森と少年(1:1)
浮世・綾華 2019年8月4日
ここはA&W。
とある豊かな森の入り口。
響くのは爽やかな緑のさざめき。
愛らしい小鳥の歌声。
多くの動物達が命を育むこの森は
美しい泉が湧き、豊富な果物が実る。
危険な生物も存在しないことから
昼間は近隣の村の子供達の遊び場にもなっているようだった。
そんな森の入り口に現れたひとりの男。
異国の装束を身に纏った男は、
夏の日差しを諸に受け、滲んだ汗を取り出した布で拭った。
男がこの場所に訪れたことには理由がある。
それは遡ること、半刻ほど前の話になるのだけれど。
その話は機会があれば、出会った誰かに伝えることがあるかもしれない。
水の都と呼ばれる栄えた街の北東にある森。
この森の先にある村にちょっとした用がある――。
――――――
・お呼びした方との1:1
・ゆったりのんびり
1
浮世・綾華 2019年12月22日
(手紙の宛ては、薬草や花の仕入れ元だったらしい。確かに手紙を渡した証拠として、今度は相手方の手紙を預かってきた。それを渡せば、助かったなどと背を叩かれて)うわ。――いや、時間かけちまってすいません。(店主である勇ましい風貌の大男は、がははと笑って気にするなと続けた。小声でセトに、あの地図描いたの、この人――なんて語る)
浮世・綾華 2019年12月22日
(「つーか兄ちゃんよお、何処でそんなチビ口説いてきたんだ?」最初、連れてなかったろ)(男の言葉に「いや、まあ色々あって」とだけ返して曖昧に笑う。それより、無駄話をしている時間はやはりないようで、礼に好きなもん、なんでも半額にしてやるからもってけ!と笑った男は、他の客の相手をし始めた)――だってよ、セトはさ。菓子が欲しいんだっけ。この店にもあるケド、他の場所で選んでもいーと思うよ。多分、また後でくるんでもヘーキだし。
セト・ボールドウィン 2019年12月22日
(あのヤバい地図のひとかぁ……などと思いつつ、店主を眺めている。前に村で見たことがあるかもしれないし、人違いかもしれない。)あっ、うん。えっと……(店のなかをきょろきょろ。所狭しと並べられた珍しい品々が気になるけれど)ほかにも、菓子売ってるところが有るの?それじゃ、そこも見てみたいな。……そーだ。ねえ、わたあめってこの街にも売ってる?
浮世・綾華 2020年1月1日
(きょろきょろを見渡す様子を見守って、軈て向けられる視線に笑った)あるある、むしろ俺も知らない店、たくさんあるし、一緒に探しに行こう。――わたあめか。(どうかなあと街路を見渡す。そもそもこの世界にあるのか分からない。が、似たようなものはあるかもしれないと考え)わかんねーケド、それも探してみようぜ。(宝探しみたいで、楽しいだろ、きっと。そう続けて)
セト・ボールドウィン 2020年1月9日
ふぅん。綾華がまだ知らない店も、あるんだ。(意外そうに、でも面白そうに笑って)じゃあ、一緒に探検だね。何かいいものが見つかると良いな。でも、こんだけ広いと迷っちゃいそう。 うん、わたあめも!あると良いよね。――へへ、宝探しかあ。(楽しみ、と頷いて)
浮世・綾華 2020年1月13日
