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1の日【低速RP】

メルメッテ・アインクラング 2020年12月1日


ある冬の日の午後のこと。天気は晴れ。
太陽は出ているものの雲が出始め、外の空気は吐く息が白くなるほど寒さを増していた。

変わって、ここは暖かく保たれた休憩所の室内。
準備を一通り終えたメイドは、キーを叩いて入力内容を送信。
同時に、黒板代わりに設置された複数のモニターにはこう表示された。

『●本日のおやつ
チョコチップクッキー』

解放的な空間に、数えるならば両手の指で足りる席。
泉を模した噴水から静かな水の音が聴こえる中、メイドは今日も偶然の誰かを待っている。




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メルメッテ・アインクラング 2020年12月1日
(一人のメイドがキッチンに立ち、てきぱき働いている。グラスに、カップに、ソーサーに。食器を布巾で丁寧に磨きながら、ここを始める前に主より仰せつかった言葉を反芻していた。……『無理はしないよう』。承知しております、主様。)
今日は、どなたかいらっしゃるでしょうか。
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マルコ・トリガー 2020年12月1日
ここは……どこだ?
クロムキャバリアに初めて来たはいいが……どうやら迷ったみたいだな。やれやれ。
……この建物に誰か人がいればいいんだけど。
(ガチャッ)(キョロキョロ)
ここは?なんだ…?店?
すみません、誰かいませんか?
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月2日
……! はい、只今参ります(声を聞いて顔を綻ばせ、いそいそとキッチンから出てくる。姿勢を正して恭しくお辞儀をし――)
当休憩所へ、ようこそ辿り着いてくださいました。お急ぎでなければ、お好きなお席にお掛けになって、一休みして行かれませんか?
ご注文がお決まりでしたら、私、メルメッテ・アインクラングにお申し付けくださいませ。(そう言って、室内に幾つか置かれている【メニュー】が表示されたモニターを手で示す。ああ、どなたかが来てくださいました。嬉しい限りです)
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マルコ・トリガー 2020年12月2日
(黙って説明を聞いていた)
えっと、ここは休憩所なの?
フーン、そうなんだ。この辺り初めてでたまたまここに来ちゃったって感じなんだけど、急ぎの用も無いからお言葉に甘えてしばらく休んでいこうかな。
(言われたとおりに近くの席に座ってモニターを眺める)
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マルコ・トリガー 2020年12月2日
(メニューを見て決めた)
メルメッテさん、だっけ。注文いいですか?
紅茶と、本日のおやつ?っていうのをもらえますか?
(注文を終えたら室内を見渡す)
クロムキャバリアもハイテク?っていうのかな。そういう世界なんだね、フーン。
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月2日
ありがとうございます。ぜひ、そのように(溢れんばかりの喜びが滲み出る、弾んだ声で)はい――承りました。それでは少々お待ちください。(キッチンに戻り、紅茶用のポットを電磁調理器へ。一人分の水を入れて沸かし始める。そうでした、一応お聞きしませんと。)紅茶はホットでよろしかったでしょうか?
こちらの世界は初めてだったのですね。体高5mの人型機「キャバリア」や、その他兵器の数々。改めて考えますと、確かに抜きん出た技術でございます。……そういえば、お客様はどちらの世界からいらしてくださったのですか?
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マルコ・トリガー 2020年12月3日
(キョロキョロするのをやめて)
ああ、ホットで構いませんよ。

