【RP】帰り路
シノ・グラジオラス 2020年7月30日
Artのある場所からは少し離れた、最寄のより少しだけ遠いコンビニまでの道のり。
途中には少しだけ大きめの公園もあって考え事をしながら歩くには最適だった。
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シノ・グラジオラス 2020年8月4日
(猫のようだなと思いながらも少し撫でるが、まさかタバコのストックを把握されているとは思わず、一瞬驚いたように顔を見下ろすが。)あー、まあ、そうだよな。リナは分かるか。(別に隠しちゃいないしな、と苦笑した。暗に吸い過ぎだと言いたいのだろうと言うのと、もしかしたら自分がここに来た理由も察しているのかもしれない。そう思うと苦笑が零れる。)なら、俺もアイスで我慢しようかね。あー、フルーツなぁ…それならこっちだな。(安めのアイスを通過し、高めの桃のアイスを取り、隣にあったチョコのを指して)リナはこっちのはどうだ?
木槻・莉奈 2020年8月5日
収納だって掃除しないと埃は溜まりますから。…別に監視してるとかそういうわけじゃないのよ?(此処に来る前に言われた事を思い出したのか、違うんだからと主張して)躊躇いなくそっちにいくのね(お手軽なアイスのコーナーは当たり前のように素通りする姿にくすくすと笑いつつ)んー、今の気分はこっちかしら(チョコ味自体ももちろん好きだが、何となく今は気乗りしない。少し考えた後、バニラアイスの中にぱりぱりとしたチョコが入ったものを指さして)
シノ・グラジオラス 2020年8月6日
大丈夫、分かってるさ。(タバコの残り数を知ってるくらいで監視してるなど思わないのに、それを気にしているような様子が可愛いなと笑う。そして安いアイスコーナーを見て、ああ、と軽く声を上げた。)安いのは自分でも買うだろ?なら、普段食べないようなもの食べた方が食べた気がするかと思ってな。了解、それじゃあリナはこれな。(言って、彼女が指差したものを、そして自分も適当なアイスをカゴに入れた。)他に買うものあるか?
木槻・莉奈 2020年8月8日
分かってるなら、よかった…(様子をうかがう様に見ていたものの、含んだものはない笑顔にほっとしたように息を吐いて)ふふ、そうかもね。(素直には言えなくて口では文句言ってても、買って来てくれたものは安かろうと普通に美味しく食べそうだけどと思った事は心に閉まって)んー、私は大丈夫、明日安いところに買い出しに行こうと思ってるし、今急ぎで必要なのはなかったはず(冷蔵庫の中身を思い返して、大丈夫、と頷いて)
シノ・グラジオラス 2020年8月9日
(安心した様子に改めて頭を撫でて、そう言えば忘れてたと安くて有名なソーダ味のアイスも忘れずに入れておく。)お迎え頼んだ当人に買って行かないとだな。会計してくるから、リナは入り口で待っててくれ。(保冷剤替わりに、恐らく自分かシエンが使うであろうロックアイスも持ってレジへと並ぶ。 ― スマホで決済して袋に入れてもらう様子は慣れたものである。)
シノ・グラジオラス 2020年8月9日
(会計を終え、アイス類を詰めた袋を持ってリナの元まで戻ってくる。)待たせたな。じゃあ、帰るか。(そう言って、リナに向かって手を差し出す。)
木槻・莉奈 2020年8月10日
シエン先輩アイスなんて食べるの?(お菓子を作った際に食べるか聞いてもすぐにいらないとの返事が返ってくるものだから、甘い物は一切食べないのかと思ってたと首を傾げて)ん、分かったわ(ここで自分が会計を変わると言う方が不自然だし、素直に頷けば入口へと向かい)…思ったよりは、大丈夫そうかな(入口から中の様子を伺いつつ小さく呟き)ん、帰りましょ(差し出された手に、少し考えた後恋人繋ぎして)うん、帰ろ。
シノ・グラジオラス 2020年8月11日
(問われた言葉に自分が持つ袋を見て、)ああ、これか。シエンのは酒に入れて割る用だよ。アイスや菓子は進んで食べるトコは俺も見た事ないな…(記憶を辿るが、それらしい覚えがあまりない。奈々子さんが作ったのも食べた事なかったような。などと考えながら、繋がれた手に思わず表情を和らげる。守ろうと決めた細くて小さな手を軽く握り返し、思わず安堵の息を小さく零した。)忘れたのが、リナの事じゃなくて本当によかった。(吐息と共に零れた言葉に、自分でも少し驚く。けれど、零れたのは心の奥底から滲んだモノ。ああ、自分が一番恐れていたのはこれだったのかと、今更に納得できた気がした。)
木槻・莉奈 2020年8月12日
あぁ、そういうこと。それなら納得(食事をとる事も面倒くさがる事があるが、お酒だけは切らさないしね、と苦笑して)忘れた…?(手を繋いだまま見上げれば、予想外の言葉に僅かに眉を寄せて)…ねぇシノ、言いたくないなら言わなくてもいいけど…何があったの?
