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ムーン・ドロップ

キッテン・ニコラウス 2019年9月14日


いつもと変わらない夜だったと思う。
強いて違いを挙げれば、来週提出の魔術式レポートに追われていたことぐらい。
後少しで仕上がるから、あまりしない夜更しをして。
だから最愛の妹からのいつも通りじゃないコールにはすぐに気づいた。




演出継続
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
……そっか。失恋しちゃったんだ(静かに目を閉じて、頷く) (無効票)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
(ひとつ、間を置いて)相手は? どんな人?
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
――んー。なんていうんだろう。(しばらく考え込んで。考えながら、ひとつひとつ、言葉を紡ぐように)飄々としてて……こっちのことからかうみたいに近づいてきたと思ったら、いつのまにかするっと抜け出して遠くに行ってるような…… (無効票)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
それでいて、どこかすっごく冷めてて。幸せになることを諦めてるみたいな…… (無効票)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
――でも、きっとほんとはとっても一途な、すっごくかわいい子。(ふへ)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
そっか……複雑な子なのね。聞いてると人当たり良さそう(漏れ出た笑みは作ったモノではないように聞こえた。好きなんだろう、今も) (無効票)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
それで、どこが好きなの? あるいは嫌いなの、かしら
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
――自分は幸せになっちゃダメだ、って考えてそうなとこ。
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
良くも悪くもママ似よねそういうとこ、ウェンディは(はぁ、とため息。次いで苦笑い)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
だってさぁ。そーゆー子って、幸せのドン底まで引きずり落としたくなるじゃん。 (無効票)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
でも……。
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
(ぷ、と吹き出す)ま、私の前でそんなツラ絶対させないってなる気持ちは分かるわ。
……でも?
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
その子が幸せになるとしたらー、それは多分僕とじゃないんだろうなーって。(ふるふる、と、見えないだろうとわかりながらも、しずかに首を振りました)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
……そっか(くるり。くるり。ペンを回す)
ねぇ、ウェンディ
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
なーに、おねーちゃん。
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
今、どうしたい?
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
んー?そだねぇ。別に、恋に恋して、とかじゃないから。また次の恋をー、とかじゃないし……。 (無効票)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
きれーでカッコよくなりたいよね!おねーちゃんみたいに!あの子に「フッちゃって損したなー」って思わせるんだぁ。
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
あっはは! ええ、良いじゃないウェンディ! ウェンディなんて最高に可愛い子をフるんだもの、そうやって悔しい思いをするのは当然よね (演出継続)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
でもね、ウェンディ(優しく、生傷にそっと触れるような優しさで声をかける)
本当にそれだけ?
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
…………それだけって?
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
だって、こんな時間にウェンディが電話かけてくるなんて珍しいじゃない。お姉ちゃんっ子のくせに変なとこで遠慮するんだから。
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
もっとおねーちゃんに甘えなさい、ウェンディ
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
…………びぅ。(呻き声とも、泣き声ともつかぬ、小さな声が通話越しに) (無効票)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
……あまえていーい?(確認するように、聞きました)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
甘えなきゃダーメ
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
――ん。(それだけ言うと、通話口からの声が途切れ、沈黙が訪れます)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
(何も言わず、ただ静かに待つ。待っているのも姉の務めだ)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
ん。(ぽふん、と言う音がしたかと思うと、おねーちゃんのお部屋のベッドの上にワープして。そのままちょこんと腰掛けました)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
わお(飛んでくるくらいだったか、と軽く驚きの声を上げ。けれど、すぐにいつもどおりの笑みを浮かべて、トントンっとウェンディの隣に並んで座った)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
んー。(両手を広げて。待ち構えます)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
はーいよしよし(ぎゅーっと、こちらも両手を広げて、いつもより優しくウェンディを抱きしめる)おねーちゃんにめいいっぱい甘えなさい。加減なんかしたら許さないからね(クスクスと、柔らかい調子で言葉を紡ぐ)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
ん。(ぎゅう、と、顔を胸元に押し付けて。結果、ぐりぐりと強めにツノが押し付けられます)ねー、おねーちゃん。
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
(いたたた)(声には出さないけれど、圧迫してくる鈍痛に内心苦笑いを浮かべる。随分と久しい、愛おしい痛みだ)
ん? なぁに、ウェンディ
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
ママって……強いんだねえ……。(ぐずぐず、と涙をこぼしながら、とぎれとぎれに言いました)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
……ええ、そうね(趣味は悪いけれど、と心の中で付け足して。あやすように背中をぽんぽんと叩く)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
僕、やっぱママみたいにはむりだもん……。(ぽつぽつと呟くうち、涙はおさまりつつも、ぐずる声はそのままに)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
今はムリでも、これから先、どこか出来るわよ。ウェンディが成長したり、もっと狂おしいぐらいに燃え上がったりすれば、ね。(だって私の妹だもの、と付け加え)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
……そーかなぁ。(いつもの元気印は鳴りを潜め、不安そう。
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
そーよ。だから、今日という日を心に刻みなさい。刻まれた思い出が、あなたをそうしてくれるわ(心配なんていらない。そんな自信に溢れた調子で応援する)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
……そだよね。(こくん、と頷くと、そっと頭を離して) (無効票)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
僕、おねーちゃんの妹だもんね!!(涙に濡れた笑顔で、えへん、と胸を張りました)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
ええ! 自慢の、可愛い可愛い妹ですもの!(にんまりと笑みを深め、涙の跡が残るその顔をなでてあげるのだった)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
(涙の痕を拭われると、少し照れたように、にへら、と笑って)ね。おねーちゃん。(ごろん、とそのままベッドに横になります)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
(いつもの調子を取り戻したウェンディの様子に、ほっと一息)うん? なぁに、ウェンディ(妹の姿を見下ろしながら応える)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
手、繋いで寝てー……?(泣き疲れたのか、めをこしこし擦りながら、甘えるように首を傾げました)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
(に、と笑って)ええ、久しぶりに一緒に寝ましょ(ぽふんと、ウェンディと並んでベッドに身を預ける)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
んへへ……。(嬉しそうに笑うと) (演出継続)
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ウェンディ・ロックビル 2019年9月14日
(ぴったり張り付くように、おねーちゃんに身を寄せて)(すうすうと寝息を立てるのでした)
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キッテン・ニコラウス 2019年9月14日
(レポートはまた明日ね、と苦笑して。愛おしい妹が思いを吐き出せないまま夜を過ごす事にならなくて良かったと、心安らかにして隣で眠りにつくのだった)
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