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【１：１】親愛あふれる果たし状

エンティ・シェア　2021年2月14日

エンティ・シェア　2021年2月14日
（ひとりの部屋で、ボトルから自分のグラスにだけ「水」を注いで）このボトルを開けるのは二度目だけれど、はてさて、今日はどんな味がするだろうね。（のんびりとした調子で呟いた）

クロト・ラトキエ　2021年2月17日
『この場合、』
（新たな、声。ドームへと反響させられた其れは四方から、八方から――
けれど。相変わらずの『黒』の姿はアッサリと、出入り口に見出せたことだろう。今度は真っ直ぐに、“彼”へと向けられた音と共に）
シンプルに“お招きに与り恐悦至極に存じます”と申し上げるか。それとも、“この心お伝え叶う喜ばしき席に、お待たせいたしました大罪をお赦しください”とでも申すべきか……。どちらが良――いえ。お好み、でしょう？（そう言って、数歩分手前で立ち止まり、首を傾げた）

エンティ・シェア　2021年2月18日
やぁ、クロト。果たし状は無事に届いたようだね。（それと呼べるか怪しい紙飛行機は、姿を見てえいやと飛ばしたわけだが）
ふむ？その二択しか選ぶ余地がないなら、前者の方がいいかな。しかしできればもう少しフランクな方が好みだよ。なんなら、待った？なんて軽く聞いてくれれば、いま来たところ、と一度は言ってみたいお決まりの台詞を言えて愉快でお得だなぁ、くらいに思っているわけで。……まぁ、とりあえず座りなよ。その辺りの椅子、何でも使ってくれていいから。（適当に並べられただけの、形も素材もまちまちな椅子を示して）

クロト・ラトキエ　2021年2月28日
うーん……果たし状とされたのなら、“首を洗って待っていたかい。棺桶の準備は万全か？”なんてのもあったんですけど。僕、強い言葉って好みじゃ無いんですよねぇ……（「ふむ」なんて顎に手を遣って。結局、）では、別段どちらにお得でも無い方でいきましょう。
お邪魔しますね、エンティ。
あぁ、手土産に金平糖でもお持ちすれば良かった。それでは、お言葉に甘えて（程よく手の付いた椅子の背を引き、やや斜めに向かい合わせで腰を掛け）……おや。そちらは――いや。そちらも、お水？

エンティ・シェア　2021年3月1日
はは、いいね、そう言うのも楽しいね。しかし棺桶の準備はいつでもできているが、君の好みでないなら避けておこうか。どうぞごゆっくり。寛ぐようにはできていないから、まぁ、気楽にどうぞ、くらいなものだけど。
甘いもの、お好きかい？金平糖は見た目も可愛らしくて、私は好きだけど。（言いつつ、グラスの片割れ、空のままのそれをそっと彼の前に差し出して）そう、「水」だよ。ところで君、今なにか飲みたいものとかはあるかい？コーヒーでも紅茶でも、何ならお酒でも。言うだけならタダだろう。

クロト・ラトキエ　2021年3月9日
いやいや。棺桶の準備万端とか、どういう生活ですか……――あ、猟兵か（突っ込んで、勝手に納得した。……尤も、そんな準備を整えた同業者がどれだけ居るかは定かでは無いが）　寛ぐと気楽、そう差があるのでしょうか……。
金平糖は単にフィーリングです。僕は、特には。けれど、正解だった様で何より。次の機会にでもお持ちしましょう（グラスを受け取る。彼の“問い”に、微笑みのまま首を傾げる。あまりに“不思議な”だったから）……？　折角のお持て成しを前に、他を所望するほど無粋では無いつもりですよ？　それでも強いて答えるなら、「水」と。……過日の炭酸水の様な楽しみを、期待して無いと言えば嘘になりますが。

エンティ・シェア　2021年3月11日
おや、ご存じなかったかい。我々は死ぬために生きているんだ。まぁ、私は程々に長生きをして人生を謳歌する予定なので、棺桶の出番は当分ないだろうけどね。何せ、死ぬに死ねない埒外だ。（けろりとした顔で冗談めかして笑って）ふむ？そう言われると差はない気がしてきたが…多分、我々の親密度とやらが上がれば、その表現にも差が出てくるんじゃないかな。
甘いものが好きというわけではないのかい？残念だ。…水でいいの？うーん…そう。仕方ない種明かしだ。この「水」はね、君の思う味がするんだ。不思議だろう。不思議な代物で、君を驚かせたかったのに。ついでに、君が何を好んで飲むのかも知れたら一石二鳥と思ったのに。なんて仕掛けは、期待に沿う楽しみかい？

