雨:1202。
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月2日
――いきなり 人前にいくのは やっぱりぼくにはハードルが高かったらしい。
もう少し低いハードルに慣れてからにしよう……
……と 言うわけで。
今日はグリモアを使って ふらっと立ち寄った世界を歩いてみて 少し度胸をつけてみることにするのだ。
◆ロケーション
ひび割れた大地、荒野
草木 少なし
ぽつぽつと廃れたコンクリート建造物あり
見晴らし良し 人気なし
天気、曇天 風いささか強し
――――時々、虹色の雨。被染に注意。
◆1:1
ウルル・レイニーデイズ
三崎・瑠花
1
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月2日
…… て テイク2……!
………………していい?
(仕切り直し要請)
(※ここまでずっとポーズ変わらず※)
(無効票)
三崎・瑠花 2020年12月2日
(よくよく見れば、よくよく見なくても!)
(女の子じゃないか)
(怪我でもさせていたら、なんて思うと気が気じゃない)
あっあうあ……ごめっ……オレ…あっ えっ
三崎・瑠花 2020年12月2日
…… ?
て…ていくつー……?
(この状況下では、その意図を掴みかねて)
(なんだろう、オレの知らない言葉なのかな)
(よくわからないけど、なにかを求められている。謝罪かな。)
……はっ、あ、 はい…。
(ころがったまま頷く。)
(無効票)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月2日
(傘をもじゃもじゃさんの上に配置しつつ)
(お尻についた埃をぱんぱんと払ったのち)
………………こほん。 ……えっと
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月2日
…………だいじょぶ?
……からだ ……濡れてない?
(……極力、降らせる雨はこっちにくる何かが見えてから絞ったけど 少し濡れてしまったかもしれないし。)
……転んで痛いかもだし ……傘、入った方が いい。
(……もう少し、傘をすす と 雨から彼を遮れるように差し出そうとしつついう。)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月2日
(……きまった……✨)
(ちゃんとしきり直せて(※個人の感想です)よかったというどや顔)
(無効票)
三崎・瑠花 2020年12月2日
(転がったままそれを目で追って)
・・・
(目で追ったまま顔を上げ)
・・・
(地べたに座り込む形に起き上がって)
……、
へっ?
三崎・瑠花 2020年12月2日
(そういえば…突然雨が降りはじめていた気がする。)
(獣の耳がピッと震え、水滴がぱらっと落ちて)
(頭の上にかかった傘と、何故だか得意げな顔を見比べ……)
え、あ、……ありがとう……。
その。オレ。ごめん。キミこそ。転んで。
……転ばせて……だいじょうぶ?怪我は…?
(ぺそっと耳を寝かせて問うた)
(無効票)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月2日
…………ころんでないもん
(だっていつもは仲良しのネズミのお姫様にぶつかってでんぐり返りしてるから……今日はそうじゃないもんうつ伏せで飛び込んだだけだもん転んでないもんノーカンだもん……)
……わすれて(恥ずかしいから。なるはやで。おねがい。)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月2日
……。
(……目線をあわせるように 傘はそのままに 膝を抱えるようにしてしゃがみこんで)
……ぼくは けが ない。(結構丈夫だし。だいじょぶ。)……きみは?(結構な勢いで走ってて その後転んでたけど。大丈夫?)(首を傾げながら顔とか 手先とか 足元とかを見る。大丈夫かな。――そしてふと 耳を見て
)………… いぬ。(犬耳。変わった耳だなぁ って思う。)
(無効票)
三崎・瑠花 2020年12月2日
え……?…で、でも。
さっき、どう見ても
あっ
こ、こ…転んでない(必死に何度もうなずいた)わ…忘れた!
三崎・瑠花 2020年12月2日
忘れた…忘れたけど、大丈夫なら
(良かった。と、ほっとして)
(いた)(ら!)
(慌てて視線を下げて、右に左にさ迷わせて)
あ!オレ……、オレも、平気。
(だいぶ豪快にスっ転んだので服も汚れているし、擦り傷だってまあまあある)
(けれど、横に首を振り)慣れてる。から
ごめん、びっくりさせて……
……。
い
いぬ、じゃ……。
…えっと。オレ、おれ……。
(無効票)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月2日
……ん。
(ヨシ。ちゃんと忘れてくれそうだし良かったことにしよう。)
……、、(擦り傷。 ……は ぼくにはどうしようもないから スクール鞄型の収納ボックスからハンカチを取り出して 用意してあった真水で濡らして
)…………つかう?(差し出して。) ……あと 少しじっとしてて
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月2日
(――傘を、くるり。それを合図に、きらきら光る雨水が魚のような形を取り)(服についた埃と泥だけを 餌を啄むみたいに丁寧に取り除いてく。……水滴一つも残さないで それほど時間をとらず "お掃除"は終わるはず。)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月2日
……、、
…………いぬ 違うの……?(また首を傾げる。……ぼくが暮らしてたところは 賢い動物がいたけど。 君はそれとも違いそうだし…… あ、でもコルチェには似てるかも。動物のお耳持ち。)
……なあに?(何の耳だろう? ……あなたは なあに? どんなひと?)(そんな想いを込めた 言葉足らずな問い掛け。)
(無効票)
三崎・瑠花 2020年12月2日
(差し出されたものは素直に受け取る)
(受け取ってから見る)
……え。でも、汚し―― わぁっ!?
