【メタNG】例えば君のいる場所で【個別スレ】
新堂・十真 2020年2月26日
登山スポットとして有名な、とある山の頂上。
夜のうちに冷やされた山の空気はとても冷たく、肌を刺すようで
かじかむ指先を温める飲み物も、今日はない。
登山道を一歩歩くたび、風に揺れる木の葉を眺めるたび
そう昔の事ではないはずの思い出が、一つ一つ浮かんでは溶けてゆく。
やがて漆黒の夜闇が紺色に代わり、やがて明るい紫に変わり始めた時間帯。
闇の中を隠れるその子を、世界を照らし始めた眩しい光が、どうか――見つけてくれますように。
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新堂・十真
ミーナ・ペンドルトン
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ミーナ・ペンドルトン 2020年2月26日
…………じゃあ、とーまくんは私にどうしてほしいのさ
私にどうしろってゆーの
悲しいのも苦しいのも、まだ何にも消化できてないんだよ？
好きなのも愛しいのも、想う気持ちも何も変わってない
(無効票)
ミーナ・ペンドルトン 2020年2月26日
……むしろ、離れてたぶん酷くなってるよ
どうしろっていうの……
新堂・十真 2020年2月26日
……一人でこういう思い出を見て回って、それで消化できてんならまだ良いけどよ
(無効票)
新堂・十真 2020年2月26日
……俺は……ミーナが居てもたっても居られなくて、俺の前から消えたみたいに
居てもたっても居られなかったから
（視線を太陽から外し、ミーナの方へ向き直って）
……言いたいことを言うために、探しにきただけだ
新堂・十真 2020年2月26日
次はヘッドロックしてでもとっ捕まえるが
新堂・十真 2020年2月26日
出来ない
俺はミーナが思ってるほど優しくない
諦めろ
新堂・十真 2020年2月26日
山の環境を荒らすんじゃない
(無効票)
新堂・十真 2020年2月26日
……まあとにかく、「出かけてくる」くらい誰かと顔合わせて言えってこと
迎えに来たのが俺じゃなくてメルエやフィアラだったらどうするんだって
……あと、それと
ミーナ・ペンドルトン 2020年2月26日
人もまた自然の摂理の中で生きてるんだよ
(環境破壊じゃないと)
(無効票)
ミーナ・ペンドルトン 2020年2月26日
あの状況でそれは無理じゃない？
別にフィアラちゃんは深く聞いてこないだろうし、メルエちゃんなら誤魔化せるもん
新堂・十真 2020年2月26日
そういう屁理屈は子供っぽいと思う
(無効票)
新堂・十真 2020年2月26日
俺とミーナだけの問題にならないって言ってんの
……で、何
解消するアテもないのに、まだあちこち飛び回る気？
ミーナ・ペンドルトン 2020年2月26日
可能性あったかもしれないけど、現実では起こらなかった事象だよ
私が数日居なくなくたって何も知らなきゃただの外出、探しに来ないよ
他にどうしろってゆーのさ
(解消の仕方なんて知らないから他に出来ることなんてない、とぼやき)
新堂・十真 2020年2月26日
言ったはずだ
もうミーナに「子供だから」は使わないし認めない
(無効票)
新堂・十真 2020年2月26日
現に俺が気づいて探しに来ただろ
ヒマなグリモア猟兵引っ張り回して３つも４つも世界飛び回って
結局ここでミーナを見つけるようなヤツがいたのはミーナ自身の行動の結果だ
受け入れろ
どうしようもないだろ
帰るぞ
ミーナ・ペンドルトン 2020年2月27日
むぅ……
(口をもにゅもにゅして)
それはとーまくんだから起こり得たことだよ
とーまくん以外には起こし得ない事象
(無効票)
新堂・十真 2020年2月27日
……俺だってそろそろ
我儘の一つくらいいう段階だろ
（頬を掻きながら）
……それと、面と向かって言わなきゃならないことはもう一つあって
ミーナ・ペンドルトン 2020年2月27日
私の気持ち知っててそれ言ってるんだから大概酷いよね
(今の内心までは分かってないだろうけど、と肩を竦め)
なに
新堂・十真 2020年2月27日
……腫物扱うみたいに優しくするようなことを
今のミーナにはしたくないし
………
(無効票)
新堂・十真 2020年2月27日
……チョコレート、美味しかった
ミーナ・ペンドルトン 2020年2月27日
(耳をへたらせ)
…………
(一瞬ぴんっと立て、眉尻を下げて徐々に耳がへたり気味にふらふら動き)
新堂・十真 2020年2月27日
一個目のチョコレートは、少し甘さが控えめな気がして
二個目のチョコレートは、舌触りが滑らかで
三個目のチョコレートは、心なしか少し苦い気もして……
