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🌛硝子と月明り
レーヌ・ジェルブロワ　2020年12月21日

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深々と雪が降る。
白い綿雪が世界を覆い、音すらも飲み込んでいく。
人目も草もかれれば、訪う者は此の場所を知る者だけ。
此の１年も生き延びた。次の１年も生き永らえるように…
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◇お約束した方と。
◇RPのみ。
◇1:1。

訪う

去る

レーヌ・ジェルブロワ　2020年12月21日
（銀白の封筒を微笑みながら手で撫でる。丁寧に綴られた内容に、改めて感謝する。添えられた寒白菊は小さな花瓶に飾って）……あっ食べ物があった方がよいですよね…（ポットには温かい紅茶が用意してあった。年の終わりにと拵えていた、クルミとドライフルーツの入ったケーキを取り出して切り分けている）

ヴェル・ラルフ　2020年12月23日
（片手に紙袋を、もう一方の手にミニポインセチアの切り花を数本提げて、ゆっくりと教会へと続く道を歩いていく。さくさくと、白い雪を踏みながら、雪景色を飽きずに眺めて）　…もう、１年が終わるんだなぁ…（扉の前まで来れば、控えめにノックを）　こんにちは、レーヌ。 (無効票)

レーヌ・ジェルブロワ　2020年12月23日
（小さく戸を叩く音が聞こえる。ケーキナイフを置いて、教会の扉を開ける。見知った姿を見て莞爾とする）ようこそ。お待ちしておりました。（手元の赤い花を見て興味深そうに）まぁ。見たことのないお花ですね。拝見しても？

ヴェル・ラルフ　2020年12月27日
（下げた花を胸の高さまで上げて、そっと差し出して）　どうぞ。これは、レーヌに。ご挨拶代わりだよ。赤い花…のように見えるけれど、これは葉らしいんだ。（珍しいよね、と笑いながら）　あと、これも。甘いワインなんだ。（下げた紙袋から覗く深紅の包みには、金のリボンが施されている）

レーヌ・ジェルブロワ　2020年12月28日
まあ。宜しいんですか？ありがとうございます。素敵…（差し出された赤い植物を押し抱く。赤い葉に顔を近づけ挨拶代わりに唇を寄せる。続いて差し出された紙袋も静かに受け取る）まあ。頂いてばかりで…こんな所で立ち話もなんですね。どうぞ、中にお入りになってください。（扉を大きく開けて中へと招き入れる。教会の中は普段通り清潔で質素だが、今日は暖炉の傍にある簡素なテーブルに華やかなクロスが掛けられている。その上にはささやかながらもてなしの数々が用意されていた）

ヴェル・ラルフ　2020年12月30日
(花に寄せる姿にやわらかく微笑んで)　喜んでもらえたかな。ううん、お招きいただきありがとう。お邪魔します。(前に来たときとは異なる、静謐ながらも心華やぐようなもてなしの席。彼女の心尽くしに、ひとつ感嘆の息をついて)　わ、美味しそうだね。逆に気を遣わせちゃったかな。

レーヌ・ジェルブロワ　2020年12月30日
いいえ。おもてなしはあまり経験がありませんので…何か粗相がなければいいのですが。どうぞ、お座りくださいな。(席を勧めカップに温かい紅茶を注ぐ。切り分けたケーキは小さな白い皿に２切れ乗せて)ヴェルさんは、食べられないものはありませんか？このケーキにはクルミとフルーツが使われています。

ヴェル・ラルフ　2021年1月1日
ありがとう。それじゃ、失礼するね。(椅子に浅く腰掛け、手際よく切られていくケーキを見て)　ナッツ類も果物も好きだよ。食べないのは、トマトくらいかな。(味が苦手でね、と苦笑しながら)　レーヌは、よくお菓子作るの？

