Fixed point【4】
ユア・アラマート 2020年7月19日
楽しかった日の話をしよう。
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ユア・アラマート 2020年7月19日
その言い方だと、去年は遠慮しつつ見ていたみたいに聞こえるが。そうだったのか?
皐月・灯 2020年7月19日
えっ。あっ。
皐月・灯 2020年7月19日
……うん。まあ……そうなるな。
ユア・アラマート 2020年7月19日
……そうか。 (聞いたら聞いたで恥ずかしくなった)
ユア・アラマート 2020年7月19日
それじゃあ、去年と比べて今年の私はどうだった?
皐月・灯 2020年7月19日
綺麗になったよ。……あれ以上綺麗になれるのかって驚いたし、見惚れた。……今もな。
ユア・アラマート 2020年7月19日
そうか? ありがとう。お前にそう言ってもらえるのが一番嬉しいよ。お前も……そうだな、去年よりずっと逞しくなった。
ユア・アラマート 2020年7月19日
……もう身長は勝てそうにないな。 (肩を並べて、頭の高さを比べる)
皐月・灯 2020年7月19日
……逞しくなくちゃいけねー理由、あるから。でも、……ありがとな。
皐月・灯 2020年7月19日
(目線は、すこしだけ高い気がする)そう違わねーだろ。……あんまり開くのは、イヤか?
ユア・アラマート 2020年7月19日
そうだな。まったく、期待させられてる分、本当にお前からは目が離せないよ。
ユア・アラマート 2020年7月19日
うーん……。そうでもない。 (上げた手のついで、前髪を少しいじってやってから離し) もし離れたらお前の顔が遠くなるが、そのときはちゃんと抱き上げてくれるだろう?
皐月・灯 2020年7月19日
なら、そのままオレだけ見てればいいさ。……それを後悔させねーだけの男には、なるからよ。
皐月・灯 2020年7月19日
(くすぐったい。お返しとばかりに、耳の後ろを擽ってやる)
当たり前だ。けどな……抱き上げるってんなら、今だってやってやるぜ。
ユア・アラマート 2020年7月19日
期待しているよ。私も、お前がよそ見をしないような存在で居続けないといけないんだ。身が引き締まる思いだよ。
ユア・アラマート 2020年7月19日
ん、ふふっ、擽ったいな。 (耳がこそばゆくなってパタパタと動く) おや、そう言われたら乗っからないと損だな。じゃあ、してくれるか?
皐月・灯 2020年7月19日
おう。……世界一の女にそこまで言わせてるんだからな。オレも立ち止まったりはしねー。
皐月・灯 2020年7月19日
もちろん。(彼女の腰に回した手を背に上げ、もう片方の手をパレオ越しに膝の裏へ。)
行くぞ。
(倒れ掛からせるようにして、ふわりと抱え上げる)
ユア・アラマート 2020年7月19日
世界一にはあまり興味はないが。そうだな、お前の一番だけは、なんとしてでも死守するよ。 (慣れた風に両腕を相手の首に回し、余計な力を抜くと簡単に体が地面から離れた)
皐月・灯 2020年7月19日
……なら、ずっとオレの世界一でいてくれ。(近づいた顔と顔。耳に声が届くように、そっと囁く。直接触れる肌を、やけに熱く感じて)
皐月・灯 2020年7月19日
お前も、どんどん綺麗になってくだろ。……お前みたいなヤツ、見たことねーよ。
ユア・アラマート 2020年7月19日
勿論、私がお前の期待に応えなかったことなんてないだろう? (耳にかかる声が、また擽ったい。密やかに笑って、少し腕に力を込める)
ユア・アラマート 2020年7月19日
そうか? 世の中には私よりもっと綺麗な人は多いと思うけどな。……でも、私がいいんだろう?
