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一世一代

月舘・夜彦 2020年10月12日


UDCアースにある新築の戸建。
よもやUDCアースで生活すると決めて間もなく家を提供されるとは。
当初は規模の大きさに驚きもしたが人は慣れるもの。
木製ながら艶がある床も、精巧に作られた座卓も、柔らかい長椅子も
あらゆるものが映り、様々な情報が流れる鉄の箱も今は見慣れた。

そして視線の先。
洗い流す音と時折食器がぶつかる音を立てて食器を洗う彼の背中。

当たり前の景色、匂い、音。
「当たり前」そう思えばこそ同時に過る時の流れに気付いてしまうのは
己の悪い癖であり、長年抱いた愁いはそう簡単には消えてくれないようだ。

無意識に顰めてしまい、眉間に寄った皺を片手で伸ばしながら再度視線を戻す。
そうだ、今日ばかりはそれで終わる訳にはいかない。

問わねば、聞かねば。

彼が戻るのを、静かに待つ。




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月舘・夜彦 2020年10月13日
それでも此処の文化にはまだ疎い部分がありますので、私の早とちりで済ませたくなかったのです(頬にペットボトルを押し付ける仕草が熱を持った頬を冷やす為だと気付けば僅かに笑う)

実際はそうであれ、物によって更に証明される。……私と貴方の繋がりは目に見えぬものだけでなく、この指輪によって明確になる(ポケットから小さな巾着を出して貰っていた指輪を三つ取り出す。二つは青と紫の石、もう一つは琥珀色の石が嵌め込んである)
貴方にお渡しする前に、私にも貴方に伝えなければならないことがある。
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篝・倫太郎 2020年10月13日
あ、ハイ……あんた、時々早とちりつか、迷走するもんな……だいぶん減ったけど……(夜彦の言葉にくすくす笑う様子は少し幼い印象だけれど気づくこともなく)

ん、そだな……まぁ、物によって証明つか、周囲に判り易くする、みたいなのはあるかもしんないなぁ……尤も、戦闘の時はあぶねぇから外した方が良いだろうけ、ど……も?(お渡し?と夜彦を見遣って、その掌に置かれた指輪が三つある事にぱちりと瞳を瞬く)……えっと、はい(ペットボトルをテーブルに戻して、真っすぐにもう一度夜彦を見遣ると先を促すように小さく笑ってみせた)
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月舘・夜彦 2020年10月14日
迷走は……貴方に比べれば、まだ良い方だと思うのですが(思う所があったのか速やかに言い返す)

はい、戦いの時には今のように仕舞っておくようにしますが戦いや仕事の時以外は付けられるかと思っております(巾着とテーブルの上に置き、その上に指輪を並べる)
これは云わば共生の契り。だからこそ、貴方に聞かなければならないことがあります。
倫太郎、貴方とは共に生き……そして死も、約束をしておりました。貴方は、今でも同じ思いですか?それとも、変化はありましたか?
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篝・倫太郎 2020年10月14日
ぐぎぎぎ……(速やかに言い返されれば呻くような声を漏らして顰め面をしてみせる)お互い様だと思ってるンだけど、俺……(比べる意味あんの?と顰め面で少し拗ねたような口調で紡ぎ)

