【1:1】カフェ・ド・狐
モモイ・ヴァライス 2019年1月11日
その日、モモイ・ヴァライスはたまたま気が向いたから一人カウンターの中で作業をしていた。
で、丁度男が来て席についた。
これはそれだけの話である。
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・一対一のRPスレッドです。
・『モモイ・ヴァライス』及び『終夜・還』以外の発言を禁ずる
・置きに以降したあと一週間くらい間があいたら「あっ集中途切れたんだな」と受け入れよう。
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終夜・還 2019年1月11日
(なんとなくカウンターの隅の席に座って読書タイム満喫中の人狼。此処が手近に空いてたからである
)……。(本の虫)
モモイ・ヴァライス 2019年1月11日
貴様何しに来やがった犬畜生。(初手からとんだご挨拶である。この女、特に何があるというわけでもないのに終夜にはこの雑な扱いである。そのくせ追い出すでもなくそこに置いているので別に憎悪や蟠りや差別意識があるわけではないのだろう。)
終夜・還 2019年1月11日
うるせークソ狐。俺の読書タイム邪魔するとは何様だ珈琲一杯クダサイ(対するこいつもコイツである。何かにつけて犬畜生犬畜生言いやがって、そンなに(いろんな意味で)同科が嫌かコノヤローな笑顔。別に喧嘩腰じゃないです)
モモイ・ヴァライス 2019年1月11日
雑種と一緒にすんなし。 なんか好みとかあるかねドリップコーヒーとエスプレッソなら淹れるしカフェラテやカプチーノなんかもやらんでもねーし砂糖やシロップはお好みでどうぞこの野郎。(ド親切)
終夜・還 2019年1月11日
雑種云うなし、俺は狼と人間の雑だ、犬じゃねーよ(どっちみち雑種である)親切丁寧かよコノヤロー。んじゃオススメで。(適当に濃いやつ飲んでるだけで特に拘りが無かったりする。豆が良くてお美味しいなら何でもいいですの構え)
終夜・還 2019年1月11日
あと雑種雑種言ってると〇〇と〇〇のミックスの血統ですって苦情来るぞクソ狐
モモイ・ヴァライス 2019年1月11日
貴様には言うけど貴様以外には言わんよ。まあ私もなんか飲みたいしそのついでで入れてやるさ。(言って、カップを置き、ちょっと振り回したら人が殺せそうな、取っ手つきの器具にエスプレッソ用の豆を詰める。尚、高圧の蒸気に耐える為であり決して人を殴るためのものではない。ボタンを押して設定をいじり) ツェねずみ(繊細ヤクザ)に付き合う義理もなけりゃ人の顔色が読めないわけでもない(蒸気圧のかかる音に続いて、濃厚な香りとともに金茶に燦めくとろりとした泡状のコーヒーがカップに滴り落ちる。)
終夜・還 2019年1月11日
へーへー。(ハイハイ、みたいなノリ)アンタなんで俺だとそんなノリなの?俺何かしたっけ?(可愛げないやつが可愛いノリで首傾げる。コテンッ。)……イイ香りだな。(本に向いけていた意識をモモイの手元に向ける)俺、適当に濃いやつ頼んでたしインスタントはドバドバ入れてただけだから良くわかんねえけどやっぱ店で飲むと違うよな。寧ろ淹れるやつで変わんのかな?(真面目なんだかよくわからん声色)
モモイ・ヴァライス 2019年1月11日
単に可愛げがないから雑に扱ってるだけだよ。雑に扱って壊れる手合でもなし。 (コーヒーカップの中でも小さなデミタスカップの、それでも満杯に満たぬ量。豆の量の割に入る量は多くない。精々今回は60ccといったところか。いわゆるダブルというやつである。) 技術と飲む時の気分は変わるんじゃないか。人はそこにもてなしを見る。(高速高圧の抽出で雑味を置き去りにした、濃厚なコーヒーの粋がそこにある。シュガーポットとともにソーサーにおいたカップを差し出す。濃厚に燦めく泡が液面を覆っていた。何も足されてはいない。)
終夜・還 2019年1月11日