レーヌ・ジェルブロワ　2021年1月1日
まあ。トマトがお嫌いなのですか？(くすくすと笑いながら)失礼しました。ヴェルさんはどちらかと言うと落ち着いて見えます。トマトが嫌いなのは意外でした。(質問には小さく頷いて)ええ。仮初めなりとも人の体を得て、何も食べないと動きが鈍ることが分かりました。１週間ぐらいでしたら平気なのですが…一度空腹で倒れてからは、なるべく気づいたときに口にするようにしています。さあどうぞ、お召し上がりください。

ヴェル・ラルフ　2021年1月3日
落ち着いて見える？それは嬉しいな。言わなきゃよかったかも。(少し恥ずかしくて、照れたように笑って)　た、倒れたの？大丈夫だったならよかったけれど…ヤドリガミでも、人の体は、やっぱりヒト…なんだね。不思議だな。(不思議そうに首を傾げて)　
それじゃ、いただきます。(フォークでケーキを一口大に切り分け、食む)　ん、おいしい。お菓子作り上手だね、レーヌ。

レーヌ・ジェルブロワ　2021年1月5日
いいえ。意外性は素敵ですよ。その方の新たな一面ですから。(こちらも、照れたように笑って)ええ。自己管理の不出来が露見してしまいました。人間の体に成り立ての頃は、そういったミスも多く…本体さえ傷つかなければ、なんら問題はないのですが。
(貴方の食べる姿を見て、此方も一口)光栄です。……誰かとモノを食べるのは……もしかしたら初めてかもしれません。なんでしょう。面映ゆいというか…嬉しいものですね。

ヴェル・ラルフ　2021年1月6日
(やわく笑んで)　意外性、か。人から自分がどう見えてるのか、分からないから…教えてほしいな、レーヌから見て、僕がどんなか。(ふるり、と首と手を振って)　そんな。それこそ、意外性だよ。レーヌこそ、落ち着いてしっかりして見えるから、想像つかないな…そうか、ヤドリガミは本体があるんだもんね。でも、怪我や空腹は、辛くはないの？

ヴェル・ラルフ　2021年1月6日
(もうひとくち。それから、意外そうに瞬いて)　そうなの？それじゃ…今度から、来るときはなにか一緒に食べようよ。そうすれば、食べ忘れることも減るかな、なんてね。(最後の方は少し悪戯っぽく笑って)

レーヌ・ジェルブロワ　2021年1月9日
わたしから見てですか…（少し考えてから徐に口を開く）…前にも申し上げたかと思いますが。一線を引いてらっしゃるとお見受けいたします。一定以上踏み込まれないように。…過ぎたことを申しておりましたら、すみません。（貴方の顔が曇れば話題を変える）

レーヌ・ジェルブロワ　2021年1月9日
最初は空腹という状態が分からなかったのです。血が流れるような怪我も、処置した方が早く治るということも。教会暮らしが長くて…猟兵になるまでは大きな怪我もしたことがなくて。痛みというのは、とても辛いものですね。人間の体を得て、人々の苦しみが一層分かるようになりました。（莞爾とする）

レーヌ・ジェルブロワ　2021年1月9日
まあ。素敵な提案です。ふふふ。そうですね。ご一緒させてもらえるのなら屹度今迄より、より健康な生活が送れそうです。此の教会ではお料理もできますよ。簡単なものしか作ったことは無いので、折角ですから何かお料理にも挑戦してみませんか。（楽しそうに提案をする）

ヴェル・ラルフ　2021年1月13日
(ふるりと頭を振って、困ったように微笑んだ)　ううん。全然…何て言うか、レーヌは最初からお見通しだったんだなって、少し驚いただけなんだ。…サイキッカー、じゃないよね。どうして分かってしまうんだろう。(本当に、ただ不思議そうに首を捻って)

ヴェル・ラルフ　2021年1月13日
そうなんだ…確かに、空腹と言うものを感じたことがないのに、いきなりお腹が鳴り出したら、吃驚しそうだね？(くすくすと笑って)　…すごいな、レーヌはどんな事でも学びに変えるんだね。人間のからだになって、戸惑うことも多いだろうに。