ん。そうしてくれるとウレシイかな……(夜彦の返事にはこくりと少し嬉し気に頷くも、続いた言葉には困ったように再び眉を寄せる)今だって……同じだけど、ただ、同じままじゃ居られねぇから考えねぇとな、とは思ってる……何をどう、って方向性すら思いつかねぇし、結論どうすりゃいいのかもさーっぱり判んねぇままだけどな……(小さく肩を竦めて)
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月舘・夜彦 2020年10月14日
……(納得いかない顔)
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月舘・夜彦 2020年10月14日
(こほん、と軽く咳をする)
あの頃は灯里や陸彦と出会う前でした。たった二人だけだからこそ共に終わる形が……貴方の命が尽きると共に私も逝くのが最善なのだと。ですが今は家族が居ます。身勝手に終わりを選ぶことが正しいのか、今の私には分かりません。
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篝・倫太郎 2020年10月14日
♪(ふふん)
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篝・倫太郎 2020年10月14日
(あぁ、やっぱり子供達の事とそこだよなぁ、と小さく零し)つーか、あの時はさ、『俺が』あんたを置いてくのが嫌だったんだっての。最善なのかどうかは知らねぇけど、もう充分だろって思ったし、俺が俺の知らない。知りようのないあんたの時間が続くのが嫌だったんだってば……(かしりと項を掻いてからうーんと思案して)……身勝手かどうかは、判んないさ。今、あいつらに言っても話し合いにはなんねぇだろうから、もう少し、あいつらが年齢重ねてからでもいいんじゃねぇの?それしか道がないと思ってたあの時と違って、今はもう一つ選択が出来る。それだって正解とは言い難いんだ……ここから先、もっともっと違う選択肢が出て来るかもしれねぇからさ。今は……あんたの言葉を借りるなら『あの時はそれが最善だった』けど今は違う。どうすればいいか考える……そういう時期なんだろうな。
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月舘・夜彦 2020年10月14日
私自身も貴方を喪えば、その悲しみに耐えられるとは思えなかった。子供達に話すにはまだ早いでしょうし、理解して頂けるとも思っていません。それは、彼等が大人になっても難しいかもしれません。

貴方の仰る通りです。ですが一度交わした約束を易々と変えて良いのかと、貴方はそう考えていないのかもしれないと考えると、今まで言い出せずにおりました(次に続ける言葉を考えるように目を伏せる)先のことを今決めてしまう必要はないと私も思っております。また時を重ねれば、また違う道を見つけることもあるのかもしれない。
そう思えばこそ……貴方と同じ時を、この先もずっと過ごせたのならと思い描くことがあります。……叶わぬ夢だったとしても、どうか許して欲しい。
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篝・倫太郎 2020年10月14日
夜彦(名を呼んで手を差し伸べ)そういう事だな。なるようにしかなんねぇし、どうなるのかなんて先の事を今考えても埒が明かない。

ま、保留で良いんじゃねぇの?約束を変えるかどうかは今の時点じゃ判んないし。まぁなぁ……ちょっと前までの俺はそこまで考える余裕なかったもんなぁ。あの状況で言われたらそれこそ、ガタガタだったと思うから……そう言う意味では切り出さずに居てくれて感謝、かな?(肩を竦めて)

今はまぁ、約束をどうするか、ってのもだけど……子供達の事もあるから戦いに赴いても『死なずに帰ってくる』って最低ラインだけ決めとけばいいさ。生きてるからこそ、先を考えられるんだから(零れた夜彦の言葉に一つ瞬いて)

案外と叶える方法あるかもしんねぇぜ?叶わないと今決めちまうのは早計だと思うよ、夜彦。それに……それは俺だって思わない訳じゃないんだ。そうであれたら、それくらいは俺だって思う事だ。許すも許さないもないさ。
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月舘・夜彦 2020年10月14日
この先がどうなる、今から考えた所で分かりません(差し伸べられた手を重ねる)保留という言葉が今は良いのかもしれませんね。

いいえ、この一年で色々なことがありましたもの。自分達のことを改めて考える間も無く、忙しなく過ごしてきたのですから当然かと。
『死なずに帰ってくる』というのは先を考える為の前提ですからね。私達のこれからの目標はそれにしましょう。

……ありがとうございます、倫太郎。
そうですね。それも叶わぬものと決め付ける必要もないのかもしれません。
貴方に改めてこの話が出来て良かったと思います。それも貴方が贈ってくださった指輪のおかげなのかもしれませんね?
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篝・倫太郎 2020年10月14日
そういうコト。(重ねられた手をぎゅっと握ると自分から身を寄せてぎゅう!と片手で抱き締める)無理に答え出したって歪が出るだけだと思うから、頭の片隅に、心の片隅に置いておくのがいいさ、今は……多分。

ん。ただ、死なずに帰ってくるだけじゃなくて、ここから先の経験はさ……きっと保留にした『これから』をどうするかの糧になるはずだしな(うりうりと夜彦の肩に頬を押し付けながらそう告げる)

