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【1:1】ナイフは意志のかたち

佐々・夕辺 2020年12月25日


サクラミラージュの大通りは明るい。
だが、路地を一本入ってしまうと思わぬ暗闇に出くわす事がある。
明かりを持たぬ人々は其処には立ち入らない。
明かりを厭う人々が、其処には集まっている。

🌸🌸🌸

いつものように買い出しを終え、近道をしようと路地を曲がった。
明かりは少ないけれど夜目は利く方だし、超弩級戦力――猟兵であるから、いわゆる素行の悪い方々に出会ってもそんなに困りはしない。

だが。

倒れ込んでいる人を見れば話は別だ。

🌸🌸🌸


お誘いした方と
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佐々・夕辺 2020年12月25日
ちょ、ちょっと!!
貴方大丈夫!?
(サクラミラージュの路地は暗い。とはいえども治安は悪くない場所だ。病か? 怪我か? 紙袋をがさがさ鳴らしながら駆け寄って、慌てて顔を確認しようと) (無効票)
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アッシュ・ディーン 2020年12月26日
(ボロボロのマントを被った少年だった。声にぴくりと指先が動き、顔を覗き込まれた瞬間。お前の視界の端に鈍い銀の閃きと、喉元に冷たい感触があるだろう)――うごく、な。(掠れた声) (無効票)
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佐々・夕辺 2020年12月26日
きゃ!?
(銀の閃きに咄嗟に身を逸らした。ひたり、と僅かに距離を開けて冷たい気配がする。……数度瞬きをしたあと、きっと眉を吊り上げた)
……駄目でしょう!!そんな恰好で刃物を振り回すなんて!!怪我をしたらどうするの!!
怪我か病気か知らないけどね、素直に診せないならこっちにも考えがあるわよ! (無効票)
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アッシュ・ディーン 2020年12月28日
(振るった刃は切っ先も触れられず、殺気ぐらいしかお前に届きやしなかった)うご、くな……って、いって、る、のにぃ……(起こしかけた身をぐったりと伏す)
(女?の声がわんわん響いてうまく聞き取れない。ケガ?ビョーキ?この力が出なくて、じわじわと暗闇が近づくのは)……はら……へった……(ぐるるるる……) (無効票)
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佐々・夕辺 2020年12月30日
(唸り声のような音が聞こえて、更に瞳をぱちくりさせた。無意識に太ももに添えていた手を離し)
そんななりで動くなと言われても説得力がないわ、……お腹、減ってるの?

(がさごそ、と堂々と動いて紙袋を探った。確か頼まれた中に食パンがあったはずだ。紙袋を地面に置いて、躊躇いなくパンを出すと袋を破った。薄切りなので二枚ほど手に取り、相手に差し出す)

……食べる? (無効票)
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アッシュ・ディーン 2020年12月30日
うーっ。くそ、ナメ、やがって……(バタバタ暴れてるつもりなのだけど、身体も脚もジリジリしか動かない。お前が構えらしきものを解いたのだけは鋭い灰色の眼が見ていた。ナメやがって――)
え……(ふわあと鼻をくすぐるいい匂い。食べる。コレを?睨むようだった眼を白黒させた。コレ知ってる。金持ちが食ってたヤツだ)(でも、コレも知ってる。見ず知らずのガキに親切にするヤツってのは、きっとロクでもないんだ。お前とパンを何度も見比べた) (無効票)
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佐々・夕辺 2020年12月31日
ナメてなんてないわ、心配してるのよ。(じわじわとしか動かない彼の――声は少年だから、“彼”という呼称で大丈夫だろう――手足を心配そうに見ながらも、まだ触れることは出来ない。明らかに警戒されている。その気になればすぐにでも管狐は撃てる。こちらも警戒を完全に解くわけにはいかない)
パンよ。減りすぎたお腹にはきっとおじやとかが良いんでしょうけど、手持ちがこれしかないから。……一人で食べられないなら、食べるのを手伝うけど……
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佐々・夕辺 2020年12月31日
(何度も見比べる彼を視線で追う。警戒しているのか、腕が持ち上がらないほど消耗しているのか、ぱっと見では判らなかった。即決は危険だ。――パンを小さく千切り、ほら、ともう一度差し出した) (無効票)
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アッシュ・ディーン 2021年1月1日
……しん、ぱい?(振るえるかどうかはともかく、ナイフは握ったまま。そんなヤツの心配。そのまま逃げて行くかお返しに殴られる方がまだ理解できる。わけがわからないヤツに対して去来したわずかな怯懦を拭うように、威嚇のような唸り声があがった)
それ……食って、みろ。(差し出してない方の、分けた塊を示して。毒かなにか入ってないか、見極めるために賢いヤツが使ってた手段だ。たぶん) (無効票)
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佐々・夕辺 2021年1月3日
そうよ、心配。貴方が病気や怪我でなかったのはいいけど、倒れているのを放っておくわけにはいかないわ。
(言い聞かせるように繰り返す。相手が飲み込んでくれるかはともかく、自分のスタンスははっきりさせて起きたかった。恩を売りたいわけではない。敵ではない。其の事だけ理解してくれればそれでいい)

