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【1:1】白壁の彩り

エンティ・シェア 2019年9月24日


崩れきった廃墟を見た。
既に建物らしい形を保っていなかったが、
残る瓦礫を見るだけでも、かつては美しい白壁だったことが伺える。

ぐるり、見て回って。なるほどと頷いて。
色とりどりのペンキの缶を、運び込んだ。
筆や刷毛も、幾つも並べて。
くすんだ真白をキャンパスに、

さて、何を描こうか。


先着1名様、誰でも歓迎お喋り場
切りの良いところ、もしくは二週間の間が空けば切り上げ




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エンティ・シェア 2019年9月24日
落書きは感心しない?固いことを言うもんじゃないよ。雨が降れば流れて消える代物さ。一時くらい彩りを添えたって良いだろう。(まぁ、何を描くかなんて決めていないのだけれど。色のないままの筆を振りながら、どうしたものかと思案顔)
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エンティ・シェア 2019年9月28日
どれどれ、軽く落書きらしい花でも描いてみようか。桜色が好ましいね。秋桜の季節だ。手始めにこの一面は秋色の花に染めてしまおうじゃないか。(筆をたぷりと絵の具缶につけて、両手いっぱい広げてもまだ余る瓦礫の壁に、色を)
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リグ・アシュリーズ 2019年9月29日
(散策のさなか、廃墟を見た。好奇心の赴くまま、足を運んだ。廃墟の纏う、埃っぽい空気が好きだ。古びた家具や、崩れ落ちそうな「元」二階の床――そういったものから、いつか、誰かが暮らしていた景色を窺い知れる気がするからだ)
(そんな手付かずの廃屋を期待して角を曲がると)……あら。悪い子さんがいるー!(白い壁に今まさにアートを広げようとする、知り合いの顔。いたずらっぽく笑み、驚かすようにあえて大きな声をあげた)
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エンティ・シェア 2019年9月30日
悪い子だなんてひどいなぁ。私はただこの白壁があまりに寂しげに佇んでいるから、季節の彩を与えてあげようとしたまでさ。(大きな声にも動じず、桜色をたっぷり浸した筆をくるりと回して見せて)やぁ、リグ嬢。散歩かい?それとも迷子かい?なんてね。君の好奇心をくすぐる何かがここにはあったのだろうと勝手に思っているよ。ところで、君もどうだい。あちらこちらと広がるキャンパスに壮大なアートを手掛けてみようかというところなんだ。芸術の秋と言うだろう?
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リグ・アシュリーズ 2019年9月30日
あら、そうなのね? 私てっきり、悪戯心にそそのかされたものかと!(笑って手をふり、近づく)ええ、しばらくぶりね、エンティさん。気分転換にお散歩してたところなの。あら……コスモスのお花! ほんとにちゃんと描いてたのね!(冗談めかして、ぽーんと宙に放つような物言い。君もどうだいと言われれば)誘っちゃっていいのかしら? 私、絵心ないわよ!(と誇れないことを自信満々に言った)
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エンティ・シェア 2019年10月1日
悪戯心とは仲良くやっているからね、必要な時に手を貸してくれるいい友人だとも。なるほどなるほど、散歩をするには静かで良い雰囲気だからね、この辺りは。むしろ邪魔をしてしまったのではないかとも思ったが……どうやら興味を示してくれたようだ。絵心なんて必要ないさ。こういうのは楽しんだもの勝ちだと相場が決まっている。ところで…この花、ちゃんとコスモスに見えたかい?はは、だとしたら良かった。少なくとも、それっぽい景色ぐらいは描いてあげれれそうだ。
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リグ・アシュリーズ 2019年10月3日
仲良く……なるほど!(納得したように笑って頷き)とんでもないわ、邪魔だなんて。決まった散歩コースから外れるほうが、私楽しいもの! コスモス以外のお花でそういう形の、思い浮かばないわ! お花詳しくないから、あったらむしろ教えてほしいぐらい。ふふ、じゃあ私、後ろに草っぱらでも描きましょうか? びゃーって一面緑に塗りたくるぐらいなら、多分何とかなるわ!