んー、その反応をするということは君も猟兵なのか。
(敬語で話さなくていいやって顔)
ボクはサムライエンパイアという世界の出身だよ。あの世界はこういった技術とは無縁のアナログな場所だから、ボクも世界を飛び回って慣れてきたとはいえ、まだまだ初めて見るものも多くてさ。ついウロウロして迷子になってここにたどり着いたって言うわけさ。
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月4日
かしこまりました。(沸騰した所に茶葉を入れて調理器を止め、蓋。蒸らしている間におやつの用意。クッキーを取り出してそっとお皿に載せる。紅茶は……もう少々で完成ですね)
君「も」? ええ。お客様もでしたか。その偶然で、こうしてお会いできましたことを嬉しく存じます。どうぞごゆっくり。
(出身世界を聞いて)まあ、「侍」。お侍様がいらっしゃる世界なのですね。(少しだけ見た時代劇の映像作品を思い出している。アナログ……そうなのかもしれません。抜けば玉散るサムライソードを頭に思い浮かべつつ、ふと気になったことを。)そちらの世界ではやはり刀が主流なのですか? 私は普段、主に銃を扱うのですが、サムライエンパイアにはそういった類の物も存在するのでしょうか?
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マルコ・トリガー 2020年12月5日
(キッチンの方を向いて)
新しい世界に行くたびになぜか猟兵には会いやすいんだよね。猟兵同士は引かれ合うみたいな話も聞いた事あるけど、本当にそうかもね(フフッと笑う)
刀?うん、そうだね。武士と呼ばれる人はまあまあいるから。
へぇ、君、銃を扱うんだ。ボクも銃を扱うんだよ。奇遇だね。
(親近感が湧いたって表情)
エンパイアでも銃は無い事も無いけど、他の世界より簡単な物しか無いね。そう、あと、ボク、銃のヤドリガミなんだ。だから、他の世界で銃火器を見るとなんだか親類に会ったような気がしちゃうんだよね。
君はどんな銃を扱ってるんだい?
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月6日
(温めていたカップに香り豊かな紅茶を注ぎ、ティースプーンを添えたソーサーへ。ココア生地にチョコチップがたっぷり入った大振りのクッキーが2枚載ったお皿とセットにし、お盆で運んでお出しする)――お待たせ致しました。紅茶と、本日のおやつでございます。(クッキーは手作り。お口に合うでしょうか……内心、緊張しつつ)
「猟兵同士は引かれ合う」。そんなお言葉があるのですね。ええ、本当に。(一緒にくすくすと笑い)
銃も存在する世界で……まあ、お客様もでしたか。「ヤドリガミ」。器物の想いや命の権化と存じております。あなた様がそうだったのですね。
私は、ハンドガンを。片手でも扱える点が大変素晴らしく、愛用しております。訓練では通常の短銃も使いますが、依頼では……目に見えない力を光弾として撃ち出す特殊な物を使用しておりまして。
お客様は、どのような銃のヤドリガミ様なのですか? 差し支えなければ、ぜひお聞きしたく。
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マルコ・トリガー 2020年12月7日
(紅茶とクッキーが出てきた)
どうもありがとう。うん、いい香りだ。
(一口飲んでホッと一息)
へぇ、ハンドガンなんだ。ボクは短銃のヤドリガミなんだ。
こんな単発式のものなんだけどね(持ち歩いている器物を懐から取り出す)
ボクも依頼では熱線の出る銃や精霊の力を宿す魔法の銃を使ったりしてるよ。どんなオブリビオンにも対応できるようにね。
(器物を懐にしまってクッキーを食べる)
美味しい。これは君が作ったの?
本日のおやつ?は毎日違うのかな。近くに住んでたら通いたくなってしまうやつなんだろうね。
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月8日
こちらが、その短銃……。(クラシックな銃が珍しく、熱心に見つめていた)状況に応じて使い分けられてもいるのですか? お客様は使い手なのでございますね。(すごい、と言わんばかりに眼差しにキラキラが増し)
(「いい香り」「美味しい」の声を聞いて安堵。喜んでくださいました!)お褒めに与かり恐縮でございます。
はい、おやつは日替わりでございます。とは申しましても、当休憩所のオープンはごく最近で、あなた様が初めてのお客様だったのですが。……あの、もしよろしければ、お名前をお聞きしても?
ふふ、ありがとうございます。お住まいがお近くでなくとも、クロムキャバリアに足をお運びの際は、いつでもお寄りくださいませ。私はいつでもここでお待ちしております。
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マルコ・トリガー 2020年12月9日
(キラキラした目で見つめられて)
まあ、そんなにすごいものでは無いよ。ただ自分が銃だから色んな銃に触れてみたいってだけだよ。
同じ銃の使い手の君ともいつか共闘できたらいいね。

