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来客:ザミエル・キーント

九十九里・トヲル 2021年2月3日


 
 ――九十九里さんとこに手紙? 気を付けていくんだよ。
 ――持ち回りを変わってはくれないんですね?

 届いたのは、自分宛の手紙。
 大爺様宛じゃないなんて珍しい。そんなことを思いながらレターナイフを取り出す。
 随分と丁寧な字で綴られた手紙に目を通すと、ペンを手に取った。
「…………あたしは字でも習いに行ったほうがいいかもしれませんねえ」

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 来客:ザミエル・キーント(Der Freischötz・f31396)

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九十九里・トヲル 2021年2月3日
(そろそろ来るころだろうか。手紙を送ってくれたお客様を迎えるために、玄関の近くで行ったり来たり)
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ザミエル・キーント 2021年2月4日
(呼び鈴を押し、中からの声を待たずして玄関をあける)お邪魔します。おお、これはよいところに人が。こちらに九十九里・トヲル殿はいらっしゃいますか?(人の好さそうな笑みを浮かべて、目の前の人物に一礼)
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九十九里・トヲル 2021年2月4日
おや。(開けようとしたら開いた扉に驚いた顔をして。伸ばした手を引っ込めた)九十九里・トヲルはあたしですよ。……ええと、ザミエルさんで間違いないですかね。(同じように一礼をして、屋敷へ迎え入れる)
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ザミエル・キーント 2021年2月4日
ほう、あなたでいらっしゃいましたか。初めまして。ええ、如何にも、小生がザミエル・キーントで御座います。(靴を整え、屋敷の中をあなたについていく)
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九十九里・トヲル 2021年2月5日
おや、予想していた人物と違いました?(あなたの言葉を聞いて、くつくつ笑う) ……ザミエルさんはどうしてこちらに?(こちらの世界の方ではなさそうですが、と)
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ザミエル・キーント 2021年2月5日
ええ。斯様に立派な屋敷ですから、もっと老齢の方が出てくると思いましたが。なに、若くても何も問題ありません。(どうして? の言葉に若干詰まり)ふふ、「九十九里さんちのお屋敷には近寄らないほうがいい」と言われたら、覗いてみたくなるでしょう?そういうわけで、まぁ、意図的な迷子といった感じでしょうか。(誰にそう言われたのかは隠して、にんまりと笑む)小生はデビルキングワールドの出身ですよ。ご存知ですか、デビキン。
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九十九里・トヲル 2021年2月6日
……成程。そうですねえ、正式な此処の主人は老齢ですねえ。あたしは雇われ主人ですので。(身内ですけれど、とけらけら笑って。続く言葉にはああ、と呟いた)……そんな噂を聞きながらも、わざわざ迷子になって来るだなんて、随分と物好きです?噂を聞いたひとは、そうそう近寄りませんよ。 デビルキングワールド。新しく発見されたという世界ですよね。聞いたことは。あまり詳しくはありませんけれど…。(つまりはいい子だろうか、なんて考えつつ)
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ザミエル・キーント 2021年2月7日
雇われ?ははぁ、成程。大方老いで管理できなくなったから若殿にお譲りというていで押し付けられた感じでしょうか?ふふ、まぁ理由はどうあれトヲル殿にお会いするのが目的でしたから、何でも良いです。
おや、謎があるなら暴いてみたいとは思いませんか?小生は噂話や伝承といったものに目がなくてですね。実際こうしてお会いしてみれば、なんてことはない普通のお屋敷のようですし。(尤も、絡繰り仕掛けの何かが仕込まれていると言うのなら話は別ですが。と付け加えて)
そうですね、グリモアベースからアクセス出来るようになったのはつい最近の話です。まぁ、あまり治安は良くないですから特別用事が無ければ近づかないのが賢明でしょう。
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九十九里・トヲル 2021年2月9日