シノ・グラジオラス 2020年8月14日
(しまった、と思ったが時既に遅し。相手の耳に聞こえてしまった事は取り返す事は出来ないし、それに彼女にとって誤魔化すのは良くないとよく分かっている。 家まで二人で歩いてもまだ距離はある。なら ―)別に言いたくない事じゃないから大丈夫だ。(そう切り出して、懐からタバコを取り出そうとして…止めた。その代わりに握ったリナの手を、軽く握りなおす。)シエンと行ってきたカクリヨで会ったオブリビオンが、一時的に記憶を欠如させるヤツだったんだ。それで、俺もシエンも一時的に記憶が抜け落ちた状態で戦う羽目になって、な。なかなか大変だったんだ。(何の記憶が抜け落ちたか。それを言うか言うまいか悩んだ結果、覚束ない説明になってしまう。言いたくないワケではない。ただ、言うにしてもどう切り出すか悩んでしまって。)
木槻・莉奈 2020年8月14日
(別に吸っても大丈夫、との言葉は、折角気遣ってくれた相手に悪いかと飲み込んで、返す様に繋ぐ手に僅かに力を籠め)…なるほど(説明された内容に、納得したように呟く。忘れたのが自分の事でないのなら、おそらくはかの女性の事だったのだろう。どう言ったらいいか悩む様子に、僅かに苦笑して)確かに、私の事じゃなくてよかったかもね。ニナに知られたらアイスじゃすまなかったわよ?(ただの敵の能力、そう割り切れる性格ではない。それが分かっているからか、かと言って自分まで深刻になり過ぎれば余計気にするだろうと、悪戯っぽく笑って)
シノ・グラジオラス 2020年8月15日
(握り返す力が微かに強まったのを感じて、ふと口元に穏やかな笑みを刻んだ。)そうだな。もしリナの事を忘れてたらニナに何されるか。(そう言って少し笑い返す。重くし過ぎない為にわざと明るく振舞ってくれているのであろう彼女の気遣いが嬉しかった。だからこそ ―)それに、俺もただの一時でもリナの事を忘れてたら…(繋いだままの手をそっと持ち上げて、その手の甲に唇で触れる。)こうして戻っては来られなかっただろうな。(今も、そして『あの時』も家に戻ろうと、日常に帰ろうと思えたのは…当時の関係は今とは違うけれど、紛れもなくリナのお陰だった。)
木槻・莉奈 2020年8月16日
…知ってるわよ(大袈裟だと、流す事も出来た。でもおそらく、忘れた場合の選択は紛れもない真実で、それは今だけじゃなく嘗ても感じていた事。自分が取れる選択肢は、今とあの頃では違うけれど。手の甲に触れる唇の感触に、ふと口元に笑みを浮かべて)知ってるし、知ってたわ。ねぇシノ…多分貴方だけが知らないのよ。自分がどれだけ怖い女に惚れてしまったのかをね。
シノ・グラジオラス 2020年8月17日
(知っているという言葉に、「やっぱり」と苦く笑う。『あの時』から彼女の自分に対する接し方が変わったのは、変わらざるを得なかった自分を繋ぎとめようとしてくれていたのだ。それは何となく、確証はなかったから口に出した事はないが何となくは分かっていた。けれど。)…怖い女?リナが?(まさか、自分自身をそう称するとは思っていなくて、つい聞き返した。)
木槻・莉奈 2020年8月19日
自分の目的の為なら、犠牲も、利用する事も、厭わないもの。(ある程度はシノにも知られていそうだけれど、きっとそれ以上にずっと…僅かな時間視線を伏せるも、すぐに見上げれば挑むような眼を向け)それにね…私の世界は、ずっと狭かった。だからこそ、そこに集中していられた。おかげでね、嘘や誤魔化しはお見通しなの(隠し事なんて出来ないわよ、と笑って)