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エンティ・シェア 2019年10月6日
さては君、散歩がてらに新しい発見を探したいタイプだね?ただの散歩では終わらない、冒険心をくすぐられるような出来事があると、確かに楽しいものだ。(ぺたぺたと花の続きを描きながら)ふーむ、私も詳しくはない。秋っぽい花というやつが他にどういった物があるのかも、良くは知らないね。(ペタペタぬりぬり)はは、いいねいいね、豊かな緑を広げてくれたまえ。君が緑を塗る隙間に私が花を増やしていこうか。君も好きな色の花を増やしてくれてもいいんだよ。色の種類だけは沢山揃えたからね。(およそ一般的な色は一通りあるだろうと思われるペンキの山を振り返り告げた)
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リグ・アシュリーズ 2019年10月7日
ピンポーン! 正解したエンティさんにはチョコあげちゃう!(おどけた拍子でチョコ包みを差し出しつつ、壁の近くへ寄り)じゃあ、役割分担決まりね! 秋のお花は数あれど、草原にいっぱい咲いてて綺麗なのはコスモスかなって私も思うわ! それにしても……(筆を手に取りがてら、そこら中に置かれたペンキの缶を見渡し)これ、全部一人で運んだのよね? ずいぶん重たかったんじゃないかしら。いろんな事に情熱を傾ける人見てきたけれど、廃墟の壁塗るのにこれだけお熱な人ははじめて見たわ!(そう言いつつ、楽しそうに緑の線を走らせていく)
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エンティ・シェア 2019年10月8日
やぁ、これはいいものを頂いたね。ありがとう。(差し出された包み紙を素直に受け取り、しげしげと眺めた。懐に入れると溶けてしまいそうだ。さっさと食べるに限る)うん、甘い。春にはネモフィラ、夏には向日葵、秋には秋桜と、広々とした大地を埋める花は季節ごとに色を変えるのが楽しいものだからね。思い切りやってくれたまえ。(ぺたぺたと桜色の花を量産しつつ、違う色を振り返って)最初はスプレーでも用意しようかと思ったが、どうにも画伯気分を味わいたくなってね。持てる数だけ少しずつ運び込んだからね、まぁ時間はかかったが、別段苦労したわけではないよ。私が何者かは知っているだろう?(空いている指先に箱のような形状のグリモアを浮かべて見せて)帰りはたくさんのペンキを消費して軽々と持ち帰れるという寸法さ。そのためにもどんどん使ってくれると嬉しい。好きな色を、好きなだけね。ちなみに君は何色を好むんだい?
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リグ・アシュリーズ 2019年10月10日
どういたしましてっ。普通のチョコだけどね!(軽くウインクして)本当、季節ごとに見渡す色も変わるものね。草原って聞くとつい緑一色に塗っちゃいそうだけど、絵の先生がいたらそれこそ「現物をよく見ろ!」って怒られちゃいそうね!(指先に浮かべたものを見て)……ああ、そっか、グリモア猟兵さんはその裏技があるのね! お仕事だから「いいなー」って気軽に言えるものでもないんでしょうけど、私もそうやって買出ししたい……! それなら、ここのペンキたちは遠慮なく使った方がよさそうね。……私の好きな色? もちろん――(水色の入ったバケツを持ち上げ)お空の色よ!(まだ塗ってない壁に花火を上げるがごとく、盛大にかぶせた)
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エンティ・シェア 2019年10月11日
買い出しに付き合うくらいならベースで声を掛けてくれればいつでも……豪快に行ったねぇ。(空色がぱっと咲くようにぶちまけられた壁を見つめ、くく、と喉を鳴らして)いい色だ。君が好むのもよく分かる気がする。しかし空には太陽が必要だろう。どれどれこちらの花も一段落した頃だ、広々とした空に太陽を昇らせてみようじゃないか。(赤とオレンジを見比べて、オレンジ色を手にとって)現物の特徴を捉えて上手に絵心を発揮する役目はプロの絵かきに任せればいいのさ。私達が楽しんでいるのは壁を彩ることだからね。だからきっと、君にように思いっきり色を巻く手段の方が、きっと合っている。(大きな刷毛でぺったりと太陽を描いていく。子供の落書きそのもののおひさま)
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リグ・アシュリーズ 2019年10月12日
