【1:1】酒杯と星屑の夕べ
逢坂・宵 2019年10月16日
『女子会、小さなパーティー、ひと休みにどうぞ! マンションの一室風レンタルルーム』
そんなうたい文句のレンタルルームなのだと説明しながら、手渡された鍵を使って扉を開ける。
小さな軋みをあげて開いたその向こうには、なるほどうたい文句のとおりに居心地の良さそうなソファにテーブル、大きな薄型テレビ、観葉植物に趣味の良い絵画。
そして左手にはアイランド型キッチンがしつらえられており、確かに小さなパーティーに利用するにはぴったりであることが窺い知れる。
時刻は13時を少し回ったころ。
楽しい時間は、まだこれからだ。
―=―=―=―=―=―=―=―=―=―=―=―=―=―=―=―=
(お約束した方と)
1
逢坂・宵 2019年10月28日
……(日焼け肌色の相手の血色はあまり鮮明にはわからないが、なんとなく。そう、なんとなく……その肌が薄く色づいている、ような……。それとなくじっと眺めていれば、さらに話を振られて手元が揺れた)……ええ、まぁ。一緒に住んでいますから……互いにやりやすいペースでお酒を呑めますからね(宿の周辺にはしばらく歩くかバスに乗らねば飲み屋が少ないのもありますし、と答えて。やや舌っ足らずな声音に、薄々、ふしぎな予感が襲い来る)……ねぇ、楪君。
月待・楪 2019年11月11日
ふーーーん……しょーさん、は、ざっふぃーろさんと仲いいもんな?…で、どっちがつえーの?(ぷす、と頬を膨らませて不満であることを隠そうともしていないような、年齢にそぐわないどころか、普段ならあり得ないような表情をしつつ。ぷしゅっと軽い音を立てて触られてもいない缶の封が開いたのは念動力だろうか)………宵さんはさー、ざっふぃーろさんと酒飲むの、たのしーんだよなぁ(ぷすぷす、ぷすぷす、念動力で浮遊させた箸が自分の皿に取り分けたあてを刺しては離れを繰り返すのを見て呟くように言ったが、ふと呼ばれると素直に相手を見て…その視線は少しばかりぽやぽやとしているかもしれない)んぁ?んだよ、宵さん…?
逢坂・宵 2019年11月13日
仲……と言いますが、恋人同士ですから。強さ……模擬戦では、目下のところ僕が二連勝中ですが……(風船のような、小動物のような。まるく膨らんだ頬にこれは相当だぞ、と薄々感じていた違和感が確信に変わる。そのあたりに置かれていた酒缶がひとりでに開いた音を聞いてから)ええ、楽しいですよ。酒を呑み交わすことも、ひとつのコミュニケーションですから(浮遊しては酒の肴に突き立つ箸の動きは酒飲みの手持ち無沙汰な手元のそれだった。相手の灰色の瞳がどこか据わっている気がする)……楪君、きみ、お酒にだいぶ弱いですね……?
月待・楪 2019年11月21日
ふーーーん……ま、しょーさんが、負けるわけ、ねーもんなァ(にこにこ、にこにこ。先程までの不満そうな顔はどこへやら…2連勝していると聞けば嬉しそうに笑っている、それは普段のような皮肉もからかいも、何もない、単純に嬉しいとわかるくらいの笑顔で)…こみゅにけーしょん。……ひづも、そーいうのしてきてんのかな、大学、とかで(笑顔から一転自分の発言にじわり、じわりと目を潤ませて…念動力で操られている箸は器用に肴をひとつ掴むとそれをぱくりと口にする。もぐもぐと食べながらもぽろり、とこぼれた涙を拭って)んー…ふ、へへ、ばれた、かぁ
逢坂・宵 2019年11月22日
え、ええ……(だがしかし。この間炎の神とドラゴンキャットとの顔合わせの際にはダブルバトルとはいえ負けたのですよね、とは言わないほうがいいと判断して、急にころっと機嫌を直した相手に若干戸惑いながら)……それは、ええ。付き合いの上ではあるかもしれませんが……って、ちょっと楪君、(面倒くさいのか手ではなく念動力で器用に肴を摘まむ動作は感心するが、明らかに様子がおかしい)……やっぱりペースが速すぎたんでは……というか、弱いのに飲ませてしまったんですか僕……(どうしよう。ありったけの戸惑いの表情を浮かべながらも、とりあえず望君に連絡するか―――とそこまで考えて、思い至る。彼の携帯番号を知らないのだった)
月待・楪 2019年11月27日
