【●一日限定】古物商ノ秘密の部屋
エスパルダ・メア 2020年1月26日
とある日の昼、古物商に届いた一通の小包から、事は始まった。
――『秘密の部屋にしまうこと。ただし、扉はないので注意すること。』
それが度々送られて来るこの古物商の店主からの小包であることは間違いがない。どこそこに仕舞え、どこそこに送れ、その辺に置いておけ。割と雑な指示が丁寧な筆跡で書かれた手紙が添えてあるのもいつものことだ。
「……は?」
ただし、店番は知らない。『秘密の部屋』だとか、『扉はない』のに仕舞えだとか。
送られて来た小包が、何であるかも知らないけれど。
――『一日以内に仕舞えない場合、出て来るので育てること。』
なんだか得体が知れぬから、なるべく早く仕舞いたい。すごく。
※
・一日限定のリアルタイムRP。
・目的:『秘密の部屋』をあらゆる手段(ダイス)を用いて探す。小包をしまう。
・ダイス(手段):50↑成功/49↓失敗
【物理】物理的に何かを開いたり壊して探す
【目星】その辺を調べて手掛かりを見つける
【小包】小包の様子を伺う
【支援】失敗した手段の手助けを行う。ただし支援が失敗すると『大失敗』になり、トラブルが起こる。成功した場合、目が大きいほど失敗をリカバリーできる。
・主な手段結果
赤
1:得体の知れない物体が
2:小包が突然動き出し
3:何かのスイッチが入り
4:本が雪崩れて来て
5:猫の鳴き声がして
6:不思議な箱を見つけ
7:大きなものを避けて
8:何気なく手にした物が
9:大胆に壁を調べて
青
1〜4:生えて来た
5〜8:大きくなった
9:見つけた
00:突然爆発した
・団員であれば飛び込み歓迎、顔出し程度でも
・リアタイにつき発言被り等タイミングは気にせず
・気軽に楽しく節度は保って
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ライオット・シヴァルレガリア 2020年1月26日
いいのかい?……やってしまってもいいなら手を貸すよ。(待ってましたと言わんばかりに剣を見て)
イディ・ナシュ 2020年1月26日
……。叶お父様、とお呼びした方が?(育ちきったら認知問題が発生してしまうのだろうか。割と真面目に聞きながらも、扉キープのまま壁の行く末を見守るてい)
鶴澤・白雪 2020年1月26日
(閉めようとしたはずの扉が閉まらない。総出で妨害する姿勢に内心ひぃ。と慄いた)ちょっと。そこの剣と盾のヤドリガミ。アンタたち2人が加勢したらあたしが勝てるわけないじゃないおバカ!(あっけなく扉を閉めることを諦めて文句を零した。)……抱っこするわ。ズルいやり方するわね、アンタも…。(とか言いながら管狐を見てホイホイ娘は中に戻った)
エスパルダ・メア 2020年1月26日
【物理
】……。(ふくふく。元気一杯の、調伏し難い何か)……凍らせるか。植物なら枯れるだろ。(そうであってほしい。揃った面々もさして寒さに弱くはなかろうと踏んで、掌に作った氷華をばきんと握り潰し、極寒の氷風がにょろろろを狙って)
鶴澤・白雪 2020年1月26日
……とりあえず何がどうしてこうなったのよ。
雲烟・叶 2020年1月26日
(お父さまだとか、お爺ちゃんだとか、パパだとか何だとか。もう何だか呼ばれ方が増えて来て何でも良くなって来た)……もう好きにしてください。(父親のつもりだとか、祖父のつもりだとかはまあない訳だが、呼ばれる分には好きにしてくれて構わない)(管狐たちは、わーい!と言わんばかりに白雪の元にわらわら集まった。抱っこ争いと頭上争いが勃発中)
エスパルダ・メア 2020年1月26日
あ゛っ。(絶望的に失敗した!)(にょろろろが美しいフォルムで逃げに撤し)(元々魔力調整が下手な氷剣の氷は音を立てて罅の走った壁を覆いつくし、のみならず)(窓辺にあったサボテンが凍りついて、店内がかなり寒くなった
)………………。悪ィ
………。(とてもばつが悪そうにぼそり)
雲烟・叶 2020年1月26日
あー……とりあえず、壁の補強はされましたね。(魔術に適正のない煙管にとってはなかなか新鮮な光景だ、思わず妙なフォローを入れてしまった。にょろは軽やかにやけに綺麗なフォームで逃げて行く)
鶴澤・白雪 2020年1月26日
(わさわさ寄ってきた狐たちに思わず破顔した。管狐に囲まれて娘は幸せそうである。)……何か気持ち悪い感じに育ってない?そのにょろにょろしたやつ。ナニソレ、駆逐スレバイイノ?