皐月・灯 2020年7月19日
(ぅーん、と喉奥から小さな唸り声をあげてみせ)……なんてな。お前はいつでも、オレの期待を上回ってくる女だよ。(砂浜を歩く。足跡は、ひとりぶん)
皐月・灯 2020年7月19日
ああ。お前がいい。……それにな、ユア。オレには、お前以上の女なんて見えねーよ。
ユア・アラマート 2020年7月19日
……今日は、いつも以上に褒め殺すな。 (嬉しいが。ぽつりと漏らして) 私は一応、お前よりは長く生きているが。……こういう心の機微は今だに疎い。何から何まで、初めてが多い。
ユア・アラマート 2020年7月19日
……だから、我儘を言うが。引っ張っていってくれよ? ダーリン? (ふっと笑って、頬に唇を寄せた)
皐月・灯 2020年7月19日
本当にそう思ってんだよ。(抱える腕に、心なしか力を込めて)……オレも、こんなことはやったことねーけどよ。でも……。
皐月・灯 2020年7月19日
……ふ。(くすぐったさに声を漏らし)お前の手なら、喜んで……だよ。
ユア・アラマート 2020年7月19日
頼もしい限りだよ。お前だけに預けるんだから、大事に掴んでいてほしいな。 (ぎゅっと抱きしめる腕でもう少し、距離を縮めて) でもそうか、水着か……。
ユア・アラマート 2020年7月19日
……お前とアルダワに行ったのも大体一年前か。ほら、プールに入った時の。
皐月・灯 2020年7月19日
おう。この手を他のヤツに譲る気なんぞ、ひとかけらだってねーからな。(頬に前髪が触れる感触。擽ったさと、温かさ)
皐月・灯 2020年7月19日
…………。そう、だな。……あの時は、なんだ。その、悪かったな。
ユア・アラマート 2020年7月19日
いや。……いや。 (色々と思い出してきた) 驚きはしたけどな。嫌ではなかったし、まあ……お前が、ああいうことをするタイプには見えなかったから、かなり面食らったが。
ユア・アラマート 2020年7月19日
(思い出したらとても恥ずかしくなってきた)
皐月・灯 2020年7月19日
……ああなる前から、お前のことは気にしてた。そのころには、店、殆ど毎日通うようになってたしな。だから、今ならわかるが……。
皐月・灯 2020年7月19日
もうオレはお前に惚れてたんだ。あの夜はオレにとって、幻みたいな時間で――幻で終わらせたくねーと思ったら、体が動いてた。(歩みを止めて)
ユア・アラマート 2020年7月19日
そうだな。……もう一年というかまだ一年というか。あの時は暇な時間が減ると、それくらい呑気な気分でいたんだが。 (そういう意味ではやはり、心の成長は相手の方が早かったと、しみじみ呟く)
ユア・アラマート 2020年7月19日
……じゃあ、お前はしっかり捕まえたんだな。幻を。それで、捕まえてもらったのが私だ。お前のおかげで、こんなに居心地のいい場所をもらったんだ。
皐月・灯 2020年7月19日
まあ、そうだろうな。あの頃はオレ自身、お前にとっちゃガキに見えてたろーし……実際、ガキだったしな。(この1年を通して変わったのだ。心も、体質も、気持ちの強さも)
皐月・灯 2020年7月19日
そうだな。お前を驚かせはしちまったが、間違いじゃなかった。ここにいるお前は幻じゃなくて、オレの女だ。(彼女の頬に唇を触れた)……そんで、ここは、お前だけのための場所だ。
ユア・アラマート 2020年7月19日
ふふ、そうか。私だけのためにある場所か。……贅沢なことだな。 (頬の感触に笑って、耳元に唇を寄せる)
ユア・アラマート 2020年7月19日
それなら、私だって。ここも、どこ、お前だけのためにあるよ。……今日はどうする?
皐月・灯 2020年7月19日
……。(周囲を、二色の瞳で見回して)
皐月・灯 2020年7月19日
もうすこし、お前の水着姿が見たい。(小さく、しかしはっきりとそう言って、また歩き始めた)
ユア・アラマート 2020年7月20日
分かった。じゃあ、もう少し見やすい所で。――そうだ、昼間パレードの所で売っていたアイスを結構もらったんだ。家に帰ってからになるが、一緒に食べよう。
ユア・アラマート 2020年7月20日
……その時は、またあーん、してやるから。
皐月・灯 2020年7月20日
……ああ。楽しみにしてるよ、オレのユア。