【RP雑談】聖堂【メタ無し】
エルディー・ポラリス 2020年1月3日
教会の聖堂、かつて神父が教えを説いていた祭壇も使われなくなって久しい。
特筆すべきものは置かれてはいないが、このダークセイヴァーにおいて、落ち着いて誰かと話をする空間そのものが貴重とも言えるだろう。
だからってお昼寝しないでください、シスターさん。
【ルール】
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エルネスト・ポラリス 2020年1月3日
掃除とか必要かなぁ……
でも、レティシアの話だとたまーに迷子とか来るらしいしなぁ
埃くらいは払っとくか(ハタキでそこらを掃除してる)
李・雷 2020年1月3日
(コンコンコンと繰り返されるノックの音が響いた)こんばんわ、こんばんわ。
こんなところに神の家とは驚いた。
店仕舞いがまだならよ、主の御姿を拝見したいんだがね。
扉を開けて───招き入れてはくれないか?
エルネスト・ポラリス 2020年1月6日
言ってたら本当に来た……!?
ああ、お待ちくださいね。
今、扉を開けますので……。
(神の家としての作法は分からない。が、それはそれとして、こんな辺境にやってきた者をただ追い返すのも忍びないだろうと、扉を開けてやる)
李・雷 2020年1月6日
(閉ざされていた扉が開かれると、そこには外壁の松明かりに照らされた少年の姿がひとつ)おお、門戸を開いてくれてありがとよ。招き入れてくれて助かった。
これで漸く安心できる(教会の敷居を跨ぎ、一歩二歩と何かを確かめるように、ゆっくりと内へ)
なにせほら、外の暗闇には得体の知れないバケモノが潜んでいると相場が決まっているからな。
エルネスト・ポラリス 2020年1月7日
む……(子供の姿、そこに感じた何かへの違和感から、努めて意識を逸らしながら、客人を出迎える)
これはこれは、このような辺境でおひとりですか? さぞ大変だったことでしょう。
寂れた教会ではありますが、闇と寒さを遠ざける灯り程度はありますとも。どうぞお入りください。
(暖炉にちらと目をやる。薪は、まだ十分に燃え盛っていた)
李・雷 2020年1月8日
(祭壇と十字架から最も遠い長椅子の隅。教会内でも灯りが届かない薄闇の中へと腰を降ろす。赤い光彩が貴方を見据えた)物腰の柔らかいにーさんよ、アンタはここの人かい? 牧師さまには見えねえが……
エルネスト・ポラリス 2020年1月8日
(熱も、光も満足に届かぬであろう部屋の暗がり。あえてそこに陣取った少年へと膨らむ疑念に蓋をしつつ、男もまた口を開く)
ええ、ご明察通り。私は牧師でも、ここの管理者でもありません。
──そもそも、此処の主であった牧師様は、数年前に死んでしまっていましてね。
私の妹が洗礼等、仕事は引き継いでいるのですが……見ての通り、留守番を残して不在なのです。
(なにか導きを求めて来たのなら申し訳ないと、言葉を締めくくる)
李・雷 2020年1月9日
いやいや、好都合さ(ニンマリと口角が上がり、人好きのする笑みを浮かべた。足を組んで軽快な口調で続ける)
実のところ俺は敬虔な信徒ってワケじゃなくてね。一緒に聖句を唱えよう、なんて言われたらどうしようかと思っていたんだ……おっと!
(祭壇を見上げ、おどけた調子で)偉大なる我らが父に聴かれちゃマズかったかな? にーさん、今のはナイショにしておいてくれ(しー、と人差し指を立てた)
エルネスト・ポラリス 2020年1月12日
──いえ、全く問題ありませんとも。まあ、近隣の村の爺様方に聞かれると怒られそうですから、ナイショの方がいいのは事実ですね(穏やかに苦笑しながら)
しかし、こんな辺鄙な場所ですからねぇ。禄なもてなしもできず、申し訳ありません。
(信心の無さに気を害した様子は、全く見受けられない)
李・雷 2020年1月14日
なぁに、真っ暗森の中をあてどなく一人でさまようのに比べりゃ楽園さ。寒風凌げてお喋りの相手まで付いてくるんだ。それに……(語るに詰まり、一旦間を置き)
それに、実のところ俺は家無しでね。ま、このご時世じゃ珍しくもないが。
にーさんはその近隣の村に住んでいるのかい?シスターが居ないのは巡礼か何かで村を回っているとか?
