【個別RP】ダイナーのけだるいある日
アマラ・ミュー 2020年8月3日
見知った二人のお客サマ。 なんだか珍妙な組み合わせだな、と店主は零して。
そうして過ぎるダイナーのいつも。そんなある日。
◆Situation
ある日のダイナー
◆発言可能
鳴宮・匡
アリス・ラトウィッジ
1
アリス・ラトウィッジ 2020年8月3日
そこら辺の記憶は濁ってて意識してみようとするとモヤがかかっちゃうのよね……。
私が知っているのは、マスターの顔と、そのお屋敷の中だけよ?
そうなの?
(彼のその踏み込まないと言うのはわからなくて、首を傾げるだけに留めて)
そうなの?
何か心境の変化でもあったのかし……あ、これとこれ食べたいわ
(と話してる途中で指差して)
そう?じゃあ遠慮なく奢ってもらおうかしら?
(無効票)
鳴宮・匡 2020年8月3日
…………そういうものなんだ。
(“人形”を名乗る知人は他にもいるが。やはり記憶には幾許かの制限……? を施されていた。そういうのが人格の統御に必要なのだろうか。……考えたが、わからなかったので何も言わず。平易な言葉一つで留めた)
そう。心境の変化はまあ、あったかな。
といったって大した話じゃないよ、……ただ、逃げるのをやめたってだけ。
(指差されたメニューを一瞥して、店主の女性に伝える。自分の注文も併せて頼んだ)
構わないぜ。……というか、最初からそれでいいよって言ってるしな。
アリスくらいの食事量なら安いもんだ。
(無効票)
アリス・ラトウィッジ 2020年8月3日
うん。だから探し続けるのよ。
(マスターを、私の制作者を)
あら、逃げてたって言うのはわかってるのね。
(注文したのを見届ければ満足げに笑みを浮かべて)
あら、私結構食べるのよ?
貴方に私のスートは教えて無かったから知らないとは思うけれど。
(その言葉にふふん、と胸を張って答えれば甘く見てると痛い目を見るぞ、言いたげに見て)
(無効票)
鳴宮・匡 2020年8月3日
…………見つけたらどうするんだ、それ。
(単なる、素朴な疑問だった。だから声音もあまり深刻ではない。答えるにも答えないにも気安い程度のそれだったろう)
そりゃ、まあ……さすがにな。
――自覚なしであれだったらどうかとは、自分でも思うし。
鳴宮・匡 2020年8月3日
スート?(なにそれ、と言いたげに首を傾げるが)
…………まあ、チームメイトにバカみたいに食べるやつがいるからな、多分、まあ、大丈夫だろ。
(無効票)
アリス・ラトウィッジ 2020年8月3日
見つけたら?
…………どうするのかしら、私?(その後の事は考えてなかったらしく、自分の言葉に疑問で返して)
自覚あってもどうかとは思うけれどね?
でもなんであれ逃げなくなったなのならいいんじゃない?
ちょっとびっくりするけれど。
(と舌を出して意地悪の様に口にする)
アリス・ラトウィッジ 2020年8月3日
私の根元みたいなものかしら。場所によってはルーツとかアカシックとか言うらしいけれど。
(まぁ些細なことね、と後付けして)
あら、じゃあ遠慮なく食べて良いのね?ふふ、とっても楽しみだわ。
(無効票)
鳴宮・匡 2020年8月3日
いや訊き返されても……まあ、いいんじゃない、とりあえずのところ見つけるのが目的、ってとこでもさ。
見つかったときに考えればいい話だろうし……。
いやそこはまあ そこはまあうん
(置いといて、のジェスチャー)
びっくりされるのは尤もかもしれないけど……まあ、俺も日々成長してるんだってことで納得しといてもらえるとありがたいかな。
鳴宮・匡 2020年8月3日
根本……ルーツ。……なるほどな。
(意味合いとしては理解した。が
、)…………なんでそれがメシの量と関係あるんだ?
いいよ、問題ない。土地柄上、会計に困らないしな。
(無効票)
アリス・ラトウィッジ 2020年8月3日
そう……そう、ね。
そうしましょう。
今考えてもわからないんだものね。
(納得した様子で頷けば)
その年で成長……人間って成長し続ける生き物なんだったかしら?
(素朴な疑問だ。ミレナリィドール然り、機械は取り込み続ける存在だ。物によっては老いることはない。故に取り込み続ける物だけれど、人は違う。有限だと思っていたから)
アリス・ラトウィッジ 2020年8月3日
私のスートは「グラトニー」なの。
(にっこりと笑みを浮かべれば)
だから際限ないけれど……いいのかしら?
