第二夜 転生というシステムは影朧ロンダリングである
御園・桜花 2020年4月6日
いらっしゃいませ。
本日もようこそお出でくださいました。
今日は少々、ショッキングなお話から始めましょうか。
私はサクラミラージュにおける転生は、影朧ロンダリングと言い替えても良いものではないかと考えております。
不安定な影朧を鎮めた後、桜の精による癒しを受けた影朧は、その記憶を失いサクラミラージュに転生する。
影朧をマネー、桜の精をバンクと読み替えれば、皆様が授業等で習ったマネーロンダリングと、ほぼ同様の流れだと思いませんか？
骸の海の影響を排除し、その世界内の普通の命として転生させる。
素晴らしいことであると思うと同時に、疑問も湧いてくる筈です。
必ずそれで利する事象がなければ、システムは成立せず維持もされません。
では、影朧ロンダリングで利するもの、利する事象とは何なのか。
先にお断りさせていただきますが、此処からは完全に私の私見です。
事実はまだ集まっておらず、集まるかも分かりません。
大きな声で論ずれば、特高の監視を受ける事にもなりかねません。
ですので、この続きは明晩以降といたしましょう。
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