ふ、迷子にならないよーにな?(そうと決まれば。忙しそうに客を相手にする店主に「また後で来るんで、よろしくお願いしまーす!」と元気に告げてから)じゃあ行くとするか。(そう言って歩き出す。街の入り口から大通り行けば、そこは大層賑わっていて人通りも多い。きっと物珍しさにあたりを見回すであろう少年がはぐれることがないように、少し歩幅を狭め隣を歩く様に務める)(賑わうのは人の声だけではなく、街の移動手段ともなっているゴンドラが水を掻く音も混じって)……後でゴンドラも乗るか。楽しそうじゃネ?(少年をみて、無邪気に問う)
セト・ボールドウィン 2020年1月13日
えーっ。迷子になんてならないよ。(そうは言うものの。行きかう人や沢山の店に目を奪われ、浮足立った様子で)(はっと綾華の方を見ると、はぐれないようついて歩き)――ゴンドラ。あ、あの小さな舟のこと?あれ乗っていいの?(楽しそう、乗りたい。とこくこく頷き)
浮世・綾華 2020年1月14日
そーなの? じゃあ俺が迷子にならないよーに見張っててよ。(冗談めかして。少し距離があいてしまいそうになる彼を待ちながら、くすくす)乗んないと行きづらいとことかもあるはず。広いからさ、話した通り、俺も全部回ったわけじゃねーし……。(少年の言葉を聞いて)後と言わず、今から乗っちゃうか!(ほら、あっち。返答を聞く前にゴンドラ乗り場の方へと向かって)
浮世・綾華 2020年1月14日
(向かう途中に目に入った店。美味しそうな香りにつられ、ちょっとだけ待っててなとそそくさ何かを二人分購入する。彼の元へ戻る手に持つのは紙袋。のんびり移動しながら食うのもいいだろうと、中身はまだ内緒)
セト・ボールドウィン 2020年1月17日
(待っていてくれる姿を認めると、小走りに駆け寄り)うんっ、わかった。任せて。(へへー、と笑って) そんなに?一日じゃ廻れないくらい?(ふおお、と目を丸くして驚くと)菓子屋、見つかるかなあ
。…………あっ、うん!(ゴンドラ乗り場に向かう彼を、急いで追いかけ)
セト・ボールドウィン 2020年1月17日
わーっ、ちゃんとお客さんの座る椅子も付いてるんだ。これ?これ乗るの?(視線は水路に浮かぶゴンドラに釘付け。明らかにテンションが爆上がりしている)(綾華が持つ袋を目ざとく見つけると)ね。それなにー?
浮世・綾華 2020年1月20日
どう考えても回れないっしょ。うちの人が心配しないなら泊ってってもいいな?(会話を交わしつつ、ゴンドラ乗り場へ)――ふたり乗ります。どこまで……えっと、いろんな土産が買えそうなとことか、景色が良さそうなとこ――。(案内人だろうか。その場にいた青年は異国の衣装を纏った此方に気づけば、「どこまで?」と声をかけてくる。ざっくりした内容を伝えれば、それならと運転手にルートを伝えているようだった。「景色を楽しみながら水路を辿れるコースがあるよ。さあ乗った乗った」そんな言葉に「だってよ、乗るぞ」と愉し気にセトを誘って、ゴンドラに乗り込む。セトの言う通り客用の椅子がしっかりあって、ふかふか乗り心地もいい)
浮世・綾華 2020年1月20日
おっこちないよーに乗れよー?(見守って、彼がしっかりと座れば船は進みだすだろう)あはは、めざといな。これはねえ――。(じゃーんと取り出した焼き饅頭のようなもの)なんか肉とチーズが入ってるみたいだよ。あったかいうちに食うか。
セト・ボールドウィン 2020年1月26日
すげー、俺の里の森より広いかもだ。こんな広い街にいっぱい人が居て、何か楽しいな。(往来を行きかう人々を眺めていたが、泊まるという言葉にぱっと顔を向け)マジで?それってもう旅行じゃん……!
