【1:1】桜雨のお嬢さん
宵雛花・十雉 2021年3月8日
幻朧桜の花雨降るこの帝都へ
遠路はるばる春の匂い纏いにやって来たのさ。
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お相手:
世母都・かんろ(f18159)
*リアルタイムで進行
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宵雛花・十雉 2021年3月8日
ほーら、かんろちゃん! 春の服が選り取り見取り、たくさんあるぜ。(雨色の君を連れ訪れた百貨店は、どのフロアもすっかり春の装いになっていて。浮かれた人々で溢れかえっていた)
世母都・かんろ 2021年3月8日
わぁ……!(故郷では見ない、古めかしいレトロなビルディング。その店内も、モダンな紳士淑女とファッションの海)か、わいい!ワンピース、も、お着物、も!桜、コスメの、新作、も、いっぱい(友達の後ろに隠れてきょろきょろ)
宵雛花・十雉 2021年3月8日
どうだい、何でもあるぞー。なんてったって百貨店だからなぁ!(得意げに両手を広げる。この男もまた浮かれているのかもしれない)かんろちゃんもお化粧すんのかい?
世母都・かんろ 2021年3月8日
なんでも……!?で、も、そ、んな気が、する……!(浮かれた空気につられつつ、こくり頷き)派手、には、しない、けど。お出かけ、の、時。肌が、よわい、から。桜コス、メ、は、オーガニック、が、多くて、遊びに、来る、たび、見てる、の(薄紫の爪を少し見せ)
宵雛花・十雉 2021年3月8日
はぁん、成る程ねぇ。さり気無いお洒落ってやつか。案外これくらい控えめな方がよかったりすんだよな。(差し出された指先はよくよく見ると花のような彩を持っていて)
んじゃあどうする? 服を見に行くのもいいし、化粧品から見んのもいいよ。
世母都・かんろ 2021年3月8日
えと、まず、お洋服、に、し、ます!いつ、も、は、あまり、見られ、ない、から。百貨店は、一人、だ、と。まだ、緊張、しちゃって、行けなく、て(ちょっぴり気合のこもった表情)
帝都、らしい、服、で。カフェ、とか、お出かけ、したいの。
宵雛花・十雉 2021年3月8日
いいねぇ、いいねぇ。んじゃあハイカラなお嬢さんに変身してやろうぜ。せっかくオレがついてっからさ、百貨店の雰囲気に慣れんなら今のうちってやつ。(確か服はこっちの方にあったっけと、先導するように歩いて)
世母都・かんろ 2021年3月8日
はいっ(きり)十雉さん、頼も、しい……。(長身に長身がついていく)宝石、に、靴。帽子も、眼鏡も……(なんでもある。そのとおりかもしれない)
宵雛花・十雉 2021年3月8日
(共に歩く長身2人を、すれ違う買い物客が物珍しげに視線を向けるかもしれない。そんなことはお構いなしに辿り着いた衣料品売り場で足を止めて)お、この辺りじゃねぇかい? 学生さんみてぇな袴に令嬢顔負けのドレス、モダンガールみてぇなワンピース。色んなのがあっけど、かんろちゃんのお目当ては見つかるかね。
世母都・かんろ 2021年3月8日
(ぱちりと瞳が、少女や婦人向けの服を扱う店舗の並びを捉え)ほんと、ここ、です、ね。……袴、なら。体型が、気に、ならない、かしら。さっき、案内、してくれ、た、エレベーター、ガール、みたいな、ワンピース、も、素敵、だけ、ど。
宵雛花・十雉 2021年3月8日
なんか気になんのあったらどんどん試着してみなよ。オレも着てるとこ見てみてぇし。(服は概ねSサイズからFサイズまで揃っているようだ。どうしてもサイズが合わなければ相談にも応じてくれるらしい)
世母都・かんろ 2021年3月8日
(ぱぁ、と目を輝かせ)……はい!(最初に目についた着物と袴のセットを手に、店員へ声をかけてみる)……はい、試、着。お願い、します(「どうぞ」と試着室へ通され、カーテンがしまる)
宵雛花・十雉 2021年3月8日
(ひらひらと手を振り見送れば、彼女が着替えを済ませるまでの間、手近な服を何となしに眺めたり手に取ったり。どれも婦人用ではあるのだが)
世母都・かんろ 2021年3月8日
(ピンクと白の菊が咲いた振袖、濃い菜の花色の袴)……サイズ、は、大丈夫、み、たい、です。(ぐるり、その場で一回転。鏡をよく見て確かめる)……髪の色、と、ばら、ばら?
宵雛花・十雉 2021年3月8日
おお、いいじゃんいいじゃん! 可愛いよ。まぁ、確かにあんまり着てるとこ見たことねぇ配色ではあるかもな。けど春らしくていいと思うぜ。(ちょいともう一回転してみてくれよとはしゃぎながら)
世母都・かんろ 2021年3月8日
そ、う、かしら?(うれしくて一回転)……他に、は。えと、あ、(さ、と再びカーテンが閉まり)
(若草色のワンピース。ベルトの位置は少し下、鈴蘭の刺繍)こっち、は、レースの羽織りも、ついてます、ね。
宵雛花・十雉 2021年3月8日
(幕が閉じれば観客は大人しく待つのであった)お、こっちもいいなぁ。さっきのとはまた違った可愛さ。鈴蘭が可憐でいいじゃあないの。シルエットがさっきのより大人っぽく見えるねぇ。
世母都・かんろ 2021年3月8日
えへへ……(てれてれ)(そうしてくるくる、いくつも着ては小さなファッションショーを繰り返し)
これも、かわいい、な(オーソドックスなモダンガールのワンピース。真白に桜のグラデーションは、花弁型に縁取りがついて)
世母都・かんろ 2021年3月8日
どうしよう……迷い、ます……!(最初に選んだ袴と、最後のワンピースまでは絞れたのだけど)
宵雛花・十雉 2021年3月8日
(次々と衣装が早変わりすれば、その度に男の歓声が上がるだろう)あ、それすげぇいいな! 桜の花みてぇ。……そうだ、こっちの手袋と耳飾りも合わせるといいんじゃないかい。(言って売り場から見繕ってきたのは、手首丈の白レースの手袋。それから桜の花を模したイヤリングだ)オレぁこっちの方が好きだなぁ。他の服も似合っててよかったけどさ。
世母都・かんろ 2021年3月8日
……綺麗、かわいい。(そっと手にとり、手袋を合わせ耳を飾って鏡を覗き込む)わ、わぁー……(くるり、揃いの帽子も一緒に)じゃあ、これ、に、します。友達、の、アドバイ、ス、だもの(もう一度、鏡の前でくるりとして)
宵雛花・十雉 2021年3月8日
いやぁ、桜の精と見間違えちまいそうだなぁ。今度それ着てオレとも遊ぼうぜ。手袋とイヤリングの分はオレが持つからさ。(懐から財布を出し、にやりと笑んで見せるのだった)
(衣料品の会計が終われば、更なる売り場へと友を誘うことだろう。百貨店はまだ彼女に見せたいもので溢れているのだから)
世母都・かんろ 2021年3月8日
そ、それ、は、大袈裟、です……!え、いいの?わ、わ、あ、ありが、とう……!(イヤリングがふわりと揺れて)
(次は何が待っているかしら。コスメに靴、アクセも素敵。春色のわくわくが、まだとまらない)
宵雛花・十雉 2021年3月8日
(その日、帝都に吹いた春一番。暖かな季節の訪れは、きっとすぐそこに)
宵雛花・十雉 2021年3月8日
―〆―
(お相手有難うございました!)