フーン、ボクが最初の客なんだ。それは光栄だね。
ああ、そういえばボクとしたことが名乗るのを忘れていたよ。マルコって言うんだ。改めてよろしく。
ここは君が1人で切り盛りしてるのかい?
のんびりできる良い場所だから、知り合いにもオススメしておくよ。
(紅茶とクッキーを堪能する)
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月10日
共闘。まあ、よろしいのですか? そのときはぜひ。まだまだ未熟ではございますが、微力ながらお役に立てれば幸いです。
(名前を教えてもらい)マルコ様ですね。ええ、よろしくお願い致します。
はい、私が一人で。……あ、あの。……実は、『ここの宣伝はしないよう・させないよう』主様から命じられておりまして。他の方でしたら、偶々、同じ頃に、丁度ご一緒にいらっしゃった、のであれば……(一語一語強調した、含みのある言い方。「事前情報なしでお連れしてくださるのなら問題ありません」と伝えたくて、必死に目で訴えている)
当休憩所は幾つかの条件付きで主様よりお許しをいただいておりまして……。注文が多く、申し訳ございません。(すまなさそうに、ぺこりと頭を下げた)
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マルコ・トリガー 2020年12月12日
未熟という点ではボクもまだまだだから、互いにカバーし合えたらいい感じに戦えるんじゃない?
その時が来るのを楽しみにしてるよ。
ん?……ああ、事情がいろいろあるんだね。気を遣わせてしまったようですまないな。
じゃあ、誰かにオススメしたくなったら、偶然、同じ頃に一緒に来る事にするよ、
(頭を下げるのを見て)
いや、気にしないで。隠れ家的な場所で逆に気楽に来られそうでボクにとってはその方が都合がいいなって。賑やかよりは、静かな方がこうして君とお話をしてのんびり過ごせるからね。
(紅茶を飲み干した)
しかし主様って人はどんな人なんだろうな。ちょっと興味が出てきたよ。
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月13日
(伝わったようで、ほっとした表情になり)いいえ、こちらこそ失礼致しました。
有り難く存じます。これからも、ゆったりと落ち着いてお茶を飲んで頂ける場を提供できればと。どうぞお寛ぎくださいませ。
私の主様は、私に生き方を与えてくださった御方でございます。あまり情報を開示しないよう命じられておりますので詳細はお話できませんが……(誇りに思うような様子で、自らの胸に手を当て)末永く、お仕えする所存です。
(暫くそうしていたが、空になったカップに気が付き)マルコ様、お茶のおかわりはいかがなさいますか?
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マルコ・トリガー 2020年12月15日
へぇ、生き方をねぇ。
(メルメッテさんの様子を興味深く見てる)
秘密にされると気になってしまう性分だけど、根掘り葉掘り聞くのも無粋だからね。君の様子から、そのミステリアスな御仁は君にとって大切な存在であり、こんなにいい場所を提供してくれる人だってことがわかるから、今日のところはそれだけで充分かな。
さて。
おかわりは大丈夫だよ。結構なお手前でした。ありがとう。
(お金を払おうと財布を取り出そうとしている)
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月15日
かしこまりました。ありがとうございます。
(お金を支払おうとしていると察して)あの、マルコ様。(メニューと一緒に表示されている『※お代はいただいておりません』を手で示し)こちらにあります通り、お代は結構でございます。私がお叱りを受けてしまいますので、お気持ちだけ有り難く頂戴致しますね。
代わりにと申し上げては何ですが、きっと、またきっと、いらしてくださいましたら……。(ふわりと穏やかに微笑み)それで私は幸せでございます。
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マルコ・トリガー 2020年12月16日
(メニューの手で示された部分をじっくりと見て)
これは失礼。きちんと読んでいなかったボクに非があるね。
でも……こんなに美味しいものとのんびりした空間と時間をもらっておいて、何も返さないのはボクの気がすまないから。
(懐から取り出した猫ちゃんのメモに何かサラサラっと書く)
はい、これ。サムライエンパイアにあるボクの仮住まいの場所。まあ、いつもいるわけじゃないけど、近くに来たら寄ってみてよ。エンパイアのお茶とお菓子を用意しておくから。
ああ、「主様」の許可を得られたら、でいいからね。
(クスリと笑って)
もちろん、ここにもまた来させてもらうよ。
じゃあ、メルメッテさん、またね。
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マルコ・トリガー 2020年12月16日
(いい場所を見つけたと微笑みながら帰りました)
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月16日
(猫ちゃんのメモを受け取り、まじまじと眺める。マルコ様はネコがお好きなのでしょうか? いえ、今はそこではなく)……よろしいのですか? ありがとうございます。(「主様」の部分で、一緒にくすくす笑い)ふふ、そうさせていただきますね。
はい、マルコ様。それでは、どうぞお気を付けて。いってらっしゃいませ。(出入り口まで歩いて深々とお辞儀をし、マルコさんを見送った)
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月16日
(戻って暫くメモを見つめ、未だかつて目にしたことのない景色が広がっているであろうお侍様の世界に思いを馳せる。まだ見ぬ心震わす風景。きっといつか、行かなくては。メモを大事にしまい、背筋をしゃんと伸ばした。)

