿論人っ子一人おらず)(……怪しいし、胡散臭ェコトこの上ねェな)
(相手の表情が見えず仕方なく捲られた物に目を落とせば)俺は殆ど占ってもらったコトねェし、イイ結果しか信じねェケド。良い相っつーのは具体的にどうイイのか、聞かせろよ(危害を加える感じもしない。ならば。様子見しつつ帽子を脱いで、立ち尽くした儘見下ろした)
ロキ・バロックヒート 2021年3月31日
そう。そうだよ。あぁ、良かった。ここを通るの、おにいさんで五人目なんだけどさ。だぁれも足をとめてくれなかったの。(嬉しそうに云う男の声は、どこか甘やかでゆるい。天幕の中、布を目深に被る口元は弧を描き笑っている)
良いよ。これはね、正位置だから……目覚めと再生、新たな出発。今までの君を棄て去り、良きものに恵まれる――かもしれない。最近、なにかを終わらせたり、切り替えたりしたことは、なーい?(時々言葉が止まる度、ぺらりぺらりと紙を捲る音)
杜鬼・クロウ 2021年4月4日
そりゃァ見るからに怪しいモンなァ…(一見しただけならば不審者と間違えられても仕方がないのでは、と更に目の前の男…と判別して良いかも疑問ではあったが言の葉重ねて。聲色から恐らくそうではありそうだが、一人愉しげに三日月を作る相手に警戒の色は濃ゆくなる一方で、)
(続く言に身を小さく震わせた)……へェ。当てずっぽうかはさておき、まさについ先日”終わらせてきた”ばかりだわ。自分の想いにな。
……ちぃっと興味沸いたぜ。他には何かねぇの?(手を翳しながら天幕の中へと入り、男の前に腰落ち着けて反応を待ち)
ロキ・バロックヒート 2021年4月7日
ふふ、雰囲気が出てるならなによりだよ。(褒め言葉みたいに受け取る軽口。警戒のいろすらも気にしていない)
お、本当に?なんだか格好良いなぁ。(茶化す言葉の次に)とても大事なものだったんだろうね、それは。(その重さでも察するような口振りをする)いらっしゃい、おにいさん。そうだね……他に助言やらなんやらできたら良いけど、君のことを教えてくれたらもっと楽しいと思うな。なにか困ってることとかはある?気になることとか。
杜鬼・クロウ 2021年4月11日
雰囲気作りの為?…フーン。俺としてはその布の下にどんな貌が隠れてるのか気にはなるがな。
(目の前の、其れも初対面の相手が何処まで視えているのか。探るにも情報は言の葉のみで色々と思考巡らせようが答えは出ず。返ってきた聲に目元に薄ら陰を作り)……格好良い、には程遠いかねェ。結局それも、沈められたかといえば…そうだケド、厳密にはそうじゃねェのかもしれねェし。
俺のコトねェ…じゃァ、一つ聞いてもイイか(一呼吸置く様に深く息吐けば)
ロキ・バロックヒート 2021年4月12日
えー?もう少しそれっぽくしちゃ駄目?(布を外してもどちらでも良さそうな。まさに雰囲気作りだけのつもりなのだろう)駄目だったら外すけどさ。こっちもおにいさんのお顔がよく見えないし。ふふ。
……そう、(そうして翳りも見えているのかいないのか。独白めいた言葉を静かに聞いて。口元の弧は、君の重々しさに一度引っ込んだように見えた)うん、どうぞ。なぁに?(甘やかな声だけはしっかりと、ゆっくりと)
杜鬼・クロウ 2021年4月12日
(不意に間延びした気を許しそうな聲が響いて目を丸くした)(もしかして……子供?)(背格好からしてそう高くはないし、多少なら…という気持ちになったのも”別の雰囲気”にあてられたからなのか)暫くそうしてたいのかよ。見えてねェのに、視えてるのか……仕方ねェな、あと少し”コレ”に付き合ってヤるわ。
杜鬼・クロウ 2021年4月12日
(緩やかな間が流れて、己のペースで口を開く)