当たらずも遠からず、という感じですね。……ま!もしかしたらそのうち"見る"かもですよ。(なんて、意味深な言葉を選んでからから笑って)
(謎ですか、と呟いて)……あの噂も、ねえ。ほんとう、蓋を開ければ大した話じゃないんですけれど。いきなりのタネ明かしなんてしたら興ざめでしょうし、特に何も言わないでおきましょ。絡繰り屋敷かどうかも、その目でお確かめくださいな。
……そのようですねえ。もしあたしがあちらに行くことがあったら、案内をお願いしたいくらいです。
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ザミエル・キーント 2021年2月9日
見る、ですか。なるほど感じるものでも聞くものでもなく、目で見るものだと。これは楽しみですね(呵呵、と眼鏡の奥底の瞳ごと笑って見せる)。
火の無いところに煙は立ちませんからね、噂があるということはそれなりにナニかあるのでしょうと踏んだわけです。ええ、タネ明かしは結構。自らの目で確かめるといたします。(あなたについて行く間、天上や廊下や襖などをよぅく観察しながら進む)
さて、どうしましょうか。もし小生が極悪人で、あなたを送るだけ送って自分は一人でとっとと帰ったらどうします?(なにせこちらにはグリモアがある。多少集中すればすぐにトンズラ出来るのだ)
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九十九里・トヲル 2021年2月11日
……ええ、ええ。とりあえずちゃんと生きてはおりますから、驚いてもいきなり襲ったりしないであげてくださいね。(まあ襲われても大丈夫そうですが、とからから笑い)
かか、ひとは煙を起こそうともすることもありますけれど。面白い何かが見つかることを祈っておりますよ。
(貴方の言葉にぱちくり瞬き)置いてけぼりですか、それはすこし寂しいですねえ。……遊べるだけ遊んで帰、……れたらいいですね。帰れたら。
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ザミエル・キーント 2021年2月11日
生き物なんですね。ふむ、ますます興味が湧いてきました。ええ、弾丸の一発でも浴びせないよう気をつけるといたしましょう。(むしろこちらが襲われる側なのではないか、と邪推しつつ)
おや、良い趣味をお持ちの人もいるものですね。人間はこれだから観察していて飽きません。煙を立たせようとするナニかが、ここには居ると。
(間にくすりと笑って)冗談ですよ。小生は何事も最後まで責任を持つタイプだと自負しております。届けたらちゃんと家に入るまで見送りますよ。まぁ、デビキンにも穴はあるでしょうから、万が一迷子になってもその辺の良い子が出口まで案内してくれるんじゃないですか?
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九十九里・トヲル 2021年2月13日
……弾丸。いきなり放たれるとは物騒ですねえ。(なんて言いながらも、からから笑って)……煙を立たせようとするひとは、此処に、というより至る所におるものですよ。おや。人間観察お好きなんです?あたしも観察されたりしそうなんでしょうか。
かか、それは有難い。迷子にならないよう、精いっぱい気を付けますとも。現れるか分からないいい子頼りでは不安ですからね。
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ザミエル・キーント 2021年2月14日
(眼鏡をくいと上げ)自衛手段ですよ。小生はか弱いので、武器に頼る他ありませんから。(なんて、どこまでが本当なのかは分からない)呵呵、どうしましょうねぇ、あなたが観察するに足りえる人物であれば。それは追々見極めると致しましょう。
あそこの住人は物騒なだけで大抵いい子ですよ。正直で、真面目で、約束を破らない。ね、人間より余程良い子でしょう?
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九十九里・トヲル 2021年2月15日
(くつくつ笑って)躊躇いなく引き金を引けるひとがか弱いとも思えませんが。 ……おや、お眼鏡に叶いませんか?ほっとしたような、すこしがっかりしたような。(なんて、と言いながら楽しそうに)
…………そうですねえ。人間に比べれば、ずっと。そんないい子ばかりの世界から来た貴方はどうなんでしょう。知るのが楽しみです。
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ザミエル・キーント 2021年2月16日
(にんまりと笑顔で誤魔化しながら)いえいえ、銃爪を引くくらい子供でもできますよ。難しいことじゃありません。
そうですねぇ、今のところはなんとも申し上げられませんね。あなたは至って普通の人に見えますし。それとも心に大きな闇や欲をお抱えで?(きらり、眼鏡が光る)
小生はどうでしょうね、そんなところが嫌だから抜け出してきたくらいですから……。まぁでも、嘘は嫌いですし真摯に向き合いますし契約は果たしますよ。悪魔ですから。
