根掘り葉掘りホリデー
ウェンディ・ロックビル 2020年5月16日
ある日、休日のお散歩に出かけていたウェンディは、ばったりお友達とであい。
久々にゆっくりお茶でもしながらお話ししようと、彼女を家に招いたのでした。
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ウェンディ・ロックビル 2020年5月16日
でしょでしょ！ふふーん、悔しがる姿を見る日も近いね！その時はちゃー、んと、みーくんにも教えたげるからね！なんなら動画付きでぇ。
氷雨・ミーナ 2020年5月16日
お、いいねぇそれ！ とてもとても美味しいお茶が飲めそうだ……！ 更に数年後に見返したら、美味しいお酒を飲んで二度楽しめるかもしれないね！
ウェンディ・ロックビル 2020年5月16日
あ、いーねいーね！若い頃のせーしゅん話はおトナになったらまた格別ってママも言ってた！
氷雨・ミーナ 2020年5月16日
ウェンディの母上殿は中々良い事を言うね……！ なんならその席にウェンディを振った彼を誘ってあげようよ、きっと凄く楽しい事になると思うよ！
ウェンディ・ロックビル 2020年5月16日
そいつは……楽しいことになりそうだねっ！（きらきらと瞳を輝かせて）
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ウェンディ・ロックビル 2020年5月16日
にしし、そんな風に楽しめるように、あの子にもちゃーんと、新しい恋が見つかるといいなー、って僕は思ってるのです。
氷雨・ミーナ 2020年5月16日
へえ……？ 話しぶりから感じてたけど、ウェンディは件の彼に悪感情とかはあまり抱いていないんだね。実際、どういう人なんだい？ その彼は。
ウェンディ・ロックビル 2020年5月16日
んー？そうだなー……。思わせぶりでー、寂しがりでー、そのくせ人に嫌われるのが怖くてー、予防線はっちゃうとりにくやろーでー、自分のことが結構嫌いでー……。（指折り数え）
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氷雨・ミーナ 2020年5月16日
結構散々な言われようだね……。(どんどんと出てくる悪いところに、思わず苦笑を浮かべつつ)
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氷雨・ミーナ 2020年5月16日
まあ……それを補って余りあるぐらいには、今いった魅力が素敵な人ってことなんだろう。なんてったって、ウェンディの初恋な人なわけなんだからね。
ウェンディ・ロックビル 2020年5月16日
そーとも、なにせ、僕が恋した人なんだからね、そこんとこ、あの子にはちゃんと自信持ってもらわないと。（くすくす、とわらって）
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氷雨・ミーナ 2020年5月16日
僕かぁ。僕はねぇ、ちょーっと今色々と複雑な状況なんだけど……なんだ。端的に言うとだね……。
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氷雨・ミーナ 2020年5月16日
えー……告白されて。それで色々理由があって、一度は振る事になった……ってところ？
氷雨・ミーナ 2020年5月16日
ああうん、そういう反応になるよね……。その、満更じゃないのは確かなんだけど……大暫定として僕、ずっと好きな人がいてさ。それでまあ、ちょっとややこしい状況になっているというか……。
ウェンディ・ロックビル 2020年5月16日
……そいや、前にあった時も、許婚とかそーゆー話からは断ってるー、って言ってたっけ。それが理由だったのー？（これは大変そうなお話です。小さくお茶を飲んで）
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ウェンディ・ロックビル 2020年5月16日
でも、その子からの告白でも満更でもなかったのか……確かにこれはなかなかややこしい状況です……！
氷雨・ミーナ 2020年5月16日
そうだね、そういう身の振り方をしてたのはそれが理由。とはいえまあ、その好きになった相手と言うのが特殊で、言わば許されない恋というやつでね……あの人の為にも、僕としてはなるべく吹っ切りたい、とも思い続けているわけだよ。
ウェンディ・ロックビル 2020年5月16日
……なるほどね。そんなところに、憎からずー、な子から告白されて、ってわけだ。
氷雨・ミーナ 2020年5月16日
そういうこと。とはいえ、僕も彼に恋をしているとは言い切れないから……"今はまだ"、告白を受け入れることは出来ないって答えたのさ。
氷雨・ミーナ 2020年5月16日
流石ウェンディ、分かってるじゃないか。それを言い出す前に、彼が早合点してその場を去ろうとしたから少し大変だったんだけど……。