そうそう、結論を出すのはまだまだ先だろうしな。なんだったっけな。未来は無限大だったか、白紙の切符だったか……決まってないからこそ未来なんだってさ。(何でみたんだっけなぁ、そう呟きながら続いた言葉にはきょとりとして)指輪は切っ掛けに過ぎないんだろうけど、あんたのそういう風に捉えるトコもすげぇ好き……(握った掌の熱に安堵しながらそう笑う)
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月舘・夜彦 2020年10月14日
貴方に言われて、私も改めてそう思いました(抱き締められながら、噛み締めるように呟いて)私も倫太郎も、自分のことは二の次にしておりましたからね。少しずつながら、ちゃんと「これから」を考えていきましょう(肩に頬を押し付ける仕草に笑いながら、握られていない方の手で優しく彼の頭を撫でた)

……私も。こうして迷いのある時に、真っ直ぐに答えを出してくださる貴方が好きです。それに、未来を思い描くことも貴方と出会えたからこそ出来ていること。とても嬉しく、有り難く思います。
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篝・倫太郎 2020年10月15日
ぅン……一緒にな?(少しずつ、考えていく『これから』は一人で考える必要はないよな?そう確かめるように零して)へへ、夜彦にこうやって甘やかされるのってさ、すげぇ気持ちいいから好き……(頭を撫でられながら子供の様にそう訴え)

ん、っと……あんたはそうやって素で何度俺を惚れ直させんの……(夜彦の言葉にくしゃりと嬉しそうに笑い)
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月舘・夜彦 2020年10月15日
はい、一緒に(先程よりも嬉しそうに笑って、しっかりと頷く)私も貴方に甘やかされて嬉しいから、私も同じようにしているだけですよ。それに私にしか出来ないのですから、ちゃんと甘えてくださらなくては。

惚れ直して頂いたのであれば、指輪も受け取ってくださるのでしょうか?(答えは分かっているものの、聞かずにはいられず敢えて尋ねる)
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篝・倫太郎 2020年10月15日
ン……(『一緒に』その返事に嬉しそうに笑い)甘える。うん、甘えますぅ(ぎゅっと抱きしめ直して訴え)俺だけの特権だもん、甘えるさ(うんうん頷きながら言葉を返す)

え?あ、うん!うん。……ぅん(問いかけに勢い込んで返事を返して、返してから、じわじわと羞恥から顔が熱いのが判ってうぐぐ、と小さく唸った。押し付けて逃げるように去った自分もどうかと思うのだけれど……この人が時々仕掛けて来るこうした不意打ちにはとても弱い自覚があるから)……それは、どう言う意味の指輪をくれるんデスカ、夜彦サン。(そう尋ねてみる)
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月舘・夜彦 2020年10月15日
そうですね……(尋ねられた言葉に数度瞬きして、少し考える)
物は証です。簪である私が贈られた時は、主の想い人が主との再会を願う。そして誓うものでした。
私は物ではありますが、心を持った人でもあります。だから人と同じように恋心を抱き、言葉で愛を伝えられるように、この指輪も貴方を愛する証として贈りたい。
それから……思い描くのは自由として。この指輪も将来人に成れるくらい、愛してあげてください。
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篝・倫太郎 2020年10月15日
……ぅん(静かに訥々と語られる夜彦の言葉に耳を傾けて、その夜彦らしい言葉にじわじわと益々赤くなり)

……ぅん、じゃなくて、はい。(こくりと頷いてぎゅうっと改めて抱きしめて)すげぇ、うん……すっげぇ、嬉しい。ありがとう、夜彦(変な笑い声とか出そうなくらいに嬉しくて浮かれてる自覚がある。だから、ぎゅーっと何度も何度も夜彦を抱き締めてその感情を訴えて)

……大事にする。人になれるくらい、大事に大事にする。あんたの気持ちの籠った証だから……。
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月舘・夜彦 2020年10月15日
私らしい言葉で伝えられたでしょうか……(抱き締められながら嬉しそうに笑って尋ねる)
それからお返事も頂けましたし、指輪は早速私が付けても構いませんか?
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篝・倫太郎 2020年10月15日
(こくこく、こくこく。何度も頷き)……あんたでなきゃ、言えない最高に嬉しい、とびっきりの言葉だった……(耳どころか項も赤くしてぽそぽそ)