――さて。

(カップやお皿を下げて、テーブルを拭いて。次のお客様がいらっしゃるかもしれません、準備はしておきませんと。)
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天城原・陽 2020年12月17日
普通に入って来ちゃってるけどいいのかしら(といいつつ、振る舞いは堂々としている二人組の片割れの少女。ジャケットにホットパンツにブーツといった、とてもではないが荒野を歩いてきた装備とは思えない格好。廊下を進み、ガラスの扉の前で立ち止まる。振り向いて、相方へ)じゃ、行きなさいよ。(エスコートなさい。こういうのは男からいくものだ、と相方を促す)
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斑星・夜 2020年12月17日
お店開いてるみたいだし良いんじゃないかなー。
(Tシャツにファー付きジャケットを着た不健康そうな少年が、ひょいひょい楽し気に覗き込んでる)

はーい、おまかせあれ! それじゃ、失礼して……。
こんにちはー! お邪魔しますよ~(と明るく声をかけて中へ)
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月17日
!!(ぱたぱたとお出迎え。まあ、一度にお二人も! はやる気持ちを抑えて、まずは恭しくお辞儀をし――)当休憩所へ、ようこそいらっしゃいました。もしお時間が有りましたら、お好きなお席で一休みして行かれませんか?
【メニュー】はモニターに表示されております。ご注文が決まりましたら、私、メルメッテ・アインクラングにお申し付けくださいね。(にっこり笑って「どうぞこちらへ」。二人を広い室内へと促す)

(少女と少年の親しげな様子から、どうやら他人同士ではないようだと判断し)お客様は二名様でしょうか? 本日はどちらより、いらしてくださったのですか?
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天城原・陽 2020年12月18日
(迎えてくれた少女は、『メイド』だった。アーカイブでしか知らない、メイドという概念を目の当たりにし、まじまじと見るのは失礼かしらと思わず相方の後ろに隠れるように回って、肩越しに覗き見るように)…え、マジでメイド?実在したんだ…マダラ、あんたの言う事マジだったのね。すごいわねホンモノのメイドだわ(それはそれとして、案内はあんたが受けなさいと相方の後ろで待機)
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斑星・夜 2020年12月18日
(あ、かわいいメイドさんだーと思いながら、にこにこ笑って軽く手を振って、案内されら席の方へついて行きながら)
ふふーん、でしょ? ギバちゃん俺の情報収集、見直した?

メルメッテちゃんだね、はじめましてー。俺は斑星夜です。
で、こっちにいるギバちゃんは……って、ほらギバちゃん、挨拶挨拶。
(挨拶しながら後ろのギバちゃんを見て大丈夫大丈夫、とでも言うようににこにこ)

うん、二名です! 俺たちは第三極東都市ってところから来たんだー。
そこでここの噂を聞いたから、どうしても来てみたくなっちゃってねー。
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月19日
テーブル席とカウンター席がございますので、お好きな方へお掛けくださいね。
(にっこり伝えて自分はキッチンへ入り、注文を待つ。少女の視線を受け「?」とばかりに小首を傾げ、優しく微笑んだ)

はい。斑星様と、(そう紹介されていたので)「ギバ様」、で、ございますか?
「第三極東都市」……ですか。存じ上げておりませんでした。どのような街なのか、お聞きしてもよろしいでしょうか?
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月19日
(「情報収集」「噂」のワードに、ぴくりと反応。ちょっとだけ緊張した面持ちになり)……あの。ちなみに、噂とは一体どういった内容で……?

