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AFTER WEST

黒江・イサカ 2021年1月22日


6F。石油ストーブがソファの近くに設置されている。



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鳴宮・匡 2021年1月26日
(彼が目を向けた男のほうも、さして目立つような見目ではなかっただろう。顔立ちはいたって平均値で、取り立てて背が高いわけでも、目立つ身体的特徴があるわけでもない。雑踏に溶け込めばそれとわからないような、凡庸な外見だ。少なくとも、“ヒーロー”なんて呼称がしっくりくるような特別な印象は見て取れないだろう――と感じるかどうかは、彼の感性次第なのだろうが)ん。……ああ、うん。そうだな。(言われて確かに、入り口に立ったままというのも変だろうと思い至った。少しそちらのほうに足を進めつつ)……で、えーと……ヒーロー初心者、だって?(とりあえず、とっかかりはそこ……しかないので、それを言葉に出した)
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桔川・庸介 2021年2月6日
あえ、い、いちおうは?ちょっとだけ、ヒーロー……の真似っこ、みたいなことやってます。あはは。ぜんぜん胸張れるようなもんじゃねーすけどね、まだ。(頭を掻いて視線が彷徨う。本物のヒーローにはとうてい追いつけない初心者ぶりだもの)(おれと同じ人間の範疇で……少なくともそのように見えて、ヒーローだという。楽観的な親しみと憧れを覚えた)あ!えーと、俺は桔川っていいます。桔川庸介。いちおー黒江さんの知り合いみたいな?感じなんすけど。お兄さんは……(はやる気持ちに聞きたいことが喉へ群がって詰まる。うーと唸り、とりあえずひとつ)猟兵さんなんすか?ヒーローてことは。
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鳴宮・匡 2021年2月6日
…………ああ。ヒーローって、そういう。(問われたそれで、意味合いを察した。そういうことであれば全くもって似合わないそんな呼称で呼ばれたことにも理解が及ぶ)そうだな、猟兵って呼ばれるやつで合ってる。(問うということは恐らく相手もだろう)(納得したから、こちらから問い返しはせず)……庸介ね。こっちは鳴宮匡だ。ナルミヤでもキョウでも好きなほうで呼んでくれ。
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桔川・庸介 2021年2月8日
なるみやさん。あ、てことはえーと、このへんの人すか?(表情が一段と明るむ。共通点は多いほどに嬉しいのだ、自分にも希望を持てるから)ドモ。猟兵の、まあ端くれみたいな感じです。へへ……鳴宮さんはその、結構活躍とか。してる感じですか?(漠然とした問い)(若葉マークの世間知らずは、例えば世界の命運を賭けた「戦争」を未だに知らない。飛び交う栄誉に褒賞、それらを享けて名を馳せた諸人のことも)(猟兵方面のコネに知識、ゼロである)
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鳴宮・匡 2021年2月8日
(出身はUDCアースで間違いないという意味では、“このへん”というくくりの解釈次第では頷いても間違いではないか)(そんなことを考えて、)……まあ、そういう感じでいいと思う。そっちも、名前の感じからして日本人……だよな。(自分のように偽名というセンもなくはないが、どちらかというと稀な事例だろう)(続けられた問いかけには、少し首を傾げて)活躍、ってほどのことはしてないと思うよ。それなりに猟兵としての仕事は請けてるけど、俺より働いてるやつなんてごまんといるし。(素直に思ったままを答える。男の価値基準はあくまで“自分がどう思うか”であって、ついてまわる世俗の評価は考慮に入らない)
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桔川・庸介 2021年2月12日
あ、そっす!俺日本人です。この世界の。(一言付け足す。世界をまたぐこのギョーカイ?では、同じ地名が必ず同じものとも限らない……らしい)(それなり、「中堅」って言うんだっけ?素直な言葉を素直に飲み込んだのだった。あんま凄すぎる人だと俺ビビっちゃうだろうし良かったな)
仕事を請けて。ってとこ、言い方がもうカッコいいですもん……普段って、どーいうお仕事をメインでやってます?えーと。こう、攻撃タイプとか。調査タイプ、的な??
