水舞【1:1】
御鏡・十兵衛 2020年2月29日
【場所】サムライエンパイア・夜・人気のない湖
◆誰でも歓迎
【作法】
◆30レス前後
◆レスなし1週間で終了(何かあればご相談をば)
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御鏡・十兵衛 2020年2月29日
(刀を振る。速さは一定、止まることも速まることも無く。斬り下ろし、逆袈裟、回転斬り、踏み込み突き。刃先を揺らめかせながら、流れるように斬り斬り舞う)――シ――(静謐な空間には時折漏れる蛇の声のような掠れた吐息と、足場となった湖面の波紋がぶつかり合い立てる水音のみ)
御鏡・十兵衛 2020年2月29日
(その顔に笑みはなく、貼り付けたような無表情ながら、どこか痛みに耐えるような陰りを添えていて)――……む(不意に、剣筋がブレた。幻惑の技によるものではない。刀を止め緩慢な動作で鞘に納めては、深く息を吐いた。逸れた思考が、剣にまで波及し雑念が混じった等、未熟極まる)
西堂・空蝉 2020年3月1日
(湖畔に群生するイネ科植物の陰に座り込み、月明かりに照らされた剣舞に見入る。それ自体が研ぎ澄まされた白刃を思わせる正確無比な太刀筋に、いつしか呼吸も忘れていた――と、その舞が終わりを迎えたのを見て)おおっと……もしかして、邪魔ぁしてしまいましたかね?(申し訳なさと、剣舞の主への抑えられぬ好奇心を同居させるように眉をゆがめ、声をかける)
御鏡・十兵衛 2020年3月1日
(何処からか見られていた気配は感じていた。見られて困るモノではないと捨て置いて居たが……突然動きを止めたことで、どうやら要らぬ心配をさせてしまったようだ)――いや、貴殿のせいではござらんよ。(全ては己の未熟が故のこと)
御鏡・十兵衛 2020年3月1日
(張り詰めた意識を緩めれば、いつもの取って付けたような笑顔が戻ってくる。そうしてやっと声の主の方向へ向き直る)(聞いた口調はそれらしくあれど、草陰に見える姿は服装然り、髪型しかり、エンパイアらしからぬ容貌だ)――いやはや、お恥ずかしい所をお見せした。某は御鏡・十兵衛、猟兵にござる。(貴殿は?と口には出さず、促すような目線を向けて)
西堂・空蝉 2020年3月2日
(剣舞の主――十兵衛がこちらへ向き直ったのを見て、こちらも草陰から腰を上げる。緊張を解いたその顔が、想像していたよりもずっと柔和であることに驚きつつ)これはこれは、失礼しました。あたしは西堂・空蝉ってぇ名乗っているもんです。この恰好を見てお察しでしょうが、あたしもおんなじ猟兵ですよ。(辺りはしんと静まり返ったすすき野。凪いだ湖面に映る月を横目でちらと見て)すわ、幽霊かとも思いましたが、ちゃんと足のついたお方のようでよかった。十兵衛さんはここいらにお住まいで?
御鏡・十兵衛 2020年3月3日
幽霊?はて……(どのあたりが?としばし首を傾げるも、傾げついでに落ちた視線の先を見てすぐさま原因には思い至る)……ああ、なるほど。(今、湖の上に立ってるんだった。鍛錬の一環とはいえ、知らぬ者から見れば確かにそうも見えるかと一人納得しつつ)いや、住まいは別所にござる。少々遠方で所用を済ませた帰りでな。(ひたひたと水面に小さな波紋を作りながらゆっくりと歩み寄る様は少し幽霊じみているかもしれない)
御鏡・十兵衛 2020年3月3日
貴殿は……某に用があるってわけじゃなさそうでござるが。如何な用でここに?
