道程遠く、ジャンプは大きく
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
鈴凛ちゃんを越えるくらいいい女になる、という“目標”を告げてから、早一月。
そのために、おめかしを修行せんとする少女は……
その一環として用意したはいいものの、あまりに挑戦的すぎる“しょーぶふく”の似合い具合を確かめるべく、信頼する姉貴分を家に招いたのでした。
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ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
あっ、はーい！（扉の奥から元気な声が聞こえたかと思うと）
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ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
（とたとたとた、賑やかな足音が聞こえてきて）
えへへっ、よーこそ鈴凛ちゃん！迷わなかったー？（扉を開けて、普段通りのガーリーな衣装に身を包んだウェンディが出迎えた）
どぞどぞ、あがってくださいっ！
黒白・鈴凛 2020年2月25日
お陰さまでナ。外観を予め聞いてなかったらもう少し時間がかかったかも知れないアル。
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黒白・鈴凛 2020年2月25日
それじゃ、お邪魔させてもらうヨ。(出迎えてくれた妹分の後ろについて家に入り)
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
ねー、樹の中にお部屋があるなんて僕もはじめはびっくりしちゃった！（ふんす、と頷いて部屋に案内し）
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ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
ほんとは、着替えた状態でお迎えしようと思ったんだけどー。えへへ、まだちょっと恥ずかしくって。着替えるまで、お茶でも飲みながら待っててもらっていーい？鈴凛ちゃん、飲み物は何がいいかなー。
黒白・鈴凛 2020年2月25日
趣きがあって良いアルナ。童心が擽られる風景ネ。
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黒白・鈴凛 2020年2月25日
ふ～ん？ウェンディが少し恥ずかしがるような服装か。はてさて？いったいどんなものやら。
あ、飲み物は適当にお茶で良いアルヨ。
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
はぁい、それじゃちょっと待っててね！（と、キッチンの方に向かって）
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ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
お待たせしましたっ！ジンジャーティー！はちみついり！まだ結構寒いし、あったまると思うんだぁ。（ティーカップとクッキーの乗った皿を座卓の上に置いて）
あとこっちはクッキー！僕が焼いたやつです！
黒白・鈴凛 2020年2月25日
ふふ、ありがとう。(気遣いが上手くなった少女の様子に柔らかく微笑み)
ほぉ、それじゃお手並み拝見。(クッキーを一つ摘まんでサクッと一口齧る)
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
どーいたしましてっ！鈴凛ちゃんにも、お料理とかも練習していくって言ったところだからねっ！
（形はまだやや不揃いなれど、味や焼き具合はしっかり食べやすくなっている）
どーどー？おいし？
黒白・鈴凛 2020年2月25日
ん～味も焼き加減もバッチリネ！
形が少し崩れてしまっているのは何回か挑戦すれば直ぐに解決するだろう。
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黒白・鈴凛 2020年2月25日
良い具合に女を磨いているじゃないか。
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
えへへへへ……。（食にはこだわりのある鈴凛ちゃんからの評価に、嬉しそうに笑って）
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ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
……それじゃ。お料理だけじゃなくて、おめかしの方も。みてもらっちゃおっかな。（ちょっと待っててね、と言って、バスルームの方に姿を消します）
黒白・鈴凛 2020年2月25日
本題アルナ。楽しみネ。(バスルームに消えていく背中を見送り、また一つクッキーを食べてからジンジャーティーを飲みホッと一息つく)
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
おー、まー、たー……せぇ。（いつものように元気満点、というよりは、妙に照れの色の滲む間延びした声を上げながら、バスルームから姿を表せば）
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ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
おまたせぇ。……どー？似合ってるかなぁ。（かなり布地の少ない、攻めたデザインのチューブトップとホットパンツを身に纏ったウェンディがいるのでした）
黒白・鈴凛 2020年2月25日