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鳴宮・匡 2021年2月12日
そっか。じゃあまあ、同郷みたいなもんだな。(出身世界が同じだしそういうくくりで問題ないだろう)(みたいな、雑な考えだ)……格好いいか? 俺にはその感覚よくわからないけど……ああ、必要に応じてどういう仕事でもするよ、やらなきゃならないなら選り好みしてらんないだろ。まあ、どれが得意か、って言われたら戦闘って答えるけどな。
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桔川・庸介 2021年2月20日
えー格好いっすよ!めっちゃよくないすか?猟兵のシゴトって。(ぐっと拳を握って力説する。未就労の身ゆえか、働くという行為には大人びたイメージを抱く。裏を返せば自分がまだ子供、『シゴトができていない』という自認でもあり)ぐっ。お、俺割と選り好みしちゃう、かも……足手まといになっちゃいそーで。やっぱしなんでも出来てこそ一人前、みたいな感じなんかなあ。
戦闘ていうと、鳴宮さんて戦うときどういう感じの……す、スタイル?ですか。こう、殴ったりとか、切ったりとか、すごいパワーとか色々あるじゃないすか。
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鳴宮・匡 2021年2月20日
……ちょっと俺にはわからない感覚かな……。俺の場合、それしかできないからやってるだけ、みたいなもんだし。(文明の存在する世界に於いて就労するに足る資格をほとんど持っていない)(それだけが理由でも、ないかもしれないけれど)いや別にそれはそれでいいんじゃない? 選り好みしてらんないって言ったけど、俺だってあまりにも自分に適性がない仕事はさすがに避けるし。(戦況が逼迫しているなど、必要に迫られない限りは、だが)(そこまでは言葉に出さなくてもいいだろう)……別に変わったものじゃないぜ。すごいパワーもない。人よりちょっと銃が扱えるってくらいだよ。
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桔川・庸介 2021年2月23日
銃。(その単語が耳に入って、見開いた目がいっそう輝いた。話に籠る熱量がぐんと上がる)ピストルとかマシンガンみたいなやつですか?ええー凄え!え、撃ち方ってどーやって習ったんすか、それにこのへんの人だと手に入れるのもめっちゃ難しっすよね?どうやって……(矢継ぎ早な質問と共に、ずいずいと前のめりになっていく)
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桔川・庸介 2021年2月23日
(……最中、はたと自分の様子に気がついて。慌てて膝を揃え座り直した)すッ、すいません。俺も銃ってすげえ興味あるんすけど、なんてゆーかこう、普段の世界と縁が全然なくって……つい。
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鳴宮・匡 2021年2月25日
(妙な食いつきの良さに気持ち、向けた足を引きかけたが)(結局、そのまま少し距離を置いて座った)別にすごくはない、と思うけど。あと俺、一応、UDC組織の支援を受けてるから……まあ、武器とかの調達にはそこまで困らないかな。(一度言葉を切って、考える)(正直、会ったばかりの相手に明け透けに自分の事情を話せるほど警戒心が薄くはない)……というか、そっちは? 猟兵なんだろ。(ので。とりあえずは、矛先の向きを変えることにした)
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桔川・庸介 2021年3月2日