う、うん……(再びこくこく)あ……あんたのも、俺がつけた方がいい?(ちらりとテーブルの上の指輪を見て、夜彦の左手を見て、それから当人の顔を見遣り尋ねた)
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月舘・夜彦 2020年10月15日
それならば良かったです。何せ、このようなことを話すのも初めてなのですから……(頷くばかりの彼の様子が次第におかしく感じてくすくすと笑う)

では、倫太郎の方を付けましたら、今度は私に。その前に……腕を緩めて(抱き締めたままの彼の腕をぽんぽんと軽く触れる)
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篝・倫太郎 2020年10月16日
初めてじゃなかったら俺ビックリですケド?(女の子泣かしてきたんでしょー?みたいなやつじゃん、それ……とかぶつぶつ)

ん……え?あ……(夜彦の言葉にこくりと頷き、腕をぽんぽんされて緩めるも少し考えてから)後で、もう一回ぎゅーってする(そう宣言してから腕を解いた)
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月舘・夜彦 2020年10月16日
えぇ、一世一代ですとも。百を過ぎて初めての言葉です(返された言葉にも笑いながら腕を緩めて貰い)……はい、そうしてください。
では倫太郎、手を……(指輪を手に取り、もう片方の手を差し伸べる)
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篝・倫太郎 2020年10月16日
へへ。すげぇな、嬉しいな(無邪気にそんな風に伝え)しかも、最初で最後だろ?やっぱさ、すげぇ嬉しい(言葉選びが酷く拙い子供のように何度もそう告げる)

ん、はい(こくんと神妙に頷くも物の数秒しかもたない。にっこにこな笑顔のまま、差し伸べられた手に左手をそっと乗せる)どきどきだなぁ……そわそわしちまうや。(緊張と嬉しさが綯い交ぜになるものだから、誤魔化すように少し饒舌になってしまう。ムードや雰囲気を考慮すれば黙った方がいいのだけれど、ばくばくと心臓が喧しいものだから、なんて言い訳をして)
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月舘・夜彦 2020年10月16日
それを言うならば、貴方も同じでしょう。お付き合いの経験はあったそうですが、今回のことは初めてのはずなのですからね。

倫太郎、顔が緩んでいますよ。そんなに笑っていては……いえ、緊張は解れるかもしれませんが(落ち着かない様子の彼に釣られて笑うも、左手を乗せて貰えば真面目な顔でじっと目を見つめる。そして、左手の薬指にそっと指輪をつける)……つけるだけというのに、緊張してしまうものですね。
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篝・倫太郎 2020年10月16日
そっか、そうだな……(夜彦の言葉に確かにそうじゃん……俺もそうだわ。と呟いてから小さく笑い)

だって、すげぇ嬉しいんだもんよ。嬉しくて仕方ねぇから表現してるんですぅ……ってか、心臓ばくばくでさ……落ち着かないんだって……(おどけてみせるものの、流石にずっとそんな調子で居る訳にもいかず、そう伝えるとふっと息を吐いて真面目に自分を見つめて来る夜彦の瞳を見つめ返して笑みを零すと静かに指輪を嵌めて貰う)……つけて貰う方も、緊張シマス(夜彦の緊張するという言葉にこくりと頷いて同意を示した)
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月舘・夜彦 2020年10月16日
何かが起こる、という訳ではないのですけどね(指輪をつけ終えると顔を上げておかしそうに笑って)指輪の大きさは倫太郎から頂いたものを参考にしたのですが問題ないようで安心しました。大きさが合わなかったら、どうしようかと……(安心したのか、深く息を吐く)
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篝・倫太郎 2020年10月16日
え?そう?確かに、見える部分で何かが起こるとかそういうのはないかもだけど……俺は劇的に、こう……なんてーか、気持ちの在処とか変わる感じがしてるんだけど……(あれー?と首を傾げながら小さく笑い)

まぁ、そういう場合はサイズ直しに出す事になったんだろうけど……うん、ぴったり(夜彦の言葉に、零れた深い吐息にまだ笑ったまま左手を軽く翳し)ありがと、夜彦(しまりのない笑みを零したままそう礼を伝えて)……大事にする。(指輪も、この気持ちも、全部大事にしたいなぁと思いながら)
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月舘・夜彦 2020年10月16日
えぇ、目に見える変化はないのですが気持ちはなんと言いますか、やり遂げたような……なかなか、表現が難しいですね(言葉を探してみたが、見つからずに笑う)