エルネスト・ポラリス 2020年1月21日
あー……まあ、仰る通り珍しい話でも無いですねぇ。
(一瞬言葉を探しながらも、相手に同意する形で受け流す。語る通り、過度に同情する話でもないというのが、この世界における彼の常識だった)
ええ、その近隣の村の者ですよ。いえ、一応はこの教会もその村の一部なんですが……だいぶ離れてるので、村人も特別な用事が無ければ来ないんですよねぇ。
シスターが居ないのは、巡礼というか往診ですね。
この辺りでは唯一の聖者ですから、じーさんばーさんの様子をちょくちょく見に行って……そのまま長話に捕まったりするのです。
(本当に人来ませんしね、この教会、と苦笑交じりに)
李・雷 2020年1月21日
あー、そういう……。
察するに村の殆どはジジババで残りは信心薄いガキどもか。
(限界集落という単語が頭をよぎる。が、口にはしなかった。これもまたこの時勢では珍しくない話だと思ったからだ)
年寄りの話は長いと相場が決まってるもんだ。
暫くは留守番のままかもしれないぜ。災難だったな、にーさん。
……にしても聖者ね。俺は詳しくないが、あの、何か光るアレだよな?
エルネスト・ポラリス 2020年1月22日
まさしくそんな感じですね。
なんだかんだで真面目に聖職者してる奴ですから、律儀に老人の祈りに付き合っているわけです。
それを思えば、長めの留守番くらいはしてやってもいいでしょう。
(子供……は、ほぼいないようなものだがという無駄な情報は、思考の中に留めておいた)
はい、光るアレです。
怪我の治療の為に故意に光る事もあれば、無意識に発光していることもあって、どっちにしろ眩しいアレです。
聖なる光、神に与えられた光なんて話も聞きますけど……本人は神に会った事は無いそうなので、真偽は不明ですね。
(少なくとも、彼は神のくだりを信じてはいないようだった)
李・雷 2020年1月23日
へぇ、妹想いなんだな。
祈るでもなく、ひとりで教会に篭るなんて退屈だろうに……。
っと、そうそう。その聖者で合っていたか。
いや、俺の聞いていた様子より、なんか鬱陶しそうだけど。
(言葉の裏に隠れた、兄妹の間にある気安さのような物を感じて、くつくつと笑い)
信徒の前にすら現れないなら、俺は一生見る機会が無さそうだ。
(大袈裟に肩を竦めたところで疑問を覚え問い掛けた)
……うん? じゃあ、なんだ。ある日唐突に光りだすのか?聖者ってのは。
エルネスト・ポラリス 2020年1月27日
まあ、そこは本でも読んで暇を……潰すには固いんですよね、此処の蔵書。
(傍らに置いてある本へと目をやる)
唐突に、というのも少し違いますかね?
だいたいの聖者は、生まれながらにピカピカしてるそうですよ。
そこまで多くの聖者を知るわけではないので伝聞でしかありませんが、妹はそうです。
……おかげで物心ついた時から眩しかったですね。
李・雷 2020年1月28日
うへぇ。聖書やなんかの"ありがたい教え"は勘弁だぜ。
(それをコッチに向けてくれるな、と両手で壁を作って)
伝聞で知る限りじゃ良いこと尽くしって感じだったんだがな……親兄妹が"そう"ともなれば、また違った話も聞けるもんだぜ。
だが、にーさん。アンタは運が良い。
家族が神の威光を発してるんなら、こんな世の中でも怪我知らずじゃないのかい?
エルネスト・ポラリス 2020年1月30日
まあ、大した怪我じゃなかったのに処置が遅れて傷が膿んで、なんて話も聞きますからね。
それを思えば、すぐ近くに神の光があるというのは実際恵まれているのだと思います。
(返答する顔は、どこか陰があるものだった)
……ただまあ、あの光を使うと聖者本人が消耗しますからね。
代わってやる事もできないし、なるべくなら頼りたくないものでもありますよ。家族としては。
李・雷 2020年2月4日
なんだよオイオイ、浮かない顔じゃねえか。にーさん。
忠実なる神の僕が、主の威光で民を救う。
この暗闇に覆われた世界でこれ以上の美談があるかね!
……なーんて、ウマイ話じゃなさそうだな。
(聖者の妹と信心より家族を優先する兄。他人の家の話に興味を引かれて身を乗り出し)
にーさん。にーさんよ。
そんなに嫌なら、力尽くにでも聖職から遠ざけたりすればよかったんじゃねえか?
一介の村娘であってくれた方が、気が楽だったんだろう?