──…一度、別たれた関係(あい)を再び結び直すとしたら、何色に結べばイイと思う?お前がもしも俺なら…そもそも、出来ると思うか。一回終わらせた縁を、望んで違う形で結うコトが(事情も何も知らない赤の他人で、一期一会な可能性が高いからこそ尋ねた問い掛け──本当は、不安が勝っていたから。其処には結局、答えは自身の中にしかないと解っていて問うた意味無きものに等しかったのに)
ロキ・バロックヒート 2021年4月29日
(低くもなく高くもない男の、甘めの声だった)うん、折角“借りた”んだしね。付き合ってくれるの?やったぁ。(ありがとう、と紡ぐお礼も無邪気そのものだ)
(焦れる様子もなく、ゆったりと君の言葉を待っていて)あい、(それだけぽつりと拾った)……ねぇ。その色って、君が差し出す色だよね。君が決めて、その相手と交わる前の色だ。君がどう望もうが、結えば色は混ざって変わるもの。(確かめるように聞きながら、奥からは札を掻き混ぜる微かな音がする)
杜鬼・クロウ 2021年5月5日
借りた?(この場所を?若しくは──)(聲から喜色が窺えてしまえば軽く息ついて、暫くはこの雰囲気と距離感を堪能し。見知らぬ相手に対して存外甘いのは己より年下な可能性が高いから)
……あァ、そうだ。そうだよ。その答えは、俺と彼女にしか…わからない。結えば……ン、自然とな。でもな、……柄にもねェケド、自信がねェンだ(一度、飴を転がす薄桃の彼女に背を押して貰った事はあった。それでも、)(初めての事でどうすれば互いが望む処へ往けるのか、迷いが生じていて)
ロキ・バロックヒート 2021年5月6日
本当はね、占星術をやる爺さんが居たんだけど。店仕舞いだっていうから。(借りたの、と。君が許すようであれば、擦り切れた札をまとめて準備を整えている)
自信かぁ。……ひとの仲っていうのはほんと複雑だけど、君がまた結びたいと思っているなら……相手もそれに否やはないなら、また結べるよ。どんな色であれ。それが終わらせた色と違うかどうかは――(わからないけれど、と言い掛けて。カードを並べ始めた)ま、そういうところを視るのが占いだよね。
杜鬼・クロウ 2021年5月11日
そうだったのか。お前が占いの師と仰ぐひとか?(爺さん、と呼ぶからにはそれなりに年配だったのだろう。先程のカードの内容を見るからに、もしその人から占星術を教わっているなら余程腕が立つ人だったのかと)
(再び並び始めたカードを咎める事無く、目で追いながら結果を待つ)……ひとのこころは難しい。目に見えるモノじゃねェし、伝えた言葉どおりとも限らねェからなァ(ふた色の眸に陰りを落とし深く息ついて)
あァ……終わらせた色とは、絶対に違ってなきゃならねェ。同じいろは、ダメだ(その色はもう”過去”にしないといけない)
ロキ・バロックヒート 2021年5月21日
んーん、師とかでもないよ。ちょっと手前に会っただけ。(特に重要ではないらしい軽やかさ。世間話程度の)
そうだねぇ、幾つも思惑を重ねて、混ざり合う。それにしても――(六芒星を思わせる配置で札が並べられた)君は、随分と自分に言い聞かせているみたいだねぇ。そんなに同じいろは、駄目?(口元が弧を描いて、笑う気配。可笑しそうに。茶化すようで、それが可愛らしいとでも云いたげな)
ロキ・バロックヒート 2021年5月21日
(一枚ずつ開く。本には、二人の運命を示唆する形とあった。この場合相手のことはわからないから深く言及はしないけれど、なんとなくだ)
……君は、随分と愛情深いみたい。未だに彼女のことを愛している。その愛は、彼女を導くため……なのかな。君はきっと正しかった。(札に描かれているのは、想いは豊かさを示す姿に。その姿勢は知恵ある女性の様に)でも――(棒や杯を持つ者が逆さに現れる)その先は空回るかもしれないって、そんな予感がしたんだね。
ロキ・バロックヒート 2021年5月21日