はい、大切にしてください。戦い等には飛んでいかぬように、貴方も気を付けてくださいね?(冗談混じりに返せば、一度目を伏せて戻す)……、……(そわそわと何か言いたげに彼を見る)
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篝・倫太郎 2020年10月16日
うん、まぁ……うん(難しいと言われれば同意するしかない。自分だって問われれば同じように返すだろうから)

戦いの時は、無くさないように仕舞っとくよ、あんたと同じように(そう笑ってから、そわそわした様子の夜彦に気付いてまた笑い。少し考えてから口元に啄むようにキスを一つ返し)次はあんたに、俺から……だな?(翳していた左手でテーブルの上に残った二つの指輪の少しばかり大きい方を手に取ると右手を差し出して)お手をどうぞ、ダンナサマ?(くしゃりと嬉しそうに笑って告げた)
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月舘・夜彦 2020年10月16日
これからは倫太郎が私に簪を仕舞う時に言うように、私も言えるのですね(嬉しそうに笑っていたが、口元に触れた感触に少し照れて視線を逸らす。それでも手を出すように言われれば、やや俯きがちながら左手を差し出された手の上に置いた)はい、お願いします。
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篝・倫太郎 2020年10月17日
夜彦……それ、俺も言う事になるんじゃないの?『簪と指輪、仕舞っといてな?』って……(嬉しそうで、どこかうきうきした様子の夜彦の言葉にそう言って笑い)

うん……(お願いします、その言葉にこくりと頷きそっと左の薬指に指輪を嵌める)
………へへ、お揃いだな。(自分よりも幾分か節くれだった夜彦の指に自分のそれと揃いの銀がきらりと光を放つのがなんだか嬉しくて。きつくない?そう問いながら顔を上げると無邪気に笑った)
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月舘・夜彦 2020年10月17日
……そうでした(指摘されるまで気付かなかったのか驚いた様子で頷く)常に巾着等、仕舞えるものを携帯しておいた方が良さそうですね。
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月舘・夜彦 2020年10月17日
はい、お揃いです。きつくないですし、落ちてしまう程緩くもない……ちょうど良いです(指輪を確かめるように掌を返したり握ってみたり、確認を終えると目を細めて頷く)倫太郎、ありがとうございます。
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篝・倫太郎 2020年10月17日
ソウデスヨ?(驚いた様子にくすくす笑ってから)猟兵として戦場に往くときは最初から家に置いとくのもありだけどな。まぁ、色々やってみて、俺とあんたに合う方法探そうぜ?持ち歩いた方が安心するなら仕舞えるものを用意しないとだし?

よっし!(そう気合いを入れるように声をあげるとぎゅーっ!と片手で改めて抱き着いて抱き締める)
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篝・倫太郎 2020年10月17日
ん!良かった……(夜彦の言葉にはやはり無邪気に笑って)俺の方こそ、ありがとな、夜彦。(抱き着いて抱き締めていた手を少し緩めると顔を上げてちゅっと頬を啄みながら弾んだ声でそう返した)
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月舘・夜彦 2020年10月17日
そうですね。家に帰って来たら付けるようにするというのも良いのかもしれません。失くする訳にもいきませんし、良い方法を考えていきましょう(抱き着いて来た彼を抱き締め返しながら背を撫でる)

……実は(話そうとして頬を啄まれて一度止める)実は指輪を注文したお店ですが、倫太郎が注文したお店と同じだったようでした。お店の方から、石が違うだけで同じデザインのものを二つ注文されたと。
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篝・倫太郎 2020年10月17日
ん、俺とあんたに合った形を探して行こうぜ……その方がきっといいからさ(背を撫でられれば、すりりと甘え)

!そっか……(渡す前から知られてた、って事だろうか?そう考えても判らない。これが偶然なのか必然なのかも、正直判らない。ただ、悪い事じゃないのは判るから気持ちのままに笑ってもう一度繰り返した)そっか……
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月舘・夜彦 2020年10月17日
はい(甘えるような仕草に自然と表情が緩む)