……これ? 良いわよ。(大きい方のパンを持ち上げて、不思議そうにする。其れから迷わず、ぱく、と齧った。…もぐ、もぐ、もぐ。うん、美味しい。もちもちとしている)毒も何も入ってないわ、ただの美味しい食パンよ。貴方も食べてごらんなさい。(ほらほら、と小さい方のパンを振る) (無効票)
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アッシュ・ディーン 2021年1月4日
……?? なんで、お前がソレ、しんぱい……するんだ……?(倒れていたら、物取りにカモにされるか、憂さ晴らしの対象になるか。そんな記憶ばかり。未だに敵だと思い込むことで、空腹で気を失いそうなのを奮い立たせようと――)
(あああ。ああぁぁぁ……)(歯を入れただけで千切れるなんて。硬い岩のようなパンですらなかった。千切れたところから小麦の匂いが漂って食欲をそそるし反則もいいとこだろいったいどんな味がするんだよごくりと飲み込んでもあとから涎がいや待て食ったら悪魔のような見返りでも要求されるかもしれねぇだろオレ達がされたことを思い出)
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アッシュ・ディーン 2021年1月4日
た……たべたい……。 (無効票)
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佐々・夕辺 2021年1月6日
なんで? なんでってなんでよ。倒れてる人を心配したら悪い事でもあるの?
(寧ろこちらが藍色の瞳をきょとんとさせた。娘は知らない。天災は知っていても、人災を知らない。だから人を疑わない。もぐもぐごっくん。パンを食べ終えて)