えへへ――やっちゃった。(爽やかな笑顔。ジャケットの襟をつまむとそこにも一筋、青空が跳ね返る)あら、お日様描いてくれるの? ふふ、確かにね。先生や画家さんなら見たままを描けるんでしょうけど……私、そういうおっきな太陽の方がわかりやすくて好きかも。(やっと普通に描く気になったのか、刷毛を手に取り)……そういえば、お日様って本当はどんな形してるのかしら? いつも見ようとするけど、眩しくて目を瞑っちゃって。目の中にまあるい輪郭が残るだけなのよね。(白のペンキで一条ずつ、線のような雲を走らせていく)
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エンティ・シェア 2019年10月14日
太陽というものの実情については、UDCで文献を見た記憶があるがね、丸くて明るいものという認識で相違はないのだろうと思うよ。もっと浪漫を求めるならば、その頭上を振り仰ぐものによって形を変えるものとでも言おうか。きっと、私にとっての太陽と、君にとっての太陽は違うものだろう。見上げる人の思うままの形がそこにあるのさ。(まだたくさん残っているオレンジ色のペンキに筆を突っ込んで、空いた壁にまた小さな花を描き始めた)何か、居たりはしないかい。太陽のように、君を明るく照らしてくれる存在なんかは。
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リグ・アシュリーズ 2019年10月16日
……? ああ、やっぱりまるいのね!(太陽についてはシンプルな理解を示し)私を照らしてくれるもの? うーん、そうね……一番はいつも遊んでくれる皆かしら!(刷毛で描こうとして「あ、私棒人間しか描けない」とつぶやき)それ以外だと……照らす、とはまた違うけど。旅先で見かける景色が好きなの。前にね、砂丘の向こうに沈む夕陽を見たときは。この世のものとは思えないぐらい、綺麗だったわ!(橙、藍、白。横側の壁に、様々な色を使ってその時見た景色を表現していく)……ちなみにエンティさんは何に心を照らしてもらってるのかしら。好きで好きでたまらないものとかって、ある?
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エンティ・シェア 2019年10月19日
うん、そう。丸いんだ。(花っぽいものに残った緑で葉っぱを足して)あぁ、いいねぇ、遊んでくれる皆が君を照らしてくれるというのは、とても素敵な光景だろうね。だからこそ、君はいつでも眩しいほどの笑顔を見せてくれるのだろうね。(茶色で木の部分を描き始めたが、描かれる景色に、つい手を止めて眺めて)おや、なんとも素敵な色だ。砂丘に沈む夕日…なるほど、私は、見たことのない光景だ。この世のものとは思えないくらいの美しさ、か…いいね。それはぜひ拝んでみたい。ちなみにその光景、何処で見たんだい?(グリモアで気軽に行けるところだと良いなぁ、とか零しつつ)私は…なんだろうね。好きでたまらないものは探し中、と言ったところなんだ。大体のものは好ましく思うからねぇ…今のところは、こうしてのんびりとお喋りに興じられるような平穏が愛おしいかな。
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リグ・アシュリーズ 2019年10月20日
ふふ、そうね! 私が笑顔でいられるの、皆が笑顔でいてくれるおかげだもの!(絵心はないが、景色はまぶたの裏に焼きついていて。鮮やかな色を筋のように伸ばし、橙から宵藍への移り変わりを表現していく)この景色は……どこだったかしら。アックス&ウィザーズだったとは思うけど、さ迷い歩いてたから分からなくて。自然豊かな地域だったら見られるかしら?(好きなものは探し中と聞き)あら、そうなのね! でもなんだか納得。エンティさん、何かにはまってガンガン遊ぶ、って風には見えないもの。むしろ、出かけてきた皆の話を聞くのが好きなイメージがあるわ。お祭りや趣味そのものよりも、人の心に広がる世界に関心がありそう、って。
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エンティ・シェア 2019年10月21日