そっかあ、UDC。あ、そういや猟兵じゃないフツーの人も装備?的なの持ってたよーな。てことはあれじゃん、進路希望をそっちに出せば……出せんのかな?あれって一般募集とかしてんすかねそもそも?(入手手段から始まった思考がどんどん逸れてゆく)(浅い知恵を絞る最中、問いを差し向けられてぱちりと瞬き)あ、え、えーと。俺の方っすか?俺かあ。(さてどう切り出すべきかとひとしきり逡巡し、きまり悪そうに一言)……なんもない。です。
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桔川・庸介 2021年3月2日
ちゃんとやってる人に言うのすげー恥ずかしっすけど、俺向いてないっぽいんですよね、猟兵。戦いとか特にダメで、試しにバットとか持ってって敵殴っても全然効かねーし。(肩を落とし、苦笑と共にこぼす。何度か他人へ説明したこともあり、語り口は比較的よどみない。だからといって思う所が無いわけもなく)元々得意な事とかもないし、ほんとにただの人がグリモアベースに行けるだけって感じで。だからピストルとか、ちょっとだけ憧れてんすよ。フツーの人でも、それだけあれば戦えそうってイメージあって。
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鳴宮・匡 2021年3月3日
さあ? 俺も正規のルートで接触したわけじゃないからわからない。(戦場でたまたま、UDC職員の目に留まったというだけだ。それについていったのは、少なくともそうすれば食べるに困らないと思ったからというだけで――別に、UDC組織というものに対して求めるものもなかったし)
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鳴宮・匡 2021年3月3日
ふーん……? じゃ、これまでやってきた猟兵の仕事も、後方支援が主って感じ?(猟兵、と一口に言っても様々なタイプがいるというのは理解しているから、彼のその言葉もさして違和感なく受け入れて、そんな問いかけを返す)……まあ、確かに銃持ってればガキでも簡単に人を殺せるけどさ。狙って撃てるようになるのには時間かかると思うぜ。選択肢をそれに限らなくてもいいんじゃない?
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桔川・庸介 2021年3月7日
う、やっぱそーいうもんすか。それこそ練習なんかもシロートじゃ全然できなさそーですもんね……あー、「強くなる」って単純にムズいなあ。(深く嘆息する。聞いてる感じ、やっぱりフツーの――俺が今まさになぞっているような――人生とはちょっと通った道が違うっぽい。常人が一瞬でヒーローになれる抜け道なんてまず無いのだ)後方、ていうんすかね。今までなんとか働けたのって敵のいない時の人探しとか、場所探しの手伝いくらいかなあ。それ以外だと前方に行くだけ行ってみて、特に成果なしで帰ってきたりとか。
鳴宮さんは、色んな猟兵さんのこと知ってますか?そういう、あんまり……戦いが得意じゃない人って、割といるんすかね。俺みたいのって他にも居るのか、ちょっと気になって。
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鳴宮・匡 2021年3月8日
なんでもそうだよ。“うまく”使うには相応のやり方を学ばないといけない。それこそ学校の勉強だってそうなんじゃない? 教科書丸暗記だけしたって、試験解く時には役に立たないだろ。(多分。と、最後に付け足した)(推定だ。実際に学校で勉強をしたこともなければ、試験を受けた事もない)……そういう猟兵もいるよ。それこそ、ほとんど戦いに出てないようなやつもそこそこ覚えがあるし、別にそれが悪いこととも思わない。できることだけやれればそれでいいんじゃない、……って、俺は思うけどな。前線で戦いたいの?