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九十九里・トヲル 2021年2月17日
引くだけなら出来るでしょうけど、狙うとなるとまた話は変わりませんか?(なんて、とウィンクひとつ)
ええ、ええ。至って普通の人間ですよ。それなりに欲があって、それなりに善良で、それなりに事なかれ主義の。……そんな話を聞くと、大きな闇を抱えているのは貴方のような気もしますね、ふふ。
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ザミエル・キーント 2021年2月18日
そうですか?小生にとって銃は手の延長線のようなもの、狙いを定めるなど造作もなくて、あまり実感は湧きませんね。(はて?と首を傾げ)
ふむ、至って普通の人間だと主張しまするか。それはそれで観察し甲斐がありそうですが。なんせ周りは主張の激しい人だらけでしたから。……小生が闇を?呵呵、面白い事を。あくまで悪魔ですから、闇のひとつやふたつ抱えておりますとも(にんまり弧を描く瞳はどこまでも昏い)
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九十九里・トヲル 2021年2月23日
おや、そうですか。あたしは射撃の腕はからきしなものですから。(引き金を引けば必ず当たるのでしょうか、と笑って)
ええ、至って普通の人間だと思っていますからねえ。(背中の後光をちょいちょいと親指で示しながら)……こんなものを背負ってはいますけれど、それだけです。 …………はは、食えないひとですねえ。ああ、でも悪魔。そう聞けば納得する気もします。
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ザミエル・キーント 2021年2月25日
これは残念。まぁ小生の在り方のひとつでありますから、銃の腕前は生死に関わりますので自然と上手くなったというべきでしょう。(笑うあなたの質問には曖昧な笑みを浮かべてスルーした)
そんなに輝かしいものを背負っておきながら、貴方もなかなか食えない人だ。これは大当たりを引いたか、それとも粃か……じっくりと見定めさせて頂きましょう。
おっと、悪魔の中を覗こうなんて思わないことです。念の為アドバイスしておきましょう。光の中にいる貴方では屹度昏すぎて足元どころか自分の手ですらも見えなくなりそうですから。
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九十九里・トヲル 2021年2月26日
ほほう、なるほど。……生きるために、と。やはりなかなか壮絶な人生を歩んできたようですが。(からから笑う。のらりくらりとした言葉はなんだか楽しかった)
かか、生まれたときからあるものですからねえ。羽根をもって生まれた方が、それを不思議に思わないのと同じようなものですよ。(粃、と繰り返してからから笑う)はは! どうぞお手柔らかに。 ……そうですか。アドバイスしかと受け取りました。付かず離れず、程よい距離で付き合うことに致しましょ。
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ザミエル・キーント 2021年2月27日
壮絶……そうですねぇ、まぁ一般人よりは起伏の激しい人生でございました。それを嫌と思ったことはございませんけれど。今更生き方を変えるのは難しいですから。(困ったように笑って)
ほう、生まれた時から……。輝く赤子に、母君はさぞ驚かれたので無いですか?(ハイカラさんは人なので、やはり人の腹から生まれてくるだろうし)
ええ、程よい距離感が大事ですよ。遠すぎても近すぎても、お互いがよく見えませんからね。
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九十九里・トヲル 2021年2月28日
……まあ、生きていればいろいろありますよね。(困った笑い顔を見てそれ以上聞くことはせず)
どうでしょう。この世界には転生、なんてものがありますから。ひとの子の姿をしていないなんてこともままあるんですよ。(まあ、それでも驚きはしたでしょうが、とからから笑う)
確かに、近すぎるとよく見えないかもしれませんねえ。あたしなんてほら、鏡に近付くと反射してたいへん眩しいですよ。(なんて、と冗談めかして)……かか、それでは気を付けることにしましょう。
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ザミエル・キーント 2021年3月1日
転生ねぇ……小生は悪魔ですから、死んでも転生はしないでしょうね。悪はいずれ潰え滅びるものです(苦笑して。自分が善い存在でない自覚はある)
(鏡に反射して自分を見失うあなたを想像して声をあげて笑い、にんまりと笑みを返した)なかなか面白い絵面ですね?それ、後光。消せないんですか?
