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🐠雲片の散歩道

泡沫・うらら 2020年9月16日


宙浮かび、枷無く游ぐが常なれば
気分屋な風の仔に舵取り任せ
揺蕩う雲上でふわ、ふわり

この仔の行き先は、何処かしら


◇たからものを胎に住まわす貴方と
◇9/30までに終了




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泡沫・うらら 2020年9月16日
(目の前をふよふよ漂い、ゆっくりと流れて行く雲を捕まえて。ふかふかの押し心地の良さに眦を下げて微笑み)
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夕時雨・沙羅羅 2020年9月16日
(まふ、と、手頃な大きさの雲を抱き込めば、ふかりとした柔さが心地良い)……ん。ふかふか。だけど、案外しっかりしてる。寝心地も良さそう。
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泡沫・うらら 2020年9月17日
ふふ。そうですね。これならお散歩の間中、上に乗っていても消えたりしなさそう。(雲の上まで浮かび上がり、腰を下ろして)
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夕時雨・沙羅羅 2020年9月18日
実は、僕の水分を吸って雨になってしまわないか、不安もあった。でも、大丈夫かな。(まふまふ、雲の上に座り直して、尾鰭をゆらめかせる。)不思議な国の、不思議な雲。どこに連れて行ってくれるだろう。
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泡沫・うらら 2020年9月19日
風の向くまま、雲の向くまま。空のお散歩を楽しみましょうか。(露濡れの鰭が触れて尚、形を保ったままの雲に)ふふ。雨雲へと移ろう心配は必要なさそうですね?
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夕時雨・沙羅羅 2020年9月20日
うん。(ふか、ふか、柔らかで、でもしっかりとした感触を確かめて)地上に来た時はいつも浮いていたから、ふしぎなかんじ。(感慨に浸っている間にも、雲はふわふわと流れていく)……一面、雲。空から見た景色と同じなのに、違う。ふしぎ。
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泡沫・うらら 2020年9月21日
行動に制限があると、色々考える切っ掛けになる気がしますね。(浮かび、流れつつも形を変えない雲を手で押し返しながら)この世界やからいうことを抜きにしても、雲の上から地上を見下ろす機会はあまりあらへんからねぇ。……空にも高さはあるのに、活動域はあんなにも狭い。(足元を見下ろせど、視界に映るのは一面の雲ばかりで)
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夕時雨・沙羅羅 2020年9月22日
そういうもの、だろうか。……そうかも?(考えごとをしたい時には、池の底に沈む。そういったかんじか)でも、雲の上は、ふわふわで、風通しも良くて、リラックスできる。気がする。(言い、だらん、と尾鰭を垂らしてみる)空のほうが、見えるものは少ないかもしれないが。……あ、あそこで動いてるのは、もくもくさんかも。
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泡沫・うらら 2020年9月24日
ゆったりしていて穏やかで。心落ち着く気持ちは、わかります。余計な音も気にしやんで済むしね。(同調する様に鰭をひとつ旗めかせ)(示された先に花緑を向け)あら、ほんま? ほな手でも振ってみましょかな。(気づいた時、彼らはどんな反応をしてくれるのだろうかと微笑みながら)
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夕時雨・沙羅羅 2020年9月28日
音……水の音とか、木々の音とかは、あっても良い。ずっと寄り添ってる音だから。(けれども今は、ただ空に音が消えるのみだ。それもそれで良い)“手を振る”。あいさつか。ここから、気付くだろうか。(言葉に、そういった意思表示があるのを思い出し、)(ふむふむ、と手を振ってみる)
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泡沫・うらら 2020年9月29日
水の音も、木々の音も。自然が織り成す優しい音ね。貴方の世界はずっと、そうやって静かな音が響く優しい世界やったんやろか。(彼が探す彼女もきっと、その中のひとりなのだろうと)まぁ、ふふ。気づいてくれはったみたいよ。ふわふわ大きさを変えてお返事してくれてはるわ。(愛嬌のあるもくもくさんの様子に破顔し)
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夕時雨・沙羅羅 2020年9月30日
時計の針の音、ページを捲る音。と同じ。不思議の国は賑やかな生き物が多いから、たまに騒がしいけど。(反応があった地上……雲上の様子に、また手を振り返す)本当に気付くとは。ふわふわさんも、散歩中だろうか。
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泡沫・うらら 2020年9月30日
それもまた一興よ。……何処かに誰かがおる、いうんは、特別な事やから。(彼らが繰り広げるであろう変梃なお茶会の様子を閉ざした瞼の裏で浮かべ)ええ、きっとそうね。だってこんなにも、心地良いんですもの。(穏やかな晴天の空を仰ぎ見、微笑む)
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夕時雨・沙羅羅 2020年9月30日
まあ、楽しげにしているのは、悪くない。楽しいや賑やかは、アリスの心も楽にする。(何事も、過ぎなければ。だが。けれど、自分には不得意なところだから、有難くもある。)(はたり、尾鰭を揺らし、)うん、涼しくて、風も気持ち良い。のびのび、ぽかぽか。良い時間だ。(浮かぶ雲は、どこまで流れるだろうか。遠くかもしれないし、案外近いかもしれない。)
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泡沫・うらら 2020年10月2日
今日のお手伝いはもう済まされました? うちはまだですけども、もう少し。陽が掛けるくらいまでは、このままゆったりとしたお散歩を楽しんでいたい心地。(穏やかな心中を示すかのように雲からはみ出た鰭ははたり、はたり。ゆっくりと上下に旗めいて)(流れる雲に身を任せ、時おり合体するそれらに眦下げながら、秋へと移ろう静かな時間を、過ごした)
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泡沫・うらら 2020年10月2日
(おしまい)(お相手、ありがとうございました)
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