んへへ…やっぱしょーさんは、すごい(ぽろぽろ、ぽろぽろ、拭っても溢れて来ることに諦めてしまったのか、流れる涙はそのままに。口元にはへらりとした笑みを、大分情緒がダメになってるのは酔っ払いだからだろうか。友人が強いことが嬉しいのだろう、紡いだ言葉には喜色が滲んで、ずりずりと若干這うように相手の方向へと移動することが出来るなら触れるか触れないかの距離まで近寄るのだろう)きっと、きっと、ひづは、かおもいいし、せーかくもおもしろくてさぁ…かおもいいし、あかるいし……ぜってーともだちも、たくさんいて、人気あって………飲み会、とか、人気なんだ……いいよなぁ、しょーさんは、ずっと一緒にいられるし…おれも大学、行くか…ハイスクールすら、出てねーけど……年上なのに、ひづよかべんきょーもきょーよーもねェのか俺…→
月待・楪 2019年11月27日
→(非常に面倒な酔っ払いである、泣き上戸で絡み酒とは迷惑以外のなんでもない。ぐずぐず言いながらも止められないし、取り上げられないからだろう、ぷしゅっともかしゅっとも聞こえる軽やかな音と共に手元に引き寄せた新たな缶酎ハイを開けるとそれを半分ほど一気に呷って)ぱーとなーがしょーさんで、マクベスがなんだかんだにげてねーし、ひづはぶーぶー言ってても相手してるし……もしかして一番ずりーのはざっふぃーろさんでは
???……ざっふぃーろさんはずるい、ずるすぎる、なんなんだあの人、ちょっとはげろ。あ、でもひづは俺のだし、マクベスは俺のおとーとぶんだからやっぱ俺のかちでは、なあしょーさん俺の勝ちだよな???(唐突に何を言い出すこの酔っ払い)
ザッフィーロ・アドラツィオーネ 2019年11月27日
(丁度野生のシリアルキラーが悪さをする現場を見てしまったのだろう。メイスを片手に何時も通り後を追い駆けてくるも、逃げ込んだらしき建物に己も身を滑らせれば、同じような部屋が並んでいるその廊下を足早に進んで行く。だが、良く確認せずに入った為だろうか。一般的なマンションにしては作りに違和感のあるその空間にいかがわしい建物かと一瞬怯みかけるも、何やら更生センサーに引っ掛る何かを捉えればその感を頼りに足を進めて行って)
…氷月…!!此処に逃げ込んだのは解って居るのだぞ
大人しく出てこい…!
(そして此処だろう!と勢いよく扉を引くと同時…見慣れた黒髪の愛しい相手と、その相手と口づけを交わしている(様に見える)色黒の同じく見知った相手を見れば思わず固まった後ゆっくりと扉を閉めた)
ザッフィーロ・アドラツィオーネ 2019年11月27日
…。…????
(そして混乱した思考の中首をゆっくりと傾がせ思考を整理せんと試みるも、ちらと見えた個室に生活感はなく…やはりその様な場なのだろうかと。未だ信じられぬ心持ちながらも微妙に暗い何かが胸に沈んで行く。
もういっそ野生のシリアルキラーでも良いから間違いだなと言い合いたいと何処か現実逃避じみた考えをぐるぐると巡らせつつ、再び手にしていたドアノブに力を入れるとほぼ同時。今度は宵のパートナーでずるいという言葉が耳朶に届けば思いっきり、そう思いっきり誤解の方向に思考が振り切れて)
…宵…?お前、斯様な場所で何をしている…のだ…?
(そして困惑と共に僅かな疑いが滲む言の葉を口に乗せれば玄関らしき場所から二人を見遣っているかもしれない!)
氷月・望 2019年11月27日
(いや、本当にマジで勘弁してくれ。毎回毎回馬鹿力でメイスぶん回して、追い掛けて来るとかホラーかよ。ホラーよりタチが悪いから、ちょっと生え際後退しろ)はー、いつまで追ってくんだよ、どっかの刑事かって……ん?(何か、少し離れた部屋の扉が思い切り開いて……静かに閉まる音が聞こえてきた気がして)
氷月・望 2019年11月27日
何だよ、クソ聖職者どっかい……。
(おれも大学、行くか……って、は?今の間違いなく、自分の最愛の声だよな?聞き間違える筈なんて無い、とりあえずボイスチェンジャーとか使った馬鹿野郎だったら抹殺しよう)
(そんな取り留めのない事を考えながら、開きっぱなしの扉から中を覗くように……うわっ、ザッフィーロまだ居たわ。いや、それより)……逢坂、何でゆーくん泣かせてんの?というか、二人して何してんだ???