アリス・ラトウィッジ 2020年8月3日
味に満足するまで食べるわよ?(と冗談混じりに口にして)
(無効票)
鳴宮・匡 2020年8月3日
それでいいと思うよ。
……とりあえず目先に見えることをこなしていけば、そのうちその先に求めてるものも見つかるだろうしさ。
肉体的には上り詰めたら落ちるだけだろうけど、精神的な部分については成長し続ける、でいいんじゃない?
いやまあ、俺もそう言い切れるには“人間”ってものを知らないけどさ。
鳴宮・匡 2020年8月3日
あー
、…………えーっと。
(何かを思い出そうとするように。とんとん、とこめかみを叩くことしばし)
…………「七つの死に至る罪」だっけ。
(記憶力ばかりはいい。何がしかの書物で見たものに、同じ単語があった――意味も覚えてはいる――)
なるほどな。まあ、問題ないんじゃないか。
(在庫大丈夫? なんてこちらも、冗談交じりに店主へと問いかけた。……つい先日、焼肉店の一日の在庫を食い尽くす勢いで食べるチームメイトの姿を見てしまったので、さほど驚けない)
(無効票)
アリス・ラトウィッジ 2020年8月4日
うん。
(そう答えれば気が晴れた様に頷いて)
精神……スピリチュアルボディの成長……?ふむむ?(いまいちしっくりこないのか、首を傾げてぶつぶつこぼして)
アリス・ラトウィッジ 2020年8月4日
……。
(その様子をジッと見る。なんだかおじいちゃんみたいな仕草をするな、と)
えぇそうそれ。七つの大罪って言うのがメジャーかしら。
私はそれの暴食にあたるから、それ相応の食欲はあるわ。
とは言っても、以前貴方と行った依頼で小型機械竜みたいなの食べる程度だけど。
(ふふん、と得意げに口にする。食べれる物はなんでも食べれる。それこそ、無機物だろうがなんだろうが。それが私のスートだから)
なら安心。まぁ、私同じ味のものはそんなに食べられないからお金の方はそんなにかからないわ。たぶん。
(無効票)
鳴宮・匡 2020年8月4日
あー……アリスとは“精神”の捉え方が少し違うかもしれないけど。
(“人形”――被造物であるからには、あらかじめ与えられた“形”というものがあるのだろう。精神構造においても、恐らくは)
人間の精神って、多分、決まった形がないんだ。
人によっても違って、同じ人間でも歳を経るごとに変わって、だから、まあ、……色んな形になるんだと思うし、いつになっても変化していくんだと思う。
いやまあ、俺も正直本当に、それで正しいかわからないんだけど……。
鳴宮・匡 2020年8月4日
……??
(僅かばかり首を傾げて、こちらも彼女を見返した。どうしたの、とでも問いたげだ)
ああ、そういやそんなこともあったっけ。食べられるならわりと何でも食べる、って感じか。
――……同じ味はダメってのは、飽きるから、とかそういう話?
(無効票)
アリス・ラトウィッジ 2020年9月6日
他にもあるのかしら……?今度調べてみるわ。(ふむむ、と唸る様に首を傾げれば、今考えなくてもいいか、と後に回して)
決ったものがない……じゃあ貴方もそうなの?これからも変わっていくのかしら?(ふと、思った事を口にする。彼は確かに初めて会った時よりかは少し、変わったとは思う。だから、彼もそうなのかと)
アリス・ラトウィッジ 2020年9月6日
……んー……いえ、なんだかおじいちゃんみたいな思い出し方するのね?(少し考える仕草をすれば、まぁ別にいいかとそのまま思った事を口にして)
えぇ、私が咀嚼できるのなら何でも。それこそ人でも食べれると思うわ。やったことはないけれど。(悪戯な笑みを浮かべれば食べるようなジェスチャーをして)
私こう見えて結構舌が肥えてるのよ?(ふふんと舌を出して悪戯に微笑む)
(無効票)
鳴宮・匡 2020年9月6日
いや調べて分かるようなもんじゃないと思うけど……教本とかがあるわけじゃないし……。
(むしろ調べてわかるものであれば、自分だってこれほど面倒には感じないだろうし)
…………、多分。
普通の人間とは、ちょっと違うんだろうけど――まあ、生きてる限り、変わっちまうものなんだと思う。
鳴宮・匡 2020年9月6日
おじいちゃん…………そうか?
(いまいちイメージがつかなくて、首を傾げたまま)
なるほどな、噛めれば食べられる……どのくらいまでなら噛めるんだろう……(宝石とか食べられる? なんて訊いてみる。どの程度の硬さまでならいけるのだろう、というちょっとした興味だ)
…………ちなみに今までで一番美味しいと思ったものってなんだった?