セト・ボールドウィン 2020年1月26日
(青年がゴンドラに乗り込むのを見ると、自分もおそるおそる船体に手を掛け――えいやと乗り込んだ)へへ、だいじょーぶだった。(落ちなかった、と笑って)あっ、椅子ふかふかだね!これならずっと乗ってられそう。 肉とチーズ!絶対うまいやつじゃん!!うんうん、食べるーっ。(視線はもう焼き饅頭的なものしか見ていない)
浮世・綾華 2020年2月3日
マジ? 森ってかなり広いだろ……どうなんだろうな。(うーんと考えるような仕草をした後、思いついた様に、あとで地図で見比べてみるかと)あはは、確かに旅行だな。俺とセトの水の都二人旅。(楽し気に題をつけて)よしよし。(しっかりと乗り込んだ様子に、笑い返して)ずっとは大げさじゃない?(言いつつも、少年の物言いにも慣れて来たころだ。毎回少し大げさにはしゃいでくれる彼をみていると、こちらまではしゃぎたい気持ちになる。元々楽しいことは好きなのだ。つられるように童心に返るのも悪くないと身を委ねて)
浮世・綾華 2020年2月3日
だろ?(得意げにほらよと手渡し)セト、ハムとチーズも好きって言ってたじゃん? 肉とチーズも絶対好きだろって。――そんじゃ、いただきまぁす。(折角だから景色も――なんて野暮なことは言わない。今夢中になれるものをいっぱい楽しめばいい。そうして気づいたころには、目の前に広がる景色もより美しいものに変わっているだろうから)
セト・ボールドウィン 2020年2月6日
森も広いけど……だって、こんなたくさん人が住んでるんだもの。めっちゃ広いんじゃないかなーって。(だって、森は殆ど人住んでないもの。――本気か冗談か、大真面目な顔で答えた)地図!それなら、どっちが広いかすぐわかるね。 へへ、水の都二人旅かー。いいねいいね。(その言葉がとても気に入ったらしく、満面の笑顔を浮かべ)えーっ、そうかな。俺、丸一日くらいはイケそうな気がするけど。(口にしつつも、それはちょっと退屈そうだな。と考える)……んーと。でも、ずっとじゃなくてもいい!
セト・ボールドウィン 2020年2月6日
うんうん、すごく好き……わぁ、ありがとう!いただきまーすっ。(焼き饅頭を受け取ると、いい匂いと目を細め、そのままぱくりとかぶりついた)(はふはふ。むぐむぐ、ごくん)――綾華、これすげー美味い!(きらきらした目を青年に向け)(陽光を受けてきらきら光る水面。活気のある街の賑やかな様子。手元には美味しい食べ物。ぜんぶが嬉しくて、でもそれをひとつづつ口にするのはもどかしくて)ね。船に乗りながら食べるのってたのしーね!
浮世・綾華 2020年2月13日
ふ、謎理論。(でも、そんなふうに考える少年の想像力が面白くて、楽し気に聞いている)あ、でもさ、森なら人はいないケド、動物とかがいるだろ。(少し考え込んでから、あっさりと意見を変えるものだから、ふはっと吹きだして)そっか。ゴンドラもいーケド、もっと広い場所も、一緒に行きたいもんな。だから、いろんなもんをちょっとずつ、良いとこどりしてこーよ。(例えば今度は君が知らない場所の森、違う世界の地下ダンジョン、或いは四季を通して桜舞う世界――それらを映して、輝く眸を見たいのだ。この、饅頭を食べる表情みたいに)
浮世・綾華 2020年2月13日
(彼の言葉に頷いて)ん、俺もはじめて食ったんだが、うめーな? セトも気に入ったんなら良かった。(会話を交わしていると、ゴンドラの運転手が振り返る。「もうすぐ、見所だ。ほら、上をみて――」)お、すげ。(都の入り口は地盤が高い場所にあったらしい。上から見下ろす景色も美しいが、この水路は、舌あから都市を見上げるのが、絶景だと言われているのだと教えられる。建物は白いものが多く、青空を背景にすると良く映える。所々の水路から上がる飛沫が、太陽を受けて輝いて)
セト・ボールドウィン 2020年2月20日
あっ。そうだね、動物はたくさんいるから……ってことは、森もけっこーでかいな。(うんうん。納得したように頷くその顔は、何となく誇らしげ) この街よりもっと広い場所?うん、行ってみたい!綾華の知らない街も、世界も。そしたら一緒に探検できるものね。俺と綾華の世界二人旅だ。(さっき聞いたお気に入りの言葉を真似して口にすると、嬉しそうに笑った)
セト・ボールドウィン 2020年2月20日
(運転手の言葉に上を見上げる。白く塗られた壁の眩しさに驚いて……青空とのコントラストに目を奪われる)――すげー、きれいだな。……俺の村と、全然違う色してる。(緑の木々。はちみつ色の壁の建物。自分の生まれ育った隠れ里を思い出し)――ね。綾華の住んでる場所は、どんなところ?