……! そう、そう! ええ、食べなさい!起きられる?寝たままでは消化に悪いわ、お水は? 喉は乾いてない?
(ぱあ、と笑顔になって、パンを差し出した。あ、でも助け起こした方が良いかしら? 手を伸ばそうと思ったけれど、そこまでするとまた警戒されてしまうかも知れないので、先に問いを投げる) (無効票)
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アッシュ・ディーン 2021年1月7日
だ、だって、お前…(確かにそういうやつもいたけど。オレ達に親切にした結果、早死にしたシスターを思い出した。ちょっと俯いて)
(どこにそんな力が残っていたのか。がばっと起き上がって、飛びつくみたいにパンを取ろうとしながら)み、水も、飲む!! (無効票)
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佐々・夕辺 2021年1月8日
何か心配事でもあるの?こう見えても私、腕は立つのよ。大丈夫。
(何処かから逃げてきたのだろうかと思えるようなうろたえぶりに、不思議そうに首を傾げたが――相手が飛びついてきたのにびっくりして疑問は吹き飛んだ)
わ! ぱ、パンは逃げないわよ!いい?ちゃんとゆっくり噛みなさい?
(パンのかけらを渡す。丸ごと渡したら喉に詰めそうだ。)
そうね、水もいるわね。ちょっと待って……あった。
(紙袋を地面に置いて探る。水の入った瓶を取り出して、蓋を開けた。相手が喉に詰まらせでもしたらすぐに渡せるよう待機している) (無効票)
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アッシュ・ディーン 2021年1月8日
(大きい方を狙ったのに、渡されたのはかけらの方。不服に思う間もなく、口の中に詰め込んだ。数日振りの食べ物は、思った以上に柔らかくて。数回噛んだぐらいで飲み込めそうだったから)んぐぐ………(止まる) (無効票)
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佐々・夕辺 2021年1月9日
(あっ、この子いま大きい方とろうとしたわね)(警戒を厳とする。大きい方を渡したりなんかしたら絶対のどに詰まらせるの判ってるから。これくらいでいいだろって数回噛んだだけで飲み込もうとするから)
はい、お水。これもゆっくり飲んで。
(頃合いを見計らって水のボトルを渡す。ほんの少し桜の香りがついたお洒落な水だけど、今はそんなのは関係ないだろう) (無効票)
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アッシュ・ディーン 2021年1月10日
(完全に詰まってないけど、カラカラの喉に押し込むには難しくて。飲み込むのに苦労していた)み、みず…(お決まりの文句をあえぐように言うのと同じぐらいにそれを渡された。ガッと掴んでごくごく飲む)…!…!?(ジュースかなにかなんかな。この水。それぐらい甘い気がした。目を白黒させながら、ぐびぐび全部飲んでしまいそうになる) (無効票)
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佐々・夕辺 2021年1月12日
こっ、こら!一気に飲んだらよくないわ!
(慌てて水のボトルを取り上げようと手を伸ばす)
いい?ゆっくり噛むの。それなりに良いものだけど、貴方の体に合うか判らないんだから!それに、貴方はさっきまで倒れ込んでいたんだから、尚更体をいたわりなさい!
(パンを再びちぎって渡す。一気に渡したら大変なことになりそうだから) (無効票)
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アッシュ・ディーン 2021年1月13日
あっ……!?(取り上げられた。文句を言う前に畳み掛けられて眉間に皺を寄せて唸る。最後の言葉で、尚更お前がわからなくなった。怒ってんのか心配してんのかどっちだ?)
……言うこと聞いたら、ソレ食わせて、飲ませてくれンの?(大きい方取ろうとしたらまた止められそうだ。それぐらいは学習した。パンを取ろうと手を伸ばしながら) (無効票)
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佐々・夕辺 2021年1月14日
……。言う事を聞く、というと……命令みたいね。
(ちょっと耳を伏せた。彼に言う事を聞かせたいのだろうかと自問しても、判らないとしか返ってこない。大きなかけらを半分に千切って渡し、)命令とはちょっと違うわ。怒ってしまったけど、心配しているのよ。というか貴方、何かあったの? どこかから逃げてきたの? (無効票)
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アッシュ・ディーン 2021年1月16日
…メイレイじゃねーのかよ。(じいっと鋭く見る。なおも大きい方を奪おうとするため。でも、半分にされたんでぱっと受け取って。口を大きく開けて食おうとして、止まって。一口ずつそろそろと食べ始めた)
べつに、逃げてきたわけじゃねぇよ。目が覚めたら、知らないところにいた…だけで…(見たこともない風景に、見たこともない服装のやつら。言葉は通じるけど、わかんないことだらけで)…(パンを頬張り。ふと、眼の端に涙を滲ませた。ずず、鼻を啜って) (無効票)
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佐々・夕辺 2021年1月17日
命令じゃないわ。そうね、…お願い、と言えばいいかしら。私は貴方に命令できる立場じゃないから。
(それこそ通りすがりのただの女だ。水の減り具合を確認しながら、一口ずつ食べる彼に安堵したように頷く)
――目が覚めたら、知らないところに……? 貴方、猟兵なの? …まあ。まあ、まあ…! どうしたの、泣かないで。
(一人は心細かったろう。知る人がいないのは、寂しかったろう。瞳がきらりと光ったのが見えて、)
――貴方、お名前は? 私は夕辺。佐々夕辺といって、此処にある旅館で働いているの。 (無効票)
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アッシュ・ディーン 2021年1月18日
オレに…お願い??(パンを渡して、水も渡して。その代わりに何かさせるのかと思いきや、ゆっくり食べろ、だ)お前…シスターかなにかか?(オレ達に施しをしていたやつらの格好とは似ても似つかないが)
りょーへい?…わかんねぇけど…(ゆっくり噛み締め始めたからわかる。ふわふわで、ほんのり甘い。小麦粉の香ばしい匂いすらご馳走みたいで)ううぅ…パンゔま゛い゛…うまいよぉ…(えぐえぐ泣きながら食ってる)
………アッシュ…(泣きながらだから不明瞭だけど名乗った) (無効票)
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佐々・夕辺 2021年1月19日
ええ、お願い。…私はシスターじゃないわ。ただのお宿の女中よ。(僅かに苦笑する。どちらかといえば聖職者に“狩られる方”――妖であるからだ)ええ、猟兵。世界を渡って、悪い奴らと戦……ああ、泣かないでったら! パンがしょっぱくなってしまうわよ?(懐から香を焚きしめた布を取り出して、そっと涙を拭う)