シノ・グラジオラス 2020年8月19日
それを怖い女って称するなら、俺も十分に怖い男だと思うけどな。(そう言って、穏やかに微笑む。そう、自分も彼女に見せないだけであって、色々と自分に都合のいいように色々な事を平気でやってきているし、それに罪悪感を抱くような優しい性格ではない。だから、挑むような視線を受けても穏やかに笑っていられる。両手が埋まっているので頭を撫でたりする事ができないので、繋いだ手を指で撫ぜ。)基本的にリナに隠し事とかはしてないんだが…分かった、肝に銘じておくよ。
木槻・莉奈 2020年8月20日
…シノは、その目的から自分の幸せ真っ先に除外しちゃうじゃないの(それで怖いってよく言えるわね、と苦笑して)基本的に、でしょ。隠す気はないけど言ってないだけとか、結構あるの知ってるんだから(ジト目で見遣るも、この場で色々追求する気があるわけじゃないのか、すぐに微笑を浮かべて)…お見通しだから、全部が全部話さなくてもいいわ、勝手に気付くから。でも、自分で口に出した方がいい事もある。その時は、ちゃんと聞くから(少しは頼ってと、言いかけた言葉は口にするのが悔しいので飲み込んで、ただ笑って見せ)
シノ・グラジオラス 2020年8月23日
そう、でもないぞ?少なくとも、今はな。(痛いトコを突かれて思わず苦笑いを返す。よくそう言われるが、自覚は…まったくないワケではない。けれどそれはリナと一緒に在ると決める前の話のつもりだと自分は思っていたのだが。それにその事を認めると、本当に自分がそれを意図してしまいそうで。)…本当にいい女だな、リナは。(微笑む彼女を見下ろして、力が入っていた肩の力が抜けるのに自分でも驚いた。自分が今までにしてきた事、彼女に話していない事を彼女に知られるのが、こんなにも怖いのかと自分でも呆れてしまう。そっと彼女の手の甲を指で撫でる。自分よりも白くて細い手。この守りたい手が、自分から離れるのは怖いが、)分かった。出来るだけ早い内に腹括って、ちゃんと言うよ。けどまあ…今は無理だな。(そう言って、早くも汗をかき始めたアイスの入った袋を少し持ち上げて見せた。)
木槻・莉奈 2020年8月24日
まぁ、前ほどじゃなくなったのは確かだけどね。…あんまり酷いようなら、シノが約束守ってくれないって師匠とななちゃんに泣きつくからね?(冗談か本気か、あえて分からないように笑って見せて)何、今更気付いたの?(手の稿を撫でる手に、大丈夫だと言う様に握り返しながらも、深刻になり過ぎる必要などないのだと笑ってみせる。シノに確信がないとしても、そこだけは明確な自信がある。シノと離れる選択など、自分がとるはずないのだから)そうね、折角のアイス溶かしちゃったらもったいないもの。
シノ・グラジオラス 2020年8月26日
前ほどじゃなく見えてるならよかっ…あの二人に泣きつくのは本当に勘弁してくれ。それにニナも参戦してくるから確実に俺が死ぬ。(本気か冗談かは分からないが、並んだ名前の前では自分には勝ち筋が見えずに苦笑するしかない。けれど、彼女の言葉にふっと吐息で笑うと自然と笑みが緩んだ。)前から気が付いてたけど、再確認したと言うかな。(そしてアイスの袋に着いた水滴を見て…、家路に向かう足を止めず、何の気なしと言った体で問う。)なあ、リナ。リナが一番扱うのが得意なのって、炎だったっけ?