ライオット・シヴァルレガリア 2020年1月26日
相変わらず魔力の調整は苦手のようだね、エスパルダ。……でも、これはこれでいいんじゃないかい?(氷像と化したサボテンを指でつつきながら)
イディ・ナシュ 2020年1月26日
【目星】……呼ばれ慣れていらっしゃるのですね。いえ、私自身も実年齢で言えば大概いい歳なのですけども。(父親呼びを承諾する声に、諦念を見た気がした。色々と察した気分で軽く首を振って白い息を吐く)夏に重宝されそうなお力ですね。……触れば溶けるのでしょうか。(怪しそうな六つ模様の壁周辺を溶かそうかと、手の平を押し付け)
エスパルダ・メア 2020年1月26日
壁の補強……(たしかに。上手いこと覆われたのは不幸中の幸いか。いざとなったら相棒の盾に壊して貰うつもりはしつつ)……駆逐。できるか白雪?(何かカタコトじゃないか。巻き込んだひとりではあるけども)
イディ・ナシュ 2020年1月26日
(触れた氷塊が大き過ぎた。邪魔になりそうなそれを押してみるも微動だにしない)
鶴澤・白雪 2020年1月26日
【物理】知らないわよ。でも植物なんでしょ、一応。だったら燃えてくれなきゃ困るわよ。(言うなり魔力を自分のライフルに流し込んで銃弾を装填した。にょろにょろしたものを狙って引き金を引く)
鶴澤・白雪 2020年1月26日
(ヤンキーが逃がしたそれに尖晶石の弾丸が命中する。当たった瞬間に宝石が弾けて焔がにょろにょろしたものを包んだ。弾丸の塩梅を加減したおかげで床を貫通もしていない。)当たれば駆逐できそうよ。普通に燃えたわ。(そのおかげで氷が溶けて下がっていた店内の温度がいくらか戻った気がする)
エスパルダ・メア 2020年1月26日
(にょろろろが燃えたのと、室温がいくらか回復したのを見れば安堵した笑みで)さすが白雪、普通に燃えるならまだなんとかなりそうだが。
雲烟・叶 2020年1月26日
そもそも、結局この壁の何ぞ嵌りそうな物を探さないと部屋が開かないんですかね?(氷の中に閉ざされている意味深な六つを眺めて、首を傾げた。倒せるならとりあえず増えなくて助かるが、果たして届いた小包はこれだけなのかも自分は知らない)届いた荷物の中にそれっぽい物や説明書、なかったんです?
エスパルダ・メア 2020年1月26日
夏はオレがバテるんだけどな。……あと叶は案外面倒見いいぞ。(なんて勝手なことをイディに呟きつつにょろろろはまだ蠢いている、が先程よりは少し動きも鈍くなっているようだ)
しかし、これじゃ時間かかるな…… 、とりあえずあの壁ごとにょろろ、ぶち抜くぞ!(いちかばちかだ、それぞれの火力が高そうなもので殴れば押し込むこともできるだろうか)
(ダイス分だけ壁とにょろにょろへの攻撃に成功。好きな手段で畳み掛けて下さい)
エスパルダ・メア 2020年1月26日
……説明書?(言われて改めて見た、手紙。変わらない文面とその下に)……部屋の鍵は、見つけるか、壊すと開く……。(などと書いてあった)
雲烟・叶 2020年1月26日
あんまり火力高ぇもんねぇんですけどねぇ。(うーん、と首を傾げる。基本が待ちの姿勢でカウンター狙いの呪物は、手段に悩んでいるようだ)……まあ、良いか。おいで、呪血馬。突っ込め。(ぶわりと空間が澱んで揺れて、闇を纏うような体格の良い首無し馬が宙を走って猛速度でにょろを巻き込んで壁に突っ込んで行った)
雲烟・叶 2020年1月26日
おや、壊して良いんですね。なら最初から悩む必要もありませんでしたね。
エスパルダ・メア 2020年1月26日
壊すか。(ちょっともう考えるのが面倒になっている、このヤンキー)
鶴澤・白雪 2020年1月26日
イディもヤドリガミなのね。やっぱり店番がヤドリガミだとヤドリガミばっかり集まるのかしら。そうね、叶は案外面倒見良いと思うわよ。本人は大体認めないけど。
あら、力任せにやってもいいの?だったら有難いわ。ライフルで撃つよりもこっちのほうがあたし的には手っ取り早いわ。(言うなり地面を踏み鳴らせば足元から焔を纏った尖晶石の針山が顕現する。勢い任せに壁に向けて)
エスパルダ・メア 2020年1月26日