(ここは開いてまだ日が浅く、先程の方が初めてのお客様。従って、休憩所が存在するという情報ではない筈。希望的観測ですけれど)
(外を出歩くことは頻繁にありましたので、「この辺りでメイドの姿を見かける」程度であれば問題なく。『主様』にお叱りを受けることもないでしょう――)

(そんな思いと考えが、一瞬で頭を過ぎる。どうか。その程度でありますように……と願いながら、恐る恐る尋ねた)
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天城原・陽 2020年12月19日
(夜に促されて、ひょいと出てきて)天城原陽。…「様」…って…まぁいいわ。突拍子の無いあだ名じゃなけりゃなんでも(好きに呼びなさい。と頷きつつ)どのような街、ねぇ(いいのかしら応えても。まぁ機密情報に抵触しなければいいか、と判断)こっから東に行ったとこにある小さな都市国家よ。他の国の事情はそこまで詳しくないけれど、まぁ良い所なんじゃない?治安とか、食糧事情とか。

ああ、噂?噂っていうか…都市伝説?いや、違うかしら。
「本物のメイドがいる」っていう只それだけの情報よ。メイドなんてアーカイブの映像記録でしか知らないし…まぁ真似事してるのはいるかもだけど…それはさておき、じゃあ『外』にいるんじゃない?ってのが事のはじまり。
けど、私達が『外』に出たのは別の目的(都市外の偵察任務だがそこはぼやかして)…で、その帰り道でたまたまあんたに出会えた。そんだけよ。
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月20日
失礼致しました。天城原様、でございますね。改めまして、よろしくお願い致します。

「都市国家」。では、クロムキャバリアにあるのでございますね?
衣食住に安全も、(そして恐らくは、外を少なからず出歩ける自由も。)保証されている。そのような街が、この世界に存在しているなんて……。(そこで、ふと思い出す。ここで生きるには、避けては通れない問題がある事を。)
では、オブリビオンマシンへの対処をされている方々もいらっしゃるのですか? お話しにくいことでしたら結構でございます、差し支えなければ。
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月20日
まあ、そうでしたか。(「噂」の内容を聞き、安心して胸をなで下ろす。)
でしたら、真でございますね。私は紛れもなく主様にお仕えするメイドでございます。

もしも。噂の真偽を聞かれたら、「いた」とだけお伝えくださいますか?
この場所は、いらした方はどなたでもご利用できる休憩所ではあるのですが『宣伝はしない・させないよう』主様から命じられているのです。(と、申し訳なさそうに)
また、再びこちらにいらっしゃる際に口実が必要でしたら……(何か、不自然ではないような。お二人とは同い年ほどとお見受けしますので――)
と、「友達の所」? などと、いった、表現で……。

(言葉にして、はたと気が付く。私は、なんとおこがましいことを!)
し、失礼致しました! メルはお二人とお会いしたばかりですのに、このような……。今すぐ別な呼称を考えますので!
(けれど、焦れば焦るほど浮かばないもので。ええと、ええと……)
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斑星・夜 2020年12月20日
そうそう、そんな感じのウワサだねぇ。メイドさんってデータでしか見た事なかったから、気になって。会えてよかったよ~(と楽しそうに笑って)

オブリビオンマシンかぁ。俺達は街を襲ってくる奴の対処をしてるからねぇ。そいつ専門の奴はどうだっけ、ギバちゃん?(と相方に顔を向けて)

はーい、りょうかーい!それじゃあ、いたって事だけで……、
(と言った時に友達の所と聞いて、そのあとのメルメッテちゃんの様子にバッと口を押え)
えっかわいい。ギバちゃん、この子めっちゃかわいい。

うん、それじゃあ、これからは友達のところって行ってくるねぇ。わーい、俺達も友達出来て嬉しいな!
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天城原・陽 2020年12月20日
今まで自活出来てたから、外部との接触があんまなかったのよ。全部自分で賄えれば他んちを頼る必要もないし…襲ってくるのを蹴散らすだけでなんとかなってた…ま、最近はそうも言ってられなくなったみたいだけど。(つかつかと歩いて遠慮なくどかっとソファに座る)


零号機は今んとこ国外派遣中。アルスなんとかって国に貸しを作りに行ってんじゃなかったっけ。
(相方の言葉に現状確認も兼ねてそう返してから、メルメッテの方へ)
とまぁそんな感じよ。私達が外に出てくようになったのもつい最近。それもこれも情勢ってヤツが変化したせいね。猟兵だっけ。あいつらが現れてからよ。
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天城原・陽 2020年12月20日
…む(確かに可愛い。私も可愛いと自負しているがそれとはまた違った奥ゆかしさだ。なるほど、こういう可愛さもあるのね…とメルメッテをじろじろ見た後)何、あんた友達いないの?…しょぉ~がないわねぇ。だったらこの私が、ついでにマダラも友達になってやろうじゃない(なんか変なマウントを取りに行っているように見えてつまるところ相手の意を汲もうとしてる)