(無効票)
アリス・ラトウィッジ 2020年9月6日
むぅ……気になって眠れなくなりそうね……博識な人に聞いてみるのもいいかもしれないわ。
(そっか……と落胆した様に肩を落とせば、コロっと表情を変えて切り替える)
なら貴方のこれからの変わりようが楽しみだわ。ニコニコしたりする未来とかあるのかしら?(いつも無表情のままあんまり表情の変わりがない彼が、笑みを浮かべてる未来があるいのなら面白そうだ、と)
アリス・ラトウィッジ 2020年9月6日
うん。私のマスターのおじい様もそういう仕草していたもの。(と、真似をする様にこめかみをトントンする)
「噛めれば」食べれるわ。だから宝石も噛めるもの。だから固さとか大きさとかそういうの関係なく私は食べるの。(空を噛む様に噛む仕草をして)
んー……そうね。美味しいと思ったのは……もう一人の私かしら。(思案するように視線を漂わせれば、あぁ初めて食べたアレが美味しかったと口にして)
(無効票)
鳴宮・匡 2020年9月6日
まあ博識なやつと言わず、色んなやつに聞いてみたらいいんじゃないか? 多分、一人ひとり考え方が違うだろうし。
色々聞いてみるのも勉強になる……と思うよ。
(なんかこれ自分が言うのも不思議だな……みたいな感じで首を捻る)
…………どうだろ。あんまり自分じゃ想像つかないけどな。
昔みたいには笑えないだろうし。
鳴宮・匡 2020年9月6日
…………マスターって、若かったんだ?
(――祖父が存命、というのならそうだろうと思っただけだ。猟兵にも若くして法外な知識や技術を有している人間もいるので、さして驚きもないが)
…………ああ、要は、口に入るものなら食べられるって感じ……?
(概念的なものだろうか、いまいちイメージしづらいが……なんて考えていたら、続いた言葉にはさすがに少々、面食らったように瞬いた)
……人形ってのは共食いするもんなの?
(無効票)
アリス・ラトウィッジ 2020年9月6日
そういうものかしら……?
(今度聞いてみようと頷いて)
あら、何も笑い方が昔と同じじゃなくてもいいじゃない。
だって今の貴方はもう昔にいるわけじゃないのだもの?
(何かダメなの?と問いかけて)
アリス・ラトウィッジ 2020年9月6日
若い、っていうのがどの年齢までかはわからないけれど、若い見た目はしていたわ。それに私は娘じゃないもの。若くても作れるわ。
(なんていったって私はドールなのだから)
そうそう。噛めばこれが反応するから。(はしたないけれど、と前置きをしてから舌をべっとだして刻印をみせる)
共食いって人の感性でしょう?人間以外の生き物は全て同族を取り込むでしょう?(なにかおかしいのかしら?と首をかしげる)
(無効票)
鳴宮・匡 2020年9月6日
…………多分? 俺も色んなやつと話して、そういうの少しわかったような気がするし。
(気がするだけだけどな、と肩を竦めた)
――……昔にいるわけじゃない……、か。
(――少しだけ、目を伏せて。小さく息を吐いた)
鳴宮・匡 2020年9月6日
いや、若くても作れるのはそうなんだろうけど。
知識とか技術って、得るにはそれだけ時間が必要だろ。だからまあ、ちょっと意外だったってだけ。
(ありえないってわけじゃないのはわかってるよ、と付け足して)
いやあんまり人間以外でもない感性だと思う……動物とかも確か高ストレス下じゃないと同族を食べたりはしないと思うけど。
(殺し合う、という話なら、それこそ人間でも日常茶飯事だろうが)
……そうする必要があった、とかそういう話?