逢坂・宵 2019年11月28日
ゆ、ゆーくん落ち着いてください。誰が勝ちでも負けでもありませんっ、と、とにかく水……ってああもう、次々と缶を開けない! 酔いつぶれてしまったらきみをヒロアスまで無事に送り届ける手段が思い、つかな
……、……(その瞬間、バターン!と勢いよく玄関の扉が開く。玄関とは短い廊下が繋いでいるが扉が開けたままだった。つまりリビングの様相は玄関から丸見えで……そこに、何よりも見慣れたかれの姿があった)……ザッフィーロ、君?? 何故彼がこのようなところにいるのだろうか。それに斯様な場所とは。ここはただのレンタルルームで――しかし己はこの時混乱していて考えられなかったのだ。彼はレンタルルームの存在を知らないと)……望君まで!? えっとですね、これは、その……楪君と酒盛りしていて……楪君がきみと酒を、大学で、ハゲてずるいって(もはや何を説明しているかわからない。パニックである)ね、ねぇ楪君も説明してください?!
月待・楪 2019年11月28日
…むー、んなことねーし、おれはーーざっふぃーろさんにはー勝ちてーの!(やだやだ、とだだを捏ねるその口調は普段のダウナー気味のテンションとは違って。飲むのを止めるような言葉が聞こえても知らんぷり、ごく、ごく、とまた一缶飲み干せば新たな缶を手にとって)ひっく……だーいじょーぶだっておれはこどもじゃねーしぃ…ああ、でもしょーさんからしたらこどもか?なぁ、おれこども?(子供は嫌だなと呟けばまたぼろぼろと大粒の涙を流して塞ぎこむ、そこに部屋に響いたドアの音に振り返れば…噂をすればというやつで)…ざっふぃーろさんのはーーーげ!ころしてもしなねーおばけ!(ぱちくり、と涙で潤んだ瞳を向けた次の瞬間空き缶を念動力で投げつけようと)→
月待・楪 2019年11月28日
しょーさんの星とか、ポラリスとか、どんだけらぶらぶしてんだよばーか、はーげ、はーげ!おれだって!!しょーさんのことほめたい!!はげろばーか!って……のぞむ(小学生並みの語彙力のなさである。青い髪をじっと見つめて叫んでいたが、その視界に愛しの紅月が映れば今度はぼろぼろと泣き出して)のぞむ、のぞむ…
ザッフィーロ・アドラツィオーネ 2019年11月28日
酒…盛り…?斯様ないかがわしい場所でか…?
(マンション型レンタルルームという存在が解らぬのだろう。未だここがいかがわしい場所だと思い込み…そして先の接吻()の誤解も解けぬ混乱した思考では明らかに酔っている月待の様子には気付かぬのだろう。眉間に皺を寄せつつ二人の言の葉を聞いていたが、飛んで来た空き缶を見れば壁に身を寄せつつ避けんと試みて)
は…ハゲ…?勝ち…?お前は何を言っているんだ…?ずるいも褒めるも良く分からんが…宵が欲しいのならば先ず独り身になってからにしろ。少なくとも他に大事な者が居り宵を幸せに出来ん相手に手を出されるのは気分が余り良くはないからな
ザッフィーロ・アドラツィオーネ 2019年11月28日
(そして未だいかがわしい場所()と信じ込んでいる為か涙を流す相手を隣のシリアルキラーに浮気がバレたからだと思い込んで居るのだろう。泣く位ならば浮気等しなければ良かろうに…とくらりと混乱に混乱を重ねるこの状況を振り払わんとするかの様に軽く頭を振りながらも、お前の連れだろう…?どうにかしてくれんかと。この場にいる唯一の明るい色をもつ青年へそう言の葉を続けていた―が。混乱したような声音を続ける伴侶をみれば己自身落ち着かせるかのように大きな息を吐きつつ視線をむけ)
…後宵もなんだ。後で詳しく聞かせて貰うぞ
(そして一瞬見慣れたその白い顔を見遣りながらも直ぐに視線を逸らしつつ床に転がった缶を回収せんと身を屈めているかもしれない)
氷月・望 2019年11月28日
(なんか、すっっっげー勘違いしてるよなこのもふもふ馬鹿っつーか、愛好家。そんな死んだ魚の目をザッフィーロに向けつつ、深々と溜息)
いやーん、その説明だと俺ハゲなフラグ!?つか、逢坂がゆーくんって呼ぶの新鮮だわ……釣られたか?(けらけら、と笑って)
氷月・望 2019年11月28日
(とりあえず、まずは根本的な誤解を解いておくべきか……?)
まぁ、チェーン店の居酒屋とかよりは、こうしたレンタルルーム借りての酒盛りも悪くないよなー。人目気にしなくていいし。そういや、コンビニの酒?言ってくれりゃ、上物用意したケド……あ、秘密の酒宴か。
(自分の名前を呼ぶ唯一に近付いて、頭わしゃわしゃ)
ゆず、お酒そんなに飲みたかった?