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桔川・庸介 2021年3月15日
勉強も、そー……ですかね?な、なるほど……(微妙に歯切れが悪い。丸暗記と言えるほどまで記憶学習をがんばった経験が……ない!テストはなあなあ、学習の実生活への応用なんてのは遥かな頭上の高み)(とか胸を張って言えるはずもなく、とりあえず納得顔でうなずいていた)
そういうひと、やっぱし居るんだ。よかったーって言うのも変すけど、なんか上手い言い方が無いや。とにかく俺ばっかじゃない、てのはちょっとだけ安心しました。はは……(ほっとした気持ち。ほっとしちゃダメなんじゃないかって気持ち。自分の抱えた閉塞感と相まって、もやもやする胸をシャツの上から抑えた)……できるんなら。前線で戦いたい、です。戦えるくらい強くなりたいんすけど、でもちょっと……強くなんのムリかもって思うときも、あります。
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鳴宮・匡 2021年3月26日
多分な。(何やら煮え切らないような相手の語尾に、平然と曖昧な答えを返した。学歴なんてものを有しない男では、その辺りのことは聞きかじった推定でしか話せない)
そりゃ、戦えるやつだけが猟兵になるわけじゃないだろうし……そういうやつもいるだろうさ。(なんて、言いながら。胸を抑えるような相手の動きを見ていた)俺個人としては、別に無理してやるような話じゃないとは思うけど……(見ていて、)……なんか、そうまでして戦いたい理由でもあるの?(それを聞いていないな、と思い出した)
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桔川・庸介 2021年3月29日
んや、なんもないですよ。(へへへ、とばつが悪そうに笑った)なんにも無い、んです。
べつに戦いのことだけじゃなくて。普段の、学校生活とか……そーいうトコでもさ。自分から何かやりたいって思った事もないし、人よりトクベツ得意なことなんてのもねーし。コンプレックス……て言うとなんか大げさすけど、俺マジでカラッポだなあーってなっちゃって。
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桔川・庸介 2021年3月29日
でも、猟兵とは言われてんすよ。少なくとも友達はみんな違くて、世界にこう……色々あんのも、身内だと俺しか知らない的な。(すうと息を吸って)そしたら俺、ちゃんと役に立てなきゃダメじゃないすか。チャンスだけ貰ってて、やるべき事はなんもできてないっての、けっこー……キツいなって。
(吐き出して。少し沈んでいた顔が、ぱっと慌てた表情になる)たぶん、鳴宮さんにはあんまない悩みだと思うんすけど!なんでも出来るって感じすもんね。すいません……
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鳴宮・匡 2021年3月30日
……じゃあ、理由を見つけるところからなんじゃない?(特に、顔色一つ変えず。彼の言葉を口を挟まないまま聞き遂げて――最初に発した言葉がそれだ)“しなきゃいけない”とか、“そうすべきだから”で何かしようとしたって続かないよ。……できるやつもいるけど、よっぽど強くそう思ってるか、もしくはそれしか生きる手段がないとかだし。(――その場合、擦り切れるまで止まれないか。その前にどこかで途絶えるか。多分、どちらかだろうけれど)(そう思えば自分は幸運だったのだろう。顔にも声音にも出さないまま、ふと頭の隅でそんなことを思う)……焦ってそういうの、決めたり動いてもいいことないしな。なんかしなきゃ、って思っちまうのはわかるけどさ。
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鳴宮・匡 2021年3月30日
…………そう見える? こう見えてもできないことの方が多いんだぜ、俺。
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桔川・庸介 2021年4月4日
ゔっ、そ、そーですよね……(耳がめちゃくちゃ痛い。内心の焦りに突き動かされるまま飛び出した勢いが、今まさに失速の途上にある身だ)家族とか友達とかのすげー身近まで危険が迫って来たら、そん時は絶対助けなきゃ……とは思うんすけど。続いてなかったらなんも意味ねーすもん。理由かあ、理由……、……たとえば鳴宮さんだと、どんな感じなんすか。戦う理由って。(考えが堂々巡った末、ある種無遠慮なド直球)
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桔川・庸介 2021年4月4日
え、あ。すいません……少なくとも、仕事とかの範囲だとバリバリできそーに見えて。(悩みだってバシバシと言い当ててくれるし。なんでも出来るような大人ならではの余裕と思ったのだ)できないこと、……できなくて苦しいとか、あるんすか。大人でも、やっぱり。
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鳴宮・匡 2021年4月5日
自分のため。(返答は明快で、簡潔だ)(迷いなんてひとつもない、とばかりにそう答えてみせた)俺は聖人君子じゃないし、英雄でもないし、勇者とかでもないからな。世界平和、とかそういうのに興味があるわけじゃない。(なんてことを、“ヒーロー志望”の相手に言うのも堂かとは思ったが、事実だ)……自分のやりたいことにこれ以上嘘をつかないって決めてるから、それを通すための手段のひとつとして戦ってる。それが結果的に、世界を救ったり人を守ったりっていう結果になることもある、……っていう、それだけ。
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鳴宮・匡 2021年4月5日
仕事は俺の場合、自分の適性に合ったものを選んだんだから、その範囲のことが不足なくできるのは当たり前だろ。(できなきゃまずいわけだし。なんて言いながらわずかばかり肩を竦めてみせて)でも、他の部分ならできないことも当たり前にあるよ。……でもって、どんなに努力しても無理で、それが苦しい……ってのは。多分、子供とか大人とか関係なく、誰にでもあるものなんじゃない?