ヴェル・ラルフ　2021年1月13日
わ、いいね、それ。僕も、普段は倒れない程度に自炊してるけれど…簡単なものしか作らないんだ。しかも、自分で作るときは大抵同じメニューだから、飽きちゃって。ひとりより、ふたりの方が挑戦できそう。(約束だね、と小指を立てて)

レーヌ・ジェルブロワ　2021年1月14日
(ほっとしたように微笑む)いいえ。感じた儘にお答えしただけなんです。何故でしょう………(考えるように上を見つめ、そっと唇を開く)………もしかしたら、ヴェルさんの雰囲気がわたしの元の持ち主と似ているからかもしれません。同じような笑いかたをされるなと思っていたんです。

レーヌ・ジェルブロワ　2021年1月14日
(可笑しそうに笑い乍ら)ええ。お腹の音には驚きました。人間の身体からあんな大きな音が出るなんて。最初は楽団でも来たのかと思ってしまうくらいでした。(何時もの様に莞爾とするが、少し頬が赤いようだ)いえ、そんな。わたしはヒトのための花です。ヒトのために出来ること、癒すこと。それがわたしの存在意義だから…でしょうか。

レーヌ・ジェルブロワ　2021年1月14日
(キョトンとした顔をする。一呼吸置いてハッとしたように)「指切りげんまん」ですね。元の持ち主がしているのを見たことがあります。するのは初めて…(少し緊張した様な面持ちで相手の小指に自分の小指を絡めて)指切りげんまん、嘘ついたら針千本飲ます、指切った…でしたよね。ひとりより、ふたりの方が…本当にその通りですね。ただの栄養補給の為でしかなかった料理が楽しみになりました。お好きな食べ物はありますか？

ヴェル・ラルフ　2021年1月23日
（少し目を丸くしてから、紅茶をひとくち。少し間を取って）　…そう、なんだ。もし、嫌でなければ…どんな方だったのか、聞いてもいい？
（あはは、とつられて笑って）　楽団か、それはすごそうだなぁ。ちょっと聞いてみたかったよ。（なんてね、と言いながら、それでもまだ楽しそうに笑って。ケーキをもう一口食べて、ようやく落ち着く）　…ヒトのため、か。レーヌの持ち主だった方は、きっと幸せだったんだろうな。（癒しの白薔薇たる貴女の姿を想像してみる）

ヴェル・ラルフ　2021年1月23日
（同じように歌って、結わいだ小指を軽く振って）　僕は、UDCで知ったんだ。同じような文化って、結構あるものなんだね。（問われれば、少し考えてから）　そうだなぁ。肉料理がいいかな、自分でも作れると嬉しいし。トマト以外なら、あとは問題なく食べられると思うよ。

レーヌ・ジェルブロワ　2021年1月24日
ええ。前に話したでしょうか？元の持ち主は、わたしを花売りから買ってくれた少年です。彼はまだ幼く。人間で言うと8歳くらいでしょうか。少しずつ白薔薇を母に贈り。彼女が亡くなってからも欠かさずわたしを贈り続けました。彼は愛したものを決して忘れない。彼が母の横で眠るまでずっと。彼は100ものわたしを贈り続けたのです。

レーヌ・ジェルブロワ　2021年1月24日
(自分でも何故か解らないが楽しそうに笑う様子から目を逸らす。其の頬はまだ少し赤いようだ。)…お聞かせするわけにはいきません。何故か……解りませんが。(紅茶のカップを両手で持つ。口を尖らせた様子から拗ねている印象を受けるかもしれない)
幸せだったならわたしは嬉しく思います。母の為だけでなく持ち主のための薔薇でもありますから。

レーヌ・ジェルブロワ　2021年1月24日
(歌い終わって指を離す)世界は何処かで繋がっているのでしょうか。時々ふと思うのです。
肉料理ですね。此の世界では貴重なたんぱく質です。あまり数は減らしたくないので…他の世界から持ってこれたら良いのですが。(思い付いた様子で提案してみる)…他の世界で挑戦してみませんか？猟兵の仕事を全うしてからでは如何でしょう。

