【1:1RP】カクリヨ散歩譚
リオン・エストレア 2020年12月8日
紅と蒼、2つの月はカクリヨファンタズムを悠々と。
……またどこかへ出かけないか?
そんな手紙から始まる、いつものような新しい思い出の話。
そんな時を待ちわびて、2人は廃城で待ち合わせるーー
リオン・エストレア(f19256)と
ルーチェ・ムート(f10134)の1:1RPスレッド。
他のお方は発言を御遠慮ください。
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ルーチェ・ムート 2021年1月17日
たこ焼き!いいね、美味しそう!(かき氷を食べながら辺りへと視線を巡らせる。たこ焼き屋を見つけて指で示した。移ろうキミの表情に胸内があたたかくなってゆく)あ!あったよ!たこ焼き屋さん!
リオン・エストレア 2021年1月17日
本当だ。意外とあるものだな。(自分の表情がこんなにも移ろいゆく豊かなものだとは、今でさえ自覚していない。けれど、確かに、1歩ずつ。確かに人へと近くなっているのだろうか)
リオン・エストレア 2021年1月17日
すみません、これを2つ。……よし。お前の分も頼んだ。食べきれなかったら無理しなくてもいい。(手渡しされたたこ焼きの片方をルーチェに渡す。さすがに食べ歩きの連続でお腹がいっぱいになっていないだろうか)
ルーチェ・ムート 2021年1月17日
(キミの移ろっていく表情を見るのは新鮮で、心が弾むよう。ボクと居て色んな感情を得てくれているのなら、嬉しいことだから)ありがとう!食べられるよ(食べ切ったかき氷の入れ物を近くのゴミ箱に捨て、たこ焼きを受け取る。ふうふうと冷まして一口)…んむ…うん、おいひい…あつあつだから、きをつけてね。
リオン・エストレア 2021年1月21日
もちろん、分かっているさ。(ふーっふーっと冷まして一つ口に入れては、まだ熱かったのかほんの少し顔をしかめる。言わんこっちゃないと言われそうだなとまた苦笑いを浮かべて)
ふふ、本当に美味しいな。……いるか?(ついさっきの様子を思い出して、ふーふーと冷ましたたこ焼きを刺してひとつ差し出して。恥ずかしがる仕草などひとつもなく堂々と。)
ルーチェ・ムート 2021年1月23日
ふふ。熱かった?(一瞬の表情も逃さずみとめ、くすりら笑い声を落とした)……へ?
ルーチェ・ムート 2021年1月23日
(堂々としているキミに照れる方がおかしいのだろうか。けれど頬が熱くなっていくのは堪えきれず、そうと唇を開いてたこ焼きに齧り付いた)ん…美味しい!ありがとう。リオンもどうぞ(羞恥にふるえそうな指の先で同じように冷ましたたこ焼きをひとつ、キミの口元に差し出して)
リオン・エストレア 2021年1月23日
いいのか?……じゃあ……(パクリとひとくち頂いて。少しして、今されていることに気がついて少し顔を赤らめてしまう。もしかして、自分はとんでもないことをしてしまったのではないだろうかと)
……美味しい。(微笑みながらでも頬の熱は冷めないまま。変な顔になってしまっていそうだとふにゃりとした笑みを見せて)
ルーチェ・ムート 2021年1月24日
ね、美味しいよね。あーんしたから、もっと美味しいのかも(緩んだ笑みに添えられた桜色をみとめ、嬉しげに咲う)
ボク、たこ焼きのたこ無しも好きかも。生地とそーすだけでも美味しいよね(周りの生地を切り、それだけを口に運ぶ。中に入っているたこが顔を覗かせていた)
リオン・エストレア 2021年1月24日
ふふ、たしかにな。入っていなくても美味しそうな気はする。(真似して周りを少しだけ切り取り、口に運んだ。切り取られたたこの足が同じようにぴよんと顔を出して)たこなしはなんと言うんだろうか……たこ焼きのたこなし……焼き?(真剣な顔で考えているが、口から出た言葉はあまりにギャップがありすぎる答えだった。本人は至って真面目な表情で)
ルーチェ・ムート 2021年1月24日
たこ…たこなし…焼き?(同じように顔を出したたこをじいと見つめる。真面目な面持ちに真剣にいらえて)ただの焼きだとお好み焼きとも混ざっちゃいそうじゃない?(言の葉に乗るのは、きっとキミと似た彩。どこかふやけた調子の会話も面白くて、くすりらと笑った)
リオン・エストレア 2021年1月24日
……たしかに。(なんだかこんなことに真剣になってしまう様についくすりと笑みが漏れてしまう。ふやけきったこんな緩い会話もとてもいいものだなと思いながら、へにゃりとした笑いを更にうかべた)
これじゃなんだか分からないな。
ルーチェ・ムート 2021年1月24日
ボクたちにしか通じない言葉っていうのも良いよね。焼き!(柔らかなキミの笑顔を真紅の瞳に捉え、喜色を揺らす。たこ焼きからたこを抜いたものを口に運んで)うん、ボクは焼きの方が好きかも。たこも美味しいけど…!