逢坂・宵 2019年11月28日
あああ、ザッフィーロ君に勝ちたいのはわかりましたから! とにかくお酒はこれ以上だめです! 駄々もこねない!(止める間もなく缶の残りを空けてしまう相手に慌ててその手に握られた新しい缶を取り上げようと――したが、耳元に呟くような昏い声音が聞こえてきたのを見れば残像が見える勢いでそちらを振り向く)ザッフィーロ君も何言ってるんですか?? は? 独り身?? えっ、僕の弁解はすでに終わって……(かれの様子がなんだかおかしい。何をどう言い表せばよいのかわからないが、なにかすごく勘違いされてる気がする。それも明後日の方向に。その証拠に視線を合わせてくれない。そうして友人を普段呼んでいない愛称で呼んでいたことに気づく)あわわ……だっていきなり君たちが来るから……あの、望君、それ一言余計……(主に超高速で曲解しそうな人物がここに一人いる。楪に近づく青年を視界の端に見つつ、おそるおそる己の無二を見上げた)
月待・楪 2019年11月28日
えー…(お酒を取り上げられてしまうが、お忘れになっては困るのが、この男、日常から念動力を使いすぎて第三の腕状態なせいか、手元の缶を取り上げられてもめげずに引き寄せて)はーーー????べっつにほしくねーし、そんなんだからはげるんだろはげっふぃーろさん。メンタルもなかかあんた、水につかってとけるのか。そもそも独り身とか無理だろ、おれは、のぞむがいねーとしぬのに(ぷーくすくす、とまるで愛しのパートナーが誰かをからかう時を真似するようにいつもならあり得ない笑いと言葉選びをして)→
月待・楪 2019年11月28日
しょーさんと、飲み会したかったっつーか…ひづ、ひづ、なぁ、大学の、のみかいでもてもてなんだろ???飲み会たのしいんだろ?なぁ、やすざけでいいなら、俺が飲むから、俺と飲めよ、大学飲み会はやだ、のぞむがとられるのだけはやだ…(わしゃわしゃ、と撫でられてぴたりと動きを止めたかと思えば怒涛の問いかけとも言えない言葉を並び立てて。ぼろぼろと泣き出せばわがままを口にして)
ザッフィーロ・アドラツィオーネ 2019年11月29日
(如何するべきかと吐息を漏らしながらも氷月と宵の会話に自然と逸らしていた視線が落ちて行く。そう、ザッフィーロの二人が口づけあっていた()という誤解は未だ解けていない。ゆえに普通ならば通常の会話ととらえられる単語も意味深()な色々に聞こえるのだろう。おまけに己でさえ敬称が抜けぬ相手の口から出た親し気な呼び方に確信を得たというかの様に深い吐息を漏らせばその吐息に乗せる様声を漏らして)
人目を気にせず…秘密の、か
(そして何処か諦めた様な吐息と共に声音を続けながらも、酒を手にしつつ投げられた声音を聞けば再び眉間に皺が寄って行き)
…お前の思考が解らん。欲しくなければ何故俺に勝ちたい等と思うのだ…?それに正直俺はお前の事はどうでも良いのだが…
ザッフィーロ・アドラツィオーネ 2019年11月29日
(目の前の褐色肌の青年の思考が本気で解らぬのだろう。勝ち負け等どうでもよかろうにと訝し気な瞳を向けながらも、続く言の葉を聞けば飲み会ならば互いに接吻等するわけなかろうと呆れたように眉を上げつつ同じ指輪を持つ相手の方へ足を進めて)
…前も言った様にお前が望む限りは傍に居る。だから、安心しろ
(そして以前もしそう成ったならば共に死んでくれと言われていた状況の実現に、以前何度も口にしていた言の葉を口に乗せつつ確かめる様に己の伴侶の身へ視線を這わせてゆく。一見本体の所持はなさそうなその様子に一先ず安心はする物のメイに連絡せねばと思考を巡らせれば相手の本体を保管する相手に連絡を取るべくすまぁとふぉんを手に廊下へと踵を返すに違いなく)
氷月・望 2019年11月29日
(何だコレ、大惨事じゃねぇか)
(平静を保てない逢坂、完全に酒に呑まれている己の唯一、あとなんかすげぇ面倒臭い勘違いをしていそうな某もふラブ聖職者。ちょっとコレ、誰かツッコミ役いねぇの???いないな???とりあえず、どうする。どうする。ゆずは後で手作りおつまみとか、御飯で釣るとして。多分、逢坂は落ち着くだろう。多分。問題の一人が、廊下へ戻ろうと――)
氷月・望 2019年11月29日
アーーー、アシガスベッチャッタナーーー!?