三崎・瑠花 2020年12月2日
(怯えて、思わず腕で払うような仕草をしてしまうけれど)
(ソレが一体、何をしているのか)
(そして、痛いことは何もしないことを悟れば)
(おっかなびっくり…じいっと魚を見ていた。)
――……
(それでもって、やっとまともにキミを見て)
キミも……キミ、これ、きみの?
凄い…。キレイだ。
三崎・瑠花 2020年12月2日
……あ。オレ。
オレは……。るか。瑠花……。
これでも、一応……一応だけど、 …おおかみ。
三崎・瑠花 2020年12月2日
…あ!でも、大丈夫。おおかみだけど、危なくない、から。
(危険がないことをアピールするように、おすわりみたいな座り方のままで。)
(無効票)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月2日
(するり、きらきらした水の魚は本物の魚のように 腕をゆらりと泳いで擦り抜けてく でしょう。……人に触れないように 命じてるから。)
…………うん ぼくの。
……ぼくの 雨粒。 ……集めて おさかなにしたの。
(……自分は ゆらゆらと泳ぐ魚、その一匹をつんとつついて。 ぷるりと揺れたおさかなが 身体を分けて小魚の群れになって 泳いで去ってく。 きらきら 軌跡をのこして。)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月2日
…………ありがと。
……でも 綺麗でも…… 直にさわると ちょっと良くない。
……よごれだけ とったから。
(怪我に触れたら 尚悪かったかもしれない。……きみの身体は なんとなく丈夫そうだけど。危険なことは避けた方がいいよね。)
(だからせめて、汚れのお掃除くらいは。)
……るか。 おおかみの るか。
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月2日
……?(首を傾ける。)
……おおかみだと あぶない?
(ぼくがみたことあるおおかみは あまりあぶなくなさそうだったけど。みんな賢かった。)……るか 危なくなさそう。……やさしそう。
(こんなに 気を遣ってくれるし。きみの怪我より ぼくを心配してくらたし。)
(無効票)
三崎・瑠花 2020年12月2日
キミの…あまつぶ?
(綺麗で、雨粒。よくないもの。首を傾げつつ、)
(じ…っと、その様子を見る)
(ぱたんと大きな尻尾が振れた。)
三崎・瑠花 2020年12月2日
……えっ!
そ、そうかな。オレ、こんな……
(慌てて口を押さえる。余計なことを言って怖がられたくはない)
…そう、見える?
(確認するように訪ねた。)
(無効票)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
……???? こんな??
(……こんな……なんだろう?)
……もじゃもじゃ??
(続く言葉を勝手に推理してみる。
たしかにきみはもじゃもじゃでふさふさしてるけど。 冬は寒くなくていいかもなと思うぼくだ。)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
…………。
(口をまずそうに抑えるのをみて ……その横のほっぺに手を伸ばして 指先でやんわりとだけ、触ってみようとする。)
(――人らしい、柔らかい感触かな? ……もしそうなら、ぼくはきみにいうべき事がある。
きみの問いかけの返事は、その後にしよう。)
(無効票)
三崎・瑠花 2020年12月3日
もじゃ?!
(自分の頭をさわる…)
(伸び放題の髪は…そう評するにふさわしい…!)
も…もじゃ…。
(その通りではあるんだけど、もじゃもじゃだからってわけではない…!)
(でも…それをどうやって伝えれば…!)
(葛藤)
(葛藤をしていたので、気づいた時にはその手が)
(頬は、いたって普通の。ヒトらしい、男の頬、そんな感触だ。)
!?
え、え!?ええぇっと……!?