アッシュさん。そう……貴方、寝る場所もないのよね。見たところグリモアもないし、どうして世界を渡ったのかは判らないけど……良かったら私が働いているお宿に来ない? (無効票)
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アッシュ・ディーン 2021年1月20日
(心中知らず。狐や妖がそういうものとも知らねぇから、お宿の女中って凄ぇんだな、って頭にインプットしつつある)(ずび、鼻水啜って。やっと感動がおさまってきた)だ、だいじょうぶ、だってっ。(拭われておろつく。詰まった鼻だとわかりにくいけど、さっきからいい匂いばかり)
…アッシュでいい。(さんとか付けられるとむずむずするから)オレはヤドリガミ…らしくて、パッと見はただのナイフだから…(たぶん、器物だけだった時に誰かが持って行ったんだ。思い当たるならそれぐらいだって)宿?いーのか? (無効票)
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佐々・夕辺 2021年1月23日
大丈夫?(名残惜しそうにハンカチを離し、様子を見守る。だいぶ容体は安定したようだ。少なくとも、パンを奪い取るように食べる事はもうなさそう)
そう? じゃあ……アッシュくん。まあ、ヤドリガミなの? ナイフ……刃物のヤドリガミさんなのね。でも無責任ね、こんなところに置いていくなんて。人の姿になったのを怖がったのかしら。(ふむ?と首を傾げ)
ええ、良いわよ。……といっても、私のお宿ではないのだけど…お客様としてお招きするから、きっと誰も何も言わないでしょう。寝るところもないんでしょう? この辺りは治安がいいから、宿を取らないと寝るところないわよ。あ、お花はお好き? すごくたくさん咲いているのよ。 (無効票)
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アッシュ・ディーン 2021年1月25日
だいじょぶ(ずずっ。涙も止まって、うってかわってちびちび食べる。よく考えると、いつこんなパンが食えるかわかんねぇし)
タブンだけど、オレを売ろうとしてた。だから、面倒になる前に…(これは逃げたっていうのかもしれない。はっとしてから首をブンブン振る)べっ、別に悪いことしてない!
き、客ぅ?金持ってねぇぞ。路地の隅でもどこでだって寝れらぁ。(きょろきょろ周りを見回した)…花って、食えるヤツ?売れるヤツ?(花売りを思い出しながら) (無効票)
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佐々・夕辺 2021年1月25日
なら良かったわ。そうそう、ゆっくり食べた方がいいわよ。
(認識が微妙にずれてはいるものの、ゆっくり食べだした彼に安堵したように目じりを和らげ)
売ろうと? …まあ!大変じゃない。悪い事をしてないのは判るわ、大丈夫。
ええ、お客。お金は…そうね、食べるためのお金を稼ぐ手段もいるわね……って、駄目よ!路地の隅でだなんて!また売られそうになったらどうするの!?
(眉を吊り上げる。彼がどんなナイフなのかは判らないが、売ろうとした誰かがいるという事は、売れそうな見目をしているのだろう。そうでなくとも、路地の隅で寝るというのを放ってはおけない)
ん、花? んー、食べるために植えてはないし、桜は珍しくもないから売れないわね。桜以外のお花なら、売れるかもしれないけど。この世界は桜がたくさん咲いているのよ。桜。判る? (無効票)
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アッシュ・ディーン 2021年1月30日
(食べ切って、残りのパンくれって手を出そうとして)…あっ。(もぞもぞ、バツが悪そうに、握ってた古くさいナイフを懐に戻した)
金稼ぐたって、どうすりゃいいんだ?ぬす…靴磨き?(通りで見たことある)(真っ当でないこと言ったら絶対止めそうだ。危ねぇ)わっ!?な、なんだよ。怒んなって!ヤドリガミは壊れなきゃ大丈夫って聞いたぞ!
そーなのかよ…。(がっくりして)サクラ。…ずっとくっついて来やがる、これ?(髪の中に紛れてたそいつをつまんだ) (無効票)
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佐々・夕辺 2021年1月31日
…大事に使っているのね。
(相手が手を出した意図は判っている。ナイフは古びていて、其れでも鋭そうだった。パンを袋ごと差し出す。自制がきくのならもう大丈夫だろう。ゆっくり食べられるだろう)
靴磨き…うーん、そうねえ。私の働いてるお宿にくれば、何か仕事があるかも知れないわ。あとは此処だとカフェーが多いけど、貴方、配膳とか……(出来なさそうだなぁ。愛想が大事だもんなぁ。口を噤む)
ええ。でも、見ているととても心が癒されるわ。――あら! そうそう、それ。この世界はサクラミラージュといって、桜がありとあらゆるところに咲いているの。桜から生まれる種族もあるくらいよ。
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佐々・夕辺 2021年1月31日
…と。いけない、買い出しの途中なんだった。
パンとお水を追加で買わないといけないわね……(紙袋をがさがさとして、立ち上がる)
私はこのまま買い出しをしてお宿に帰るけど……アッシュくんはどうする?あ、此処で寝るっていうのは駄目よ。そんなことを言ったら引きずってでもお宿に連れていきますからね。 (無効票)
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アッシュ・ディーン 2021年2月4日
(なんて返したら良いやらで、パンをぱっと取ってそっぽを向く。一瞬で食べ尽くしそうなぐらい腹はまだ減ってっけど、パンも懐に仕舞った)…あとで食う。
なんだよ。手先を使うことだったら得意だけど。(口をへの字にした。さっきからずっと笑ったりはしてねぇなぁ)
サクラミラージュ…(舞う花を見上げた。やっぱり聞いたことないところだ。こんなきれいなところ、知らない)
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アッシュ・ディーン 2021年2月4日
あ、オレが食っちまっ…いや、お前が勝手に食わせたんだからな!(慌てて)…これ以上世話になれねぇから、あとは自分でなんとかする。寝床もここ…じゃなくっても、どっかで見付かるだろ。(立ち上がって、歩み出す。表の通りじゃなくて、路地の方へ) (無効票)
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佐々・夕辺 2021年2月5日
(ぱっと取られて目を丸くしたけれど、「あとで」の言葉に目じりを和らげて)ええ。喉に詰まらせないように食べるのよ。お水も持って行っていいから。
…いえ。貴方、最初からずっとむすっとしてるなって思って。其れじゃあ接客は無理ね。(私も人の事を言えないけれど)
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佐々・夕辺 2021年2月5日
ふふ、あは!そうね、私が勝手に食べさせたんだわ。だから私は責任を取ってもう一度買いに行きます。お水もね。
(下手くそに噴き出して、うんうんと頷いた……が)