リオン・エストレア 2021年1月24日
俺たちしか分からない言葉、か……なんだか面白いな。(そんな響きに、少しだけ心を躍らせて。子供らしいかもしれないけれど)
そういう人もいるよな。急に歯ごたえのあるものが入っているのも悪くないが、やわらかい生地を食べているのもいい。(うんうん、と美味しそうに食べるルーチェを見て微笑ましそうに。自分もたこを抜いてしまったものを口に運んで)
ルーチェ・ムート 2021年1月25日
秘密の合言葉みたいで楽しくなっちゃうな(おんなじように心を躍らせる。キミの口に運ばれてゆくタコ無し焼きを楽しげに見つめて)
リオン、あーん(生地を取り払われ、残ったタコを摘むとキミの口元へ差し出してみた)
リオン・エストレア 2021年1月25日
秘密の合言葉……ふふ、言われてみれば確かにそんな感じがする。余計に特別な感じがしてしまうな。(顔を赤くしながらも、純粋に楽しそうな青年の笑みがまた零れ落ちた。本当にお前とといると楽しいと感じられる、と小さく呟いて)
ん……美味しい。(小さく口を開けて、差し出されたたこを口に含む。本当に不思議と自分の分を食べる時よりも美味しく感じてしまうことに、また少し顔の赤みが増して)
ルーチェ・ムート 2021年1月26日
秘密って言葉は不思議だよね。途端に甘美な響きになるもん(小さな声を鼓膜が拾い上げる。嬉しげに笑って)…ボクも、リオンと居ると楽しいよ。
リオン、真っ赤だ(赤らんだ頬を真紅に映す。どれくらい熱いのだろう。なんて興味心からキミの頬へと手を伸ばして)
リオン・エストレア 2021年1月26日
そんなこと…………あるかもしれない。(そんなことない、と言いかけたが、自分の頬に触れたらたしかに熱い。真っ赤になっていることに気がつき、また恥ずかしそうに目を逸らした)
……そうか。何度も伝えて、何度も聞いているが……それでも、そう言って貰えることがとても嬉しい。この祭りを回った話も、ずっと残る思い出になってくれるだろうか?
リオン・エストレア 2021年1月26日
(触れられた頬が冷たい。いいや、本当は温かいのかもしれない。それも分からないほど、きっと恥ずかしいのだろうか)
……その、熱かったりしないか?頬……
ルーチェ・ムート 2021年1月28日
(そらされた視線も可愛らしくて、くすくすと柔らかな笑い声が落ちる。指の先から伝わってくる熱が心地良い)もちろん。大切な思い出だよ。
…あたたかい。ふふ。ぬくぬくだね。それにすべすべ!(頬を軽く撫でる。キミがこんなにも熱を滲ませている理由はなんだろう)
リオン・エストレア 2021年1月28日
……そうか。それなら俺も嬉しい。(こんな些細な時間でも、大切な思い出になってくれる。その事実がとても小さくとも、たしかに嬉しく思えた)
まったく……そんなに俺の頬が気持ちがいいか?(自分の頬なんてあまり触れない。ただ、堪能しているならそれでいいかと苦笑いして見せた)
ルーチェ・ムート 2021年1月31日
うん。気持ちいいよ。ふにふにしてるよね(ふにふにと頬を摘んでは緩め遊んでいれば、はっとした顔で手を離した)わ、ごめん…ボク、夢中になっちゃって…ええと、違うところも見てみっか!(指差した先にはまだまだ屋台が並んでいる。この世界ならではの喋る食べ物も多そうだ)
リオン・エストレア 2021年1月31日
いいよ。別に、減るものでもなかったしな。(ハッと気づいた謝罪の言葉に気にしないでくれと穏やかに返す。あまり触れられたことがないから、なれない感覚だっただけだと)
そうだな、今度はどこへ向かおうか?