(無効票)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
(――狼と呼ぶには、あまりに ありふれた。ぼくも触れたことのある 人の肌の感触。温かみ。)
…………(手を戻して)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
…………にんげん。
……普通の 人の肌。……やさしいヒト。……耳がおおかみだけど。……ふさふさで、あったかそう。
…………るかは あぶなくないよ。
(すくなくとも ぼくはそう思う。)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
(――あ そいえば。名前、言い忘れてた。)
……ウルル。
ウルル・レイニーデイス
"晴れ知らずの雨女"。 ……ぼくの名前。
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
…………よろしく るか。
(――きみのほほに触れた手を、今度は 手の前に差し出してみて。)
(……応じてくれるかは、きみ任せ。)
(無効票)
三崎・瑠花 2020年12月3日
(指の名残を自分の手でおさえて)
・・・。
……、……。
(困ったみたいに眉が下がる)
(視線も下がって、下がったままだけど、)
…あり、がとう。
(笑ってみせたかったけど、へたくそだったので、口の端が軽くひきつった。)
三崎・瑠花 2020年12月3日
……、
うる、ウルル。
(あぶなくない、と言ってくれたのは、嘘や建前ではないと感じたので)
(そぉ…っと、様子を伺いながら立ち上がる。)
(大きな体はすぐに傘の天井につっかかってしまうかもしれないけど。)
……ウルル、の方が。
すごく。すごく優しい。し、その。
いい名前、だと思う……音。音が、柔らかいから。
(差し出された手を見て、)
(しっぽが自分の足にまきつく)
(でも。これまたそぉっと。厚い革の手袋に包んだ片手で応じる。)
……よろ、しく…。
(無効票)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
(……困ったように、眉が下がるのをみて ほっぺが片方吊り上がるのをみた。そして、)
(!)
(傘の天井にぶっつきそう。)
(なので るかが立ち上がるのに合わせてぼくも立ち上がって)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
…………やわらかい。
……はじめて 言われたかも……?
(音で名前を捉えられたのは、初めての経験だと思う。楽しい考え方。)
すき。
(その感性は、ぼくとしては好ましいなと思う。)
(まだ傘の天井にくっつきそうなので 立ち上がるるかに合わせて腕を伸ばし)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
―― ……よろ、しく。
(……あつい皮の手袋越しに、君の手をきゅっと、握る。)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
…………。
( ……背伸びして ちょっぴり爪先立ちの状態で。)
……………… ……あの
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
る るか ……お おおきい ……ね?
(見上げつつ言う。……えっ 伏せててわかんなかったけど君身長いくつ
……??? あの あのだね ぼく結構ちっちゃいので 手と足がちょっとぷるぷる……)(握られた手も支えにしてやっと立ってる)へぅ……
(無効票)
三崎・瑠花 2020年12月3日
や、わらかい。多分。
オレは、やわらかい方が好き……。
尖ってるのは、怖いし。
(2、3回、頷いて)
(握った手ががちがちに緊張する。けど、細心の注意を払った力加減で握り返す。同じくらいかちょっと強い程度のはず。)
ウルル、えっと。そういえば、さっきの雨粒――、わっ
三崎・瑠花 2020年12月3日
(背の小さな子にめちゃくちゃ背伸びをさせていることに気付く――!)
あ、ご、ごめん!オレ、でかいんだ。無駄に。
(慌ててちょっとかがんで)
オレ、あの。それ持とうか?
あっ、それか――……
三崎・瑠花 2020年12月3日
そ……。それか。
あの。
ウルルが……ここになにか、用があったりとか…
い、急いでるとか、用事とか。嫌じゃ、なかったりとか、
だったら、よかったら、だけど…
(しっぽを足にギュッとまきつけて)
どこか、屋根のある場所で……雨宿り、……。
……。ど、どう…かな。
(無効票)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
(やわらかいのがすきで とがってるのは苦手なんだ、とか思いながら)
あ、あまつ……(何かを聞かれたようだけど ぷるぷるしてて一杯一杯で)
……へぁ
(屈んでもらって、両踵が地面についてちょっとほっとする。)
………………あ ……だいじょぶ ……ぼく、もつ から……
(傘だけは頑なに手放さないで そう言って)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
……あまやどり。
(少し ぼくの雨も凌そうな場所。……向こうに見える廃ビルとかなら、大丈夫かな……?なんて、目測しながら)
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
…………うん ……とっても、すてき。
(そう答える。)
(ビルまで少し距離があるみたいだから、君が屈みすぎて疲れない程度に ぼくも背伸びをほんのりとして 傘を差し出して。)
……じゃあ いこっか ……もう少しだけ おはなし。
ウルル・レイニーデイズ 2020年12月3日
(――そう言って、水溜りを跳ねさせる音を奏でながら)
(ぴちぴちちゃぷちゃぷ、歩いていく)
(演出終了☔️)
三崎・瑠花 2020年12月3日
……!
うん。うん。オレ…(言葉を探して、…それよりも、今はこの子のつま先と腕の方が大事なことに気付く)嬉しい。ウルルともっと話、したかったから(とだけ伝えて)
三崎・瑠花 2020年12月3日
ありがとう。……本当に大丈夫?
(無理に傘を取るようなことはしないけど、おろおろ伺いつつ。キミが腕を伸ばしすぎて疲れないようにしながら)
(控えめにしっぽをふりふり、足音ぱしゃぱしゃ、歩いてく。)
(演出終了☔️)