引き留めて、「私の想いを塗りつぶすほど惹きつけて下さい」、ってね。
…………。
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氷雨・ミーナ 2020年5月16日
…………冷静に今思い返すと、結構恥ずかしい事を言ったね、私も。
ウェンディ・ロックビル 2020年5月16日
いーじゃん。惚れた腫れたなんて恥ずかしくてなんぼのもん、らしーぜ！（くすくすと笑って）
……素の、っていうのも変だけど、女の子らしいミーナちゃんの方も、その子には見せてるんだ。
氷雨・ミーナ 2020年5月16日
あはは……全く以ってその通り。とはいえ、今日はベッドの上で転がる事になりそうだけどね。(どんどんと当日の事が思い出されて、ノリって怖いなあと思いつつ)
まあ、そうなるね。さっき言った恋をしているみたいな話も、有難い事に彼には曝け出させてもらってるからさ。
ウェンディ・ロックビル 2020年5月16日
んふふ、いーんじゃない？恋っていうのは、その“ミーナちゃんがずっと好きな人”を忘れるためにするものでも、その告白してきた子への義理立てでするものでもないと思うけど……
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ウェンディ・ロックビル 2020年5月16日
だからこそ、そんな君が新しい恋をしたと思える時が来たなら、それはとっても、素敵なことだと思うぜ。
氷雨・ミーナ 2020年5月16日
…………ふふ。ありがとう、ウェンディ。やっぱり君は、良い女さ。
氷雨・ミーナ 2020年5月16日
とても素敵な僕の友人の、ウェンディ・ロックビルさ。
……いやはや、例えばの話でしかないけれども……。さっき言ったように、もし僕が男の子だったら、本当に君に恋をしていたかもしれないね？
ウェンディ・ロックビル 2020年5月16日
せーかいっ。（くすくす、と笑い返して）
……にしし、その言葉は嬉しいけどねっ。きっと、ほんとに“そう”なら、男の子とか女の子とか関係なく、僕に恋しちゃうと思うぜ！
氷雨・ミーナ 2020年5月16日
なるほど、それもそうか。なんたって、恋ってのは気が付いたら落ちていて深みにハマっているものだしね。
やれ、誰が言ったかは知らないけど、幸せのドン底とは良く言ったものだと思うよ。
氷雨・ミーナ 2020年5月17日
……ん？ どうかしたかい、ウェンディ。(はて、何か変なことを言っただろうか)
ウェンディ・ロックビル 2020年5月17日
…………あはははははははは！（数秒の沈黙ののち、堪えきれないといった様子で大爆笑）
(演出継続)
ウェンディ・ロックビル 2020年5月17日
あは……はー、はー……。そっか、そっかそっか。（ひとしきり笑い終えると、得心があった様子でくすくすと）
氷雨・ミーナ 2020年5月17日
ちょっとちょっと、どうしたんだい一体。一人納得してないで、どういうことなのか僕にも分かるよう説明してくれないかい？ (そんな面白いこと言った？ と、予想だにしないあまりの爆笑っぷりに、どういう状況か分からず戸惑った様子で)
ウェンディ・ロックビル 2020年5月17日
なんでもなーい。……にしし、僕が押し付けるものでもないけど、期待しちゃおっかな。みーくんとそのお相手さんが、仲良く幸せのドン底に叩き落とされる所。（くすくす、と笑いながら、そう告げるのでした）
（もっとわかりやすい言い方をしなかったのは、からかいなのか、祝福なのか、あるいはほんの一抹の嫉妬を隠そうとしたのかもしれませんが）
氷雨・ミーナ 2020年5月17日
う、うん……ありがとう？ (何時もなら察しもつくのかもしれないが……自分のことだからか動揺もあってか、勘が鈍くて気が付くことがなく)
まあ、一度振った身ではあるし、これからどうなっていくかは分からないけれども……。
(演出継続)
氷雨・ミーナ 2020年5月17日
……"私"も、彼には期待してますから。一緒に谷底まで落ちていければ、と思いますよ。
なーんて。……この言い方だと無理心中するみたいで危ない奴だね？
氷雨・ミーナ 2020年5月17日
ふふ、そうして名を連ねられて埋まるのなら上々というものだね？
ウェンディ・ロックビル 2020年5月17日
ほんとにねっ！めでたし、めでたし、ってやつです！（くすくす、と笑って）
……紅茶、飲み切っちゃったね！どうしよ、お代わりいるー？
氷雨・ミーナ 2020年5月17日
んー……それじゃあお願いしちゃおっかな。
持て成しのお返しには、まだまだ話し足りないもんね？
ウェンディ・ロックビル 2020年5月17日
おっけー！それじゃ、まだまだ根掘り葉掘りしちゃうもんね！（そう言って、紅茶のお代わりを注ぎに行き）
ウェンディ・ロックビル 2020年5月17日
（休日の楽しいお話は、まだまだ続いていくのでした。彼女たちの恋の行く末は、まだまだ本人たちにもわかりません）
