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🐠揺蕩うニライカナイ

雅楽代・真珠　2020年9月1日

雅楽代・真珠　2020年9月1日
うーん……何を食べてみようかな。しゃららは決まった？
（制作スレッドの特殊レシピがメニューに乗っている。他のメニューも創造してOK）

夕時雨・沙羅羅　2020年9月1日
見たことないものばかり……悩む。いっそ、メニューの端から端までとか、頼みたいけど。……（うーん、と、少し悩んで）やっぱり、パフェかな。宝石珊瑚と星玉のパフェ。あと、人魚の唄ゼリーティー。（ひとまずは、と、ざぶざぶさんに告げて）しんじゅさんは、何にする？

雅楽代・真珠　2020年9月2日
ん。端から端でもいいかもしれないね。どれも気になるし……あれ、ぱふぇでいいの？（ふぅん。じぃっとめにゅうを眺めて）宝石珊瑚どらじぇとあわあわふろぉとと言うのにしようかな。（店員のざぶざぶさんに告げると「ちょっとまっててくださいねー」と戻っていった。）折角だから違うのにしておいたよ。

夕時雨・沙羅羅　2020年9月2日
……この国、支払いってどうなってるんだろう。うちの国だと物々交換が主だけど。（外から来る時計ウサギには、宝石や砂金ばかり欲しがるのもいるが、そういうのだろうか。と、店員を見送りつつ）うん。まずはパフェ。食べたら次を頼む。たくさん頼んで、机を埋めるのもしあわせだけど、鮮度も大事。（せっかくだからの言葉に、そわりと嬉しげに）しんじゅさんも、パフェが気になったら、僕のを食べる？

雅楽代・真珠　2020年9月3日
物々交換をするみたいだよ。ざぶざぶさんは綺麗な石とか貝殻が好きなようだよ。（奥の方の席で綺麗で大きな貝を友人に自慢しているようなざぶざぶさんを袖で示した。）そうだね、鮮度は大切だ。あいすくりんやくりぃむはひんやりが美味しいもの。（不思議な世界なため、きっと常識に捕らわれはしないのだろうけれど、それでも気分はそうなのだ。）うん、一口もらいたい。どらじぇとかもつまむといいよ。何が一等美味かも議論しなくてはいけないからね。

夕時雨・沙羅羅　2020年9月3日
なるほど。それなら任された。特産の夕雨の雫石はいくらでもあるし、オイスターの殻は内側が虹色できれい。（知らぬ通貨だったらという杞憂が晴れてほっとする。きれいなものが好き同士、ざぶざぶさんとは仲良くできるかもしれない。）ひんやりも、さっくりも、ふわふわも、だいじ。きっと出来立ての美味しさが、一等賞を決めるポイントのひとつ。ふふ、交換こ。……取り皿とか、いるかな。（運ばれて来たらお願いしようか。そわそわ、待ちながら店内も観察してみる）

雅楽代・真珠　2020年9月5日
しゃららの国は、夕雨の雫石というものが採れるの？（どんなものだろうかと首を傾げて）取皿か……必要そうだったらもらおうか。（と、少し話していれば店員のざぶざぶさんがお盆掲げて「おまちどーさまですー」とやってくる。其々の前に料理を置いて、「ほかにごちゅーもんはありますかー？」と聞いてきた。）

夕時雨・沙羅羅　2020年9月7日
うん。……と言っても、商人が買い取るために一応そう呼んでるだけで、本当は名前なんて無い。夕暮れの光を浴びて、特定条件に触れた雨粒が、宝石みたいになる。（だから日によってはそこら中に黄昏の光を孕んだ雨の石が散らばっている。そのまま何もせずにいればまた、水に戻るけど……。語る言葉は店員の訪れに途切れ、）

夕時雨・沙羅羅　2020年9月7日
わあ……。きれい。おいしそう。（嬉しげに感動しながら、また後で頼むけど、今は大丈夫かな？と同行者に確認し、）あ。取り皿どうしようか。

雅楽代・真珠　2020年9月11日
売買するのに呼称は必要だものね。（しゃららの言葉に、綺麗そうだねと感想を零し、眼前に置かれた甘味をじぃっと見る。）うん、今は大丈夫だよ。一応、もらっておこうか。――取皿をふたつ貰える？（しゃららに頷きを返してから、店員のざぶざぶさんに告げた。「かしこまりましたー」と告げた店員はスイスイ泳いですぐに取皿を取ってくる。貝殻のかたちの小さい皿だ。ついでにタツノオトシゴの飾りがついたスプーンも置いてくれた。）僕のはどらじぇだから、そのまま摘んでくれていいよ。