西堂・空蝉 2020年3月5日
(やはり、錯覚の類ではなかったのか――様々な技を用いる猟兵を見てきたが、それでもこうして浮世離れした様を見せつけられると面食らってしまう)……実のところあたしも、ちょっとした野暮用の帰りでしてね。猟兵になるより前……サムライエンパイアに住んでた頃に縁があった土地を通りがかったもんで、ぶらついてたわけです。(日ごろはUDCアースに住んでるんですよ、と、この世界には似つかわしくない意匠の上着の裾を広げてみせる)
御鏡・十兵衛 2020年3月5日
おや、てっきりあちらの出身と思っていたが……よもや同郷の出とは。(UDCの人間にしてはやや珍しく、立ち居振る舞いに実戦的な「武」に通ずるモノがあると感じてはいた。それにしたって意外だというもの。垢抜けた姿とこの古ぼけた世界は到底結びつくものではない。やはり見た目など当てにならないものか) しかし、なるほど(軽い里帰りといったところか)――どうでござったか?久々のエンパイアは。(外へ移り住んだ者から見て、エンパイアがどう映るか。意図のない話題繋ぎ程度の、ふっと浮かんだだけの質問だったが、答えにはそれなりに興味を惹かれた)
西堂・空蝉 2020年3月6日
そうですねぇ(ゆるやかな夜風に鼻をひくつかせ)猟兵になる前はやたらめったらに刀やら棒きれやらを振り回してばっかりで、この世界のことなんてまるで目に入りませんでしたが……。存外にいいもんですね。血の臭いのしないこんな月夜も、野っ原も。(なんだか爺むさいことを言ってしまっただろうか。だが、この世界の美しい部分へ目を向けられるようになったことは本当だった。少し照れくさくなり、足元の土くれを見やる)十兵衛さんも、よその世界には行くんでしょ?どうです。例えばそうだ……UDCなんかは。
御鏡・十兵衛 2020年3月7日
(体の熱を取り去る夜風の心地よさに目を細めながら、岸辺から陸へとあがる。ようやっと地に足が付いた) うむ。大体が猟兵の仕事ついでにでござるが、某も何度か。(趣味も好みも元々爺むさいが故に違和感は欠片も抱かない。なぜかうつむいてしまった彼女に内心で首をかしげつつ) あそこは何というか、便利で過ごしやすそうな世界にござるよな。ちょっぴり息がつまりそうなところが球に傷でござるが。
西堂・空蝉 2020年3月8日
(土くれから視線を戻す。湖畔の大地に足を着けた十兵衛は、ようやく空蝉のよく知るエンパイアの住人に見えた)へへ。移り住んで幾年かになるんですが、実のところあたしはまだ向こうの便利道具には馴染めてなくてですね。未だに ”すまほ” ってぇやつも持ってませんし、地下鉄で一日中迷子になったりしてますよ。(装いはそれっぽくなっても、やはりおのれは向こうの世界にとって異邦人だ。同郷人とこうして会うと、より一層そう感じる)もちろん、いいところもあるんですけどね。特に、向こうでしか手に入らない甘味の数々とは望外の出会いでしたよ。
御鏡・十兵衛 2020年3月11日
いやあ、生活できているだけ上等でござるよ。(自分の場合は地下鉄どころか徒歩ですら迷いかねない)あーそれよそれ!わかるでござるよ!あいす、やらぷりん、やら進んでるでござるよなあ。(文化に関しては中々すぐさま理解できるものではないが、食べ物に関しては別だ。だって美味しいもの)そういえば、某はあちらの服もそれなりに気に入ってるでござるよ。着るのが楽で動きやすいトコが。
西堂・空蝉 2020年3月12日