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九十九里・トヲル 2021年3月1日
おや、悪魔だと転生出来ないので? それはそれは、寂しい話ですね。(事実どうかは知らないが。転生という思想のもと育ったからか、やはり物悲しく想ったりするもので)
……消せないということもないんですけれど。(ううん、と首を傾げて)これ、戦闘行為以外に集中すると激しくなるんですよ。だから鏡を覗きながら「おや、前髪についてるこれは塵かな」なんてそちらに意識を取られすぎて顔を近づけるとですね、その瞬間輝きを増したこれで目がやられます。笑いごとじゃないんですけれど、笑えますよね。
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ザミエル・キーント 2021年3月5日
さぁ、どうでしょう。何分死んだこともなければ、転生も信じておりませんので真実は闇の中です。
そのような絡繰りが……目立ちますよね、それ。戦場では一際目を引きそうです。囮には良いかもしれませんが、斥候には不向き、と。(ふむぅと顎に手をあてじっと観察)呵呵、笑い話に出来るうちがネタですよ。(にんまりと笑った)
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九十九里・トヲル 2021年3月5日
かか、死んだひとから話もそうそう聞けませんからねえ。ええ、真実は闇の中です。
おや。そんな機会があったら、あたしはもしかして囮にされます?(構いませんけれど、とからから笑って)その時はザミエルさん、どうかあたしの代わりに仕留めてくださいね。 ……ザミエルさんも、笑い話に出来そうな悪魔のお話、何かありません?
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ザミエル・キーント 2021年3月7日
死人に口なしですからね。いやはや、喋ったら喋ったら面白いですが。
(唇に指をあて、視線は上に。考えながら歩みは止めない)むっ、そうですね……。かつて私と契約した人の中にはね、ただ快楽の為に殺したいという方がいました。その欲望に私は手を貸しましたが、最後に命乞いをしたのは面白かったですね。罪のない6人を殺しておきながら、罪深い自分は死にたくないだなんて、可笑しいとは思いませんか?(感覚として正しいかは分からないが、自分は面白かった)
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九十九里・トヲル 2021年3月9日
面白そうですけれど、影朧のような気配がしますね、それ。(死んで蘇った種族のことは、とりあえず頭の片隅に) ……おやまあ。随分ヘビーな面白い話で驚きました。(くく、と含むように笑い)……その口ぶりですと、ザミエルさんが悪魔として契約した方結構おられるんでしょうか。(今こうしてひとりでふらふら出来るということは、今は誰もいないのかな、なんて考えながら)
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ザミエル・キーント 2021年3月9日
影朧……サクラミラージュの怪でしたか。もしくはデッドマンやもしれませんが――転生とはそういうものとは違うのでしょう?(理屈は分からないが、そんな気がした)
そうですね。この200年に足りない身ながら、様々な者と契約致しました。己の為、誰かの為、正義の為、欲望の為……誰にでも理由はありましたが、その種類は様々で面白いですよ。まぁ、最終的にはがぶりと頂くのですが……たまには温情を差し上げることもあります。ええ、気に入った者には甘いので(にこやかながら胡散臭い笑みを浮かべ)ああでも、今はフリーですよ。丁度この前おいしいものを頂きましたので、しばらくは持つでしょう。
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九十九里・トヲル 2021年3月10日
違うと思います、ね。あたしは別の者として生まれてくる、というイメージを持っていますが。(あくまで自分のイメージなので、明言することはせず)
…………かか、それはそれは恐ろしい。契約したわけじゃあありませんけれど、次のメインディッシュまでの付け合わせがてら、うっかりがぶりといかれないように気をつけなければ。(くわばらくわばら、と冗談めかした口ぶりで唱えて笑う) ……お腹が空かないよう、お茶でも淹れましょうか? 美味しいチョコレイトがありますよ。
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ザミエル・キーント 2021年3月12日
別のもの……意識はどうなるのです?所謂前世の記憶、という奴です。転生した方なら皆さん持ち合わせているのでしょうか。
そんなに警戒しないで下さい、そこまで無節操じゃありませんよ。契約者以外に手を出したりしませんから。トヲル殿が小生の手を借りたいのであれば、話は変わりますがね。(からころと笑って)
ああ、お茶、良いですね。頂きます。チョコレイトはさて、どんな味でしたっけ。
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九十九里・トヲル 2021年3月13日
……ううん、記憶を残しているひとの話も聞きますけれど。あたしの知り合いにはいないですねえ。あたしだってもしかしたら、誰かの転生なんてこともあるかもしれないわけで。(ほら、こんなものを背負っているでしょう、と笑う)
おや困った、うっかり何か頼まないようにしなくちゃあ。(どんな味、と聞かれれば)甘いのから苦いのから、色々ありますよ。あたしは苦すぎないほうが好きですから、甘いほうが多いですが。
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九十九里・トヲル 2021年3月13日
(雑談を交えながら、お茶の用意を始めた)(悪魔な彼の本性は、やっぱりまだまだ分からない) 【〆】
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