(普通に引き止めるのも癪なので、盛大に足払いを仕掛けてみた)
(ダイスは振るケド、判定有無や回避などはお好みで☆)
逢坂・宵 2019年11月29日
あっ、はい(その瞬間、己の伴侶が何を考えているか察した。以前の自分が言った通り、自分がほかの誰かに懸想して自棄を起こして己の器物を手にかけるのを恐れているのだ。すうと頭が冷えていく。100年の酔いも醒めるというものだ。宵の字だけに。しかしこのネガッフィーロ・アドラツィオーネ―――それでも己が好きな男であるからと、スン……と真顔になったのち、かれが足払いをかけられる現場を目撃する)……どこを勘違いしているかわかりませんが、僕が好きなのはきみですし、僕はきみに後ろ暗いことはしていませんよ。あと死ぬ気もないです(なにやーら取り出された相手のスマホを奪わんと手を伸ばしつつ。電話をかけようとした先のだいたいの想像はつく)ハゲようが生え際が後退しようが……あっきみの御髪がなくなるのは嫌なので前言撤回で。とにかく、僕はこれまでもこれからもきみのとりこですとも。言ってもわかりませんか?
月待・楪 2019年11月30日
うっせーばーか!はげっふぃーろ・かんちがいばーか!!てか、べつに宵さんはいるけどいらねーし…大体なんで、俺がしょーさんと浮気しなきゃなんねーんだよ、俺にとってしょーさんは、頼れる友人だっつの、ハゲばかっふぃーろ!(ぎゃんぎゃんと吠えたてながら酒を呷る、止められようがしったことではないとばかりの姿はどう見ても飲ませてはまずい類いの酒乱で)勝ちたいに、決まってんだろ…宵さんの、回復ゆーべるこーど、見れるかも、だし…それに、はげっふぃーろに負けてたら、ひづが、ひづの目が、とられる…!ぅ、いやだ、やだ、ひづは俺のもんなのにっ…ぐ、ず…ひっ…はげっふぃーろが、ひづの目とる…!(幼児と言われても否定出来ないくらいに話が飛びまくっている上に言動がヤバイが、藍色の髪の男に負ける=最愛のパーツを取られる、という謎の思考に号泣状態でぴえぴえと泣いて)→
月待・楪 2019年11月30日
ひづ、ひづき…っやだ、なぁ、ひづ、ぎゅ、てしてくんねーの…?のぞむ、やだ、離れんな…(応えてもらえなくても酔っぱらいには関係ない、とうだうだとモテるんだろ、やら大学の飲み会反対やらと宣っていたが、足払いをかけに離れてしまったのがトリガーになったらしく、アルコールを机に置いてふよふよと低空飛行念動力で最愛に近寄れば足元にへばりつき)
ザッフィーロ・アドラツィオーネ 2019年11月30日
(視線を落とし何処か暗い表情ですまぁとふぉんの名をスクロールしつつ廊下に向かっていた―が!それが災いしたのだろう。そりゃ足元なんぞ注意を払う訳もなく。踏み出した足へきれーいに足払いがヒットすれば其の侭前へつんのめるかの様にずるっと、ずべっと。勢いよくすっころんだ!!!)
…
……氷、月ぃ…!?お…前…ッ!?
(何が起こったのか一瞬解らなかったのだろう。転んだ体勢の侭暫し固まりながらも痛みに震えつつ顔を上げれば常の調子で明るい髪の青年へ視線を向けかける―も。転んだ衝撃で飛んで行ったのだろうすまぁふぉとんを拾い奪う共に暮らす相手が紡ぐ言の葉を聞けば一瞬安堵するかの様な吐息を漏らし掛けるもすぐに考え込むかの様に眉を寄せて)
後ろ暗い事をして居らんのならば、何故斯様ないかがわしい施設に居るのだ?
それに…なんだ。好いた相手意外とは口付けはせん物だろう
ザッフィーロ・アドラツィオーネ 2019年11月30日
(そして眉間の皺を深め唇を引き結びながら喉奥から漏らす様な言の葉を投げつつも、余りに当たり前の様に紡がれる言の葉に反らし続けていた視線を相手へとゆっくりと向けなおしていた…が。褐色肌の青年の吠える様な言葉についぞ再び視線が移動して行く。先迄は混乱のせいかよく解らなかったが…冷静に見ると これは やばい)
…、…お前…てれび、で言うきすまか…?
というか、何故俺があれの目を取らねばならんのだ?俺は人の肉を食う趣味はないぞ?