おぉ、わかりますか!あたしときたら、もうすっかりあちらの甘味に惚れ込んでしまいましてね。(不慣れな日雇いアルバイトによる稼ぎは、その半分が甘味に消えているといっても過言ではない)この装いも、もとは郷に入ってはなんとやらではじめたものでしたが……十兵衛さんの言う通り、こうも便利となれば毎日だって着たくもなるというもの。エンパイア育ちのあたしも今ではこの通りの恰好ですよ。
西堂・空蝉 2020年3月12日
叩ッ斬る相手を求めて居を移しましたが……今となってはこうして、異文化の暮らしってぇやつも楽しんでしまってますねぇ。これも猟兵ならではの役得でしょうか。
御鏡・十兵衛 2020年3月14日
およ、あちらにはそんなに叩き斬るような相手が
……?……と、ああ(化生の方か。はたと気づいて呟いた。斬るにしたって何も人には限らないのだ) 人は一生を一つの世界で終えるもの。様々な世を見て回れる権利、それが猟兵のみに許されているのだから、役得でござろうなあ。……ま、某のように活用しきれず持て余してる者もいるでござるが!(言葉は何となくわかるとはいえ、文化は如何ともしがたい。古くさい人間だから順応力に欠いているのだ、と)
西堂・空蝉 2020年3月17日
(猟兵、と一言にまとめてもいろいろな性分の者がいるものだ。事実、ここにいる二人さえ、同郷だというのにこうも違う。しかし――)あたしは十兵衛さんみたいな、エンパイア然としたお人に会えるとなんだかほっとしますよ。なんだかんだと言って、あたしの故郷はこの世界だってぇことなんでしょうね。(夜風にさそわれ、今宵はここまで寄り道をした甲斐があった、と笑いかける)
御鏡・十兵衛 2020年3月19日
(己はしばしば雰囲気が物騒だとか、笑顔が怖いだとか言われている。てっきり今回もそう思われていると思っていただけに、ほっとすると言われたことは意外だった)そうか。そうであるならば……ふふ、某の古臭さも捨てたものではないでござるな。(目を細め、薄く笑みを返して)……ふむ。ところで、西堂殿。不躾ですまぬが、貴殿はコレ、いけるクチでござるか?(するりと顎を一撫でしつつ、考えを一巡り。思い付いたままに口元近くに手をやって、酒器を傾ける動作を見せて)
西堂・空蝉 2020年3月22日
おおう、こりゃこりゃ……(容姿から幼くみられることも多い空蝉だが、実のところ月見酒も楽しめる年齢である。当然――)いけるクチですとも、ええ。何を隠そうあたしも、先だっての野暮用で降って湧いたモノが一本ありましてね……こんな月夜に、ヒトがふたり。これを独り占めするってんじゃあバチがあたるってぇ思ってたところですよ。(こうみえて一度は発心した身ですからね、などと冗談を言いつつバッグから貧乏徳利と石御器を取り出す)
御鏡・十兵衛 2020年3月24日
はっはっは、準備が良い、いやさ巡り合わせが良いと言うべきか。(催促するつもりは毛頭なかったが、それはそれ。厚意を断る理由もない。どっかりとその辺に腰を下ろして)しかし、すまぬな。またの機会にでも、と誘うつもりでござったゆえ、某の方は持ち合わせがな……(一応、あるにはあるのだが、あの明らかな上物と比べては、どうにも格落ちと言わざるを得ない)
西堂・空蝉 2020年3月27日
いやいや構いませんとも。お付き合いいただけるってぇだけでも、十二分にうれしいもんです。(空蝉も同じように腰を下ろす。低層を漂う、ひんやりとした夜の空気が体を包んだ)しかしあれですね。こうして誰かと酌み交わすのなんて、いつぶりだかのことですよ。……十兵衛さんは日頃、誰かとこういうのはおやりに?(この剣客は、日常において他者とどのように付き合っているのだろうか。ふと気になったことを、酒を注いだ石御器を差し出しつつ聞いてみる)
御鏡・十兵衛 2020年3月28日