貴方に頂いてから私も同じものを作って頂こうとお店に行ったのですが、そのようなことを言われてしまったので少し動揺してしまいました。友人に紹介されたのか、と。
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篝・倫太郎 2020年10月17日
(ぎゅーっと抱き締め直して、夜彦の言葉に耳を傾ける)

紹介……になんのかな?(そう零しながら左手を軽く翳してふんす、と嬉しそうに鼻を鳴らし)にしても……動揺、しちゃったかぁ……まぁ、するよな……そんな事言われたら普通は。
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月舘・夜彦 2020年10月17日
贈る相手こそ、その方なのですとは咄嗟には言えませんでしたね。ただ……なんと返したかも覚えておらず……(肩を竦めていたが、話を続け)ですが、ちゃんと言えば良かったですね。こんな偶然もなかなかに無い事なのですから。
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篝・倫太郎 2020年10月18日
憶えてないの?なら言ってたかもしれないぞ?(だってほら。指輪のデザイン同じだ……材質も同じだし……そんな事を想いながら夜彦の言葉に笑い)そうだな、偶然も必然に変えちまうのも悪くないもんな。(それは運を手繰り寄せるようなものだから、そう深く深く笑って。掲げた左手の指輪にそっとキスをした)
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月舘・夜彦 2020年10月18日
言っていても、恥じらうものではありませんからね。……今度からは、言えるように(指輪に口付ける様子に目を細めると、彼の頬にそっと唇を寄せる)……私の伴侶です、と。

倫太郎、そろそろ寝る支度をしましょうか。明日、子供達にも指輪を見せてあげましょうね。
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篝・倫太郎 2020年10月18日
ん……?(言えるようにって何を?そう問う前に告げられた言葉には嬉しさと恥ずかしさとで、くすぐったくて首を竦めて笑った)俺のたった一人の大事な大事な伴侶です、って返せばいいな、俺は(夜彦の言葉にくすくすと笑ってそう返し)

んー?おっと、もうそんな時間か。そだな……支度しようぜ。明日、俺休みだから、ちょっとご馳走作ろっかなぁ……手伝ってくれるよな?
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月舘・夜彦 2020年10月18日
嬉しい、のですが……傍で聞くのは慣れるまでは暫し掛かりそうです(返された言葉にじわじわと頬を染めて笑う)

はい、勿論。買い出しにもお付き合いさせて頂きます。子供達も喜ぶものを沢山作ってあげましょうね(微笑んで頷く)
お風呂は先に入りますか?その間に寝具を用意しますが。
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篝・倫太郎 2020年10月18日
……俺も多分、あんたが俺の事を『私の伴侶です』って傍で言ってたら、慣れるまで物凄く照れると思う……(あんただけじゃないからな?そう笑って)

ん。さんきゅ?何作るかは明日買い物行って考えるとして、それは勿論?(子供達は今のところ極端に好き嫌いがある訳じゃないから大概に何を作っても喰ってはくれるけど、折角だしなぁ、と思いながら)

ん?あぁ……朝食の準備だけはしときたいから、夜彦先に入っていいよ?
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月舘・夜彦 2020年10月18日
お互い様ですね(くすくすと笑って返す)

おや、そうですか?それでは先に入らせて頂きますが、私が上がるまでにやれなかったことがあれば教えてくださいね。特になければ……布団を温めておきますね(少し考えた後、冗談混じりに笑う)
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篝・倫太郎 2020年10月18日
そうだよ、お互い様なの(つられたようにくすくす笑い)

うん。まぁ、炊飯器のタイマーいれたりなんだったりだから、そんなに掛かんないはず……だけど何かあったらオネガイシマス。無くてもまぁ、布団温めといて?最近さ、朝晩冷えるし(冗談交じりに瞳を眇めて笑うと頬を啄んでからそっと夜彦から離れてキッチンへと向かう)
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月舘・夜彦 2020年10月18日
はい、かしこまりました(頬を口付けられ、くすぐったそうに肩を竦めると腕を緩めて解放する)
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月舘・夜彦 2020年10月18日
(キッチンへと向かう彼を見送ると、テーブルを片付ける。片付ける手を見て、一度止まる。綺麗な銀の指輪に目を細めて、右手の指でそれをなぞれば自然と照れの混じった笑みが零れた。そして再び手を動かし、片付けを終えると寝間着を取りに部屋から出て行った)
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