🐠珊瑚の海
キャロティ・メロディ 2020年9月16日
海行ってみたいな、海!
綺麗な場所があるんだって。
誘いに乗ってくれたあなたと一緒に。
◇お唄が上手なあなたと
◇9/30までに終了
0
キャロティ・メロディ 2020年9月16日
(水着に着替え、キャンディをひとつ食べてから海に飛び込んだ。きゅっと閉じていた瞼を持ち上げ、お日様の光をいっぱいに取り込んだ明るい海を見渡す)わあ…!すごく綺麗、海の中がクリアに見えるよ、お魚さんたちはこんな風に海が見えてたんだね。
霄・月希 2020年9月18日
(大きな、長い影が相手の頭上からゆらりと降りて来る。皮膚の色と質感をシロナガスクジラ本来のものに変え、両の足をひとつに、鰭へと変えた男は、緩やかに相手の頭上を旋回する。その体長は、人型の時よりも更に大きく長い。相手や魚たちの邪魔にならない距離を保って、ゆぅるり、長閑に泳いでいた)へぇ、ほんとにそのキャンディひとつで水中で呼吸も会話も出来るんだなァ。(水を揺らす振動のような声が、笑う)
キャロティ・メロディ 2020年9月19日
うんっ、不思議だよ…――…!に、人魚になれるの?(頭上に落ちた影に首を持ち上げる。視界にゆらりと揺れた滑らかな尾に目を輝かせて、吸い寄せられるようにあなたが取ってくれた距離を泳いで詰めた)すごい、すごいね!こっちがほんとの姿、なの?(興味津々に弾む声で問いかける)
霄・月希 2020年9月20日
そ、こっちが本性。陸に上がると自動的に人間と大差なくなっちゃうんだけどね。(相手が距離を詰めて来ると、波を大きく立てないように尾の動きを最小限に。人型でも190cm以上あるけれど、今の姿はそれよりずっと体長があるから威圧感もあるだろうに、無邪気な様子につい笑った)一応、これでもシロナガスクジラのキマイラなんだよ。
キャロティ・メロディ 2020年9月21日
へえ、いつもの姿も大きいなあって思ってたんだけど、クジラさんだったんだね。納得しちゃった(いつもの姿でも顔をあげないとお話できないくらい大きかった。だからこれが本性だと聞けば大きく頷く)そういえばそっか!キマイラフューチャーのお話してたもんね(拳を丸めてこんこんのポーズ。いつか居間であなたが話していたことを思い出した)
霄・月希 2020年9月21日
キャロティはちっこいもんなァ、身長差がえらいことになってんなとは思ってた。(可笑しそうに喉を鳴らして笑う声も、ブレスレットを使っている相手と違って、水に響くような、振動のようなそれだ。ゆらり、控えめに尾を動かすと水の流れが起きる。熱帯魚たちが、その流れに乗って珊瑚礁を行き来するのが見える)そうそう、純正キマイラフューチャー産のキマイラでっす。キャロティもキマイラ……だよな?
キャロティ・メロディ 2020年9月22日
わたしもキマイラフューチャー産のキマイラだよー!いっしょだね。わたしも猫になれるんだよ。…な、なれても良いことはないんだけどね!(仲間をみつけて嬉しくて、私のことを話してみるけれど、後になって少し恥ずかしくなる)…珊瑚礁のほうへいくのかな?(水を揺らす、深みのある声は心地よく、のんびりした気持ちになる。ゆるやかな流れに身を任せてゆうるり傍を浮遊するように泳いで、魚の群れのほうへ手を伸ばした)
霄・月希 2020年9月24日
猫かァ、良いじゃんかわいいしコンパクトだし。……あ、ってことはもしかして濡れるのあんまり好きじゃねぇとかある?(のんびりと笑って、またゆぅるり尾を動かした。相手が近くに居るからなるべく静かに、強い潮の流れを作ってしまわない程度に。くるり、くるくる、魚たちが踊るように泳ぐ。相手の指先を、好奇心旺盛な魚がつんつくと突っついて行った。珊瑚から珊瑚へ、イソギンチャクからイソギンチャクへ。極彩色の魚たちが舞う光景は故郷にも似て、最近離れたばかりだと言うのに少しだけ懐かしい)
キャロティ・メロディ 2020年9月25日