クロト・ラトキエ　2021年3月28日
『死ぬため』ねぇ……。死が、左様にご大層なものですかね？　死なんて所詮、生の過程、或いは結果。どう生き、何を為したかの総評――だと思いますけどね。僕は。……て、まぁ個人的見解。人様の解釈を如何こうする気はありません故、ご安心を。意見の一致を見られそうにないのは残念ですが。ふーむ、親密度とやらは難しい。
あれ。そこ、残念なんです？　甘味に限らず、大体の物は「きらいじゃない」ですよ。好ましくない物の方が、そんな多くは。……おや、水でいいのって、そこで聞いちゃうんです？　ふふ。サプライズ、やっぱりあるんじゃないですかー。えぇ、えぇ。無論ですとも（にこり笑って、グラスを傾け）

エンティ・シェア　2021年3月30日
御大層かどうかはわかないが、何せ皆、一度死んだ身だ。この体こそ棺桶のような状態とも言えるか。しかし、二人はこの棺桶から出て正しい場所へ還ろうとしているから、私は、その背を見送るのさ。そういう、約束だ。親密度を増すためには色々と策を講じねばならないと、UDCで学んだが、どうにも実践が難しそうなものばかりだからね。おすすめの攻略法などあればご教授願いたいくらいだよ？
君はそういうだろうと思ったからこそのサプライズのつもりだったのだけどね。まぁ、いいよ。水は味気ないと思うなら手軽に楽しめるものを思い描くといい。改めて告げよう。この「水」は、君が望む味になるよ。さぁ、君は何を求める？（空のグラスに「水」を注いで、どうぞと勧めて）

クロト・ラトキエ　2021年6月4日
ふむ……。只人に過ぎぬ身、他の種族の方のご事情には明るく無いのですが……そういうのもあるんですね。おや、出て行かれてしまわれるのです？　それは寂しい。僕も、出会ってすぐにさようならは、流石に……いえ、この状況を“出会って”と称して良いものかは、何とも言えませんが……。あは、真っ当な親密度あれこれは、僕もお教え願いたい側ですよ。何たってこんな稼業ですから。
おやま……それは申し訳ない。それでもやっぱり、今は「水」ですかね。僕、これで結構、素直なものでして（礼を述べて、グラス手に、そのまま口をつける。それが存外珍しいことだと知られる要は無いけれど、含んだそれは確かに水で、）はい、水ですね！　そうですね……本当に味気なくなりましたら、お言葉に甘えるとしましょう。真水って案外、貴重ですし。

エンティ・シェア　2021年6月7日
そういうのもあったりするんだよ。…うん、寂しいね。……寂しいから、一時は、彼らが自主的に残ってくれないかと思って、色々と画策したりもしたけれど。どれもこれも私の我儘にすぎないと気が付いたから、彼らの自由にしてもらおうと、思っているんだ。その過程で、また君と見えることもあるかもね。その時は仲よくしてやっておくれ。真っ当でなくとも、背を預ける程度の信頼を築くくらいは、できるだろうし。
あはは、真水が貴重と言うのは確かにそうだ。便利に暮らせる場所でばかり過ごしているから、うっかり、失念していたよ。ふふ、でもそうか、水でも、満足してもらえているようで何よりだ。――で、あぁ、なんだっけ。発端は君からの果たし状だったわけだが…なんだいなんだい、そんなに君、私に文句でもあるのかい？

クロト・ラトキエ　2021年6月30日
色々画策、て……（ふふ、と。裏も無く、ただ楽しげに笑んで）「寂しい」「行かないで」って、素直に仰いました？　でなければ、言えば良いですのに。我儘だと自覚しておいでなら、彼らに自由に選択して貰うおつもりなら。狡い大人の真似なんかしてないで、いっぺん誠意を尽くすのも筋じゃないです？……なぁんて、ワタクシ論ですけど。後の話は、その後ですよ。
飲食は、それそのものより、どう過ごしたかで味が決まる――と、誰かが言ってました。水一杯でも、ね。しっかし、果たし状……果たし状、ねぇ……。いえ、別に文句は無いですけどー。どうして君、あーんな予知をまぁ引き当てて来るんでしょうかねー、とか。その度随分楽しそうですよねー、とかは思いましたけどー。