(頼まれても要らんから安心しろと吐息と共に声音を続けながらも、お前…早くどうにかしろというかの様な視線を氷月へ向けているかもしれず)
氷月・望 2019年11月30日
(足払いが決まって満足、と思いきや……其の後のもふラブ聖職者の言葉に真顔になった。何処からどう見てもレンタルルームにしか見えないのに、何を言ってるんだコイツは。逢坂の言葉を聞いても尚、考えている相手に……ちべっとな、すなぎつね顔をしつつ)
……とりあえず、言っとくケドよ。
(すぅ、と息を吸って)大体、ココの何処がいかがわしく見えるんだよ、お前はレンタルスペース全部、如何わしいとか言い始める気か?ダチ同士で静かに飲み会してぇ時、がやがやうるせぇチェーン店で飲めってか?そもそも、ココにゃ――。
【放送禁止用語のオンパレードの為、暫くお待ち下さい……!】
……と、そういうアレな物品一切ねぇだろうが。
氷月・望 2019年11月30日
(ふうっ、と満足したのか。改めて、己の最愛に向き直ってからぎゅっ。ぎゅっ。)んー、大学の飲み会は楽しいっつーか、単位とかの情報収集の為に参加してるだけだからなァ……。(普通に酒は飲むし、其の場を適当に盛り上げる為に酔ったフリ程度はするケドも……彼が、そんなにも嫌なのかと。抱き締めつつ、彼の涙をそっと拭って)うん、ゆずが嫌なら……大学の飲みは止めるよ。最近は行く意味、ないし。……ゆず、嬉しい?
逢坂・宵 2019年11月30日
あわわわ……(先ほどまで酒を呑み交わしていた相手のすっかり酒に飲まれた様子に、どうしたものかと考えあぐねつつ。とりあえず望君に任せれば大丈夫でしょうと、視線を己の伴侶に移したものの―――見事にすっ転び驚きに固まっているかれの珍しい姿に写真を撮りたい気もしつつ抑えたが、次の瞬間、その唇から口走られた台詞に目を白黒させた)
……は? いかがわしい施設? 口付け? なんの話……
(続いて聞こえてきた茶髪の青年から吐き出された台詞に、追い打ちのようにぴたりと動きを止めて――それはそうだが、かれの誤解を解くためにはそう言ったほうが早いだろうが、でも!!)
あああああ、僕は聞いてない、何も聞いてませんからね!!! とにかくここはただの貸し部屋ですし、僕たちはただ酒盛りしていただけで、楪君はお酒に弱いだけです!!(放送禁止用語など聞いていない、とばかりに耳を押さえながら叫んだ)
月待・楪 2019年11月30日
きすま???きすまってなんだよ、俺はひづにしかキスしねー……あ、マクベスにならでこちゅーできるな
????(ぴえぴえと泣いていたのにそのままぐずりながらも首を傾げる。そもそもなんでキスの話になっているんだと考えたところで酔っ払いにはわからぬのだった…)とらねぇ??ひづの目、あんな綺麗なのに???はげっふぃーろさんはばかなのか
????(お前は取られたくないのか取られたいのかどっちかにしなさい。と突っ込まれても仕方ないことを言っているが、その状態は自らの最愛の脚に抱き着いている状態である)→
月待・楪 2019年11月30日
…え、ここ、らぶほだと思ってんの????はげだけじゃなくてバカなのか??はげっふぃーろ・ばからつぃおーねなのか???【放送禁止用語】も【放送禁止用語】もねェのに?(追い打つように何言ってんだと言葉を重ねていたが、最愛にぎゅっと抱き締められると安心したのか、すりすりと甘えるように肩に額を擦り寄せて)ひづ、ひづ……行かねェの…ふへへ、すげーうれしい
ザッフィーロ・アドラツィオーネ 2019年12月1日
(余りの出来事にて突っ伏した格好のままで居たものの、漸くダメージが回復したのだろう。涼しい顔を装いつつ埃を払いつつ立ち上がれば、何も起こって等…ましてや転んで等いないが?と言いたげな常通りの表情にて目の前の伴侶へ視線を向ける。そう、ずべっと格好悪い動作ですっころんだ挙句思考停止して動きを止めていたなど、そう断じてないのだ。きっと、多分)
…、…?時間貸しで使う部屋なのだろう?いかがわしい施設と何が違うのだ…?酒盛りならば半個室の酒場等あるだろう…?
それに先に顔を寄せていたのは口付けしていたのではないのか?口付け以外に斯様に寄せぬだろう…に…っと!!!
ひ、氷月も月待もお前らい、いいい行き成り何を破廉恥な事を…!?
ザッフィーロ・アドラツィオーネ 2019年12月1日
(思考を整理するかの様に瞳を細めながら氷月と伴侶の言葉を聞いて居た―が。行き成り放たれた放送禁止用語に思わず瞳を見開けば何やら言いたげに口を何度か開閉しながらも徐々に熱くなる目元に共にくらと眩暈が襲いくれば壁に手を付きつつ反対の手で目元を擦って)
そう…か。成るべく密室に宵以外と二人になる事は避けて居たのだが…世間的には一般的な事なのだな…?
(そして俺が色々と考えすぎだったのだろうかと漸く己の誤解に気付いたのだろう。何処か気まずげに視線を漂わせながらも、酔っ払いの言葉に視線を戻した)
…だから、要らぬと言っているだろう。逆に聞くがお前、目玉を貰って嬉しいのか…?
