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【1:1】キツツキたち

真風・小夜 2021年1月15日


ドアの前に、言葉が書かれた黒板が置かれている。

【問】白いバラと赤いバラを使って、相手に花束を作りましょう。バラの本数は合計20本にしてください。
さて、白いバラは何本入っていますか?

◆◆◆
どなたでも。
【1:1】RP
20~30スレで終わり
◆◆◆

UDCアース。

カフェバー【Woodpecker】

昼は賑やかに人の行き来があって。
夜は飲み屋から少し離れて静かな場所。
そんなところにひっそりある、何の変哲もないカフェバー。

席はカウンターがメイン。
あとは、オープンなテーブル席が1つ。
ソファのボックス席が1つ。
合間合間で観葉植物が癒しを放とうと青々繁る。
珈琲の香りと、壁に染み込んだ煙草の臭い。
清純な空気とは少し、言いにくい。




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真風・小夜 2021年1月15日
(カウンターにはたくさんのバラ。薔薇。ばら。赤と、白の)
…お花屋さんじゃあないんですよ、マスター。こんなにどうするんですか。
(花瓶に活けるが、そんなにデカい花瓶なぞない。仕方なく、いくつかは丈を短くしてコップに挿した)
いっそバラのおひたしとかメニューにしたらどうです?
(厨房に声をかけるが返事はない。…都合が悪いと返事をしないのはいけないと思うのだ。小さく頬を膨らませた)
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白霧・叶 2021年1月20日
(慣れぬ世界、サクラミラージュから殆ど出ない叶は道に迷っていた。 この辺りに―……そう、この辺りに目的の店があるはずなのだ。 厳密には店というよりも人を探してるのだが―……)

参ったなぁ、土地勘もだがどうも運も悪いみたいだ。 完全に、迷った。 (辺りを、見回す。 すると目に入った店がひとつ。 ああ、きっとここだ。 ここでなかったらもうしばらく休んでからまた探そう、そんな気持ちを胸に抱きながらカフェバーの外から中をちらりと見て)

―……花屋、それもバラの専門店だったなら違うかぁ。 店員は知り合いに見えるし……ええぃ、声かけて見るか。 すまない、少しいいかな?
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真風・小夜 2021年1月20日
(扉の開く気配。バラをいじるのにも飽きてきたところだ、顔を上げ)いらっしゃいま……わ、叶。ホントに遊びに来てくれたんだ?

どうぞ、いつもより少し狭いけどカウンターへ。…叶がバラの花粉症とかじゃなければ良いんだけど。
(大丈夫そう? と小首を傾げつつ席へ案内する)
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白霧・叶 2021年1月20日
あ、小夜。 よかった、小夜かなって思ったんだけど、ちょっと自信なくて声かけようか悩んでたんだ (にぃー、と笑って。 案内されるままカウンター席へと座れば、片目を閉じて)

ああ、大丈夫。 花粉症なんかもないし、小夜の案内してくれた席に座れるなら例え花粉症でも座っちゃうぜ? なぁんてなー (と、笑えば少しだけ不思議そうにして)

なんでこんなにバラが―……まあそれは色々あるのか。 ええと、とりあえず喫茶だしなんか注文しないとかな? おすすめ、教えてもらっても?
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真風・小夜 2021年1月20日
今日のはちょっと…特別、お花屋さんみたいになっちゃってたから。これじゃ、自信もって喫茶店、とは思えないわよねぇ…。(苦笑い。店員の立場ながら完全同意して見せると、お冷やとメニューを叶の前に置き)
…まぁ。さすがの叶。(くすくす笑う。笑いのツボに入ったのか、暫く可笑しそうに笑って)お上手。

このバラ、マスターが知り合いから安く売って貰えたんですって。開いちゃってるから、すんごく安くー…って言われても。お陰で花尽くし。
注文。お腹は空いてる? パスタでもサンドイッチでもご飯ものでもなんでもあるよ。飲み物だけなら珈琲…じゃなくて紅茶派だっけ。お茶だけでもいいし。ゆっくりしていって。
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白霧・叶 2021年1月20日
お、じゃぁ特別な日に来れたってことでちょいとばっかりラッキーだったってことかな。 いいタイミングで来れたみたいで良かった、この店の―……趣ある感じがバラで華やかになってていいかもしれないなー?なぁんて。 ……て、いうかそんなに笑ってくれると思わなかったから少し恥ずかしいなぁ。 ほんとのこと言っただけさ