エンティ・シェア　2021年7月2日
（ぱち、と。瞳を瞬かせた）…………いったことは、ないね。…………いや、だって……、だって、それこそ、我儘だろう？彼らの自由を奪ったのは私なのに、そんなこと言えやしないよ。（そういうものではないのかい、と。困ったように眉を下げて笑って）
どう過ごしたかが大事だというのは私も常々思うところではあるけれど、その「どう」の中に、ちょっとした嗜好が垣間見えると楽しくなるタイプでね。自分のでも、共に過ごした誰かのでも。ひょっとしたらこの性分が、あの手の予知を引き寄せるのかもしれないねぇ。あるいは、気恥ずかしさで表出できないものを示す大義名分を用意したいのかもね。まぁ、どちらにせよ報告を受ける私がとても楽しいのは否定しないよ。いいものだよね。全力で示す愛。（堂々と言った）

クロト・ラトキエ　2021年8月7日
（満面の笑みで、くつり喉を鳴らし、）それ、きっと逆ですよ。君の『我儘』に付き合わせてきた『彼ら』の『自由』に任せるなら、君は徹頭徹尾我儘でなきゃあ。今更“聞き分けの良いあなた”になって如何するんです？　言って語ってぶちまけて。寂しいなら、離れたくないなら、追い縋って通せんぼするくらいでなけりゃ『我儘』なんて到底まだまだ。そう、『言えやしない』なんて仰ってる内は、ね。……何が一番、怖い？（言って、何の悪気も無くまた笑う）
あー、引っ張り出すのとか、お好きそうですもんね……。いえ、いつぞの時はあなたではない君で――あぁ、でも、メモに沿って話している様でしたが。って、堂々と仰いましたね？　ううーん……はい。正直なのは良いことです。美徳ですね。その度に僕は、果たし状を認めたい心を抑える羽目になりそうですが！（あっはっは、と。態とらしい声上げ笑って、水を一口。吹き溢すなんて無礼はしません、ご安心を！）

エンティ・シェア　2021年8月14日
いまさら、かぁ…まぁ、確かにそうだね。寂しいとも告げず、通せんぼだけは、してしまったからね。すり抜けて行ってしまうなら、もう、引き留めようはないとも思っていてね。だから、何が一番かなんて、そんなの――見送る決意が揺らぐことだよ。
お好きだねぇ。私は人の好きなものが好きなのさ。…あぁ、だからと言って人のものを欲しがったりはしないから安心したまえ。なるほど、と納得するだけで楽しいからね。はは、たまに私でない者案内の場に立たせるけど、予知をしているのは基本的に私さ。その世界に縁があるらしいから、代わりに話してもらっているだけだよ。だから君の果たし状の相手はいつも常に私になるわけだ。うんうん、いつでも受け付けるよ。話し相手はいつでも歓迎しているからね。（はなす手段が口になるか拳になるかはときと場合によりけりかなと笑って）

クロト・ラトキエ　2021年11月2日
えぇ、えぇ。そこが解らない！　引き留めたいのに通せんぼを辞めるなんて、見送りたくないのに見送る決意なんて、どーこが『我儘』ですか。我儘、約束の反故、通せんぼを自称するなら、おらおら吐かせるくらいしてなきゃですし？　そういうの、寧ろ……生粋の傲岸不遜の先達からすれば、ただ怖がり寂しがりに見えてしまうわけでして。はてさて、それで果たし状なんて受けて、僕を棺桶に突っ込めますやら♪
あぁ――人の笑顔が好き、みたいなものですかね？　その点……君らは似てますね。私見ですけど。……あぁ、なんて言ってたら、水が少し甘く感じてきました。何なら、果たし状も必要無くなってしまうかもしれませんね。