笑顔は伝染するものなのだろうね。それとも君が鏡のようなのかな。君の周りが笑顔で居られるのも、きっと、君が笑顔で居てくれるおかげなのだろうね。(広々とした壁に描かれていく光景を見て、既に描かれたものも見て。随分と華やかになってきたなと満足気にうなずきつつ)アックス&ウィザーズか、なるほど、あそこは荒野もあれば豊かな自然もある。広い砂丘に沈む夕日を拝むのには確かに良さそうな環境だね。情報提供に感謝するよ、リグ嬢。次にあの場所へ赴く時にはそういった光景を探せそうだ。(秋の花、確かこんな木もあった気がする、と橙色の小花が咲く木を仕上げて、次の壁と睨み合う)ははは、納得か。なるほど、そう見えているのだねぇ。確かに人の話を聞くのは好きだよ。楽しげに話してくれるならなおのこと。その点では、君と同じかも知れないね。周囲の笑顔に釣られて笑顔になるタイプ。君もどんどん楽しい話を聞かせておくれ。
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リグ・アシュリーズ 2019年10月23日
笑顔は伝染する……うん、その通りだと思うわ! どちらのおかげって事もなく、きっとお互い様なのよ。それに、私がしゅんってしてたら周りまで元気なくなっちゃいそうだし、私らしくないもの。だからご飯たべて、元気出すために笑顔になるの!(筆をいったん止め、少し距離をおいて壁一面を見渡す。秋桜畑、夕暮れ。エンティさんの描いた木は名前が浮かばずに首を傾げつつ)さっき言ったのはあくまで、私の勝手なイメージだけど、ね! でもエンティさんが聞き上手なのは間違いないと思うわ! ……ところで、次の壁は何を描くおつもりなの?(ひょこっと後ろから覗き込んだ)
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エンティ・シェア 2019年10月24日
君も含めて、元気がなくなるのは頂けないね。たまにはそんな日があっても良いが、それが伝播すると、長引いてしまうからね。それにしても、元気を出すために笑顔になるというのは面白い発想だね。なるほど、元気があるから自然とこぼれるものかと思ったが、そうやって元気を出すこともできるのだねぇ。(空元気でないのなら、なによりだけれど)聞き上手。それは嬉しい称号だ。折角君が総称してくれたのだから、今ぐらいは胸を張っていよう。 …ん。花ばかり描いていたからねぇ。そろそろさっきの君みたいに派手に色を使うものでも……あぁ、そうだ、虹にしよう。せっかくの青空、太陽に雲も並んでいるのだから、虹ぐらいあってもいいだろう。(適当に目についた赤色をたっぷり含ませた刷毛で、びゃーっと線を引いていく)
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リグ・アシュリーズ 2019年10月27日
(面白い発想といわれて)自分でも変わってる自覚はあるわ! 私なりの工夫というか、気持ちを切り替える合図になってるんだと思う。……ふふ、エンティさんは色んな話に耳を傾けて下さるんだもの。それでいて色んなものを知ってて、語ることもできて。水着コンの時とかすごかったもの。私、あれだけ多彩なほめ言葉浮かばないから「皆すごい!かわいい!」で済ましちゃいそう……!(新しく色を手に取ったのを見て)虹! 太陽を背にアーチがかかってるの見ると、明日もいいことあるかなって楽しみになるのよね。私も一緒に描いてみていいかしら?(黄色、黄緑、紫……と使いそうな色を足元に運んでいく)
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エンティ・シェア 2019年10月28日
逆転の発想とはよく言ったものだよ。元気がない時は君の言葉を参考にしてみることにしよう。ははは、その節は君にも声を掛けてもらえて嬉しかったよ。私はただの喋りたがりでね。感想を述べさせてもらえるというのはありがたいことだったのさ。なにせ私が一方的に喋っても許されるんだから。(並べられた色を見て、うんうんと楽しげに頷いて)一緒に描いてもらえるのは嬉しいね。この廃墟一体が君との合作のような状態だが、これは正真正銘二人で仕上げるものになるわけだ。
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リグ・アシュリーズ 2019年10月28日
あら、そうなの? 私もお話好きの自覚はあるけど、ほめほめ合戦じゃエンティさんに負けちゃいそうね!(鮮やかな橙色を刷毛に含ませ、そびえたつ壁を眺めて)二人で塗りたくるのも楽しいけど、この廃墟一帯ってなると結構広いわね! 今度また、皆を招いてお絵かき大会するのも楽しいんじゃないかしら。これだけ塗る所があるんだもの、コンテストだって開けるわ! そしたら私、カラフル部門担当ね!(女性としては背が高めでも、彼の長身には及ばなかったようで。丸太のイスを引きずってきてぐっと背伸びをし、赤の真下にオレンジのアーチを描き足していく)