一個一個、ちょっとずつかじって、たぶん気のせいなんだけど……
少しずつ味わいが違って、美味しかった
(無効票)
新堂・十真 2020年2月27日
……
(無効票)
新堂・十真 2020年2月27日
……不思議とちょっとずつ、ちょっとずつしか味わえなくてな
一個食べるたびにありがとうって、美味かったって言いたいのに
ありがとうもごちそうさまも、言う奴がそこに居ないんだ
そんな中で最後まで食べきりたくない
ミーナ・ペンドルトン 2020年2月27日
(張り詰めさせていた気が崩されたところで追撃をくらい、言葉が出てこず)
……っ……
(ぱくぱくと唇をわななかせても、ただ吐息だけが漏れ)
(演出継続)
ミーナ・ペンドルトン 2020年2月27日
……とーまくんのばか
(なんとか絞り出した言葉は一言。 その胸に襲い掛かろうと腰を浮かせ)
新堂・十真 2020年2月27日
……どの面下げてと言うか
お前が言うのか、って言われたらなんも反論できないんだけど
本音を口にすると、こういうことになるしかなくて
(無効票)
新堂・十真 2020年2月27日
……ごめん、馬鹿で
（年上ぶるには随分と弱弱しい言葉を吐きながら、ミーナに向き直る）
ミーナ・ペンドルトン 2020年2月27日
ばか……っ、……ばーか……
(ぎゅっと抱き付くと、堪えていたものが抑えきれず溢れ出す)
そんなこと、言われたら……っ……もっと好きになっちゃうじゃん
(頭をぐりぐりと押し付け、震える声を詰まらせながら漏らし)
新堂・十真 2020年2月27日
…………
（一瞬迷った手の先を、ミーナの頭に置いて）
(無効票)
新堂・十真 2020年2月27日
……少なくとも、ミーナが好きになった奴が
苦しそうにしてるミーナをほっとく奴だったら……自分のことだって、嫌だよ
気持ちを振り切ってやれなくて悪い
でもその代り……男を見る目が無かったなんて、誰にも言わせやしないから
ミーナ・ペンドルトン 2020年2月27日
……子供扱いしないなら、ちゃんとぎゅってして
(手を振るい落とすように、頭をぐしぐし擦りつけるように軽く振り)
でもこれ、マッチポンプじゃん……
マッチポンプに、まんまとはまってるから、っ……見る目ないかもしれない
(小さくしゃっくりして言葉を詰まらせながら言い)
じゃあ……埋め合わせして
新堂・十真 2020年2月27日
……今日だけな、今日だけ
（抱きしめるというよりは、包んで支えるように腕を回して）
手厳しいなあ、おい
……どういう形が良いんだ、埋め合わせ
（ぶっきらぼうな口調で、けれど、たぶん今までで一番優しい声音で）
ミーナ・ペンドルトン 2020年2月27日
たまにやって
(注文の多い猫がすんすんと鼻を鳴らし……何が埋め合わせになるんだろうかと考え)
…………男の子紹介するとか？
(心と頭がぐしゃってる妖狐の考え)
新堂・十真 2020年2月27日
ずるずるクセになるだろそれはぁ……
（一体何を言われるんだろうとは思ったが、正直そこまで身構えてはいなかったものの）
(無効票)
新堂・十真 2020年2月27日
………………………
（知人の男子の顔を脳内でザッピングして――）
………が……がんばる………
（今日イチ自信なさそうな声が出た）
ミーナ・ペンドルトン 2020年2月27日
良いじゃん、家族でしょ
(もう顔も思い出せない実の家族との行動(当時6歳)を思い出しつつ、すんすん匂いを嗅ぎ)
……とーまくんくらい年上が良い
誰とは言わないけど、私と歳が近い子はダメだから
誰とは言わないけど(寮以外の共通の知人を思い浮かべつつ、注文が多い)
新堂・十真 2020年2月27日
……ネコかお前は……
（男女の前に家族だという理屈で出てきた手前、微妙に反論しづらくもあり）
……見る目があるとは言ったけど、お前はちょっとグルメすぎるなぁ
（いっそう心当たりのある範囲が狭まった）
(無効票)
新堂・十真 2020年2月27日
……ったく、連れ戻しに来たのにそういう空気でもないじゃん
……落ち着いたらもう少し見てくか、山の景色
ミーナ・ペンドルトン 2020年2月27日
……にゃーん
(ぐりぐりと額を押し付け、いっそうぎゅっと抱き付き)
猫はグルメだからね、諦めて
……引きずって帰りたかったの？
(くんくんしながら問うように首を捻り)
……うん、もすこし、一緒に居たい
新堂・十真 2020年2月27日
魔性だ。魔性の女だ
（背中をぽすぽすする）
引きずってでも帰るつもりだったけど
この状態はもう引きずるっていうかひっついてるし
(演出継続)
新堂・十真 2020年2月27日
……じゃ、もう少しだけな
（そう言って、高く昇って行く日の出を遠くに眺め――）