浮世・綾華 2020年2月26日
うん、この街より。多分、いくらでもあるよ。(俺が知らない世界も、たくさんある。はじめてを共有できる嬉しさを知っている。はじめてでなくたって、嬉しいのだけれど)(先程交わした言葉が紡がれて、それが気に入ったのだと思えば自然と笑みが零れる。少年といると、なんだか何も知らなかった昔のような気持ちが蘇える心地すらした)――なんか、懐かしいな。(ぽつり零した言葉は水を掻く音に紛れて消えたかもしれない)
浮世・綾華 2020年2月26日
――な。(景色を目に、驚きに溢れた言葉にへらり。彼が楽しんでいることが嬉しい)なんかこう、空の中に落ちてるような……。(表現しづらいけれど思ったことを口にして)セトの村は、自然にあふれてて、優しい色だったもんな。こっちとは違う良さがある。……俺の住んでるとこはねえ。自然はそこそこあるし、のどかなところかなぁ。家は殆ど木造なんだ。屋根は瓦ってもんで出来てて――。(少しずつ、自分の住む場所のことを語る)
セト・ボールドウィン 2020年3月2日
そっか。じゃあ見に行くとこいっぱいあるね。そしたら俺、毎日すげーすげーばっかりになっちゃう。(忙しくて大変だ、なんて言いつつも楽しそうに笑って) 空のなか……うん、何となくわかるかも。きれーな青。
セト・ボールドウィン 2020年3月2日
(自分の親しんだ景色を褒められると、何だかこそばゆい。でも、青年がそう思ってくれたことがとても嬉しいと感じながら)――ふーん。家、木で出来てるんだ。(すぐには想像出来なくて、何となく丸太を思い浮かべた)花とかは?どんな花が咲くの?
浮世・綾華 2020年3月5日
(青空は、青は、そこそこに思い入れのある色だ。好きか嫌いかで言われれば好きなのだろうけれど、それに対する想いは言葉では表現しづらくて)(ふと落ちた疑問)セトは、好きな色とかってある?
浮世・綾華 2020年3月5日
いろんな花が咲くよ――って、それじゃあ答えになってねーか。ええっとねえ、例えば……うちの庭にもいろいろ咲いてる。春には梅に藤……夏は――去年は友達とひまわりを育てたよ。知ってる?(梅に、藤に、ひまわり。知らなければ、どんな花なのか説明を続けて)
セト・ボールドウィン 2020年3月11日
(白と青の彩りに心を奪われていたら、不意に落とされた青年の言葉。急にどうしたんだろう、と思いつつ少し考え)んーと。あー……何だろう。空の色はわくわくするし、緑は森を思い出して落ち着くし。花が咲いてたら、きれいな色だって思っちゃうからさ。特別好きな色って意識したことがないかもだ。(変かな。と、少し困ったように呟いて)綾華の好きな色は?教えてよ。
セト・ボールドウィン 2020年3月11日
(青年の説明に目を輝かせ)梅!俺知ってる、酸っぱい実がなるやつ?だよね?ひまわりは、俺の村にも育ててる人が居たよ。種を取って食べるんだって言ってた。藤は知らないや。でも、すげー綺麗なんだろうな。見てみたいな。綾華の家の庭、花でいっぱいだね。
浮世・綾華 2020年3月15日
――そっか。(そうか。そして尋ねれば返る質問にも納得した様子で。けれど此方は考えもしなかったみたいに首を傾げ悩むような仕草をしてから笑う)――俺もセトといっしょかも。これって色は、今はどうだろうなぁ……例えばさ。セトとこうして出会って、友達になって、それからもっと仲良くなったりするだろ。そーしたら、セトの眸の若草みたいな色とかも好きになるんだ。(だから一番ってのは難しい。自分で聞いたくせに、からりと言い放つ)