ヴェル・ラルフ　2021年2月7日
(紅茶を飲んで、時折頷いて。話が切れたところで、感嘆の声)　100もの、君を。ずっと、──……優しい子だったんだね。(母のために、薔薇を供える幼い子。心が締め付けられるようで)　レーヌに癒されて、その優しいヒトは…きっと、間違いなく、幸せだったよ。

ヴェル・ラルフ　2021年2月7日
(君の尖る口を不思議そうに見つめて、窺うように首を傾げて笑む)　お腹の音って、聞かれると何だかちょっと恥ずかしいもんね。それにしても、レーヌはしっかりして見えるから、意外だった。(ぱくりと最後のひとくち)

ヴェル・ラルフ　2021年2月7日
そうかもしれない。似たような文化は、サムライエンパイアにもあったはず。不思議だね、僕ら世界を渡る者たちが、かつてもいたんじゃないかと思うくらい。(提案に、それは名案だと頷いて)　それなら、UDCアースかな。トウキョウには、料理を教えてくれる場所があったはず。

レーヌ・ジェルブロワ　2021年4月23日
ええ。本当に……優しい人だったのだと思います。元の持ち主を通して、わたしは優しさや祈りや愛の気持ちを学びました。あの優しさを目標に。わたしはしているのかもしれません。
(目じりを垂らして嬉しそうに微笑む)そう仰って頂けると……癒しの白薔薇としての誇りを感じることができます。

レーヌ・ジェルブロワ　2021年4月23日
(頬の赤みは未だ残っている。不思議そうな顔色を見て、ひとつ咳払いをしてから)…こほん…しっかりして見えているイメージを壊してしまいましたね……でもわたしはそんなに出来た人ではないのですよ。人の身を得ても学び足りないことばかりなのです。

レーヌ・ジェルブロワ　2021年4月23日
サムライエンパイアにもあるのですか。我々猟兵の歴史も謎が多いですね。
UDCアースですね。……実は未だ足を踏み入れたことはないのです。お料理を教えてくださる場所が？それは楽しみです。どのようなお料理を教えてくださるのでしょう？

ヴェル・ラルフ　2021年4月27日
(嬉しそうに微笑む君を見ていると、なんだかこちらも自然と笑みがこぼれてくる)　レーヌは謙虚だね。僕、君ほど…無償で誰かに優しくできるひと、初めてだと思う。そんなレーヌだから、話しててこんなに心地よいんだろうな。(君が命を得たきっかけとなった元の持ち主にも、感謝しなきゃな、とやわり微笑む)　ふふ、しっかりしてる面も、意外と…うっかりさんな面も、どっちもレーヌなんだと思うよ。学び足りない、かぁ…それは僕もいつも思い知らされることなんだ。知らない世界の文化とか、考え方とか。それこそ、猟兵になって世界を渡るようになってからは、ひしひしと感じるかも。(料理もそのひとつだね、と笑って)

ヴェル・ラルフ　2021年4月27日
レーヌはUDCアースは未だなんだ。それじゃ、きっと驚くと思うよ。ひとが、(言いかけてからつと口を閉じて)　──いや、先に言っちゃったらつまんないかな。楽しみにしておいて！確か、教えてもらう料理は選べたはず。僕の希望通り、肉料理でもいい？レーヌは嫌いなもの、ないかな。

レーヌ・ジェルブロワ　2021年5月1日
(柔らかな花が咲くような微笑みをする人と思う。其の微笑みを見ていると、胸のあたりがほんのりと温かくなって…其れが何故なのかは分からないが、嬉しいと思った)花は見返りを求めて咲くのではなく…只咲くべくして咲いているから…でしょうか。何にせよ、ヴェルさんが心地よくいられるならば。それはわたしにとっても嬉しいことです。(相手の目を確りと見つめて伝える)
どちらもわたし…ですか。そうですね。世界と同じように、自分のことも未々解らないことが多いのかもしれません。猟兵という立場に立たせてもらい、人々の役に立つことで見えてくるものもあるのでしょう。うふふ。お料理もそうかもしれませんね。