問われたことにこたえようか。(示唆を表す、真ん中の札を開く。豊かな水が流れる二つの杯、それを持つ翼ある者)あいが赤色だとするなら、紫色か青色かな。……難しいところ。でも、紫色というほど、君はもうあいに転じやすいと思っていない。鮮やかな青色ほど冷めてもいない。君は愛情をもって彼女と関わりたいんじゃないかな。それがいつか、彼女の救いとなるかもしれないなら。静かに見定める位置の、海のような深い青色。そんな気がしたよ。
杜鬼・クロウ 2021年5月26日
なンだ、そんな軽いノリだったのかよ。借りられたのは幸運だったな(目を丸くして拍子抜けした様子で)
……、…同じいろは、もう無理なンだよ(笑みを窘める余裕すら無かったのか、息詰まった聲で洩らした答えは変わらずに)幾ら混ざり合おうと、そのいろは色付くコトはねェから。
(相手から紡がれる結果に耳そばだてて。自身へと問い掛ければ、当て嵌まる単語は多く)カードがそう応えてンの?愛情深いか…(なんて、綺麗事)俺の愛慾は、執着に近かったンだと思う(その導きも、きっと別つ要因に含まれていた)
……ハ、凄ェ見透かされてる感。思い描いてたものでなくとも、何かしらの”あい”が慾しくなっちまったのは合ってるわ。それは恋や愛じゃなくて、ンン…難しいな。
海のような深い青、は驚いた(凪の様に穏やかに、静かに揺れるそんないろなのだろうか)
ロキ・バロックヒート 2021年5月29日
そう。それは――残念だね。(君にとっては、苦しく哀しいことなのだろう。そっと思うだけで口にしなかった。札を並べた机に頬杖を突いて、君の表情を暗がりより眺めるのみ)
うん。たぶんね。(なにせこの札を持つのも占うのもあんまりしたことがない。示され語りかけてくれたことをそのまま言っていた)でも、結構当たってるみたいで嬉しいよ。
海は――何色が沈んでいるかわからないじゃない?表に出ていない、もしくは出さないようにしている。……今は落ち着いて納得しようとしているけれど、君の自覚がある部分でも、油断したら引き摺り込まれてしまいそう、だったりして。(それも責めもしない、いっそそれでも良いんだよとでも囁きそうな、まろい声)
杜鬼・クロウ 2021年6月2日
(其の返答はあくまで寄り添うだけに留めているようにも思えて、心が軽くなった気がした)
まさか行き摺りの出会いから、光明が差し込むとは思ってもいなかったぜ。礼は、言っておく(盲信まではいかずとも、一人で抱えていた時よりは清々しい気持ちで)(時には身を任せるのも、悪くねェのかもな)
……!海も”いろ”を変える?広いから、隠れられるのかねェ。…おぉ、怖。俺が沈んでしまったら……戻らなかったら、こんなに苦しむコトはねェンだろうな。
でも、それじゃァ救えない。アイツも、誰のコトも(──俺は、堕ちてはゆけない。足掻くコトを止められない)
ロキ・バロックヒート 2021年6月6日
ほんとう?ちょっとでも君の心の援けになったなら良かったよ。(ぱっと明るく笑う言葉には、嘘はないように思える)(そう、ちょっとばかりうまくいきすぎちゃったのかな?と思うぐらいで)
ほんとうのいろを隠せたりもするだろうし、潜めてもおけるよ。君の愛が、どれだけ深くとも。……ふふ、堕ちても良いと思うんだけどな。(戯けたことを紡ぎながら、札で口元を隠して笑う。苦しむぐらいなら、そうすれば良いと思うのだ)
……さぁさ、他になにかある?(ないなら、今夜は店仕舞い、と)
杜鬼・クロウ 2021年6月7日
あァ、嘘はつかねェよ(出口が無い昏い迷路を彷徨っていると、燈が灯されて此方だよと優しく手引きされたかのよう。その託宣は間違いなく己の救いとなった)
そうかもしれねェな。はー…つっかえてたモンがすとんと胸に落ちた気分だわ。……秘めるのは、俺は得意じゃねェンだがよ(例え全てを曝け出す事で悔いる事になろうとも)お前が俺の立場なら、堕ちてゆくのを平気で選びそうだなァ(何を悩む必要があると言わんばかりの発言に、考え方はまるで対の位置に在る様に思えて)