悪かったな、可愛げなくて。(クツクツ嗤いながら言う辺り悪いと思っていないのだろう。モモイの手元を見つつ、)ふーん。(考えたことなかったですって返事を返す)満月前にイライラ解消で飲んでたのが定着しただけだからンなの全く考えてなかったわ。あと鼻にイイなくらいの。(差し出されたカップに手を伸ばし)……あ、戴きます。(変なところで礼儀を見せるやつである)……ぁ、俺が適当に淹れるやつより美味いわ(ポツリと呟いた)
モモイ・ヴァライス 2019年1月11日
誰かに喜んでほしいなら人は相応の技術と知識を身につけ研鑽するものさ。特に妖狐はそういうように出来ている。この日曜日よりの使者とて例外ではない。(数度、肩を回して器具に残った豆を捨て洗浄し、次は自分のために入れ始める。今度は普通のコーヒーカップにだ。続いて特濃タイプの牛乳をステンレスのミルクジャグに注ぎ、蒸気ノズルでフォームミルクをつくる。先程より大分騒々しい蒸気の噴出音。特にラテアートを描くでもなくカフェラテに仕立てる) まあエスプレッソ好きなのがココにも前にいてねえ。それで、習った。向こうは私のような種族は好かんとは言ってたがね。どーもあれは、妖狐に相当煮え湯を飲まされたんだろう。詳しくは聞けなんだが、政治がらみのようだった。そんでも追い出しはせんのだから根はいいやつだったのか、あるいは……
終夜・還 2019年1月11日
……利便性を理解してたのか。(不意に視線をモモイに向ける)依存しなけりゃ便利だからな、こういう種族は。過去に煮え湯飲まされた奴なら防衛も出来るだろうし…まあ知らんけど。(普通に喋れば悪人面の常識人で済むのに敢えてお気楽風に、人を揶揄うように喋る男である)いやぁ、妖狐ってコエーな。コロッとオトされそうだよな、普通の奴なら。(言外に俺全然クるモンねえわって言ってる)
モモイ・ヴァライス 2019年1月11日
まあそうだろうな。利便性だろう。完全にそう読んだかは知らんけど、猟兵として世界の破滅を食い止めようと戦ってて、無人になったはずのこの建物の案内人をしてるのだから。あの男が評価したのは顔がいいとか男に甘いとかそういう資質ではない。(カフェラテの泡の上に砂糖をのっけながら) そもそもここが何のための建物か、という話でもあるし。
終夜・還 2019年1月11日
…此処、不思議だよな。なんつーか、何処にでも通じてる通路、みたいな。少しリンクして弄ったが…まるで何処にでも行くための要塞かそんな様な気さえしてきた。その男って死んだの?それとも、何処か別のとこに行ったかしたのか?まあ居ない奴どうこう云っても意味ないんだが、ちと興味湧いた。……昔話とかしてくれねえ?甘やかしついでにさ。(今って甘やかすに入ってんだろ?と、現状況を察したらしい)
モモイ・ヴァライス 2019年1月11日
だいたいそのとおりだよ。よくわからん技術の集大成で、今を生きる生命のために作られた前哨基地、あるいは通路だ。(かき混ぜた匙を噛みつつ) んーいや、多分生きてるだろう。「乗ってる飛行機撃ち落とされたくらいでは死なん」って言ってたから、それが真実ならね。ただまあ書類の山と出張には勝てんので戦ってくるっていなくなっただけさ。
終夜・還 2019年1月11日
なるほど、それで俺でも俺用にいじくれた訳か。納得。てっきり弄れんようにしてあるかと思ったら出来ちまうもんでちょっとびっくりしたんだぜ?(ズズ…とカップの中のそれを啜り)それ猟兵に準ずる、或いは並ぶ人種じゃねえの?俺たちみたいな、「生命体の埒外にあるもの」的な。…ま、ヒトはそういう仕事には抗えねえわな。乙乙。(居もしない男にそんな事を言っておく)
モモイ・ヴァライス 2019年1月11日
ここは我々と同じような運命の糸でつながってるものしか呼ばない来れないみたい。(コーヒーを啜り、ミルクの泡のひげを拭う) ……んま、根っから悪いやつではなかったがマトモな人間ではなかった。自分を人間の中に勘定してないし凡人を見下してさえいるのに、そういうもののために自分をすりつぶすことをなんとも思っちゃいない。そういうやつだった。 教授とかウー・ルシファー(ルシファーさん)とか名乗ってたっけか。
