あつくてねれないよる
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
幼馴染で集まって、ちょっとだけ(主観)はしゃぎ過ぎちゃった日の夜。
皆でわいわい花火をしたビーチにまたやってきた。
今夜はなんだか暑くて、ちょっぴり寝づらくて、だから夜風とさざ波に冷を求めたのだ。
ん、ヨウ? 1人だとなんかアレだから叩き起こして連れてきたの。
1
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
じゃ、そうする❤
(言質は取ったとばかりにニンマリと笑う。言質を取らなくても勝手に撮るといってニンマリ笑っただろうけど)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
え? あ、んー………
(ちょっとした沈黙、間。長年一緒にいるせいか、こういうの読まれちゃうなと月を見上げる)
んーん、なんでも……
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
……は、あるかな
(月を見上げたまま、立ち止まって)
(無効票)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
あんのかよ。(左様か。つられるように立ち止まって月を見て)
……起こしたのもそれが理由か?
(無効票)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
や、起こしたのはマジでなんとなく
(別に言うつもりなかったし、とあっけらかんと)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
んーとね……(何から言おうかな、と唇に人差し指を当てて思案する)
まずさぁ
美墨・ヨウ 2020年8月23日
あぁそう。……へぇへぇ。まず?……
美墨・ヨウ 2020年8月23日
……脈絡なんもねぇのな。
天賦の才あんのは否定しねぇよ。 ……で?
(無効票)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
これから脈絡つけるのっ
(良いから聞いて、と念押しして)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
それで、前に言ったじゃん? 色々やりたことがあって、将来どの道に進むのか決められないなって
だからね、あれから色々手を出してみたのよ
猟兵として色々なところに依頼で行ってみたり、ヒロアカでヒーロー活動したり、アルダワで魔術や魔法薬の研究したり、王国で女の子をひっ捕まえては着せかえ人形にしたり
(指折やってきたことを数えていく。片手どころか両手の指も使って、それでも足りず指を何度も折ったり立てたり)
で、さ
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
……全部上手く出来ちゃったし、これからも上手くできちゃう自信もついちゃったんだよねーー……
(本来なら喜ぶべきことを、けれど浮かない調子でつぶやいた。
月から海面へと視線を移す。ゆらゆらと揺れる波を見つめて)
(無効票)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
へぇへぇ。(聞きますとも、とまた耳を傾けて)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
……まぁ連れ回されたりもしたしな。
(あほみてぇなキノコの処やらなんやら。)(依頼もヒーロー活動も魔法薬作成も……) ……最後のやつ他の活動と同一視していいやつなのか??
…………
美墨・ヨウ 2020年8月23日
…………。
全部できるから却ってこれから何すりゃいいか迷ってる とかそんな所か?
……もしくは何にやりがい見出せばいいかわかんねー、とか。
(視線を目で追った。夜の波が寄せては引いて音を立てている。)
(無効票)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
楽しかったわよね、ヨウを連れてったときって
(くすくすと笑ったけれど、少し元気がなかったかもしれない。
ちょっぴりそれを自覚して、波打ち際にしゃがみ込む。
足の指の間を、波に運ばれた砂が行ったり来たりした)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
……うん、そんなとこ
(肩にかかった髪を、手ぐしをかけるように背中へと流し)
どれかがちょっとだけ得意とか、逆に下手とか、そういうのがあればきっかけになったのかもしれないけれど
でも、どれも手応えがそんなに変わらなくて、だからなんとなく決めれなくて
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
……私が進むべき道ってどれなんだろうなって
このまま選ぶべき道を選べないままなのかなって
ちょっと、思っちゃった
(顔は下を向いたまま。引いたり寄せたりする波が不意にこの道を選ぶべきだと示したりはしないかと、バカな考えが浮かんだりもした)
(無効票)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
そうか。俺ぁ割とキツかった。
(真顔で返すが まぁ冗談の類だ。……いや野郎になったキッテンは正直だいぶやばい仕上がりだったが。)
……よっ、と。(しゃがんでるキッテンの側に言って、同じようにしゃがむ。ヤンキーみてぇな座り方だがまぁその辺はご愛顧。)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
……おお、合ってた。……ぜーんぶできるってのもそりゃあそれで悩ましいってぇ訳だわな。
(誰だったか、親父だったか。「全部好き、ってぇのは裏返せば何も好きじゃねぇのと変わらねぇ。」そんな言葉を思い出す。)(キッテンのケースは才覚の話だが、まぁ似たようなモンだろう。全部満遍なくできる、てのは尖ったものがないって事とも言い換えられる訳だ。)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
…………おめえよ。好きなことってねぇのか?
(……ひとつ浮かんだのは、そんなシンプルな疑問だった。)
(無効票)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
(くりん、と隣にしゃがみ込んだ幼馴染へと顔を向ける。膝と膝の間に架けた腕の端に顔を乗せているから、幼馴染は90度回転して見えた)
そ、選択のパラドックスってやつ
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
好きなこと?まあ、やったことはどれも好きになれそうだなって思ったけれど……
好きなモノとかなら、ウェンディは愛してるし、ハルちゃんもイツキも大好きだし
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
後は……あぁ(ちょっぴり苦笑した顔をヨウに向けたまま)
私は私が一番好き(そんなことを宣った)
(無効票)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
(幼なじみが腕を枕みたいにしつつ首を傾けてこっちを見てる。)(それを横目にちらりと見て、また海を見て)
……おぉ、シスコン様々。(どの口が言うのか、みたいな事を言った。)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
……苦笑なんざ珍しいじゃねーの。堂々言えばいいじゃねーか。
結構じゃねぇの、お前がお前の事を一番好きなのはよ。
(無効票)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
シスコンがよく言うわ(自分のことを棚に上げて、やれやれとため息を吐く)
好きなことからは微妙にズレた答えだったかなーって、そういう苦笑いよ
まあでも、普段だったらもっと堂々と言ってたかな
夜だからかしらね、こんなテンションになるのは
(そう言ってまた波打ち際へと視線を戻した)
(無効票)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
ほっとけ お互い様だ。(海を眺めたまんまそう言って)
……まーアンニュイにもなるかもなぁ。夏も終わり近いしよ。(気分的にしんみりするのもわかる。)
でもまぁ……いいんじゃね?