杜鬼・クロウ 2021年6月7日
いンや、充分だぜ(懐から財布取り出して少し多めに色をつけて代金を支払おうとして、手を止める)そうだ、ここまで来たらお前の”雰囲気作り”には最後まで付き合うつもりだったが……お前の名は聞いておきたくなった。もう逢うコトもねェかもしれねェが、お前が”また”呼び止めてくれンなら…俺は”また”足を止める気ィする(貌が見えない相手へ感謝と好奇心と…この刻を忘れまいと焼き付けて。もしも、が起こるなら第一声は何だろうか──)
ロキ・バロックヒート 2021年6月12日
そんなに良かったなら、またやろうかなぁ。(君の様子にすっかり気を良くして、そんなことを。きっとそれも気紛れに左右されそうだけど)
失くすこともできないなら、変えることもできないなら。秘めるしかないのではないかな。否定して仕舞う方が、その激情にとっては酷だ。(ゆっくりと告げる言葉は、存外優しい響きで)
俺様?……そうだね。だって、愛することができるのなら、愛してあげたいもの。相手が受け取らないとしても、愛することを選ぶよ。(すでに堕ちているのかもしれないし。――だから、君はえらいね、なんて。笑いを含んだ調子で褒める)
ロキ・バロックヒート 2021年6月12日
お代はべつに良いのに。(支払いの気配にそう云うが、渡すつもりなら止めないだろう)おや、名前を聞いてくれるの?良いよ。(嬉しそうに甘えた声が返る。そのまま被り布も取ろうとして、やめた)(そうだね、顔は見せないでいこうか。そちらの方が“おもしろい”もの)――ロキ、だよ。君は?
杜鬼・クロウ 2021年7月17日
顔見えねェから分からねェケド、お前は何となく気が向いた時にしかやれなさそう。でも再びカードを捲れば、惑うひとの導き手になるンじゃねェか。俺にしてくれたように(お前が喚び寄せれば、きっとまた)(目の前の相手の気紛れから始まっていたとしても、今日の出会いはきっと必然)
…そうだな。お前と話してて、今すぐは難しくとも見えてきたものが多くあるから。恐らく、大丈夫だ(相手の言う通り、否定して封じ込める方が酷。そうしてもいずれ浮かびあがってきてしまうなら、変わりゆくいろを見守るも一興)
だろうな(俺だって──その選択を掴めるお前を羨ましく思う時点で、)……偉くない。薄情と言われたらそれまでだ(ふるりと首を振って否を唱えた)
杜鬼・クロウ 2021年7月17日
それは俺がむず痒くなっちまうから、感謝の気持ちってコトで貰っておいてくれや(ここで借りは作りたくない。礼として置いておき)
ロキ。ン、憶えたぜ(反芻する様に刻んで)俺はクロウだ。…次があるなら、今度こそお前の面拝ませてもらうわ(その時は占い師としてでなく違った立場で出逢えるような予感はしており。振り返らず天幕を掻き分けてその儘、夜の路地奥に姿を眩ませて)
ロキ・バロックヒート 2021年7月31日
そうだね、気が向いた時に、かな。……こちらの方がひとを導けたりしたら、ちょっと拗ねちゃうかもしれないけど。(口元をぼろぼろの冊子で隠してぼやく。さっきまで読んでいた占星術の手引書だが、ぱっと見は古めかしい本にしか見えない)
そう。ならよかった。……そのいろがこれ以上苦しみを生まないと良いね。(ただ願うように告げて、お礼には二度断らずにありがとう、と受け取る)
ロキ・バロックヒート 2021年7月31日
クロウくん、ね。それじゃあ、また。(弧を描いた口元だけで笑って、その背を見送る)
さて、かれとの再会は、(如何なるだろうか。天幕の中、一枚札を引いた)(杖や杯を持つ、術師の絵柄の――さかさま)ふぅん、これは……
ロキ・バロックヒート 2021年7月31日
なぁるほど。……ちょっとした波乱がありそう。ふふ。(予想外は望むところだ。笑みを深くして、それは暫し札を眺めていた)
【〆】