(「友達に会いに行く」流石にそんな理由で出撃許可が下りるとも思えないが)…ま、物は言いようか(今回のように外に出る為の建前を適当にでっちあげればいい。マダラだって分かっている筈だ。小声でそう自己完結した)
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月21日
(斑星さんの「俺達は~」、という話を聞いて、目を丸くし)
では、お二人も都市の防衛を担っているのですか? それは、専業で……?
(私と同い年ほどですのに、既に一小国家を守られているとは。天城原さんの「零号機」から、もしかして――)
斑星様も、天城原様も、キャバリア乗りなのでございますか?
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月21日
(「かわいい」……形容詞? お褒めを頂いているのでしょうか? 失敗したという気持ちが強く混乱しているが、何はともあれ。)あ、ありがとうございます……?
私が外界に出始めたのはごく最近でございまして。「友達」の概念に当たる方は、そうです。今まで居たことがなく……。
(徐々に俯き、段々と声が小さくなり。ありのままを正直に話してしまう。だが。)

――表現としてお許しくださるだけではなく、本当に、友達に? よ、よろしいのですか?
(パッと顔を上げた途端に表情が一気に和らぎ)あ……。感謝致します。斑星様、天城原様。
(一礼し、ほわっと嬉しそうに微笑んだ。)

その、お話が長くなりまして大変失礼致しました。喉は乾いておりませんか? よろしければ、お飲み物をお淹れ致しますが。
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天城原・陽 2020年12月23日
まぁその辺は察して頂戴。大っぴらに言う事でもないし、かといって隠し通したところでいずれバレる事だから。友達とは言え秘密を知る順序って、あるでしょ?(今は言わない。お互い普通の身分や身の上ではない事は確かなのだろう。いずれ、少しずつ)あ、これは今言ってもいいかな。私達『学生』よ(ウソは言ってない。マジもんのJKとDKである)

そうそう、それよりもお茶よお茶。ティータイムよ。折角だもの。メイドとやらのおもてなしって受けてみたかったのよね(どれにしよっかなーっとソファに身を沈めつつメニューを眺め)マダラ、あんた何にすんの(本日のおやつはチョコチップクッキーですって。などと凄い寛いでる)
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斑星・夜 2020年12月25日
もちろん! 本当に友達友達!
やったよギバちゃん! 友達!(嬉しそうにわくわく)
メルメッテちゃん……あ、メルちゃんって呼んでも良い?

そーそー、学生! 学生生活真っ只中なんだよー。
勉強したりお昼食べたり部活したりね(と頷き)

やった、お茶の時間! ティータイムって言うと心躍るよねぇ。お洒落な感じがしてさ。
ん~そうだなー……(ギバちゃんに聞かれて少し考えたあと)
俺はジャスミン茶がいいなぁ。
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月26日
(天城原さんの言葉に、なるほど尤もだと納得した顔で)承知致しました。
「学生」。お二人とも教育機関に通われているのですね。

はい。私のことは、お好きにお呼びくださいませ。
(斑星さんのスクールライフの話を聞き、それぞれのシーンを想像しながら微笑む。)ふふ、心踊る毎日でございますね。
集団の中で生活をすることが長らくなかったものですから、気の合う方々と過ごされる日常のお話をお聞きするだけでも楽しくなって参ります。

斑星様はジャスミン茶ですね。かしこまりました。
(お茶用のお湯を沸かし始め)ホットとアイスのどちらになさいますか?