待ちなさい。

(立ち上がる途中の襟首を捕まえた)
そっちは路地よ? 路地で眠るの? まさか地面で? 今は冬で寒いのに? 何を考えてるの私がさっき言った事覚えてる?
――駄目ね。これでは全然不安だわ。決めました、貴方はお宿に連れていきます。こっちよ。
(そのままずるずると引きずって歩き出そうとする。勿論表通りの方角だ) (無効票)
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アッシュ・ディーン 2021年2月6日
ほんとに金取らねぇよな…?(パンも水もあるなんて。しかも極上の。至れり尽くせりすぎて逆に怖くなってくるんだけど。手はしっかりとパンと水を掴んだままだ)
なんだよ。腹減ってんのに笑ってる方が気味悪ぃって。(ますますムスッとする)な、なに笑ってんだよ!その通りだろ!
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アッシュ・ディーン 2021年2月6日
ぐえっ。(捕まってじたばたするけど、畳み掛けられる言葉に狼狽えちまって)えっ、ええっと…このマントがあれば大丈夫だって!こんなに花が咲いてるなら――(咲いてるけど、確かに寒ぃから口を噤む。それからは抵抗せずに引き摺られてったのは、きっと施されたパンと水のせいだ) (退出)
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佐々・夕辺 2021年2月8日
お金は取らないわよ。ただ、パンと水を渡した以上、貴方にはちゃんとした寝床で寝て貰う義務があります。
(突然に義務をおしきせる。だって、こんな少年が路地で寝るなんて信じられない!こんなに外は寒いのに!)
マントがあっても大丈夫じゃありません!いいですか、宿泊代は気にしなくていいから、しっかりと体を温めて……そうだ!貴方、お風呂にも入りなさいな。暖かいわよ……
(おしきせは続く。親切は時に強引に運命の輪を回す。其れが要らぬ親切なのかは、さて、今のところは誰にも判らない) (無効票)
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佐々・夕辺 2021年2月8日
【〆】 (退出)
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