(メニューを見れば、そうだなぁと少し、悩んで) 紅茶の方が好きだけどここは珈琲も美味しそうだし珈琲二つと、サンドイッチを頼むよ。 あと、小夜も注文しちゃおう。 一人で食べても寂しいんだ、奢るから付き合ってくれると嬉しいんだけどさ (な? と笑えば隣の席に促して)
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真風・小夜 2021年1月21日
趣のある。たくさん言葉を知ってるのね。
(注文を聞いて、厨房へサンドイッチを伝える。奢ると言われれば、片眉を上げてみせ)…困ります、お客様。(堅苦しい言い方をしておいて、そのまま片目を瞑る。ウィンクひとつ)
じゃ、珈琲いただくわね。お隣は行けないけどカウンター越しで我慢してね。飾ってあるバラ込みで見てもらうくらいでちょうど良いの、私。

(そうして、二人分の珈琲を用意しながら)それにしてもほんと、息をするように人との距離を詰める言葉を言うのね、オニーサン。今の本命は、どんなヒトなの?
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白霧・叶 2021年1月22日
実はそうでもないぜ? あんまり言葉は知らないけど口八丁で誤魔化してるだけさ。 教養は少ないんだ、実は (にぃーっと笑って。 カウンター越しで我慢してと言われれば『ああ、そうだよな』と苦笑い)

まっ、仕事中だしそりゃそうか。 すまん、ちょいと気を使えなかった、お詫びに食べ物も奢るぜ? なんか甘いものでも食べてくれると嬉しいな。 薔薇と小夜を一緒に見れるなら安いもんだと思っとくからさ、珈琲とフードの一品くらいなら。
(ウィンクを返しつつ) ―……本命? そういう相手は居ねぇけど、強いて言うなら今は薔薇に囲まれてるカフェバーの店員さんかな。 その店員さんに会いたくてこちとら道に迷いながら来たんだぜ? (なんてなー、と続ければ何となしに薔薇の花に目をやって) ……にしてもほんと、たくさんあるなぁ
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真風・小夜 2021年1月22日
お誘いありがとう。甘いもの…んー。じゃあチーズケーキ奢って貰おう、かな。
(叶から飛び出る軽口に、くすくす笑ってこちらも軽く相槌を返しながら)
遠路はるばるありがとう。サクラミラージュからあまり出ないって言ってたのに、大変だったわねぇ。

(コポコポと湯の沸く音を聞きながら)ホントにたくさんよね…。…ねぇ、この白バラと赤バラで20本の花束を作って私にくれるなら、叶なら何本ずつ赤白を選ぶ?
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白霧・叶 2021年1月22日
お安いご用さ。 こうして話し相手が出来るんだし、一番美味しいチーズケーキを頼むよ―……て、どれも同じ味か(くす、と笑えば目線を薔薇から小夜へと移して)
全くだ、土地勘ないからここにくるまで随分とかかっちまったよ。 ま、場所は覚えたから次からはスムーズにこれると思うけど、人見知りの俺には中々にツラい時間だったぜ?(なんて、冗談。 色々と見れて回って楽しかったよ、と笑う)

小夜にあげるなら、か。 そうだなぁ、赤が10本に白が5本、んでちょいと分けて赤がもう5本の20本かな。 愛らしいお嬢さんにゃ赤もいいがまだ白もよく似合うさ
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真風・小夜 2021年1月22日
きっとマスターが腕によりをかけて、一番美味しいチーズケーキを出してくれるわ。
(慣れた手付きでフラスコにロートを挿して、湯が上がるのを眺めながら)そうね。『人見知り』の、ね。…ここまでで何人を口説いて来たのか詳しく聞くのも楽しそうだわ。

なるほど。(くるり、木ベラでロートの中を混ぜて)赤が献身、白が見返りを求める分、の割合がわかる心理テストですって。
つまり叶は、私に対して75%の献身をする換わりに、25%の見返りを求めるってことになるのかしら。女の人に優しいタイプ、ね。
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白霧・叶 2021年1月25日
ならよかった。 まっ、俺としては小夜の作った料理も食べてみたいんで期待してるわ。 うちの宿は飯作る人はいねぇし何時でもご相伴に預かるぜ? (なぁんてなー、と笑って。 『人見知り』なんて冗談をいってみればしっかりと突っ込んでくれる彼女には少し好感を持てた。 スルーされるのはツラいのだ、ありがとう……なんて心のなかでそ、とお礼をいって)
口説いたりはしてないつもりだけど。 まっ、小夜の想像に任せるよ (やれやれ、と大袈裟に降参アピール)