木槻・莉奈 2020年8月26日
だからこそ、でしょ?効果抜群じゃない(クスクスと悪戯っぽく笑って)そう、ならしっかり覚えといてちょうだい(笑いつつも、突然の質問に僅かに首を傾げて)うーん…まぁ、そうね。他も使えはするけど、炎が一番安定してるかしら。
シノ・グラジオラス 2020年8月31日
確かにそれはそうなんだが…効果が抜群過ぎませんかネ。(降参、と言うようにアイスを持った手を軽く挙げ、)もちろん、シッカリ覚えとくさ。でないと、トンビに攫われるのは俺だって勘弁してもらいたい。(肩を竦めた。まあ、リナが心変わりをするのなら、それは相当な相手なのだろうからトンビどころじゃないだろうなとは思うが。)
やっぱりそうだよな。(一つ頷いて…さて、どう切り出したものかと少し悩んでから口を開いた。)じゃあ、ニナや俺が得意なのも覚えてるか?(突拍子もない質問なのは分かっている。けれど、ニナより先に彼女に言っておきたいのだ。炎が使えなくなっていた事、そしてまた使えるようになっている事を。)
木槻・莉奈 2020年9月2日
自分を大事にしなかったツケは高いって事よ。嫌ならちょっとは大事にしてちょうだい(絶対にそうしろ、などと言うつもりもないけれど、釘を刺しておくに越した事はないとばかりに告げて)やぁねぇ、心配しなくても私は油揚げ程無抵抗じゃないわよ。トンビだろうが鷹だろうが追い返すわ。
それは勿論覚えてるけど…一緒に戦う時知ってれば動きやすいのもあるし。(何か言いたい事があるらしいのは察したものの、内容までは分からず、ひとまず素直に返して)
シノ・グラジオラス 2020年9月4日
そうだな。今、痛感してる。(薄く笑って肩を竦めてみせる。けれど、自分を大事にすると言うのがどう言う事なのか、もうすっかり忘れてしまったのだ。だからその感覚を取り戻さない事には、彼女の返事にも是の言葉を返すことができない気がして、何となく曖昧な返事をしてしまった。)って、攫おうとするのを追い返すとは心強いもんだ。(彼女の勇ましい返事につい笑みを零す。本当に彼女は自分よりも逞しいなと心の中で考えながら。)さすが、伊達に何年も一緒にいないって事か。…じゃあ…俺がご自慢の炎を使えなくなってたのは知ってたのかもな。(出来るだけ大した事ではないと言うように、笑みと一緒に必死に隠そうとしていた一つを口にした。)
木槻・莉奈 2020年9月7日
まぁ、シノが自分で出来ない分は私が大事にするけど…それにしたって蔑ろにしていい事じゃないんだから。 攫われて大人しく迎えを待ってるお姫様には私はなれないもので?(くすくすと笑って)
…あのねぇ、シノ。私とニナを甘く見過ぎじゃない?(告げられた言葉に瞬時に言葉を返せなかったのは、寧ろここまで隠せているつもりだったのかと逆に驚いてしまったせいで。一つ溜息を吐けば、思わずジト目で見やって)自分の身を守るだけの時ならともかく、私やニナがいる時に使える手段を使わないなんて、シノがそんな事しないし出来ないのは百も承知よ。だから使えないのくらいとっくに気付いてたわよ?
シノ・グラジオラス 2020年9月10日
蔑ろにしてるか?あんまり自覚は無い…んだが…いや、すまん。無理してる事多いな。(肩を竦めて眉を下げる。やっている時は自覚はないのだ。そして後でリナやニナに怒られて反省のが常だと、その点に関しては分かっているのだ。そう言うのも減らさないとだなと思いながらも、笑うリナにつられて笑みを零した。)分かってる。けど、無茶はしないでくれよ? 女の子が矢面に立って断る事で、変な逆恨みするのもいるからな。(万が一そんなのが出たら、自分がその相手に手加減できる気がしない。と笑ってみせて。)
シノ・グラジオラス 2020年9月10日
…甘く見てはいないけどなぁ。(苦く笑う。現に彼女が指摘した点は的を射すぎて、図星を突くどころが丹田に一撃を食らうような正確な痛みを覚えそうだったから。)甘く見てたって言うよりは、俺が気が付かない振りをしてくれてたリナ達に甘えてたんだよな。それは悪かったと思ってる。けど…いや、言い訳にしかならないから止めとく。(言い辛かったと口にすれば、それは自分を正当化する言葉になってしまい、逆にリナ達の優しさを無下にしてしまうから。)
木槻・莉奈 2020年9月12日
ちょっとは自覚してくださーい。それとも怪我する度にニナに同席してもらう?(ちょっとしみるかもしれないけど、ニナの薬なら効果も高いしと見上げて笑って見せ)確かにそういうのもいるかもだけど…逆恨みしたところで、家が分かった時点で逆恨みした事すら後悔されそうな気もするし。 別に、謝ってほしいわけじゃないわよ、私もニナも。相談してどうにかなる事ってわけじゃなかったんでしょうし、それならとやかく言う事でもないって判断だったわけだし。(明らかに苦い物が混じる笑いに、気にし過ぎろとは言ってないとばかりに此方も苦笑を返して)…もう、シノったら。私ついさっき言わなかった?勝手に気付くから無理に全部話さなくてもいい、って。