……ほー(予想を越える攻めの衣装、勝負服と言うに相応しい格好の妹分を少しばかり目を見開き)
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黒白・鈴凛 2020年2月25日
思い切った服を選んだアルナ？ウェンディ？(そういってガードが無くなった脇腹に指をスッと滑らせる)
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
えへへ……自分でも結構、思い切りすぎたかなーって思ってたり……ひゃわっ！（突然脇腹を襲った感触に、びくんと身を跳ねさる）
黒白・鈴凛 2020年2月25日
ウェンディの魅力を最大まで引き出している服装だとは思うヨ。並の男ならその姿で迫られただけでお前の虜になるだろう。
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黒白・鈴凛 2020年2月25日
だが、攻めに攻めた衣装、故にガードが甘くなってしまってるのは心配ネ。
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
むー。（いたずらにしばらく頬を膨らませていたものの、品評を聞くにつれてふむふむと頷いて）
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ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
ああー……。ガード、ガードかぁ。（この場合のガードというのが、布面積という意味だけではないのは想像がついた）
そだねぇ。ちょっと自分でも照れちゃって、距離感測り損ねちゃいそうだったし……。
黒白・鈴凛 2020年2月25日
照れてしまってはお前の魅力である溌剌さも曇ってしまうしな。
それじゃ、それを解決するにはどうすれば良いと思う？
黒白・鈴凛 2020年2月25日
ぶっぶー（ハズレの効果音を口で言いながら指で☓印をつくる）
恥ずかしさに慣れるのは難しいアル。私だって恥ずかしいものは恥ずかしいからナ。
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黒白・鈴凛 2020年2月25日
答えは…攻めきることヨ。虜にしたい相手、その時その場だけでもたった一人の為だけに…周りなんて眼中に入らないほどに夢中になること。
黒白・鈴凛 2020年2月25日
それにナ。ウェンディ、そのガードの甘さは男の保護欲…いや、独占欲も刺激するアル。
相手が良い男ならきっとお前を護るように動いてくれるだろうさ。
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
なーるーほーどーなー……。んへへ、まだまだ身につけないといけないワザがいっぱいです。（困ったようにはにかんで）
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ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
ねね。じゃ、鈴凛ちゃんからみてもー、僕って護りたくなっちゃうー？
黒白・鈴凛 2020年2月25日
くふふ、良い女になるにはまだまだ道は長いヨ。（頬杖をついてクスリと微笑み）
勿論ネ。とは言っても、その格好であろうとなかろうと…ウェンディはワタシの護りたい一人ネ。
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
おぉう……。（鈴凛ちゃんからの言葉に、目をまんまるにしてから）
(演出続行)
黒白・鈴凛 2020年2月25日
……餅のように膨らんでどうした？
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
鈴凛ちゃんにきゅーんってさせられちゃったんだもん！今日は僕が鈴凛ちゃんをどきっとさせようと思ったのにー。
黒白・鈴凛 2020年2月25日
はぁ、そんなことか。
(演出続行)
黒白・鈴凛 2020年2月25日
これでもドキッとしたアルヨ。
最初に見たときに目を見開き惚けてしまうくらいにナ。
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
…………んへ。（にへら、と笑みを深めて）
えへへ、ほんとぉー？えへへへへ……。うれしーなぁ。
黒白・鈴凛 2020年2月25日
まったく、こんなに魅力的に成長しているのに中身はまだまだ成長途中アルナ？(そう言ってまた擽ろうと手を伸ばして)
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
へへーんだ！僕最近気づいたんだもんね！こどもっぽいところも、鈴凛ちゃんやおねーちゃんとは違う僕の“ブキ”になるんだよ！多分！（自慢げに胸を張ったところをくすぐられて、きゃいきゃいと楽しそうに笑い声をあげる）
黒白・鈴凛 2020年2月25日
ふふ、憧れるだけでは無くなったカ。(確かに感じられる成長に姉貴分として誇らしくもあり、ちょっぴり寂しくもある)
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
鈴凛ちゃんは僕のさいこーの憧れだけどー、そんな鈴凛ちゃんを越えるって宣言しちゃったからねっ！どんどん成長しちゃうんだから。見逃しちゃだめだぜっ！（そんな一丁前なことを言いながらも、今は甘えるように鈴凛ちゃんに体を寄せるのでした）
黒白・鈴凛 2020年2月25日
ふふん、生意気言うようになったアルナ。ワタシだって簡単に抜かれるつもりはないネ。(すり寄ってきたウェンディを受け止めて、この様子ならその時はずっと先かもな…っと思いながら髪を優しく撫でるのだった)
ウェンディ・ロックビル 2020年2月25日
（そんなこんなで、新しい服のチェックという目標も済ませた2人は、仲良くお茶の時間を過ごすのでした）