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エンティ・シェア 2019年10月31日
どうだろうねぇ、君の真っ直ぐで率直な言葉は心に響くからね、第三者的には回りくどい言い回しより、良い判定が出る可能性は高いさ。互いに一つずつ褒めあっていく勝負というのなら、負けたくない意地なんかがでるかもしれないけれどね。(ずるずると引きずられてきた丸太を二度見しつつも、新しい色をどれにしようかなと眺めて)お絵かき大会、それはいいね。人数が揃えば、それだけ柄の数も種類も増える。カラフルな中に精緻な人が描かれるかも知れないわけだ。まぁ、今日は二人だ。気の向くままに、好きなだけ。楽しいのが一番さ。(次は黄色がいいかな、とバケツに刷毛を突っ込んで)
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リグ・アシュリーズ 2019年11月2日
意外なとこでほめられた! まっすぐって聞こえはいいけど私、びっくりするくらい何も考えてないわよ?(二度見されて「?」と不思議そうに視線を返すパワー系女子)いいでしょ! お声をかけたら、エンティさんならきっといっぱい集まるわ! ふふ、でもこうやって気ままに塗るのも楽しいものね!(言葉と共に、さっと黄緑のアーチを広げ)
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リグ・アシュリーズ 2019年11月2日
(色を塗りたくるうち、ふと手を止め)……そういえば。エンティさんはよく赤いストールを身に着けてるけど、お好きな色も赤だったりするのかしら?(浮かんだ些細な疑問を問いかけてみた)
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エンティ・シェア 2019年11月4日
直感で物事を言うということは偽りがないということだろう?いいことじゃないか。私は好きだよ。(アーチの色がいい具合にグラデーションになっているのを見て、虹っぽくなってきたねぇ、と笑って)次は緑辺りを重ねればいいかな。(どの緑にしようかなとバケツを眺め、目についた色を手にとった)うん?あぁ、このストールはね、元々は白かったんだ。気がついたらすっかり赤く染まってしまっていてね。だから好きで身につけているというわけでもないが……そうだねぇ、嫌いではないよ、赤。私の髪も赤いわけだし、他に特段好きな色があるわけでもないしね。(ぺたぺたぬりぬり)黎明の紫、夕焼けの赤、快晴の青、薄雲の白、雨模様の灰。星を孕む群青。どれも素敵な色だから選べないねぇ。
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リグ・アシュリーズ 2019年11月5日
気持ちに嘘がつけない、とも言うけどね!(笑いつつ、緑のアーチを重ねるエンティさんを見て)あ、そのストール、元は白かったのね……?(赤く染まる、の話に一瞬心配そうな目つきになる、が)嫌いじゃないならよかった! だって、鮮やかなお色が焔や彼岸花みたいで綺麗なんだもの!(きっと大した事じゃないだろうと思い直し、話を続け)……どの色も素敵に思えて選べないのは。元が白かったから、なのかもしれないわね。唯一、何色にでも染まれる色だもの(ふと思ったことを言い添え、赤に負けないぐらい鮮やかな青でラインを引いた)
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エンティ・シェア 2019年11月9日
いつから赤かったのかも覚えてないくらい前のことさ。洗ったら白く戻るというわけでもなくてね、染め物に挑戦した気分さ。(けらりと笑って)彼岸に咲く花か、いいね。あの鮮やかな色と独特の形状は好きだよ。あれも秋の花だったかな。探せばまだ咲いているかもしれないねぇ。(ここに描いてもいいが、あれは難しそうだしなぁ、と首をひねって)…ふむ。ちなみにリグ嬢は私に白は似合うと思うかい?(後は紫だったかな、とバケツを運び、線を引いて)7色だったよね。これで虹も完成かな。
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リグ・アシュリーズ 2019年11月9日
あら、じゃあ長いこと身につけてるのね! 燃えるような赤に染まるって、どんな染料を使ったのかしら。ええ、コスモスの少し前に見かけたわ! こういう感じの廃墟に咲いてたら、それはそれで乙なものね!