シノ・グラジオラス 2020年9月19日
了解…って、それは勘弁。ニナの事だ、絶対にドラゴン用の持ってくるだろうしな。(微笑む彼女に向かって力なく笑い返す。確かに効果も高いが、その代償がデカ過ぎる。)まあそりゃそうだが、不必要な恨みはリナには買わせたくないんだよ。…ほら、俺やシエンを狙ってきたのと混ざったら、狙ってきたヤツが後悔じゃ済まなくなるだろ?ま、家まで訪ねてくるようなヤツにかける慈悲は必要ないかもだが。(厄介事は少ない方がいいと肩を竦めてみせ。)
シノ・グラジオラス 2020年9月19日
…ありがとな。(返された苦笑と言葉に静かに目を伏せ、素直感謝を口にする。手が空いていれば頭を撫でるなりの行動も伴ったのだろうが、生憎それも叶わない。なので、彼女の手を握った手の指で、彼女の手の甲を撫でる。そして、あまり謝り過ぎても本題に進まないなと最後に詫びてから。)言わなくても、リナなら近い内に気が付くと思うんだが…(荷物を持つ手に自然と力が籠める。大した事などない筈なのに、自然と喉が渇いた。)炎が、使えるようになってるんだ。見た目は前のとは違うんだけどな。(以前に操ることが出来ていた炎は、以前の自分の髪と一緒の鮮やかな赤。しかし今、魔力に応えてくれる炎は青白い、まるでセスの炎のようなもので…それが口にし辛い理由だった。)
木槻・莉奈 2020年9月23日
あれだけ言ってたらフリだと思うわよ。使うかは別としても私でも持っていくわよ?(クスクス笑いつつ)不必要な恨みねぇ…私の容姿が原因で起こった逆恨みなら私が対処するのが筋だと思うんだけど(首傾げつつも、続く言葉に納得したように頷いて)あぁ、それは…否定できないわね、誰かさんが嬉々として苛めそうで寧ろ可哀想だわ(自分から喧嘩売ってきたんだからいいだろと言い出すのが目に見えている為か、苦笑して)
木槻・莉奈 2020年9月23日
どういたしまして(謝られる事でも、礼を言われる事でもないとは思いつつも、本人がそれで納得するならいいかと素直に受け取り)…あぁ、そういう事(炎を使えるようになった。その事実だけなら此処まで言い淀む必要もない。見た目が違うだけでも気にする必要もないのに言いにくそうなのは…状況を察したのか、成程、と頷いて)道理で、前使ってた炎が応えてくれないわけね。(気にすると言うよりは、納得したように呟いて)
シノ・グラジオラス 2020年9月26日
あの薬、リナが思ってる3倍は俺には効くから。(思い出しただけでも背中に汗が伝う気がした。その感覚を拭いながら、リナの言葉に同じような想像をしてしまい、同じような苦笑を返した。)その誰かさんが機嫌いい時ならいいが、悪い時は俺でも同情するからな。(長い付き合いなので、機嫌のいい時悪い時どちらにも居合わせた事があるのだが、居合わせた事はないであろうリナにも程度を想像するのは容易いだろうから具体的な明言は避けておく。自分だって、それで巻き込まれるのは勘弁願いたい。)
シノ・グラジオラス 2020年9月26日
(察してくれた様子は、とてもありがたかった。)そういう事だ。…ああでも、明確な理由は俺も帰ってから調べないと分からないんで、そこは掘り下げないでくれると助かる。あと、ニナにも後で説明するから黙っといてくれないか? 今言うと何されるか。(そう言って、肩を竦める。あの研究熱心な妹の事だ。隠していたなど理由に、炎が使えるようになった理由を探ろうと採血などしようとしてくるに違いない。)
木槻・莉奈 2020年9月30日
3倍…そこまで言われるとどれだけ効果あるのかちょっと気になってくるわね(試しに自分に使ってみたい、などと言った日にはまず作った本人のニナに止められそうだけど、と思いつつ)逆に申し訳なくなりそうだから気を付けるわ。…気をつけてもダメだった場合は逆恨みする気もなくさせればいいんだし(小さな声で物騒な事を呟けば、納得したように1人頷いて)
木槻・莉奈 2020年9月30日
要因自体はいくつか考えられるけど…でも、そうね、ニナには一旦黙っておくわ。私の口から伝えると、それはそれで怒っちゃいそうだし(何でリナに言わせるんだ、と怒る親友の姿が浮かんでか、僅かに苦笑を浮かべて)にしても…(ちらりと、未だに気まずそうな様子を見せるのを見やって)喜びこそすれ、そんな微妙な顔する必要ないんじゃないかしら?