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桔川・庸介 2021年4月8日
自分のため。(目を丸くして、思わず繰り返す。どこか期待していたもの――公に身を捧げるヒーローの典型像とは、ある意味真逆の答え)(けれども男の口調に、けして偽悪のような雰囲気は感じとれない)そっかあ……やりたい生き方、そんで出来る生き方が、そのまんまヒーローの方向にむいてんですね。たぶん憧れたってどーにかなるもんじゃないと思うすけど、でもやっぱ羨ましく思っちゃうかも。俺的には。わはは。
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桔川・庸介 2021年4月8日
……ついでに聞いちゃお。そういう苦しいときって、どーやったらいい感じに諦められると思います?
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鳴宮・匡 2021年4月8日
いや、向いてはないと思うぜ。戦場で人を殺したら英雄だけど、こういう場所で人を殺したら犯罪者って呼ばれる。それと同じで、相手がオブリビオンだから、ヒーローって呼ばれることもあるってだけ。(これで相手が人間なら、俺は大犯罪者だぜ。なんて、“事実”を言ってみせる)(そういう仕事だ、ということを言葉にはしないが)
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鳴宮・匡 2021年4月8日
それはもうちょっと諦めのいいやつに訊いたほうがいいと思うよ。…………まあ、一般論としては、そういうものにある程度折り合いがついて、それ以外の“できること”をやっていこうって思えたら……とかなんじゃないかな。わからないけど。
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桔川・庸介 2021年4月12日
そりゃそーかもですけど。でも人、殺さないっしょ、フツーなら。(わは、と笑った)
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桔川・庸介 2021年4月12日
ん?(首がことんと傾いた。考えすぎて焼けそうな頭でも、どうにもスジが通ってないように思うのだ。だって)苦しいことが、誰にも……鳴宮さんにもあって。だから鳴宮さんはきっと、上手い感じの諦め方を知ってんのかなーって、思ってたんすけど。(となると、残りうる可能性は)……え。諦めたことがない?とか?