いやあ、それがそうでもないんでござるよ。(元より知人と呼べる者の数は少なく、更にその内で酒を酌み交わせるような間柄の者といえば片手の指で足りる程だ)かたじけない。……それに、某一人の時は飲まぬのでな、実の所、酒に絡む機会自体がそう多くはないのよ。(だから今宵は久々の機会だ、と言いつつも、受け取った石御器を傾ける仕草はやけに手慣れていて自然体だ)……おっと、嘘は言ってないでござるよ?……父上が酒好きでな。やらずとも覚えてしまった。
西堂・空蝉 2020年3月31日
それじゃあ久々のってことですか。ご一緒できて光栄ですよ。しかしなんというか……(盃を渡してみてわかる。自分などよりもよっぽど様になっている相手の姿をみて)……なるほどお父上が。どうりで。そこでいくと、あたしはこういったことに関してお手本がそばにいませんでしたからねぇ。いやはやお恥ずかしいのなんのって。(空蝉もまた徳利を傾ける。不慣れというほどではないが、どこか粗雑な所作になってしまう)ひょっとしてお父上は、剣の方も?(先ほど見せた美しい太刀筋は、誰か師となる者があってのものなのだろうか)
御鏡・十兵衛 2020年4月1日
そう謙遜せずとも良いと思うでござるが……それに、所作がどうであれ、酒の味に変わりはあるまい?格式ばった場というわけでもなし、気にすることはあるまい。(むしろ、この場においてはそちらの所作の方が気が楽で良いと、かさの減った盃を揺らしながら笑う)……うむ。剣について教わったのは、基礎くらいにござるが……。(浮かぶ月を見上げて、言い淀むように返す)……西堂殿は、どうなので?(話題逸らし。けれど酒席を同じくするこの武芸者に興味があるがゆえであることもまた、嘘ではない)
西堂・空蝉 2020年4月4日
それが実のところ、あたしは剣の方もほとんど我流ってやつでしてね。(あえて誰かを師とするのならば、これまで斬り結び、あるいは斬り伏せた者たちをそう呼ぶべきだろうか)物心ついたときには棒きれを握っていたもんですから、あとはがむしゃらに振り回して今に至るってぇわけです。(それは剣術と呼べるほど整理のついたものではないが、それなりに斬ることができる自負はあるのだと。言いながら、得物を納めたバッグを撫でる)
御鏡・十兵衛 2020年4月5日
ほう……全て我流にござるか。(どこぞの門下にいた経験があるでもない、混じり気のない我流というのは中々に珍しい。それも道場剣術ではなく、実戦の中で磨き上げられたとなれば尚更に)ふふ、それなりなどと、そう謙遜することはない。定まった流派と己だけの我流……どちらにも長短があるでござるが……相対するならば、某は我流の方が怖い。(少なくとも、経験上は)
西堂・空蝉 2020年4月9日
ほほう、そんなもんですか。(それならば自分のひねくれた剣も報われるものだ、と冗談交じりに笑う)
西堂・空蝉 2020年4月9日
これまであたしもぼちぼち、いろんな手合いとやり合って来ましたがね。あたしが恐ろしいのは、ある道を極めたまっすぐな剣ですよ。我流だとかお家流だとかに関わらず、そういう太刀筋と刃を交えているときが一等、心の臓が凍える心地がしますねえ。(それと同時に、どうしようもなく美しくも思う――湖面に目をやる。そこに、先ほどの十兵衛の姿を思い起こしていた)無いものねだりってぇやつとは違うんですよ。これは味の好みだとか女の好みだとか、そういう類のもんですね。
御鏡・十兵衛 2020年4月11日
それは……うむ、確かに。(剣を構成する理念や型、更に絞れば一つの技のみか。人は斬れば死ぬ。化物相手ではなく、剣士同士の戦いにおいては、一つの極みを持つことはこの上ない武器となる)越えられるか、否か。生きるか死ぬかの境界があちらから迫ってくるというのは……うむ。(未だ己は未熟との認識がゆえに、自らを映されているとは露ほどにも思わず。ただただ同意するばかり)