シノ・グラジオラス 2020年10月7日
リナさん勘弁してクダサイ。(そう言って、抗議するように買った物が入った袋が当たらないように彼女の頭を少し乱暴に撫でる。)だな。さすがに同情の余地はあるし…って、やっぱりそうならないように俺が事前に追い払っておくべきかな。(人狼の耳で拾い上げた小さな言葉に肩を竦める。彼女の事だから、きっといつもの協力者達に手伝ってもらおうのだろうが、そうするとまだ顔も分からない誰かに動物にトラウマを抱えかねない。)
シノ・グラジオラス 2020年10月7日
(想像するのはきっとリナと一緒で、親友の手を煩わせた事にお怒りの妹の姿。怒られる事自体は慣れているが、好きで怒らせたいワケでもない。なので、リナに賛同するように一つ頷く。)だな。あー…まあ、そうなんだが…(歯切れが悪い返事に自分で嫌になる。が、どうせ言わなくてもいずれバレる事だと一つ息を吐いて。)色がな。青いんだ。だから何と言うかこう…色々思い出して微妙な気持ちになって、それが顔に出たんだと思う。(リナに、セスも炎を使っていた事は言っていない。だから気づかれないかもしれないが、自分が言い淀む時はだいたい彼女絡み。だからバレるだろうなと、自然と苦笑いをしてしまった。)
木槻・莉奈 2020年10月13日
はぁい(本気で使う気が合ったわけではないのか、クスクスと笑って)でもそれでシノが逆恨みされた場合、もっと酷い目にあうかもしれないわよ?だから、シノも気をつけないと(冗談のように口にするも、実際起こった日にはやりかねないと自分でも思いつつ)
木槻・莉奈 2020年10月13日
でもあんまり長く黙ってると、それはそれで知られた時怒らせちゃうからね?(分かってはいるだろうし余計なお世話かもとは思いつつも、一応警告のように口にして)…ねぇ、シノ(苦い笑いを零すのを見て少し考えれば、繋いでいた手を離し、先へ進むようにして振り返ってシノの顔を覗き込み)シノは、セキシンのお爺ちゃんを継いだ時どういう気持ちだったか、覚えてる?