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鳴宮・匡 2021年4月12日
そうだな。普通なら。(平然とした顔で頷いて。たとえ話だよ、と肩を竦めてみせる)
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鳴宮・匡 2021年4月12日
俺が諦めたのって、努力じゃどうにもならない部分だけだからな。鳥みたいに空を飛べたらって思ったって、人間に翼は生えない……みたいなさ。そういう努力のしようのないことって「仕方ないな」で割と折り合いつけられちまうだろ?(だから多分、あんまり参考にならないと思うよ。なんて、言葉を続けてから)(少し考えこむような、沈黙)…………それ以外の。努力して叶える部分については、こう。俺、子供のころは目先のことだけで手一杯で、目標……っていうか、やりたいこと? とかそういうの、大人になってから初めて持ったから。今のところはまだ、諦めなきゃならないって段階には至ってないって感じ。
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桔川・庸介 2021年4月20日
やりたいこと、かあ。……スケール?とかは全然違うと思うんすけど、俺もちょっと、ちょっとだけ似た感じだったから分かる…かも。いまいち目標とか見つかんないまま、流されて時間経っちゃったなーって感じ。(そこに深刻さは欠片もないけれど。空虚が占めていた時間だけは共感してもいいんだろうかなんて思う)そしたら、今まさに目標に向かって努力の最中?なんかな。……どんな感じすか。やりたいことがしっかり決められて、進んでくのって。
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鳴宮・匡 2021年4月21日
スケールなんて比べたって仕方ないだろ。思ったことなんてそいつだけのものなんだからさ。(なんて、平坦な声音だけれど。突き放すようではない温度)(苦しみや痛みはその人だけのものだ。他人から見た時の大きさ、深さだけで測れるものではない)……どんな……正直に言ったら手探りすぎて、まだなんとも言えないかな。決めたからって迷わないですむわけでもないし、決めたことを完璧にこなせるかって言われるとそうでもないし。でも……まあ、前より少し自分のことを認められるようには、なったかな。
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桔川・庸介 2021年4月26日
そっかあ。……俺、もちろん前のことは全然なんも知らないすけど。今会った鳴宮さんは、ちゃんと自分のやることに自信を持ってる、立派なオトナて感じしてますよ。マジで!いやほら、自信ないひとは多分こーゆう相談だって何も言ってくれないじゃないすか。たぶん。(稚拙な言葉でも、精一杯良さを伝えようとねばる)(自分を認められないっていうのは悲しいし、そうでなくなればきっとハッピーだ。誰だって、自分だって)
……俺もそーなれたらいいんかな。足りないだらけでも、まずはやりたい事をちゃんと決めて。
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鳴宮・匡 2021年4月27日
そう見えてるなら、それは悪いことじゃないんだろうな。(自信、なんていうものはない)(ただ自分が揺れてはいけないということを知っているだけだ)(だから、そうしている。いつだって。誰に対してだって――自分に対しても)とはいえ、あんまり参考にはならなかったろ。悪い、俺もあんまり……普通に大人になった、って感じじゃないから。(小さく息を吐いて、扉の方を窺った。出て行った男がそろそろ戻って来ればいいけれど――どうにも、こういう“こころ”のことは自分には難しすぎる)……でも、まあ。やりたいこと、ってやつ。見つかるよう願ってるよ。それくらいしかできないけどさ。
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桔川・庸介 2021年4月30日
んや、とんでもないです!俺も目の前の小さい問題ばっかこだわってて、ホンシツ?的なとこ全然考えてなかったんだって気づけたし。……それにその、変な言い方かもすけど。俺、普通じゃなくなるのを目標にしてんです。やっぱし、どっかで特別になりたいから。……もち、今から鳴宮さんとおんなじ道を辿るみたいのはムリだろーけど。リスペクトして、俺もめっちゃ頑張ります。(危ういくらいの無邪気さで、屈託なく笑っている)
(扉に向いた注意に、己も時計に目を落として)そーいや結構かかってますね、あのひと。今日なんか用事なんすか?