ううん、へいきだよ!猫舌も克服しちゃったんだ(つられてふふっと楽しげに笑みを転がし、指先に挨拶をしていった小さな魚に目を輝かせた)ねえねえ、さっきの子たち見てた?つんってかわいいね。(くるり体を翻して、少しだけ離れたところを泳ぐあなたを見る。そうしている間にも視界に鮮やかな赤、黄、緑、橙が広がり目的地の珊瑚礁へ辿り着く。降り注ぐ光は暖かで、魚や珊瑚に反射して煌めく。見渡す限りに広がる珊瑚礁に思わず息を呑んだ)…わあ…!すごいね、海の中にこんな場所があるんだ。
霄・月希 2020年9月27日
猫舌って克服出来るもんなんだ?(おお、と感心したように。目を輝かせる相手を見守る眼差しは、間違いなく歳下を見守る視線である。この男、相手の年齢を盛大に誤解している。多分、妹と同じくらいかと思っているに違いない)この辺の魚たちは普段からざぶざぶさんと遊んだりしてるし、警戒心が薄いんじゃねぇかな。好奇心旺盛って感じ。(低く、深く、遠く遠く、遥かへ。海鳴りのような、汽笛のような音が男の喉から静かに伸びて行く。海水を震わせるそれに、魚たちがまた珊瑚礁から出て泳ぎ回る。ちょっとだけ、海の仲間からのおもてなしと言うことで)
キャロティ・メロディ 2020年9月28日
(見守る様なあたたかい視線は心地よく、すっかり満足顔。年下に見られることも全然悪くないのだ)はわー、なるほど。!た、たくさん出てきてくれた…!わぁ、こんにちはー(どこまでも響きそうな伸びやかな声に呼ばれ姿を見せた小さな魚たち。これでも私もビーストマスター、ちょっぴりお魚とも話せたりする)ふふっ、ほんとに慣れてる。こんにちはって返してくれたよ(ころころ、嬉しそうにあなたにも報告。)月希さんすごいねえ、みんな出てきてくれた。
霄・月希 2020年9月29日
(動物と話すことは出来なくはないけれど、専ら、海の中で魚たちと話したり、海獣たちと話したりするのに使われる。あとは海鳥とか。陸上の生き物と話すことは少ない。鯨の唄に呼ばれた魚たちがくるくる踊って泳ぐ様を眺め、ゆぅらり、体勢を変えてはまた緩やかに尾を揺らす。水中で波が起きればプランクトンも小魚も動いて、珊瑚礁に住まう魚たちの餌となるのだ)(嬉しそうな報告を聞くと、つい頬が緩む。誰かしらが嬉しそうにしているのは好きだ)おいでって言ってみたからね。鯨の唄は遥か遠くまで響くものだから、この辺の魚たちには大体伝わったんじゃねぇの?(色とりどりの熱帯魚たちの合間から、呼ばれてやって来た海亀が姿を見せる。なかなか幸先が良い)
キャロティ・メロディ 2020年9月30日
海の仲間ってたくさんいるんだね、ここまで泳いでこれることって無いから、いい体験(泳いだとしても浅瀬で遊ぶことくらいしかないので、これだけ多くの海の仲間に出会える機会はない。初めて見る魚、水族館で見た事のある魚、くるりと見渡しながら堪能すれば満足そうに)月希さん唄、すごいね…!…あ、そうだ!よかったら今度セッションしてくれないかな?わたしちょっとだけ楽器もできるから。(あなたの唄に合わせて演奏したらきっと楽しい。きらきらした視線を向けながら返事を待った)
霄・月希 2020年10月1日
海は生物の母だからね、未だに誰も解明しきれない世界だ。深い場所まで行けば、もっと見たことのない魚が増えると思うよ。(自分は種族柄、浅瀬も海底も好き放題泳ぐけれど。同じ魚類系のキマイラでも、熱帯魚の妹は海底には向かえない。住める場所は違うのだ)お、やる?喜んで。俺、楽器はさっぱりだからさ。手がねー、動かないんだよなあんな器用に。(本来の姿に戻ればこの手は半ば鰭と一体化している。そのせいか、それとも単純に不器用なのか、手を使う作業は苦手だった。セッションの約束に嬉しそうに頬を緩め、その機会を楽しみに)
霄・月希 2020年10月1日
(海の中、降り注ぐ陽光の反射と舞い踊る魚たちと共に。楽しい会話はまだまだ続く。きっと、母なる海は優しい顔のまま、猫と鯨の戯れを見つめていることだろう)