エンティ・シェア　2021年11月4日
我儘を言うのをやめたから、そうなるんだよ。彼らとの約束を破って、長く望まぬことをさせたのだもの。恨まれて嫌われて、そう、そのまま愛想をつかして離れていくだけとなったなら、彼等だって決めやすい。さよならを、言いやすい。簡単、だろう？はは、元から棺桶に入っている身だ、君を入れるなら引きずり込む方が手っ取り早いかもしれないね。
人の笑顔、良いものだね。見ていて快い気分になる物は、好ましいよ。……似て……？（心底不思議そうな顔をした）誰と、誰が似ているというの？（本気で不思議そうな顔で首を傾げた）…甘い水で君が快くなってくれるというのなら、私としては歓迎だけれど。まぁ、突き付けてきたのは君の方だからね、要らぬというのなら、取り下げてくれて構わないよ。お喋りの口実が減るのは、残念なことだけどね。

クロト・ラトキエ　2021年11月29日
？？？　そこが分からない。どう聞いても君は、我儘というより、淋しがりに聞こえちゃうんですよねぇ。後は……ネガティブな早とちり、かな？　これも私見ですけど。残念ながら、僕は棺桶には入りませーん。
え？　君たちお三方ですが。んー、好き嫌いは無い――じゃあ味気ないので。面白くはなってますよー。っていうか、何でお喋りの口実が果たし状オンリーなんですかー。

エンティ・シェア　2021年11月30日
――はは。否定はしないよ。寂しがりも、ネガティブも。早とちりかどうかは、多分、他者だから分かることだろうし、君がそう言うなら、そうなんだろう。……だからこそ、私から手放すのではなく、彼らが離れていけるように、しているんだよ。それがきっと、一番穏便だからね。
（グラスの中身を煽って、水だなぁ、とわらって）似てる、なんて。彼らが聞いたら怒りそうだ。ふふ。けれど、まぁ、面白くなっているなら、なにより。おや、減ると言ったんだよ。他に口実があるなら願ったり叶ったり。せっかく来たのだからもう少し、とねだる程度は、わがままの内には、入らないだろう？（ボトルを相手の方に少し押しやって、自身の空のグラスを向けて）ついでよ。今の君の気分を。

クロト・ラトキエ　2022年4月9日
……、はあ（どこか気の無い曖昧な頷き。別段、彼の考え方に介入するでも無い。興味関心を失ったでも無い。それはただ、いずれ時が来れば結末は判る、物語の頁に栞を挟むような返事で）
怒るなら怒るで、怒ってもらっていいのでは？　その場合、実害が僕に及ぶことは無い気もしますので（悪びれもなく和やかに笑って、ボトルを手に取り、）ほう……他の口実、ですか。でも僕、真正の身勝手で我儘ですからねぇ。それは是非、君に考えて実践していただきたいところ。えぇ、えぇ。ねだられたくらいを受け切る度量も経験も、有しているつもりはありますよ。イイ歳ですから（向けられたグラスを、満たしてゆく）……お味は、保証致しかねますが。

エンティ・シェア　2022年4月11日
（にこりと笑んで、視線を逸らすようにグラスを見つめた）……それもそうだ。よく考えずとも、怒ってくれた方が、私には都合がいいものね。ね、聞こえてるだろう？似た者同士だって、私達。（からかうような口調でいて、弾んで聞こえる声音は純粋に嬉しそうでもある）私が作る口実なんて、口実にすらならないと思うけれどねぇ。単純に暇だから付き合っておくれとか、美味しそうなものが売ってるから一緒に食べようとか。そういう欲求は割とストレートに告げる方だと自負しているのだけど。（グラスが満たされるのをゆるりと眺めて、注がれた水をくるりと回した）甘いのも辛いのも、苦いのだって、私は好むよ。それが、君と楽しむ『水』なのだからね。

クロト・ラトキエ　2022年4月13日
返事……反応？　あったら、教えてくださいませね（何だか微笑ましいとばかりに目を細め）　おぉ、ストレートなお誘い。……え、口実でなくても、問題は一向に無いのでは。寧ろそういうお誘いの方がよいのでは？　少なくとも、僕は返答し易いな、と……（半分ほどのところでボトルを立てて、テーブルに戻し。彼の所作を眺めながら、「成る程」と。さて、どんな味と言うのだろうか、興味を隠すことも無く）