(墓を作ろうにも本体は生きている故どう処分していいか困るだろうと、ぶつぶつと言の葉を続けているかもしれない)
氷月・望 2019年12月1日
(いやいや、盛大にスッ転んでましたケドー?などと言いたげな表情を、ザッフィーロに向けている男である。ぷぎゃー、という声が聞こえてきそうな程)
半個室の酒場でも、店員とか他のヤツの目があるだろうが。テメェは仮に逢坂がぐでんぐでんに酔っ払った姿を、ドコの馬の骨だか解らねぇ赤の他人に見られてェの?つか、勢いで【放送禁止用語(ぴー)】出来ねェじゃん。
氷月・望 2019年12月1日
ダチ同士で飲む時、密室で飲んだらダメとかどんな縛りぷれーだっつーの。逢坂、なんつーか……うん、いいや。
(実は結構大変な部分が多いのではないだろうか、と。逢坂を見る目は、少しだけ労う様な眼差しになっていたかもしれない)
うん、行かない。ぶっちゃけ、面倒になってきたし。……でも、ゆずもあまり外で飲み過ぎない様にね?(ぽんぽん、と楪の頭を優しく撫でつつ。ザッフィーロにちべすな顔)テメェ……「次こそその目狙わせて貰う(声真似)」とか言ってなかったか……?
逢坂・宵 2019年12月1日
ああああああ!!!(次々言い放たれる放送禁止用語に耳をふさいだままぶんぶんと頭を振る。恋愛1年生のぴよぴよヤドリガミには刺激が強すぎたようだ!)
とにかく楪君とここで飲んだのは他意はありませんから! くっついていたのも単に酔っていた殻であって……飲みの場をここにしたのはただ誰にも聞かれずにお互いの恋人の話ができるかもと思っただけで……! って!! のぞむくん!!!(もはや大混乱である。酒の勢いでなどとんでもないとそこらじゅうを走り出しそうな勢いで叫ぶ。すでに混乱の原因が成り代わっている。求む常識人、求むツッコミ役)
だから僕は酔おうがシラフだろうがザッフィーロ君だけですってば―――!!!(わあわあ)
月待・楪 2019年12月4日
むしろ半個室のが嫌じゃねェ???ふとくてーたすーに見られて酒盛りとかぜってーやだ…てか、ハレンチなそーぞーしてたのはげっふぃーろさんだろーが(自分の頭上から最愛がザッフィーロへと告げる放送禁止用語に、それはそれで恥ずかしいのか、脚に額をうりうりと擦り付けて。破廉恥なんて言われようがそもそもこんな流れになったのは誰だったのかと、酔っぱらいの回らない頭で考えてから、ぴしっとザッフィーロを指差す)
月待・楪 2019年12月4日
俺はもらえるなら、食うけど?……ふは、ひづが、飲み会行かねーなら、俺も、外では、飲まないよーにする(目玉をもらって嬉しいのかと問いかけられれば迷いなく頷いて。ザッフィーロに傾きつつあった意識は、最愛が大学の飲み会に行かないと言ったことと、撫でられることが気持ちいいのか再び氷月へと傾いて。ゆるりと眦をゆるめて気の抜けた笑みを最愛に)…そーだ、そーだ、おれがしょーさん相手に【放送禁止用語】とか【放送禁止用語】みてーなことするわけねェだろうが、ばーか
ザッフィーロ・アドラツィオーネ 2019年12月4日
…目…?目…??あぁ、あれか
目を残せば厄介だと教えてくれたのは氷月お前だろうが…と
!?月待お前、欲しいのか…!?斯様な物にまで【放送禁止用語】するとは…お前ら…は、破廉恥な…っ
(怒涛の放送禁止用語を発する二人のそれが映ったのだろうか。ぶるぶると一人震えながらも一度思考を整えるかのように息を吸い―そして大きく吐けば先の二人のやりとりを思い出したのかふと首を傾がせて)
?密室よりも不特定多数が居た方が間違いは起こらんだろう?
今迄指の上で見て来た限り不特定多数の部屋でという者は余り居らんかったからな
それになんだ、氷月の言う様に友人と二人で飲むのが一般的ならば氷月が密室で知らぬ友と二人で飲むのも良いという考えになると思うのだが…?
ザッフィーロ・アドラツィオーネ 2019年12月4日
(そして氷月が複数の物と接するのが嫌なのか?とそう疑問を乗せた声音を続けつつも、当たり前の様に続けられる言の葉にそのような物なのかとそう心が動いて来たのだろう。小さく吐息を吐きつつ口を開いて)
…、…そう、か。すまん、俺が誤解していた様だ
俺も少々混乱してい…
………勢い、で…?