叶、今なんか、(何かすごいものが走って行った気がする)……馬……(首のない馬が室内をごうと駆けてゆく、その様はなかなか衝撃的である)
ライオット・シヴァルレガリア 2020年1月26日
ともあれ、壊していいなら単純でいいね。みんなで壊せば怖くない、というやつかな。(アイスレイピアを構えれば冷気が周囲を包む。魔力で鋭い氷柱を創造し、次々と撃ち出して)
鶴澤・白雪 2020年1月26日
……。あれ、なんて言ったかしら。いたわよね。首がない馬の……お化け?(叶が出した馬をまじまじ見る。名前が思い出せずんー、と唸って。)
雲烟・叶 2020年1月26日
ええ、まあ、馬ですね。首はないので暗所も気にせず突っ込む忠実で可愛い子ですよ。(正直、ちまちまやるより楽だと思ったとか敢えて言わない。管狐たちが白雪の頭の上や肩の上で自己主張しているが、彼らの炎で氷を溶かすのは面倒臭い)そもそも、手数にカウンター系か呪詛を広げるものが多いんで。あんまり此処だと……ね。
イディ・ナシュ 2020年1月26日
叶様は、慕われていらっしゃるのですね。(納得した顔。その間にも咲く赤が、氷が壁を溶かしてゆくのに合わせて炎の矢を撃ち込んでみたりもしつつに)
雲烟・叶 2020年1月26日
(なお、この煙管。面倒見がどうのと言われているのは完全にシャットダウンしている。そんなつもりは欠片もないし、多分永遠に認めない)
エスパルダ・メア 2020年1月26日
(疾走する首なし馬と鋭く牙を剥く宝石に、氷柱――手加減なしで殺到すれば、脆かった壁はひとたまりもなく、どうと音を立てて崩れた。一緒に巻き込まれたにょろろろも、猟兵たちの容赦ない攻撃についにへろへろと力尽きて)(大穴が空いた凍った壁の向こうには、妙な間があった。呪術に詳しい者なら、それが結界の類いと気づいたろうか)(そこへ、吸い込まれて、ゆく)
イディ・ナシュ 2020年1月26日
(馬が突っ込んで行くのに目を瞠った。あれは硬い壁でも相当利きそうに見える。崩落するものがないかの警戒だけはするべきかた、張った氷を見回しながら)ヤドリガミの方が多く集まっていらっしゃるのです?物は物を呼ぶのかもしれませんね。
雲烟・叶 2020年1月26日
……おや。良いですね、これ。(壁が崩壊するまで気配も感じさせない結界の類は重宝しそうだ。吸い込まれて行く結局最後まで何か分からなかったにょろろろした名状し難いものを見送って、清々したと言わんばかりに)この壁、わざわざ偽装のための術式込めてたんですかね。結界の奥は保管庫か、処理場か。
エスパルダ・メア 2020年1月26日
(ばらばらと崩れた壁が、ひとりでに戻り始めたのはそのあとすぐだ。壁――あるいは、壁だと思わせていたもの。それは収納すべきを収めて、勝手に穴を塞ぎ出す。)(ぱき、ぱきん)(軽い音で見る間に塞がれた空間は、まるでグリモアのようにきらりと光って、ぱしゅんと消えた)(後には、壁すらない。残ったのは埃っぽい古物商の店内と、氷像になったサボテンくらいだ)
イディ・ナシュ 2020年1月26日
(何かが開いて、閉じたのだとは理屈よりも肌で知る。吸い込まれた小包が消え、何事もなかったかのような空間に戻るのを、呆気に取られた様に見遣ってから、ほうと深く息を吐く)……『しまう』ことが出来たのでしょうか、これで。
エスパルダ・メア 2020年1月26日
(いいですね、と言う声にもぽかんとして見送った)……何だアレ。何だこの店?(思わず呟いたのが店番であれば世話はない。ともあれ店の客たる猟兵たちによって、あの正体不明のものが何とかなったのは事実である)とりあえず何とかなったみたいだな……はー。助かった、ありがとな、ライオット、叶、イディ、白雪に、昼間のキディたちにも礼を言わねえと。(はあ。深々と息を吐いて、その辺の椅子にがたりと腰かけた)
雲烟・叶 2020年1月26日
とりあえず、お疲れさまでした、ということで。(この店、やはり普通の古物商ではなさそうだ。興味先行で周囲を見回しながら、サボテンを除き何もかもが元通りになった周囲を見回した。残念ながら、埃っぽさや動かした棚は元には戻らないようだけれど)……これ、もしかして今から後片付け必要です?