夕時雨・沙羅羅　2020年9月13日
食器もかわいい。（目に楽しいテーブルの上にそわそわしながら、さっそくとパフェを取り分ける）（飾り付けられた宝石珊瑚、ふわふわ雲みたいなクリーム、硝子の器を彩る星の入った透明な玉に、甘酸っぱい香りのソース）……こんなかんじかな。はい、しんじゅさん。（取り分けた皿を置いて、じゃあ貰うねと代わりにドラジェをひとつまみ）こっちも、きれいでかわいい。

雅楽代・真珠　2020年9月14日
ありがとう、しゃらら。しゃららの国は可愛い食器とかもある？（取り分けてくれたのを、ありがとうと受け取って）たくさん取り分けてくれたんだね。ふふ。（ドラジェを摘まんでぱくりと口にすれば、カリっと音がした。いくらでも食べれてしまいそうだが、取り分けてもらったパフェを食べなくてはとスプーンを握った。パフェは鮮度が大事だ。）この星の入った玉は綺麗だね。（どれから掬おうかと悩むスプーンの先はクリームへと落とされ、静かに掬って口へと運べば、ふわり、柔らかく微笑んだ。）甘いものは良いね。

夕時雨・沙羅羅　2020年9月14日
……どう、いたしまして。食器、食器か。うさぎが茶会の為に持ち込んで来る、月を皿の形にしたようなのとか、アリス用の花の形のとか。でも、住人たちは、葉っぱとか、泡とかに乗せるのが多いか。（思い返しながら、手に収まったままだったドラジェを食む。固い種のようだが、甘い。）うん、おいしそうだったから、しんじゅさんにもたくさん食べて欲しくなった。（あれも、これも、おいしそう。自分もスプーンを持ち、一番気になっていた星玉を食べてみる。）（ぷよぷよ、ゼリーのような、グミのような食感。ぷちりと噛めば、中から甘やかな蜜がとろりと溢れた。）（不思議な食べ応えに驚きながらも、その美味しさと、対面のひとにつられるように、笑みをこぼし。）うん。あまいのは、しあわせ。ほわほわ、きらきら。そんなかんじ。

雅楽代・真珠　2020年9月15日
茶会の時しか皿は使わないの？　奢侈品のようだね。泡の上に乗せるのも興味深いな。（ふぅん。鼻を鳴らして想像する姿は、楽しげだ。）うん、幸せの味だ。……僕が初めて口にした食べ物は甘味だったから、そのせいなのかなって思っていたけれど、しゃららにとっても幸せの味なら、きっとみんな、幸せの味なのだね。（星玉をすくって、口にする。ぷちりとした感触の後にとろりと広がる甘い蜜。蜜の広がりと同時に、笑みも広がって。）

夕時雨・沙羅羅　2020年9月15日
うーん、というより、人間的な住人が少ないから、あんまり必要無い？泡は、果物のペーストとかを乗せたり、切り身を包んだりして一緒に食べれるからおすすめ。（葉っぱの皿も一緒に食べることが多いが、味の邪魔になることもあるから、と続ければ、パフェを食べ進める。）はじめての味か。……僕は何だったかな。甘くはなかった気がするけど。でも、あまいのはふわふわして、ほわほわして、まんぞくな気分になる。かわいくて、きれいな姿をしているからというのも、あるかも。しあわせの食べ物。（うんうんと、きらきらの宝石珊瑚は体内に落として、）……今日は、いつもよりしあわせな気もする。（ふにゃり、笑み溢れたら、次は何を食べようか、メニューを寄せ。）

雅楽代・真珠　2020年9月16日
しゃららみたいな雨だったりな自然系が多いのかな。泡はそのまま口に出来るのだね。糖衣みたいで良いね。（見た目も楽しそうだと笑って、蜜を味わった。）そうだね、甘いものは大抵見目も良い。僕の好きな食べ物が、しゃららにとってもしあわせの食べ物なのは嬉しいな。（お前の口からするりと落ちていく宝石珊瑚を視線が追いかける。雨水の中でもキラキラと煌く珊瑚は、綺麗さを保ったままだ。）甘いものを食べると幸せになれるけれど、親しい者と食べるとより幸せになれた気がするよ。――そうだね、次は――（めにゅぅの文字へと、袖の下の指先を伸ばした。）（それから二人がどれだけ食べたのか。全て制覇したのか、していないのか。きっと雲のお家に帰った二人が、他の皆に語ることだろう。良いカフェだったよ、と。）（けれど今は未だ、甘くて幸せなひと時を。）

雅楽代・真珠　2020年9月16日
（おしまい）（しあわせなひとときをありがとう）