エルネスト・ポラリス 2020年2月8日
──それをして喜ぶのは私であって、あの子ではないですからね。
(どこか達観したような印象の、穏やかな表情で返す)
あからさまに悪い事や馬鹿な事し出したら拳骨でも落としますけど、色んな見方をできる事で、あの子がきちんと考えて選んだのなら、それに口出すのはやめておこうかな、と。
それなりに年を取ったから思える事でもありますが……ああ。
(微妙に年寄り臭いことを言ってしまったと思ってから、ふと目の前の少年の名すら知らないことに気付く)
申し遅れました、わたくし、エルネストと申します。
よろしければ、お名前を伺っても?
李・雷 2020年2月10日
―――はっ!ダメだこりゃ、ちっとも揺るがねえ。あーあ!白けるぜ!
(乗り出していた身を背もたれへと引き戻し、満足気な笑みを浮かべて脱力して)
嫌になるほど善良だ。善き心に欠けが無い。
アーメンハレルヤピーナッツバターってな。
エルネストのにーさんよ。アンタ、案外と牧師サマの才能があるぜ。この俺が保証してやる。
俺は李だ。李・雷。テメェで適当に付けた名前だがな。
ジョン・スミスでも構わねえぜ?
エルネスト・ポラリス 2020年2月11日
あっはっは、牧師様は遠慮したいですねぇ。
身近で見ていたので、尊敬はしても、自分でなろうとはとてもとても……。
妹と比べるとだいぶスレてしまったと自認してはおりますが、褒められるのは嬉しいですね。両親の教育の正しさでもありますから。
李さん、ですね。
(言いなれない発音を、確かめるように呟く)
しかし、自分でつけた……?
えーと、失礼ですがご年齢を伺っても? 私22なんですけど、見る限り年下の方だと思っていたのですが……
(何度か抱いた違和感。外見に見合わぬ落ち着きの理由は何なのかと、少しだけ踏み込んでみた)
李・雷 2020年2月14日
(これまでの控え目な態度から一変して尊大で高慢な語調に変わり)
ああ、いいぜ! なんでも答えてやるよ。
バケモノの誘惑に打ち克った勇者は、それ相応のお宝を持ち帰らねえとな!かははっ!
(もっとも今の俺は着の身着のまま出歩いてるんで無一文だが、と独りごちた)
年齢か? あー、どうだったっけな。30まではいってなかったはずだぜ。種族柄珍しくもないが……。
俺はにーさんがハタチそこそこって方が驚きだよ。落ち着きすぎだぜ、オタク。
エルネスト・ポラリス 2020年2月16日
まあ、その辺は長兄ですから。
下にちんちくりんが何人かいれば、自然と落ち着くものですよ。
──バケモノ、とはまた穏やかでありませんね。
30手前というと、やはり年上の方でしたか。
種族柄というと……ダンピール?
(獣の耳や鳥の羽根は見受けられない。猟兵ならば他の可能性もあるが、このダークセイヴァーにおいて最もアリエル予想を口にする)
李・雷 2020年2月19日
―――御明察。
にーさんの方は分かりやすいぜ。当ててやろうか?
その耳は犬科のソレだ。ってことはキマイラか、いや(スンスンと鼻を鳴らし)……人狼だな。
寿命のせいかね、にーさんくらいの歳の人狼からは濃い死臭がする。
エルネスト・ポラリス 2020年2月20日
ええ、人狼ですね。
寿命間近というのも、まあ合っているでしょう。
(自分がいつ死ぬか知ってるわけではありませんが、と付け加えるその表情は固い)
(死臭、などと言われるその手前に生じてた変化だ)
……あー、うん。
隠しててもアレなので、白状しますが、吸血鬼の類が苦手なのですよね。
ダンピールがそれそのもので無いと頭では理解していますが、態度に出してしまっていたら申し訳ありません。
李・雷 2020年2月26日
苦手ねぇ……それでコワイ顔してたってワケかい?
(何が面白かったのか、堪えきれずと言った様子で喉を震わせた)
にーさん、アンタは充分にお優しいよ。
外敵に等しい種族が目の前で座ってて、それでも個人を見る目でいるんだからな。
……だが、そんな風に我慢する必要はあるのかね?
俺に言わせりゃアンタの優しさってのは、癌細胞のひとつひとつにラベルを貼るくらい無駄な行為だぜ。
エルネスト・ポラリス 2020年3月1日
──いえ、これはなるべく嘘をつかないようにしただけですね。
本当に優しい者だったら、自己満足の謝罪などせず、隠し通したでしょう。
……がん細胞、と評する貴方の感性そのものに口出しをするつもりはありませんが。
私が優しく見えたなら、無理に努力をしているように見えたなら。
貴方の善性の、鏡写しなのだと思いますよ。