御鏡・十兵衛 2020年4月11日
おや、西堂殿は女色がお好みで?(意図してかどうかは不確かなれど、あえて男と言わない辺りに少しばかりひっかかりを覚えて)
西堂・空蝉 2020年4月13日
おっと……へへ。さぁて、どうでしょうね?(すこし面食らった顔ではぐらかす。ことさらに肯定もしないが、さりとて否定もしない)日ごろ、ヒトの惚れた腫れたよりも斬った張ったばかりのあたしですが……ま、まあその方面にまったく無趣味ってぇわけじゃあありませんよ。うるわしい女人と月明りに紫電の閃き。こういったものが、この古今では価値あるものだって聞きますからね!(わざとらしく伝聞調で語る。なんて、と言葉を切って盃をあおった。頬が赤らんで見えるのは酒のせいか)
御鏡・十兵衛 2020年4月14日
くはは、そう褒めるな照れ臭い。ん、それとも何でござるか、某なんかを口説いてるのでござるか?(ちょっとした興味本位の質問だったのだが、思った以上に素直な反応が返ってきたものだから、つい悪戯心が湧いてしまうのは仕方ないというもの。このまま藪を突いて蛇を出してみるも一興……と、行きたい所ではあったのだが)……おっと、気づけばもう良い時間でござるな。(月明りも細く、手元も見え難くなってきた。今の内にと酒杯の口を布で拭って後始末を付け始め)
西堂・空蝉 2020年4月16日
あいたた……こりゃあ一本とられましたね。(思いがけずやり込められてしまったものだ。たまらず天を仰ぐと、先ほどまでとはまた様子の移り変わった夜空が広がっていた)おっと、気が付けばずいぶんと長居してしまっていたようで。名残惜しい限りですが、戦と酒の席は引き際が肝心。ここいらでお開きとしましょうか。(十兵衛にならい、空蝉も貧乏徳利に栓をする)
西堂・空蝉 2020年4月16日
いやまっこと、夜風に誘われてみれば、思いがけない出会いもあるもんです。(剣を嗜むひとりとして、忘れ難い出会いであった。荷物をまとめ、立ち上がる)さて、十兵衛さん。文字通り世界をまたぐこの稼業で、また会おうだなんてぇ贅沢は言いませんが……あたしの名ぁだけでも、今宵は覚えておいてくださいよ!
御鏡・十兵衛 2020年4月16日
ふふ、承知致した。が、言った通り某は出不精でな。西堂殿がまたこの辺りに寄るならば、いずれ会う機会もあろう。(別れを惜しむ様子もなく、軽々と背を向けて。酒気が入って赤みを帯びた肌を撫ぜる夜風の心地よさに、目を細めながらも歩き出す)馳走になった。次があれば、今度は某が振舞おう。いくつか上物を見繕って置くゆえ、な。
西堂・空蝉 2020年4月18日
へへ、そいつは重畳。あたしも今度は、つまみのひとつやふたつも持ってきますよ。(空蝉も踵を返し、片手をひらひらと振りながら十兵衛とは逆方向に踏み出す)次も、こんな晩に会いたいもんです。(ススキの群の間に消えていく。裾を濡らす夜露の冷たさも、こんな夜は悪い気がしない)――お互い、達者で。
御鏡・十兵衛 2020年4月20日
ではな。(一休みして冷え固まった身体を解すように背伸びを一つ。遠ざかっていく空蝉の姿を横目で見送りながら、自身もまた帰路につく)――さあて、酒の用意ついでに久々に里帰りと洒落込むでござるかあ。
御鏡・十兵衛 2020年4月20日
(また、いずれ。社交辞令のような決め事一つない話ではあったが、不思議と実現する気がした。今宵月に惹かれて出会ったように、次の機会があるならば、その時はきっと、月が導いてくれるだろう)