そんな心理テストだったのか―……! んや、なんかの診断かなとも思ったけどなるほどなぁ……(花言葉、かと思ったなんて恥ずかしくて言えずに少し、照れたようにそっぽを向いて)

誰にでもは優しくないさ。 それに、俺が優しいのはその僅かな見返りがとんでもなく大きいからかも。なぁんてなー
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真風・小夜 2021年1月26日
料理。はー…そう、ねぇ…。(視線を反らす。静かになって、珈琲をカップに注いで)
…そういえば確かに、お宿で誰かのご飯食べさせて貰うことないわね。あぁいう賑やかなところだと、何人かは料理上手がいそうなのに。

(珈琲を淹れ終わると同時に、厨房からの小窓にサンドイッチとチーズケーキが置かれる。トレイに珈琲カップとサンドイッチを載せるとカウンターをまわって叶の目の前に配膳し)お待たせいたしました。どうぞ召し上がれ。
…じゃ、遠慮なく私もいただこーっと。
(心なしか弾んだ様子でカウンターの中へ戻っていく。内側のスツールに腰掛けて、珈琲とチーズケーキに頬を緩め)

そ、心理テスト。話のネタに良いかと思って。確かに、少しの見返りでクオリティは高いものを、っていうケースはありそう。(あむ。チーズケーキを一口)…そういえば、なんで赤を5本小分けにしたの?(なんだか恥ずかしそうだった叶の様子を思いだし、小首を傾げて)
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白霧・叶 2021年1月28日
―……(くすっ、と笑って) ああ、料理は苦手かな。 わかる、俺も得意じゃないから仲間だぜ? 小夜は珈琲を淹れるのが上手そうだし、宿にきたら今度は紅茶を頼むよ。 きっと、自分で淹れるより美味しそうだ (くすりと笑みを絶やすことなく、続けて。 きっと、あまり料理をしないのだろうと思えばどこか、親近感が湧く)

まあ、実は一人だけ厨房任せてる人も居るんだ。 今度、タイミングが合えば紹介するよ。 その時にリクエストしたら飯作ってくれるぜ? 出来ればもうちょい飯を作れる人が増えたらなぁとか思うんだけどさ

(狙ったかのようなタイミングで配膳されたサンドイッチと珈琲。 いや、きっとタイミングを合わせたのだろうかと考えればそれを自然と出来てしまうことにしばし、感嘆していたが)
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白霧・叶 2021年1月28日
―……と、頂くよ。ありがとう (珈琲を口に運べば、目の前で淹れてくれたからだろうか。 普段とは違い、味を感じるような気がして―……)

珈琲ってさ、あんまり飲まないというか機会が無かったんだけど。 こうやって淹れる所を見ながら飲めるならもうちょい飲んでみたくなるなぁ。 小夜の珈琲飲みにちょくちょく来るか、ここ

―……花言葉だよ。 10本の方には愛らしさを込めてで5本の方には出逢ってくれてありがとうってさ。 ったく、もし小夜にプロポーズする野郎が現れたとしてこんなこと聞いてやるなよー、多分恥ずかしくて悶え死ぬぜそいつ (なんてな? と笑ってサンドイッチを一口)
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真風・小夜 2021年1月29日
苦手…というか、あんまり機会がないのよね。基本はここでまかない食べてる、し。外にいるときは外食で済ませちゃうから…(もごもご。上達もしようがなかったのよ、とか小さく付け足す)
…へぇ。お宿の厨房担当さん。それは凄く興味があるわ。(どんな料理を作るのかしら、と楽しげに想像しながらカップを傾ける)

この前に聞いてはいたけど、叶は紅茶派なのね。煎れるだけならなんとか。用法容量守る感じだからそこまで期待しないでね。茶葉持っていくから、叶にも煎れてもらおっと。
珈琲も中々良いでしょ? 気に入ったのなら良かった。道も覚えたでしょうし、次はよそ見しないで来てね。(くす、と悪戯っぽく笑って)

