【個室】地籠兄弟の部屋【拾肆号室】
地籠・凌牙 2020年6月22日
ドラゴニアンの双子の兄弟が猟兵として活動している時に寝泊まりさせてもらってるお部屋。
一人で使うにはちょっと大きめなロフトベッドが二人分、それぞれの私物用の棚等をロフトベッドの下の空間に配置。
あとはお客様歓迎用くつろぎスペース。
窓の近くの棚には昔まだ孤児院が平和だった頃に院長先生と弟妹たちとで撮った写真が飾られてある。
一人で使うにはちょっと大きめなベッドを使っている理由は、
兄が時々恐怖からなる悪夢に苛まされるのでその時に弟が寄り添ってあげる為らしい。
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エインセル・ティアシュピス 2021年12月1日
（寒くて手につかないようです。おこた用意しようね）
（目標値 1031/1080）
エインセル・ティアシュピス 2021年12月6日
（子猫には寒さがきついようです。着る毛布買おうか……）
（目標値 1049/1080）
エインセル・ティアシュピス 2021年12月7日
（着る毛布パワーであったかぬくぬくで勉強がはかどりました。）
（目標値 1084/1080）
エインセル・ティアシュピス 2021年12月7日
んっと、これではんぶんかにゃ？よーし、のこりもがんばるぞー！
（小学2年生の範囲を半分マスターした！）
（目標値変更 1080→1680）
エインセル・ティアシュピス 2021年12月16日
（難しいのにぶつかったようで眉間に皺を寄せながら解いている……）
（目標値 1202/1680
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
（子猫は今日はお寝坊さんのようです。
おひさまぽかぽかで気持ちいいもんねしかたないね。
でもそれで子猫はある夢を見たのです）
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
（子猫の目の前に、一人の男の人が立っています。
男の人は、どことなーく自分にそっくりな、そんな感じの優しそうなお兄さんでした。
お兄さんは、にこりと笑って子猫の前に膝をついてお話をしてくれたのです）
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
こうして話すのは初めてだね。
俺は……そうだね、何て言えばいいかな？なかなか難しいね。
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
そうだね。
エインセルがちょっと大変な時にこっそりやってきて、色々お手伝いさせてもらったよ。
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
わーい！ずっとおれいいいたかったからあえてうれしいにゃーん！
いっつもたすけてくれてありがとー！
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
ねえねえぼくね、おにいさんといっぱいおはなしがしたいの！
だからね、いつもどこにおうちがあるのかーとか、いっぱいききたいことがあるにゃーん！
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
ふふ、そう言うと思ったんだ。
それについて君にお話をしにきたんだけど……
ちょっと難しい言葉をいっぱい使うかもしれないから、わからなかったら聞いておくれ。
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
俺はね、ずーっと先の未来からきたんだ。
飼い主さんといっぱい色々なことを経験して、一緒にたくさん戦って。
そうして大人になった君の姿なんだよ。
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
うん。そういうことになるよ。
だから普段は、君とお話できない……いや、"お話してはいけない"んだ。
俺が君を助けにやってきた時、君はいつも寝てしまっていたり、気絶してしまっていると思うけど……
それはね、そういう世界の決まりで、お話しちゃいけないことがいっぱいあるからなんだ。
でもオブリビオンがあまりにも強力で、まだいっぱいお勉強したり魔法の練習をしている時の君には辛い相手もいたりするから。
そういう時に君を助ける為だけに未来からこっちにやってくるんだ。
ここまでわかるかな？
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
んーっと……わかったようなわかんにゃいよーな……
でも、おにいさんがおとなになったぼくだから、いまのぼくとおはなししちゃいけないことがいーっぱいあるから、それをまもらなきゃいけないってのはわかったよ！
それで、オブリビオンがとーってもつよかったらたすけにきてくれるってこともわかったにゃーん。
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
ありがとう、それだけわかっていてくれたら十分だよ。
何でお話してはいけないかはね？
俺は大人になった君だから、君がこれから経験することを全部知っているんだ。
でもそれは、君自身が実際に見て、経験していかなきゃいけないことだ。
だから、それをうっかり話してしまわないためなんだよ。
でもね、それでも"俺の知っている記憶とは違う"、強いオブリビオンが君の前に立ちはだかることがある。
その時は俺が割って入らないと、君と飼い主さんが危ないことになっちゃうんだけど……
俺が出てきたら、君はその時のことを絶対覚えられないんだ。
世界がそういう決まりだよって言っているからね。
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
俺はできるなら君を助けてあげたいけど、君が本当なら経験するハズだったこともちょこっと横取りしてしまうんだ。
そのことを君にちゃんとお話しなくちゃいけないと思ってね。
この空間（＝夢の中）なら、君とお話をしてもいい場所だから。
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
にゃーん……うーん、よくわかんにゃいけど……
おにいさんがたすけにきてくれるときって、それぐらいつよーいオブリビオンがあいてなんだよね？
りょーややりょーがたちもすっごくあぶないことになっちゃうときなんだよね？
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
でも、ぼくはまだまだいっぱいおべんきょうちゅうだからおてつだいしてもあぶなくなるかもしれないぐらいオブリビオンがつよいってことなんだよね？
でも、そのときのことをおぼえられない……っていうのが、いまいちよくわかんにゃいにゃーん。
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
うーん、どう言ったらいいかな？
俺が助けにきてくれた時のことを、エインセルはどう聞いてるかな？
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
んっとね、ほーこくしょにかいてあるのをみてはじめてしったよ！
ちゃんとたたかいにいったハズなんだけど、なにをしたのかぜんぜんおぼえてないの。
……あ！おにいさんがきてくれるとそのときのことをぜったいおぼえちゃめー！ってことなんだね？
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
うーん……そうだね。そういう言い方の方がわかりやすかったかな？
説明があまり上手じゃなくてごめんね。
だからね、できることなら俺は君を助けにいくべきじゃないのかもしれない。
もちろん、それで死んでしまうようなことは有無を言わずに助けにいかないとなんだけど。
そうじゃないなら、君がこれからたくさん知ったり、素敵な経験したりすることを邪魔してしまうかもしれないからね。
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
にゃーん？
ぼくはぜんぜんそんなことないとおもうよう。
だって、ぼくはまだうまれてまだいちねんだし、いーっぱいおぼえなきゃいけないことがあるし。
みんなをたすけてあげたくても、まだまだしらないことがいっぱいあるから、たすけてあげられないこともあるかもしれないもんね。
でもそれでみんながあぶないことになったりするのがいちばんよくないにゃーん。
だから、おにいさんがたすけにきてくれたのはありがとー！ってぼくはぜったいいうよ！
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
……ふふ。二人共教育がしっかりしてるなあ。（ぼそ）
そっか。君がそう言うなら、俺がこういう話をするのは野暮だったかもしれないね。
でも伝えておくことは必要だったから、そこはごめんね。
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
にゃーん、あやまらなくていいよう！
いまいちわかってにゃいとこあるけど、それぐらいだいじなことだっていうのはわかったもん！
ねえねえ、ここならいっぱいおはなししていいなら、またあいにきてくれる？
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
うーん、そうだね。
俺たちよりもーっと偉い人（＝世界の総意）がいいよって言ってくれたらだけど、その時はまた会いに行くよ。
エインセル・ティアシュピス 2022年1月10日
うん、またいっぱいお話しようね。
そろそろ帰らないといけないから、また次に会った時はいっぱいお話を聞かせてね。