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鳴宮・匡 2021年4月30日
(そういえばと、ふと)(“殺す”というのには抵抗がないのだろうか、と、考えた。相手が世界の敵とはいえ、見た目に“わかりやすい”ものばかりではない)(……そうと知らないだけだろうかとも思ったけれど)(銃にも忌避感がない)(戦うことにも)…………、(――“普通”というには少し奇異な、そのずれを)(問おうとした言葉は、しかし、続けられる言葉を聞いて解けた)……「特別」な、「ヒーロー」になりたいなら、俺みたいなのを手本にしないほうがいいと思うけど。(自分は只の、“代わりの利く兵士”だ。世界にとっては――そうだろう)(誰かにとってはそうじゃない……ものに、なれている自信も、まだない)
ん、ああ。…………忘れ物。取りに来たって、そんだけなんだけど。
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桔川・庸介 2021年5月3日
でもほら、ヒーローって紹介されたから。(扉の方を親指で差して)黒江さんの言うこと、テキトーの極みみたいな事も多いすけど。人をつなぐ時までふざける人じゃな……や、うーん……分かんないすけどね……(それに出会った猟兵たち、結構このテの謙遜しがちな気がするし。心内で手を合わせつつ、それが良いとした自分の直感に従うと決めた)

(――常に"普通"であるように、何事にも突出しないように。無害の表面をつくろった少年は、そのように組み上げられた存在だ)(……だった)(埒外との接点を持つたび、その形はひずみつつある。価値観が微動し、行動へと跳ね返り、やがては本質へ)
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桔川・庸介 2021年5月3日
またこのへん来ることとかあります?……あの、もちろん鳴宮さんがイヤじゃなかったらすけども。銃とか戦い方とか、見して貰えたらなーって思ってまして。今後の参考的な感じに……。
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鳴宮・匡 2021年5月3日
いや、割と適当じゃないあいつ?(とは言いつつ、本質的なところ――他人の“奥のほう”を見ているような印象はあるけれど)(……だとしたって、自分が“ヒーロー”なんてものであるとはやはり思えない)

(そんなことを考えながら、少年を視ていた)(どこか、既視感を覚えるような、その、何処から見ても“普通”の少年の姿に、)――……ああ、(小さく、吐息めいた呟き一つ)
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鳴宮・匡 2021年5月4日
(続いた言葉に)(――思い出したことが、あった)(それを沈めて、息を吐く)……この辺りに来ることはあるけど、そういう需要ならグリモアベースで捕まえてくれ。
この街じゃ銃も戦い方も見せてやれないよ。人間は殺さないからな、俺は。(……少なくとも、この国では、“上”の指示がなければ決して)
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桔川・庸介 2021年5月9日
(様子を伺っていた表情が、目に見えて喜色に染まる)ホントですか!やった!もちろん……そっか、このへんだと銃てだけで人に見つかったらヤベーすもんね。他所の世界で……(実のところ、この世界を離れた経験はほんのわずかだった。未知を恐れる心はそうそう薄れるものでもない)(だけど、今は見つからないものを探す中途で。知らない地平なんて、いかにもな切欠じゃあないか)(小さな勇気を奮いたたせるなら、きっと今だろう)
……うん。ベースで会えたら、ぜひよろしくお願いします。あそーだ、もし都合いいときに連絡とかくれれば!飛んできます!(肌身離さぬスマホを持ち上げる。普通の経歴じゃなくたって、持ってないことはない……よな?)
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鳴宮・匡 2021年5月13日
……参考になるものがあるかって言われると怪しいけど、同行するってだけなら構わないよ。あ、いや、他所の世界じゃなくてもいいけどな。グリモア猟兵の案内でこの世界来ることもあるだろうし。(その辺は合わせるよ、なんて言いつつ。端末を取り出した。しばらく無言で操作して、)(首を傾げて、)…………自分の電話番号とか表示するの、どうやってやるんだっけ? 普段紙に書いて渡してるからわかんなくて…………。
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桔川・庸介 2021年5月16日
あ、なるほど、そーゆう手も。じゃあどっか近くで事件が起きたらー……や、縁起でもねーすね、はは……(冗談めかしてみたけれど、戦いと平和は当然に裏表。ここまで彼が言外に諭してくれたのも、きっとそういうことなんだろう)(それでも戦うありかたを間近で見せてくれるというのなら、引っくるめて咀嚼する。小さな決意。よし、と連絡帳を開いて)都合さえ良ければ、どこでもいっすよ。よろしくお願いします。
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桔川・庸介 2021年5月16日
……ん。えーと、何の機種すかね?たぶんハグルマっぽいとこ押して、そっから……(いまいち締まらないのは、そういう星の巡りのもとというものか。ともあれ、はじまりよりも幾分打ち解けた空気のなかで)(やがて部屋の外から足音が近づき、再びドアが開いただろうか)
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