鶴澤・白雪 2020年1月26日
此処にいる面子、あたしを除いて全員ヤドリガミよ。とりあえず何とかなって良かったわね。あとはこのお店の中の片づけかしら。やたら滅茶苦茶にしちゃったし。
エスパルダ・メア 2020年1月26日
おう、お疲れさん。無事『しまえた』らしい。……片付けは、(明らかに必要である。けれども)後だあと。もう今日はしねえ、疲れたしな。(からから笑い飛ばして、明日の自分に丸投げた)みんなもお疲れさん。
イディ・ナシュ 2020年1月26日
……それは却って白雪様がどちらのお生まれなのか気になってしまいますね。(彼女以外全員。脅威のヤドリガミ率に、思わず面子の顔を一人一人見回した)それでは、原状回復のお手伝いは後々に。…ここだけはどうにかして帰りますが。(己がぶち撒けた本棚へと小走りに。粛々と落とした本だけは元に戻していったとか。読み物は、大切に)
エスパルダ・メア 2020年1月26日
そういやそうだな、白雪以外ヤドリガミか。……オレが店番でってより、この店のモノに立ち止まるのがヤドリガミが多いのかもな。(なんともなしの親近感は、きっとモノにも、ヒトにもだ)
雲烟・叶 2020年1月26日
お蔭さまでやたらとヤドリガミの知人が増えましたね。(この店の外で出逢うのも何故かヤドリガミが多いせいで、育て子以外のヤドリガミの知人が一気に増えたと笑って)ま、明日の片付けは手伝って差し上げますよ。今日はお開きですね。
エスパルダ・メア 2020年1月26日
お、片付けまでしてくれんの、イディは良い奴だな。ま、今日は時間も遅いし帰っていいぞ。気にしねえ奴は夜通し居座ってくれても構わねえけど。(とりあえず、店番は一息ついたら片付けだ。そも、眠らないのだし。帰るものは見送って、こだわらぬ者はそのまま埃っぽい店の落ち着ける一部屋にでも案内しようか)
エスパルダ・メア 2020年1月26日
(お疲れさん、お疲れ様。また明日。平和なことを言い合って、古物商ノ秘密の部屋はしまいこまれた)(そのうちにまた)(何かあるかも、しれないけれど――)
(離脱)
鶴澤・白雪 2020年1月26日
あたしはクリスタリアンよ。……そうね。片づけは明日頑張りましょ。色々とやったから疲れたし。今日はもうゆっくりしていたいわ。
鶴澤・白雪 2020年1月26日
仕方ないからまた明日、猫の世話見がてら片付けて手伝いに来るわ。いい時間だし、補導されないうちに帰るとするわ。(未成年にはすでにアウトな時間だけれど見つからなければセーフだ。帰ると言いつつ自分の住処とは逆の方向に向かって不良娘は出て行った)
(離脱)
イディ・ナシュ 2020年1月26日
それだけここが、"もの"にとって良いお店なのでしょうね。(古物の囁きは、心地よい物であるが故に)クリスタリアン……道理でお綺麗な。また、お疲れでない時にでもお話お聞かせ下さいませ。(それでは、お疲れ様でした、と改めて告げて、本を片付け終えれば己が塒へとお暇を。また、と伝える声だけは、いつもよりも弾んでいた)
(離脱)
雲烟・叶 2020年1月26日
それでは、また。(今夜は帰りますよ、と告げて、男は店を後にする。隠蔽された結界に、得体の知れない小包に、謎はまだまだ尽きないだろう。暫くは楽しめそうですねぇ、なんて好奇心と期待を伴って。管狐たちを引き連れて、男は夜の通りへ消えて行った)
(離脱)