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リグ・アシュリーズ 2019年11月9日
一仕事終えたって感じね!(完成した虹を見やり。白は似合うか、という問いに少し考えた後、こう切り出す)そうね……これ、否定的な意味に捉えないでほしいんだけど。似合わないんじゃないかしら。(色を塗りたくった壁を見上げて)白はあらゆる色に染まれる、土台の色でしょう? 可能性を秘めてるかわり、まだ「他の色を知らない」。私、エンティさんの事詳しくは知らないけど、グリモアを持って各地を旅して、見てきたものがあると思うの。……内に湛える色が何であれ、もうあなたの魂は白、ではないと思うわ。
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エンティ・シェア 2019年11月10日
はは、昔の私に聞いておくれ。命の色とも言える赤い花が、寂れた廃墟にひっそりと佇んでいるというのは確かに乙なものだ。かつてここにあっただろう息吹を感じるようで、かつてここにあったかも知れない惨劇の一つでも想像させるようで。あぁ、それとも誰かが思い出を植えていったのかな。それもいい。(紫から赤に刷毛を持ち替えて、足元の草にぱたぱたと色を落として歩きながら、楽しげに語る)
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エンティ・シェア 2019年11月10日
否定などあるはずもないだろう。私が訪ねたのは君の主観だ。それを偽りなく語ってくれるのならどんな言葉であれ歓迎さ。それにしても興味深い話をくれるね。染まることが前提の色か。確かに今正に白い壁をキャンパスに、様々に染めているところだ。なるほどね。(ふむふむと頷いてから、おもむろに白のバケツに手を突っ込んで、胸元にべったりと色を落として)リグ嬢も、様々な色を知っているようだけれど、私は君に白は似合うと思うよ。君の偽らない魂は、いつまでも清廉潔白に見える。染まらない白は、光のようだね。
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リグ・アシュリーズ 2019年11月12日
じゃあ聞きに行くから、その手のグリモアで過去へ案内してもらおうかしら!なんて。謎は謎のままの方が楽しいこともあるものね。思い出……かあ。あれだけ紅くて鮮やかな花ですもの。もしこの廃墟に咲いてたら……それはよっぽど強い想いをこめて植えたんでしょうね!(足元の赤を追いかけるように、残ったペンキで足跡マークを描き)
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リグ・アシュリーズ 2019年11月12日
(白は似合う、といわれ。目をぱちりと瞬かせた後、さも意外そうに笑う)私に、白? ふふ、実際はどうなのかしら。今はこんな風に笑ってるけど、戦い生き延びるために我を押し通してきたから。泥んこだらけだし、そんなに綺麗じゃないわ! ……でも、ありがとう。そんな風にいってくれたの、エンティさんがはじめてよ。
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リグ・アシュリーズ 2019年11月12日
(たくさん色を塗った壁を一望した後)楽しくって長居しちゃった。そろそろ私、行かなくっちゃ! お夕飯作って食べて、明日もまた元気に過ごさなきゃ、だもの。だいぶ空気も冷えてきたけど、エンティさんも風邪引かないでね。(ペンキを元の場所に戻し、ぱたぱたと慌しく駆けて行く。角を曲がって建物の影に消える寸前、)いっぱい遊んでくれてありがとう!(とびっきりの爆発スマイルで。見えるように大きく、手をふった)
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エンティ・シェア 2019年11月15日
はは、泥んこ塗れでも綺麗なものは綺麗だし、洗って磨けばすぐに色を取り戻すだろう。汚れを落とした時にどんな色が覗くのか、楽しみにしていよう。と、おや。そんなに時間が経っていたかい。(結構な範囲を塗ったのだから、それもそうかと頷いて)私の方こそ、引き止めてしまっていたなら済まないね。美味しいものを食べて、明日もまた元気な君で居ておくれ。(緩く手を振り、見送って)
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エンティ・シェア 2019年11月15日
……過去に、か。行けるものなんだろうか。(空箱を重ねたようなグリモアを指先に乗せて、眺めて)まぁ、行った所で何がどうなるわけでもないか。(残された足跡を楽しげに辿って歩き、すっかり色彩豊かになった壁を見る)うん。なかなかの作品になったね。雨の日まで存分に映えておくれ。(残ったペンキは適当にお片付けをした)
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エンティ・シェア 2019年11月15日
(〆)
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