エンティ・シェア　2022年4月15日
どうしようかな。私だけの秘密にしておこうかな。なんてね。大概の事は聞き流されるから、まぁ期待しない方がいい。……ふむ？そういうものかい。私は普段、大体の時間暇を持て余しているから、私の暇に付き合わせるのはいかがかと思ないでもいるのだけどね。まぁ、そう言うなら今後君に用事がない時に遭遇したら、素直にお茶でも強請ってみることにしようか。（勿論断ってくれていいからねと笑って、グラスに口を付けた）うん、なんだかさっきよりは随分と甘い気がする。あぁ、でも甘いばかりではないような……不思議な味わい。君を味わっているようで、だ之しい心地になるものだね。

クロト・ラトキエ　2022年7月2日
あらら。そんな寂しいこと仰ってしまいます？　折角、今は“4人”だと思っておりますのに（けれども、秘密でも聞き流されるでも、それらでも良いと。言葉の代わりにくすくすと笑みを溢す。今だって楽しいのだと、それくらいは伝わるだろうと期待だけはして）　えぇ、是非。お待ちしておりますね。僕からお誘いも……まぁ、問題ありませんでしたら、よろしければ。　（はい、と頷き、再びグラスを傾けて。返された答えに、ふわり口元に弧を描き、）それは僥倖。僕を味わうのはお勧め出来ませんが……それも一側面かと思えばまた、こちらも楽しくなりますね。

エンティ・シェア　2022年7月4日
実際に四人で卓を囲むような機会にでも、いずれ恵まれればいいねぇ。（ないのだろうけど、とは語らずとも言葉じりににじみ出ている。望まないとは言わないけれど、望むとも言わないまま、ゆるりとグラスに口を付けて）ふぅん？君からの誘いに私が乗ることに、何か問題あると思うんだ？なぁんて。共闘だろうと酒の席だろうと散歩の随伴だろうと問題ないのに。惚気とかだったらなお楽しく聞いてしまうのだけどね？君の味も、不変でも一辺倒でもあるまいよ。語る話に合う味を、楽しませてくれることと信じているよ。

クロト・ラトキエ　2022年7月4日
え……そんなこと出来るんですか？（多重人格者という在り方は多様かつ己とは異なり過ぎて。そもそもが知識に乏しい分野だ。彼の言葉の響きに気付かないでは無かったが、それ以上に疑問が勝る。「エンティが早着替えみたいにくるくる変わるとか……？」なんてポツリ溢すのも已むなしと思われたい）　問題が有るか如何かは、その時にならねば分からないところなんですがね。実際は。……あぁ。ある種これこそ、惚気だったりするんですけど（なぁんて、と肩を揺らし）　えぇ。退屈はさせぬと思いますよ。その時には僕にも、貴方がたの物語の続きをお教えくださいませ。

エンティ・シェア　2022年7月6日
一応出来るよ。そういう、ユーベルコードを覚えたからね。まぁ、戦闘用だから、楽しく卓を囲むなんて機会に応じてくれるかは別問題なんだけど。ちなみに早着替えはしたことがないけれど早着替えより素早く化ける事は出来るよ？（不思議そうな様子にくすくすと笑みこぼし）君の言う問題がどういうものかはよくわからないけれど、誘われれば軽率に応じるのが私だからねぇ。それとも、応じられて困る誘いをかけるなんてこと、あるのかい？おや、面白いことを言うね。あぁ、そう言えば親愛を頂いていたか。そうかいそうかい、それならば、今日の所は誤魔化されて、君を楽しくもてなせたのだと思っておくとしようか。（愉快気に『水』を飲んで、残る液体をくるくる回して遊びながら）私の秘密を聞きたければ君の秘密と等価交換で宜しく頼むよ、なんて。続きがあれば、ね。

クロト・ラトキエ　2022年7月23日
あぁ、ユーベルコード。今更ながら、とんでもない技ですよねぇ。早着替えより早い……それ、僕も昔に欲しかったです（妙にしみじみと頷いて）　うーん、改まって説明は難しいところですが……お誘いするそれ自体だけで、発生する問題もあるということで？　いえ、正直言うと、今の僕には起こり得ないと信じてはおりますが。はい。誤魔化しも何も、楽しくもてなされているのは事実です故（いつしか空いたグラス。硝子越しにニコリ笑って、）おや、お誘いには応じてくださるのでは？　続き、あってくださいませ。これ挑戦状。秘密、ご用意しておきますので。……中毒にならず居てくださいますなら、ですが。