レーヌ・ジェルブロワ　2021年5月1日
ひとが？まあ、何でしょう？とても気になります。教えてくださらないんですか？(口では拗ねるようだが楽しそうだ)うふふ。楽しみにしていますね。ええ、お肉料理で大丈夫です。人の姿を得てから同じような食事ばかりでしたので…具体的には、野菜スープが多かったのですが。嫌いなものは今のところありませんよ。

ヴェル・ラルフ　2021年5月11日
(合わせられた瞳の青は、他の世界で見える青空のようで。束の間、その瞳に見惚れて)　ただ、咲くべくして……か。レーヌの在り方や、考え方は…ほんとうに、自然そのものなんだね。この優しさをただ受けるだけじゃなくて、なにか君に返せたらいいな。(君は花の精なんだな、と改めて感じて。何故か、少し。ほっとしたような気持ちになった)　うん。こうしてレーヌと話してるだけで、学ぶことはたくさんあるもの。(拗ねるような、楽しむような口ぶりに、くすくす笑って返す)　うん、秘密。それじゃ、帰ったら探しておくよ。ふふ、学ぶことがたくさんあって、楽しみだなぁ。

レーヌ・ジェルブロワ　2021年5月16日
人も獣も草木も、自然の一部ですから。きっと根っこは同じなんです。(目をしっかり合わせて莞爾とする)もしヴェルさんが優しさをわたしから感じてくれたのなら、是非その気持ちを他の方へ送ってください。わたしに返してくださるより、他の方々へ伝播していくことがわたしの喜びです。(此の世界の一部として、花としてわたしが貴方のために出来ることはしようと思っている。その理由は本人にもわからないが、献身だけではない。)
(同じくくすくすと笑って)まあ。意地悪ですね。(そんなこと微塵も思っていないが、戯れが言えるほどに打ち解けている)うふふ。ご一緒できることをとても嬉しく思います。

ヴェル・ラルフ　2021年5月26日
他の人に？(ぱちぱちと瞬きして、心底驚いて)　…レーヌはほんとうに、…すごいひとだなぁ。ああ、表現する言葉を知らなくてちょっと悔しいくらいだよ。…ありがとう、レーヌ。僕は君から、すごく大切なことを気づかされてばかりだ。(貴女の考え方に、自分がとても前向きな気持ちに感化されていくような気がして。外の雪のように、しんしんと、何かが確かにこころに積もっていくような)

──夜も更けてきたね。あっという間だった、って気がするな。…それじゃ、きっと、また。(次の約束、確かにこころに積もるもの。そんなものを温かな胸のうちに感じながら、降り積もる白雪に、足跡残して) (去る)

レーヌ・ジェルブロワ　2021年5月29日
わたしこそ、ヴェルさんに教えていただいていることが山ほどあるのですよ。持ちつ持たれつ…ではないですが、わたしたち二人だからこそ学べることもきっとあるでしょうし。(もらっているのはわたしだけではありません。胸の内側の華やぎも弾みも、これは今まで知らなかった「感情」だ…と幸せに思いながら手を合わせる)

はい。寂しいですが…よいお年を。(扉で佇んで離れる背を見送る。降り積もる雪は白薔薇の花弁と同じく真っ白。今日感じた「感情」が積もれば、こうして世界を別な色に塗り替えてくれるのではあるまいか──と、考えて頬が赤く染まっていく)寒さのせいでしょうか…(小声で呟いて教会の中へと戻っていく)

レーヌ・ジェルブロワ　2021年5月29日
fin (去る)

0 🌛硝子と月明り レーヌ・ジェルブロワ 2020年12月21日

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🌛硝子と月明り
レーヌ・ジェルブロワ　2020年12月21日