あぁー…花言葉。そういえば薔薇の花束ってそういうのがあったわね…。さっすが叶。そういうところ押さえてるのねぇ。(感心したようにポンと1つ手を打って。しきりに頷きながらチーズケーキをまた一口)
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白霧・叶 2021年2月19日
それこそ丁度いいんじゃないか? うちの宿でたまにバイトでもしてみなよ、厨房の。 みんな喜ぶぜ? それに何より、俺の飯が確実に確保できるんで俺が最高に喜ぶ(にぃーっと)

さてさて、俺は寄り道とよそ見ばっかしちゃう性格だからなぁ。 手を引っ張ってくらるような人が一緒にいないと目的地に付くのはかなり時間がかかっちゃうんだ。 (『まっ、ここに来るのに迷ってたのは本当だけど』と、笑って) 道は覚えたし、次は悠々と寄り道しながら来るよ。 それか小夜が早く来てくれないと寂しいとか言うならそうだなぁ―……寄り道、少しだけ早く切り上げる (と、冗談のように片目をぱちりと瞑って)

まぁ、俺がそういうの好きだからなー。 つーか恥ずかしいわ、なんか。 どや顔しちゃったじゃん、質問答えるときとかさ……くぅ
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真風・小夜 2021年2月19日
厨房は考えておくわ…ホント、考えただけになりそうだけど…(遠い目)
…手を引っ張ってくれる人、ねぇ。大丈夫?人気がありすぎて二本じゃ足らなそうよ?(くすくす笑う。フォークを自分の唇に当てるようにしながら考える素振りで)そうねぇ、真っ直ぐ来てくれないととっても寂しいわ。心細いから忘れず毎回来るように…珈琲チケットでも買っていく?(にんまり笑って見返す。形良くウインク)

あはは。薔薇が大量に、ってなったときにスマホで検索したら真っ先に心理テストが出てきたものだから。良いじゃない、どや顔も決まってたわよ。…そういえば、どうだったの、バレンタインの戦果は。
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白霧・叶 2021年2月19日
まあ厨房とかは別にいいけどさ。 あれだ、個人的にゃ寂しいからそういう理由付けてちょくちょく通ってもらおうとか打算もあったりするんだ。 なんてったって俺もさ独りだと生きていけない―……んや、今の俺は独りだと寂しくなってその辺でぐーたらするだけになっちゃいそうなんでな? (そして、小夜を見る。 フォークが当たる唇を見れば、ふいと視線を下げて) そういや俺も用意してもらったんだった。 サンドイッチ、良ければ食べるかい?

バレンタインは―……まあ、義理ならいくつか。 ありがたいことに俺のことも覚えてくれてる人がいたみたいでホッとしたよ。 まっ、でもそのくらいだから引っ張ってくれる人がいるとしても片手で足りくらいさ。 きっと、二本目を使うときは来ないんじゃねぇかなぁ
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白霧・叶 2021年2月19日
まっ、それとそこまで言われたら仕方ねぇから忘れないように―……珈琲か。 まあそれ帰る前に買っていこうかな。 小夜が休みの日にそのチケット使ってここでランチでもするかい? バイト先で飯を食う、てなんとなく居心地悪そうだけど耐えれるなら奢ってもいいぜ? (なんてなー、と意地悪く笑って)
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真風・小夜 2021年2月20日
あんなに仲間に囲まれてても、寂しいの?客観的に見ても、叶は人に好かれて囲まれてるからそんな風には見えなかったけど…。(はて。首をかしげる)叶って、吸血とかエナジードレインする類いの人種だった…?(サンドイッチをすすめられるが、ぱたぱた手を振り)ありがと、チーズケーキ食べれば十分。マスターにはあんまり言われないとは思うけど…仕事先での飲食って勇気いるわよね。…とと、珈琲チケット毎度ありぃ。安心して、リクエストしてくれればチケットで紅茶煎れてあげる。

わからないわよぅ、女の子の義理なんて何の伏線か。(ふふふ、と目を細め)叶もチョコ配ってたし、こうなると一月後に乞うご期待、ね。(そうして腕を伸ばすと、叶のカップの横にコロンと小さなチョコを置いて)これはあたしから。いつもありがとう。きなこ餅味。
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