(無効票)
アリス・ラトウィッジ 2020年9月6日
じゃあそうするわ。色んな人の話聞くのは楽しいものね。
(こくこくとうなずいて)
えぇ、昔に居るつもりなのかは知らないけれど今の貴方は今にいるんだもの。昔になんて居られないわ。時間って誰にも平等に過ぎるものだから。
(彼のその仕草にどんな意味があるかは理解できない。する必要もないと思った)
アリス・ラトウィッジ 2020年9月6日
どうやって、とかはわからないけれどね。彼が造り終わった後に私達は其処にいたから。過程は見れなかったわ。
(そう、と短い言葉を吐いてから首を振って)
そう?ソレを禁忌としているのが人間だと思っていたわ。食べるという事に変わりはないのに、意味を持たせているってイメージ。
人間にも人を食べている人たちは居るとは聞いたことがあるのだけれど
鳴宮・匡 2020年9月6日
……昔にいるつもりがあったわけじゃないんだけど。“まともな人間”だった頃、ではあるからさ。
“普通の自分”って考えた時に、どうしてもそれと見比べちまうっていうか。
(もしかしたらそれが、“昔にいるつもり”なのかもしれないが――、注文を出してきた店主のもの言いたげな顔に、苦笑ひとつ向けてトレイを受け取る)
ほら、アリス。(先に彼女のほうの食事を、目の前のカウンターに置いてやって)
鳴宮・匡 2020年9月6日
そりゃ、過程を憶えてるなんて言われたら――……ああいや、まったく覚えていない、とも言い難いか。
(――それを知っていて)(だから、自分を許せない、そんなひとを知っている)
別に俺は生物学者でもなければ歴史も民俗学も知らないからな。俺の言ってることが全く正しいかは知らないぜ。
少なくとも先進国じゃ聞かない話かな。
(自分のトレイも受け取って、手元に置いた)
……ま、とりあえず食べようぜ。
(無効票)
アリス・ラトウィッジ 2020年9月7日
普通の自分ってそうやって考えるものじゃないと思うのだけれど……。
(と言ってから自分の前に置かれれば)
あ、ありがと……えっと、頂きます。(と両手を合わせてから手を付ければ、幸せそうに笑みをこぼして)
アリス・ラトウィッジ 2020年9月7日
最初に核から作ってくれていたのなら覚えてるとは思うのだけれど、私の場合は後から核を作られたからね。
(と胸の真ん中あたりを抑えながら口にして)
んーーーー……やっぱり此処のお料理は本当に美味しいわ……。(頬を零す、というのはこういうことなのだろう、と満足げに)
(無効票)
鳴宮・匡 2020年9月7日
そうなんだ? ……まあ、そういうのもよくわからないからな、俺。
(いただきます、と倣うように手を合わせた。食事のマナーは可能な限り、相手に合わせるようにしている)
鳴宮・匡 2020年9月7日
ああ、やっぱりそういう感じなんだ……。
(そのあたりも人間とは少しあり方が違うような気もしたが――いや、わからない。オカルトの世界では、“生まれる前のことを憶えている”なんて話もあるらしいということは耳にする。憶えていられる者が少ない、というだけの話なのかもしれない)
鳴宮・匡 2020年9月7日
……本当に好きなんだな、こういう食事。
(満足そうな、幸せそうな表情は、見ているとこっちもなんとなく頬が緩んでしまうような気がした)
じゃあ、まあ、お代わりがしたかったら言ってくれよ。(なんて言いながら、自分も食事に手を付け始めた)
(無効票)
アリス・ラトウィッジ 2020年9月7日
何も考えない誰がとか比べないのが素の普通の貴方だとは思うわ。
まぁ……私は人ではないから違うかもしれないけれど。
(もくもくと食べて飲みこんでから口にする)
アリス・ラトウィッジ 2020年9月7日
私は核がないと動けないもの。(こくこくと頷いて)
えぇ、大好きになった、というのかしら。前は知らなかったものこういう食べ物。
でも食べてみたら大味だけど結構深い味わいだわ。
(お代わりしてもいいという言葉に笑みを浮かべて返答する)
(無効票)
鳴宮・匡 2020年9月7日
――……昔、っていうか、最初に会った頃からそうだけどさ。
アリスって、俺が悩んでることとか、そういうのにぴったり嵌る言葉を言うんだよな。
(昔は、それを受け止めきれなくて、それこそ、彼女を傷つけたようなことだってあったけれど――)
……ま、俺も中身は人じゃないからな。
違わないよ、きっと。……ありがとな。
鳴宮・匡 2020年9月7日
……そっか。そういうのも、変化、って言うんだろうな。
(――いつかは、そういうものが自分にもあるだろうか)
(そんなことを思いながら、食事を口に運んだ。前にここで食事をした時よりは、少しくらい“そういう顔”ができていればいいな、と)
(――それはきっと、自分の変化なんだろうと。そう思ってもいいような気がした)
(。)
アリス・ラトウィッジ 2020年9月7日
そう?思った事をそのまま言ってるだけだからあんまりそういう感じしないわね……。(そうなの……?と首をかしげて)
身体は人間でしょう?なら貴方は人間よ。お礼はまぁ素直に受け取ってはおくけれど。
アリス・ラトウィッジ 2020年9月7日
………。(その言葉にぽかんとする。変わっていたことに気が付いていなかったから)
……そう、これが変わるっていうのね。認識すると、なんだか少しだけ嬉しいわ。
(微笑みを零せば、食べ始めて)
(。)
鳴宮・匡 2020年9月7日
そうなんだよ。
……まあ、よくわからないかもしれないけど、受け取っておいてくれ。
(――きっとそれに救われていた、なんてことは、さすがに言うには気恥ずかしかったけれど)
鳴宮・匡 2020年9月7日
(――嬉しそうな彼女の微笑みに、きっと自分だって嬉しそうな顔をしていたろう)
(そんなことには、当人は気付かないままだったろうけれど)
鳴宮・匡 2020年9月7日
(――そんなこんなで、戦時に臨む前の休日は過ぎて行って)
(少女が心行くまでにどれくらいの食事を要したのかは、また、別の話)