ルーチェ・ムート 2021年1月31日
ごめんね、ありがとう。うーん…どこがいい?(喋るりんご飴を見つけて近寄ってゆく。並んだいちご飴とりんご飴を見て)あ、これ美味しいんだよ。すみません、一つずつください(それぞれを頼み、両手で持った。りんご飴もいちご飴もからりころりと笑っている)リオン、どっちがいい?りんごといちご。
リオン・エストレア 2021年1月31日
ん、じゃあいちごを貰おうか。(お言葉に甘えて、と喋るいちご飴を貰って。嬉しそうに微笑んだ)
ありがとう。なんだか貰ってしまってばかりだな。
ルーチェ・ムート 2021年1月31日
どうぞ!(いちご飴を手渡すと首を傾げた。からりころり、楽しげに笑う飴を一口齧って)ボクもキミに貰ったよ。たこ焼きも、ぬいぐるみも。貰ってばっかりなのはボクの方だと思うなぁ。
リオン・エストレア 2021年1月31日
ふふ、じゃあお互い様というところか。別にあげてばかりだとは思っていないし、遠慮はいらない。(貰ってばかりは自分の方だという言葉に、そんなことないと微笑んで返す。また小さな口で楽しげな飴を口に含んだ)
ルーチェ・ムート 2021年1月31日
リオンも、遠慮はいらないからね(しゃくしゃくと飴を食べてゆく。程良い甘さと酸味が絶妙だ。遠くから祭囃子が聞こえてきて)…この音ってなんだか不思議と落ち着くんだ。キミはこの音好き?
リオン・エストレア 2021年1月31日
そうだな……嫌いではない。遠くで聞いている分には確かに落ち着くかもな。(本来は静かなところが好きだけれど、遠くで聞くこの祭囃子は不思議と確かに落ち着く気がした)
ルーチェ・ムート 2021年2月1日
ね、落ち着く音色だよね。あと不思議とお祭りだーって気持ちになるよ!(飴をあっという間に平げて、深く頷く。祭囃子のおとが耳の奥で鳴っているよう)
リオン・エストレア 2021年2月1日
それはそうだな。そう思わせるための音だ。でも、気持ちを動かすだなんてなかなか凄いものだよな。祭りだ、って実感を音だけで思わせるのはなかなかのものだ。(少しずつ飴を咀嚼しては、楽しげに言葉に同意する。騒がしげで楽しげ、どこか落ち着くような祭囃子の音が、互いの耳まで届いているのだろうか)
ルーチェ・ムート 2021年2月3日
確かに!不思議とこの音を聞くだけで、お祭りだーって思うよね!(あっという間に飴を平らげて、残った棒をゴミ箱に捨てた。どこからか「もうすぐ花火だ!」と声が聞こえる。仰いだ空には試し打ちされたのだろう花火のかけらが散っていた)わあ…!花火も上がるみたい!どこかで見てから帰ろっか!
リオン・エストレア 2021年2月3日
それがいい。じゃあ、早く場所を取らないとな。人が少ない場所か、見晴らしがいい場所か。それともどこか外れて上手い場所でも探そうか?(つられて空を見上げれば、消えかけの花火の欠片。同じものを見たのか、それとも別を見たのかは分からないけれど、そろそろメインイベントが始まる。できるだけいい場所で見たいと、はやる気持ちを抑えきれずに弾んだ声を響かせた)
ルーチェ・ムート 2021年2月3日
どこら辺がいいかな?あ、あそこら辺とかどうだろう?(楽しそうなキミを映して参加が緩やかに細まる。指で示した先、赤い鳥居のそばの高台は人気が少ないよう)
リオン・エストレア 2021年2月3日
……そうだな、人気が少なくてかつ見晴らしも良さそうだ。そこに行こう。俺たちだけの特等席……なんてな。(指された指の先を自分でも追いかけて。確かに人はほとんど居なく、かつ良く花火も良く見えそうな場所。最高の場所だとわくわくして)
ルーチェ・ムート 2021年2月4日
いいね、ボクたちの特等席!(早速そちらへ足を向ける。ゆっくりと歩みを進めて高台へ着いたのなら、空が近付いたような気がした。喧騒が足元に横たわっている)あとどれくらいで花火が上がるんだろうね(地面にそのまま腰を下ろして、上空を仰いだ。今か今かとその時を待っているのは、きっとみんな同じ)
リオン・エストレア 2021年2月4日
……!ルーチェ、もうそろそろだ。花火が打ち上がるみたいだぞ。(隣で同じ様に腰を下ろしていたが、突如として空に指先を向けて。どれ位で上がるのだろう。そんな疑問を投げかけられた直後に喧騒が増すのを感じた。そろそろ空一面に大きな火の花畑が浮かび上がると伝えて。空に上がるそれが、大きく散るのを待ち侘びるように)
ルーチェ・ムート 2021年2月7日
(彼の声を聞き届けた瞬間、ぱっと夜空に大輪の花が咲く。爆ぜる大きな音が胸の奥まで響いて、歓声が上がった)わあ…っ!すごい、綺麗…!(他に言葉が見つからない。空に広がる花火を夢中になって見上げた。ふとキミの横顔をそうと見つめて)リオンは花火を見るのは初めて?