エンティ・シェア　2022年8月1日
君もどろんバケラーになってみる？（色々便利だよと笑って）ふぅん？誘われること自体に問題が発生する案件か。まぁ、どういう状況か思いつかないけど、平和的であるに越したことはないね。今日のようなまったりとしたお茶会が楽しめるのが一番いいかなぁ。（ゆるり笑って、グラスを煽って）誘いには応じるがね。何せ私の中には私以外に二人も居るんだから。私が応じても彼らが応じるかどうか。なぁんて。踏み込むならばそれ相応の対価をご用意いただかないとね？という事さ。はは、中毒になるのもそれはそれで楽しそうだ。なに、心配無用だよ。楽しめる程度には、『耐性』があるからね。

クロト・ラトキエ　2022年8月23日
うーん……楽しそうではありますが、無理そうでもありますかね。何せ、食いっぱぐれてしまいますので。それに、そう、確かに便利そうではありますが、僕が複数とか何が起こるか目に浮かびますので……（グラスをテーブルへ戻して、空いた手はそのまま頬に。はぁぁ……なんて、ワザとこの上ない息など吐き）　実に同意ですね。戦闘用でも、如何にか長閑にお茶と洒落込めるよう……そこは貴方の尽力を期待しております（対価を求められるのでしたら、それはもう是非に。なんて、悪びれもなく目を細め）　おや、耐性持ち。それは幸い。お水、もう一杯いっときます？

エンティ・シェア　2022年8月27日
そうかい、それは残念だ。ま、気が向いた時の選択肢の一つとして覚えておくと良い。君が複数……ふむ。面白そうだとは思うけれどね。ものすごく効率的な動きをしそうだなぁ、とかは、思うけれど。（空のグラスをくるくる手持無沙汰気味に回して）長閑なお茶かぁ…そう言えば、聞きそびれていたことがあったね。以前、薔薇のグラスで炭酸水を楽しむ催しに誘っただろう。あの時、確か君のグラスは白に染まって、私はそれを、白紙のキャンパスなんてどうだろうと言ったけれど……緑色に染まった私のグラスには、どんな意味があると良いと思う？君の意見を参考までにと思っているのだけれど、どうだろう。（透明なワイングラスを軽く振って示し、小首を傾げた）

クロト・ラトキエ　2022年9月2日
ええ、気が向きましたなら。効率、ですか……あまり変わらないと思いますよ。結局は一人になるでしょうから。貴方のように別々の者として分かれるなら、或いはもあるかもしれませんが。……うん。それなら、楽しそうです（彼を眺めれば、一人納得して。――と、変わる話題に、目をきょとり丸め、）あぁ……はい。ありましたね、そんなことも（ゆるゆると笑みの形に細める。回されていたグラス、その内に緑の回想を満たし、「そうですね」と思案の間）　色のイメージなら、安定ですとか平穏――と言いたいところですが、（硝子の奥、少し悪戯な光を緑青に宿し。顔を上げれば、向かう眸を覗き込むように）……好奇心、ですかね。個人的意見ですが。

エンティ・シェア　2022年9月9日
そうかい？君が沢山居るなら、互いを理解しきっているゆえの最適解を出してくれるのでは、などとも思ったけれど…あれかな、適材適所が適応されない感じか。……楽しいよ。だれかと過ごす時間は。（今もね、と。にこやかに微笑んで）安定、平穏。ふむふむ、確かに緑色にはそう言うイメージもあるねぇ。しかし、なるほど好奇心。ふ、ふふ。そうだねぇ。それは、とても魅力的な言葉だね。私はいつも好奇心の赴くままに生きているからね。（瞳を細めて、色のないグラスを見つめて）…そう、称してくれるなら、この姿も悪い気はしないね。