(どこか安堵するかの様に表情を緩めつつ何やら声音を続けかけていたーが。氷月の言葉を聞けば再び顔が曇って行く。そして更に宵の声音を聞けば自然と視線は床へと落ちていく。そう…漸く収束したかと思った混乱は…まだ!未だ続くのだ…!)
酔いの勢いでくっつく…
…そう、か。最初は斯様な気もなくともやはり、酒はそのような心持ちを加速させるのだな…
(そしてきゅと耐えるように唇を引き結びつつ宵を見つめ行けば、信じても良いのか…?と。確かめるかの様な言葉を続けているかもしれない!)
氷月・望 2019年12月11日
目玉に【放送禁止用語】とか、どんな【放送禁止用語】だっつーの。え、そういうの知ってるとか、何を教材にやらしーコトを学んでるんだよ?【放送禁止用語】とか【かなり過激な放送禁止用語】とか【ハードな放送禁止ry】とか、フツーの保健体育の教科書にはありませんケドーーー?(完全に白い目でザッフィーロを見ている)
氷月・望 2019年12月11日
(うりうりしてくる頭を撫でつつ、食べる発言には笑って)うん、俺の目はゆずのだからね?安心してね?(相変わらず、勘違いがマッハの速度から落ちない事に呆れつつ)……寧ろ、逢坂ならフツーに抵抗するだろ。こう、星をキラキラさせて考えそらすとか。お前の頭の中はもふもふと、もふもふと、もふもふが詰まってんのか?
逢坂・宵 2019年12月15日
あーーー! ああーーー!!(ついには己の伴侶からもとんでもない言葉が飛び出した。これは夢か? 頬をつねってみる。普通に痛い。もっとつねってみる。もっと痛い。まごうことなき現実だった)
と・に・か・く!!! ザッフィーロ君はへべれけになった僕がどこの馬の骨ともわからない者に見られてもいいのですか、二人きりになったのも深い話ができるのと相手以外の誰かに酔った姿を見られないようにであって、他意はありませんってば……!
楪君も僕相手に斯様なことはしないと言っているのにきみの耳はロバの耳なんですか……? きみ相手じゃなけりゃ嫌なんですが??
(もうだれかこの混乱を収めてくれないだろうか。神よ。己はヒトの神は大嫌いだが今だけは祈りたくなった)
月待・楪 2019年12月24日
やーい、ばかっふぃーろ・ろばみみぃおーねーばかっふぃーろさんのあたまはもふもふつめー(ぷしゅっと軽い音と共に再び酒を飲もうとするのは、もはやこれはやめられない止まらないというやつなのだろう。そして酔っぱらいによくある事象がここにも発生しようとしている…そう、この男、そろそろ寝る)………しょーさんにぃ【放送禁止用語】するくらにゃらーひづにー【とてもお聞かせできないような放送禁止用語のパレード】されるために、じぶんから、おそったほーが、マシだっての(ごくり、ごくり。渇いた喉を潤すように飲んでいるのはお茶でも水でもなく、お酒。するりと最愛の手を握ると何度もその指先に口付けて)なー、のぞむ?
ザッフィーロ・アドラツィオーネ 2019年12月27日
きょ、教材など…!お前ら人が無理やり!見せてくるのだろうが…!指の上から…否、身に付けられた侭【放送禁止用語】を【放送禁止用語】【放送禁止用語】て【放送禁止用語】る苦悩をお前らには!解らんだろう…っ
(斜め上の思い込みと飛び交う放送禁止用語と。様々な混乱の元に思わず喉の奥から低い唸り声を漏らしつつ自身も放送禁止用語を叫んでいた―が。伴侶から紡がれる言の葉を聞けばその内容を理解せんとするかの様に瞳を瞬かせて)
…そういう物…なの、か…?俺はお前以外に酔った姿は見せぬつもりだったが…友人相手ならば良いならばまあ、酒に慣れる機会も多くなる故助かりはする…な
ザッフィーロ・アドラツィオーネ 2019年12月27日
(少なくとも酒に弱い自覚はあるのだろう。伴侶の前以外では常に舐める程度しか飲みはしなかったが友人と共に、馬の骨…他の者が見ぬ場所で二人きりならば良いのだろうとそう判断すれば今度俺も練習して来ようと他意はないと続けてそう紡ぐ相手の声音に僅かに安堵の色が滲む吐息を零していた―が。口づけと間違う程近くに寄せられた顔には未だ疑念が残るのか直ぐに眉間に皺を寄せ治して)
…まあ、あの酔っ払いも眠りそうだからな。そろそろ帰るぞ。…詳しい話は家で聞く故に
(そして帰るぞと手を伸ばし掛ける―も。微かに逡巡の後腕を戻せば相手の胴へ手を伸ばして。そして叶ったならば俵の様に肩に担がんと試みつつ帰路へと戻って行くことだろう―)