リオン・エストレア 2021年2月7日
ああ。初めてだ。……こんなに凄く綺麗なものだとは。(つい口数が減ってしまうほどに、空に広がるその景色に魅入られた。感嘆の声を上げる彼女と同じように、凄いとその口から零した)
……ルーチェも、花火を見るのは初めてなのか?(新鮮な反応は自分だけじゃない気がして、そばに居る彼女と顔を見合せた。)
ルーチェ・ムート 2021年2月10日
ボクは前にも見たことがあるんだ。同じカクリヨなんだけど…初めて見た時と同じくらい感動する。花火って何回見ても綺麗なんだなぁって(重なった視線にくすりと笑う。天へと手を伸ばして、届かない夜の花を撫でるみたいに指先を動かした)…綺麗過ぎて、なんだか切なくなっちゃうね。
リオン・エストレア 2021年2月11日
2度目も、初めて見た時と同じ感動を味わえる……それほど素敵なものなんだな。何度見ても色褪せないもの、とでも言うのだろうか?(言葉の選び方が少し違う気もする。けれど、何となく伝えたいことを伝えて。消えていく大輪の花を仰ぎ見る)
……そうだな。綺麗すぎて切なくなるというのはわかる気がするよ。(美しいその風景は一気に過ぎ去っていく。その余韻が、どこか切なく感じるようで。どこか寂しげに微笑み返した)
ルーチェ・ムート 2021年2月11日
花火ってすごいね。リオンと見たから、またこんな風に新鮮に感じるのかも。誰とどんな時で見たかっていうのも、きっと大事なんだと思う。1回目に花火を見た時も、とっても楽しかったから(伝えたい気持ちがなんとなくわかる。こくりと頷いて)…何度でも一緒に見ようよ。飽きるまで。そうしたら寂しくなるなるかもしれないよ(キミの寂しげな笑顔が晴れたらいい。笑っていて欲しくて、提案を一つ緩やかな微笑に添えた)
リオン・エストレア 2021年2月11日
誰と見たか、そういうものでも印象は変わるものなんだな……(なるほど、と納得したような表情で頬を弛めて見せた。確かに、誰とどんな時に見たか、それだけでも充分変わるような気がして)
……そうだな。一緒に何度でも見たい。こんな綺麗な光景を、何度でも……そうしたら、お前の言う通り寂しくなくなるかもしれない(嬉しい提案に、なんだか安堵を覚えるような気がした。その思い通りに、純粋な笑顔が戻った)
ルーチェ・ムート 2021年2月11日
たぶん、だけどね!ボクはそう思ってる!何度でも一緒に見よう。花火はこれきりで終わりじゃないから(戻った無垢な笑顔にほっと安堵の息を吐く。ぱらぱらと火花を散らしてゆく花火は最後にいっとう煌めこうとするように、金色の扇子を広げた。夜空いっぱいに金の糸が広がって、尾を垂れながら落ちてゆく)…わあ…綺麗…!
リオン・エストレア 2021年2月11日
ふふ、確かに……これからまた見れるだろうからな。これっきりというわけじゃない。(大きな金色の火花に、言葉にできないほどの感動を覚える。消えていくその様まで、あまりに綺麗で)
……何だろうな、言葉を失ってしまう。あまりに綺麗なものと言うのは、言葉にならないものなのだろうか……(そんな言葉とは裏腹に、その表情はとても穏やかで。なかなか言葉にならないもどかしさはあれど、覚える気持ちはきっと同じだと)
ルーチェ・ムート 2021年2月15日
また一緒に見に来ようよ。ね?(夜空の金色の糸が消えかけている。次に打ち上がる音もなく、これが最後の花火なのだと理解した)
……そうだね。感情を言葉にするのって、とっても難しいから。でも胸のところがずっとぽかぽかしてる。リオンも?(穏やかな横顔を覗いて、悪戯っぽく笑った。もどかしさも、この感動も、きっとおんなじなのだろうと)
リオン・エストレア 2021年2月16日
ああ。胸が暖かくて、熱が冷めないようで……同じ気持ちだといいなって、そう思うんだ。(悪戯っぽく笑みを浮かべたそれに、そっとはにかんだ。最後の火の華はもう消えてしまったが、それでもこの温かさは消えることはなくて)
……さて、メインイベントも終わってしまったな。
ルーチェ・ムート 2021年2月18日
―――ふふ。きっと、おんなじ気持ちだよ(胸の裡でともった火は、きっと消えることなく互いの行く末を照らしてくれるだろう)…うん、残念だけど終わっちゃったね。出店を見ながら帰らない?(花火は終わってしまったけれど、出店はまだまだ活気にあふれている。ふたり一緒に巡ったら、きっと楽しいから)
リオン・エストレア 2021年2月22日
……ああ。余韻を楽しみながら帰路に着くのも悪くないな。(楽しいことは、2人ならもっと楽しく。消えることの無い火を灯したまま、未だ喧騒の続く道を歩く。ーーきっと、今日の思い出はずっと残る。新しい大切な記憶を刻んでーー)