天城原様も、ご注文がお決まりでしたらいつでもお声がけくださいね。
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天城原・陽 2020年12月26日
じゃあ私は紅茶。砂糖もミルクも要らないわ、ドストレートで。ホットがいいわね。

…ふぅん、まぁこのご時世まともに教育機関が存続してる国の方が珍しいのかしら。此処って、見た所あんた一人でやってんの?
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月28日
(お茶用のポットにジャスミン茶の葉を入れお湯を注ぎ、ゆっくり蒸らし中。もしアイスでしたら、お淹れする前に氷の用意を致しましょう。)

はい、紅茶ですね。ドストレートのホットで。承りました。(紅茶用のポットを取り出し一人分の水を入れ加熱。沸騰した所に茶葉を入れて蓋をした。こちらも焦らず蒸らしている)

そうです。私が、一人で。施設のことをし、自らのことをし……月に一度の楽しみを持ち。(おもむろに目を閉じて想像。瞼の裏に月一の「楽しみ」を浮かべている。うっとり。)
現在は施設の管理及び防衛が最優先事項ではありますが、『見聞を広めるように』とも言われておりますので、少しずつ外出の機会を増やしてみているところでございます。
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斑星・夜 2020年12月29日
(あ、いい香りだなーとわくわくしながら)

見聞を広めるかぁ。うん、それいいなぁ。
知らない事を知るって楽しいよね。たまにちょっとだけ怖い時もあるけど、自分の中に色んなデータが増えるっていいよねぇ。

(うっとりした表情のメルちゃんに)
お、月一度の楽しみ! フフ。ご褒美って感じかな。大事だよね!
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斑星・夜 2020年12月29日
あっ、そうだ!(ハッとした顔で手を挙げて)
ごめんメルちゃん、ジャスミン茶ホットでお願い出来るかな!
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メルメッテ・アインクラング 2020年12月30日
ホットでございますね。では、そのように。(温めていたマグカップにジャスミン茶を注ぐ。コースターを敷いて、斑星さんへ。)お待たせ致しました。ジャスミン茶でございます。

(続いて、温めたカップに紅茶を注いでソーサーに載せる。ドストレートではあるが、席には砂糖なども置かれているので一応ティースプーンを添えて――)失礼致します、天城原様。紅茶でございます。

(それぞれの席で、お茶の香りが湯気と共にふわりと広がる。)どうぞ、ごゆっくり。

「ご褒美」……ええ、本当に。(パッと元の微笑に戻り)皆様にも、そのような楽しみはございますか?
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天城原・陽 2020年12月31日
ありがと(ソーサーとカップを手に、くつろいだ姿勢のまま紅茶を一口。あ、おいしい。と目をパチクリさせてから)一人で…そう。頑張り屋なのね、あんた。あ、でも一応外に出る余裕はあんのね。まぁ外に出た所で道中物騒な世の中だけど。

ご褒美ィ?(ぁあん?みたいな怪訝な顔して)そんなもん常に気張ってりゃ貰って当然っていうか…あー…そうね。あれよ、美味しいご飯とか美味しいデザートとか。まぁ私は常に結果を出してるし?食べたい時に食べるけど。
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天城原・陽 2021年1月1日
(ふむ、と何か一つ思いついた模様。ペンを取り出して紙ナプキンにさらさらと何か書いている様子。第三極東都市の座標データ、経緯度だ。ちょっと迂闊かしらと思いつつ…置き土産にしていこう。テーブルの端にさりげなく置いておく。自分たちが去った後これに気付いて、文字列の意味が分かれば都市に来る切欠にもなるだろう、おそらく …などと紅茶を飲みながらこそこそやってる)
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斑星・夜 2021年1月1日
俺は星を見る事がご褒美だな~。
ここから見える星もきっと綺麗なんだろうねぇ。
(ジャスミン茶を飲みながら、ギバちゃんの様子をちらりと見て笑って、そう言えば何かうちっぽいものあったかな、とごそごそした後。
 出てきたチョコの包みを重し代わりに差し出してみる)
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天城原・陽 2021年1月1日
ん。(あんがとマダラ。とさっき書いた紙ナプキンにチョコの包みで重しをして飛ばないようにしておく。グッドコンビネーション)
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メルメッテ・アインクラング 2021年1月1日
美味しい食べ物に、素敵な景色。どちらも心を豊かにしてくれるもの、でございますね。
そうでした。私の楽しみは、もう一つ。皆様と、こうしてお話をさせていただくことでございます。
よろしければ、またぜひ、お寄りくださいませ。私はいつでもお待ちしております。

(お喋りを続けながら、1の日は過ぎてゆく。二人が帰った後には、チョコレートと、紙ナプキンのメモ――そこに書かれた内容と意味にも気が付くだろう。)
(硝子の泉、1の日のこと。)

【PLより】
月が替わりましたので、1の日はここで終了とさせていただきます。ありがとうございました。
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