クロト・ラトキエ　2022年9月25日
……まぁ、そんなところ――ということで。ふむ……そうですか。それは、光栄です（何となく。実に何とはなしに、含まれたところを感じたけれど……今は、触れずに。ただ言の葉へと礼を返し、鏡写しの様に微笑って）　ですよねぇ。一般論ではありますが。ほう。好奇心の赴くまま……ええ、良い響きです。好きですよ、そういうの。無論、そのお姿も含めて、ね。

エンティ・シェア　2022年9月30日
光栄だと、そう言ってくれるなら、私としても幸いだ。（頬杖をついて笑んだ顔は含みなど全くないもので）新しいものを知るのは楽しい。ドジに少し感じる恐ろしさは未知に対するものなのだろうね。しかしそれをねじ伏せるのが好奇心だ。――などと御大層に言っているが、私はこの身に何が起ころうとさして気にしないから、何にでも挑めるのだろうね。棺桶、と先程言ったと思うが……これは君に言ったことがあったかな。この体は借り物でね。要らぬからと押し付けられたという認識をしているがゆえに、好きと言い切れない己が居たりするのだよ。…ま、今しがた上塗りで良い印象を頂いたわけだし、悪感情が埋め尽くされるほど良いもので満たされれば、ありがたいことだねぇ。

クロト・ラトキエ　2022年10月3日
未知に先立つのは、未知と好奇心。えぇ、大いに同感です。しかし、さして気にしないこと、は……何だか、消極的に受け取っていらっしゃいます？（淡く笑んだまま、ゆるり首を傾げて）　おや。それは初耳です。……そんな大事そうなこと、教えてしまって良かったのです？　いえ、まぁ、知ったとして何を企むわけでも無いのですが。ふむ。借り物、押し付けられた、ですか……（まじまじと――なんて不躾な真似、普段ならしはしないのだけれど。彼ならば、それを悪し様に受け取られることは無いような気がして――見つめて）……その、どなたかとも。お会いしてみたいものですね。叶うなら。不服そうでいらっしゃるとはいえ、こうして出会える切欠を下さったのですし。

エンティ・シェア　2022年10月5日
まぁ、猟兵だからね。大概のことでは死なないと思うと、軽率に好奇心に唆されてしまうわけだよ。好奇心は猫を殺すとも言うが、直る怪我なら、まぁいいかとね。ついつい。案じてくれる者がいないわけでもないようだから、気を付けてはいるけど。（軽く肩竦めて）ふふ、そんな風に見たって、元の持ち主と同じ形ではないからわからないと思うよ。案外彼も化け術の使い手なのかもしれない。あるいは私の方に会った素質が分離して元の姿に戻ったのかもね？ただ、会ったことはあるよ。君は。ほら、いつだったかなぁ。アリスラビリンスで、私の代わりにぶん殴ってきてほしいと告げたことがあっただろう？あれだよ。

クロト・ラトキエ　2022年11月2日
あはは……まぁ、ええ。程々に、がよろしいかと。いないわけでもない、いうよりは、いらっしゃる、と思いますし。……って――え。……えぇぇ？　えー…………（記憶を辿れば、浮かんだ姿に、流石に驚きを隠せなかった模様で。せめて、と掌で口元を覆いつつ）……それは……変わり過ぎでは……（どうしたって声は洩れた）

クロト・ラトキエ　2022年11月2日
（こほん、と。気を取り直すように、或いは心を鎮めるように、小さな咳払い一つ。も一つ、ゆっくり瞬いて）……さて、と。次への期待も持てたことですし。あまり長々お邪魔するのも申し訳無いですし……此度はこの辺りで、お暇いたしましょうかと。

エンティ・シェア　2022年11月9日
ふふ、何だか驚かせてしまったようだね。あの羊は被り物のようだし、もしかしたら中は同じ姿をしているかも、知れないけれど。…まぁ、どうでもいいね。その内、私もあれを直接殴りに行かなければねぇ。
（ことり、グラスをテーブルに戻して）おや、お帰りかい。今日は付き合ってくれてありがとうね。楽しくお喋りが出来たよ。果たし状が機能していたのかは、分からないけれど。ま、それもまた別の機会に確かめようか。お見送りくらいはさせておくれ。

エンティ・シェア　2022年11月9日
（適当な分かれ道が見つかるまで、他愛もないことをお喋りしながら。のんびりとお見送りをして。そのままふらり散歩に向かうことにした）

（〆）