終夜・還 2019年1月11日
へぇ、俺には真似できねえなそういうの。忠誠を誓った奴になら身を粉にして従えるが万人を救いたいなんざ思えねえ。(残ったカップの中身を飲み干し)あの昏い濁った世界で元々身寄りの無い俺を拾ったジジイの気持ちも、忍び込んで大事な書物盗もうとした俺を飼ったアイツの気持ちも…なんもな。(肩を竦めて見せ)まー、恩を感じてない訳でも人を嫌いな訳でも無し。虐げられて喰われるだけの人間見てるのはイラっとするからチョッカイ出しに行く感覚でやってくさ。俺は俺の生きたい様に生きる。この生き方は神でも変えられねえよ。…元より冒涜する人間だったしなァ、俺は。(カップをつい…とカウンターに出し)ご馳走さんでした。今度は俺も淹れ方ちゃんと考えてみっかなぁ。美味かったし
モモイ・ヴァライス 2019年1月11日
一個人を人として成立せしめるには思いの外たくさんの見えないつながりが要り、その無数のつながりが広大なタペストリーを織り上げる。まあそこに気づいたなら名も知らぬ人のために生きるのも悪いもんではないんだよ。(ふとそのようなことを零し) はい、おそまつさま。 んまー君が何を信じようと殉死はしないだろうからそこはいいな。まあ今更堕落させようもなく堕落したクズなのはいただけんけど。
終夜・還 2019年1月11日
あーハイハイ、別にクズでイイわ。訂正する気もねえし、アンタがそう思うんなら俺はそう見えてんだろ。嗚呼、そうだ。ケーキ、今度買って適当に冷蔵庫の中にでも放り込んで置くからな。間違えてても文句は受け付けねえぞ、タダの好意として受け取れクソ狐。(本を持ち、席を立ちあがるとさっさと場を後にしようと歩み)……美味しかったぜ、珈琲。ありがとな(顔だけ其方へ向けて言うとその場を去って行った)
モモイ・ヴァライス 2019年1月11日
好きにしたまえ。私も好きにする。 ああ、またな。(その背を見送ると、独白する。) ああ、そう思っているとも。君には本質的に必要などないのだ。私も、私でない何者かも。失われても疼く傷が残るほどの価値もなく、生きて喜びを分かち合うまでもなく完結しきっているなら。そうあろうという努力ですらなくそれができるんなら、そこに何の値がつくというんだい……。
終夜・還 2019年1月11日
あ、そうだ。其れちょっとハズレな。オマエに腹の内読まれるような男じゃねーんだ俺♥(なんか戻ってきたぞコイツ)いやぁ、耳が良いってやだよなー(へらへら)
終夜・還 2019年1月11日
(あ、これ本気で思ったな?ヨッシャ!ってガッツポーズ)(完全に遊んでる)俺だって傷付く時はあるし大事にしてる過去もあるんだよ。傷かどうかは俺がそう思ってるからそうなの。勝手に評価するのは良いが物申したいときもあるんだわ。んじゃなー。(ものっそい勝手なこと宣わって今度こそ出て行った)
モモイ・ヴァライス 2019年1月11日
盗み聞きしておいた上でドヤ顔で湧いてくるとか普通に気持ち悪いんでやめていただけませんかね?(敬語) 少なくとも君に私など必要ないことは確かだし私が死んで別のものが据えられても何も変わりゃしない。さあ行け。
終夜・還 2019年1月11日
(「次からは気をつけまーす」とか遠くから聞こえたとかなんとか)
モモイ・ヴァライス 2019年1月11日
はー……どうも気に入らんなぁ。(カップに残った冷めきったコーヒーを飲み干す気にもなれず流しに捨て、食器を洗う。)(評価を取り消せと言いに戻るだけの気はあるのだろうが、しかし、誰とも真面目にやる気はないですと宣伝して回っているようなその態度で何処まで信用なるのか。明日に惜しむ物を持たぬかのように寿命を出血させ、生きながら死の匂いをさせるものに、惜しむ『今』など……)(グルグルと思考しながらもそれを問いただす立場にないと思い、かき消すと簡単に清掃を終えてその場を去った)