シノ・グラジオラス 2020年10月18日
あー、そりゃ困る。困るから気を付けてシッカリ後処理しとかないとだな。(出来るだけ逆恨みされないような仕事を選んでいるとは言え、そこは何が起こるか分からないものだからと素直に頷く。自分がそう言う仕事に足を踏み入れるのは、一緒に住む大事な者達の為であって、彼女達を危険に晒したいワケではないから。) 分かってる。2・3日中にはニナにも話すさ。
って、セキシンを?(思い出すのは、自分が父から継いだ焔竜。自分にとっては最初の相棒であり、祖父のような存在でもあった者。)覚えてるよ。…今でも鮮明に、覚えてる。(そう言って、あの時槍を継いだ時の感覚を思い出すように、武器を握るように拳を握る。 忘れるはずもない。初めて父から託されたモノだったから。)
木槻・莉奈 2020年10月22日
ふふ、分かってるならいいのよ。自分の為、で動けないシノには釘刺しとかないとね(満足げに笑み浮かべて) ならいいわ。それくらいなら感付かれる可能性も低いと思うし。 武器を、力を、受け継いだ。託された。…状況も相手も違うけど、少なくともその点に関しては、同じ事実よね。それと…(言うべきか少し悩むように視線を伏せるも、すぐに真っすぐに見上げて視線を合わせ)私は本人じゃないから、絶対そうとは言い切れないけど…私なら、どんな状況であろうと…託すのなら、誰でもいいわけじゃなかったと思うわ。シノだから、託されたんだと思う。
シノ・グラジオラス 2020年10月25日
さすがリナ、俺の事をよく分かってる。(本当に自分以上に分かってくれているなと嬉しい反面、申し訳なくもあり。困ったように、けれど少し嬉しそうに微笑んだ。そして彼女の続く言葉にハッとする。)…受け継いだ(その発想はまったく無かった。自分が知らぬ内に模したのか、それとも彼女を失ったあの日に奪ったものが時間をかけて自分に適応したのか。調べてみないと分からないと思っていたが、少なくともこの二者だと思っていたのだ。自分が、彼女の命を結果的に奪ったように。)
シノ・グラジオラス 2020年10月25日
(見上げてくる鮮やかな緑に、周囲に人がいない事を確認して繋いだ手を軽く引き、荷物を持つ手を添えて彼女の体を引き寄せた。)…ありがとうな、リナ。(耳元に唇を寄せ、絞り出したような声で告げる。 受け継いだと、託されたのだと、自分は微塵にも思いはしなかった。またセスから自分は奪ったのだと思い込もうとしていた。彼女の言葉は自分が抱え込もうとしたモノを、いつも軽くしてくれる。その気持ちに何か報いらなければと思うものの、色々な感情が渦巻いて結局ありきたりな感謝の言葉しか声にはならなかったのだ。)
木槻・莉奈 2020年10月25日
伊達に長年幼馴染やってるわけじゃないもの、それぐらいお見通しよ(当然、と言う様に胸を張り) (抱き寄せられれば、言葉がきちんと届いた事に内心ほっとしつつ、ぽんぽんと宥めるように軽く背中を叩く。会った事がない人で、事が起きた時にも自分はその場にいなかったけれど…だからこそ、見えるものもあると思うから)罪悪感で本当の事から目を背けるのも失礼よ。シノとシエン先輩の親友出来る様な人が、弱い人なわけないんだから。
シノ・グラジオラス 2020年10月25日
(背中に優しく響く感覚と頼もしい言葉に吐息で笑うと、抱き寄せる手に少し力を籠め、項垂れるように彼女の髪に顔を埋める。)まったく…本当に敵わない。そうだよな、万が一俺が奪ったんだとして、アイツがタダで俺に力を奪わせるワケもないか。(リナの頭を軽く撫で、体を離した。)さて、そろそろ帰るとしようか。でないと、リナが帰ってこないって今度はニナが迎えにきそうだ。
木槻・莉奈 2020年10月28日
そうよ。だから、大丈夫。それに、何時までも微妙な顔してたらそれこそシエン先輩に蹴飛ばされるんじゃない?(そっと梳く様に髪を撫でれば、大人しく離れ)ん、帰りましょ。ニナが迎えに来ちゃうのもだし、その時にアイスが溶けてた日には、怒られちゃうわ…シノが(自分が怒られる、という状況にはならないと確信があるのか、敢えて大真面目な顔で頷けば手を引き、急ぎましょ、と歩き出し)
シノ・グラジオラス 2020年10月29日
そうだな。リナのお陰でどうにかなりそうだ。ありがとな。(ああ見えて意外と人の事を見ているシエンの事だ。表情を繕ったところできっとバレてしまうのだろう。いつものように面倒臭そうな顔をして蹴るのだろうなと想像しやすかった事と、髪をすく感覚に少し目を細めて笑ってみせた。) ああ。食べ物の恨みは怖いから、早めに帰らないとだな。(歩き出した彼女の歩調に合わせるように、足を踏み出す。 いつも自分が手を引いていたと思っていたのに、いつの間にか自分こそ手を引かれる側なのに、悪い気はしなかった。)
シノ・グラジオラス 2020年10月29日
(彼女の言葉に倣うように、けれど彼女の歩みと並ぶように家路を急ぐ。原因は今から調べなければならないので楽観視は出来ないが、それでもここに至るまでの道のりよりも足取りは幾分も軽かった。)