お前がお前の事好きってのも お前らしさでお前のいい所だろ。
美墨・ヨウ 2020年8月23日
……んでよ。悩んでて何やりゃいいかわかんねぇけど 何でも出来て全部好きになれんならよ。
取り敢えず全部やってみりゃいいんじゃね?
(無責任なような事を言い放つ。無理難題にも聞こえそうな話を平然と。おめぇならダイジョブだろ、と。)
(無効票)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
そうね……もうすぐ終わっちゃうもんね、夏
(言葉にすると、またちょっぴりアンニュイな気持ちが積もった気がした)
…………うん
(ヨウの言葉を聞いて、うなずいて)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
全部、かぁ…………
(視線が水平線へと向けられる)
……出来るかしら、私に
なにか一つに、選ぶべき道はどれだって選ばなきゃいけない気がしてたんだけれど
(無効票)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
馬鹿か。
ンなもん今すぐ選ぶ必要ねぇだろが。んで決めるのぁ手ぇ動かしながらでもできんだろ。大天才のおめぇなら尚更よ。
美墨・ヨウ 2020年8月23日
……それともなんスかぁ?
もしかしてキティちゃんは大口叩いといて全然自信がない感じなんスかぁ
????(めちゃくちゃ煽り口調。)
(無効票)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
(ぷっつん)
…………あっはっはっはっはっはっはっ
言ってくれるじゃない、ヨウ!! 誰が自信ないですって!?
(父親と同じく煽り耐性激低ッテン! さざ波をけとばすように立ち上がる!!)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
そうよ、私は大天才! 望めばなんだって出来る万能!
キッテン・ニコラウスなんだから!!
(ふん、と鼻息荒く胸を張ってヨウへと向き直る)
っていうかそうよ、選ぶとかそもそもバカらしいことだったわ
決めたわ私、大天才だから
(無効票)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
おーおー、んな大声上げなくても聞こえら。(耳を塞ぐジェスチャをしつつ、よいせと立ち上がり)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
……応、そぉだ。おめーは誰なのかってぇ話だ。
天上天下唯我独尊、キッテン・ニコラウス様だ。そぉだろ?
(普段らしくなったので、内心は少しほっとしつつ)
……何決めたって?聞かせろよ。
(無効票)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
大声出さなきゃ弱音が出てかないでしょっ!
(腰に手を当て、堂々と仁王立ちして)
どれか一つ道を選んで、将来魔術師になるとか、レーサーになるとか、ファッションコーディネーターになるとか、ひーろーになるとか、そういうのバカバカしいもの
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
――私は、私になる
(不敵な笑みを浮かべる。キッテン・ニコラウスにしか出来ない、無敵の笑みだ)
私は、私の道を作って、理想の私にそのものになる。そう在り続ける。
将来どんな肩書を得るかなんて、その理想の過程で得るものなんだわ
(無効票)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
……へ、すっかりいつものお前だな。
(海に当てられたのかアンニュイになったお前は何処へやら。不適な笑みはいつものもののようだ。)
お前らしくていいじゃん。すっきりしたかよ?
(無効票)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
した!!! で、眠くなってきたわ!!! 寝るわよ、ヨウ!!!
(ほんとに眠いのか疑わしいほどの大声量。しかし実際、目元は少しばかりしょぼしょぼしていた。既に割と良い時間なのだ)
(無効票)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
へぇへぇ……いや俺も正直眠い つーかほんと自由だなおめぇ。(ちょっとくらいさっき程度の塩らしさも合って良い……いややっぱ心配になっからこれで良いわ。)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
んじゃ けぇるか……(くあ、と生あくび一つして)
貸しイチな。利子は無しでいいぞ 御近所さんサービスで。(尻尾をふらふらとさせつつ、踵を返して寝床へ帰ろうと。)
(無効票)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
自由にやってこその私だって、ヨウも分かってるでしょ?
(遠慮はしないわよ、と微笑みヨウの隣に並ぶ)
ん、じゃあ早速お返ししたげる
(そう言ってちょっぴり踵を上げて――)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
(――ちゅ)
(ヨウの頬に、自らの唇をふんわりと触れさせる)
キッテン・ニコラウス 2020年8月23日
――ふぁぁぁぁ……
やっば、マジでねっむ……
まっすぐベッドまで行くわよ、ヨウ……
(そう言って大あくびをしながら、スタスタ寝床へと向かうのだった)
(🌊演出終了)
美墨・ヨウ 2020年8月23日
あん? 昨日返済にも程が……
(頬に柔らかいものが触れた。)
美墨・ヨウ 2020年8月24日
…………おっっめぇ……。
…………釣りができらぁ 阿呆。
美墨・ヨウ 2020年8月24日
(――眠かった筈の目は些か冴えて。 ……まぁ兎に角、ふらふらと戻るキッテンの後ろを追うようにして、寝床へと向かってくのだった。)
(🌊演出終了)