浮世・綾華 2020年3月15日
知ってる? そうそ、すっぱいの。でもジュースみたいに甘くしても美味しいんだよ。(俺は酒に付けたりする、と続け)あはは。食う方に行くのネ。でも俺、種は食べたことないかも。うまいんかなぁ。(ぽつりと零してから、うちならいつでも歓迎と眦を緩めた)
浮世・綾華 2020年3月15日
(会話を楽しんでいると、ゴンドラが目的地へと到着するのはあっという間だった。「着いたよ」運転手の声につられ見上げれば、都の入り口より少し落ち着いた雰囲気の店が並んでいる。青い鉱石を売る店に、服飾が並ぶ店。花蜜で入れたお茶を楽しめるような喫茶のような場所と様々。一先ず運転手に礼をつげ、船を降りる。さて、探索をはじめようかと辺りを見回す前に、甘い香りが鼻を擽る)
浮世・綾華 2020年3月15日
――なんか、すげーいい香り。焼き菓子かなんかかなぁ。(仄かなバターの香りに想像を巡らせて)な、いってみよーぜ。セトの気に入る菓子、あるかも。
セト・ボールドウィン 2020年3月18日
俺の目の色?(きょとんとした表情で目を瞬かせると、嬉しそうに笑いかけ)じゃあさ。俺も、たぶん好きになるよ。紅い色。(続く言葉に、さらに声を立てて笑い)えー。なんだ、綾華も俺と同じだね。
セト・ボールドウィン 2020年3月18日
(小舟から降りると、何だか足元がゆらゆら。そんな感覚と、賑やかな景色とが相まって、うきうきした気持ちで辺りを見回すと)ほんとだ、うまそーな匂いがする。うんっ、行ってみたい!(はやくはやくと踏み出そうとするけれど、足元はちょっと危うげにふわふわ)
浮世・綾華 2020年3月24日
(嬉しそうに笑う姿が愛らしい。続けて当たり前みたいに紡がれる音に瞼を閉じて、そうか。とだけ)(なんだと告げられても、がっかりした? とは返さない。そういう意味じゃないことはちゃんと分かるし、多分それこそ、同じなのだろうと)そうそ。いっしょ。(彼が何れ好きになってくれると言った、紅細く)
浮世・綾華 2020年3月24日
――っふふ。(ゆらゆらふわふわ歩くセトが面白くて、見ていて飽きないと思った。声は思わず零れて、隠す気もあまりない)はいはい、ゆっくりー。(問題なけば後ろからぽんと両肩に手を置き、ごーごーと前に進む)(多分バランスを保とうとして、余計歩きづらくなっているかもしれない。後ろでとたとた)香り発生源は此処か?(白い小さな建物、店先に並ぶ愛らしい花たち。扉は淡いクリーム色をしていて、店内に足を踏み入れれば、此処でしか食べられないようなお菓子や、少年が気にしていた「わたあめ」も袋の中で彩りふわふわ)
セト・ボールドウィン 2020年4月1日
わ、わ。わ。(そろり。そろり。少しずつ歩を進め)――もーっ。綾華そんな笑わないで……。(肩に乗せられた手が気になるらしく、後ろを伺いつつ。でも、おかげで転げることはなさそうだ)
わー、これ全部菓子?(「菓子だけを売る店」に来るのは初めてだ。さっきのキャラバンも驚いたけれど、この店はどこを見ても可愛らしく感じる)ね、綾華。これもお菓子?(カラフルなキャンディー、アイシングで飾られたクッキー。そして、ふわふわの「袋」を指さし尋ねる)
浮世・綾華 2020年4月2日
笑うでしょ。(お前が可愛いから、とは内緒にして――隠せていないかもしれないけれど。セトといるのが楽しいのだから、笑うだろうと当たり前のように)(店内に入る前にほいっと肩から手を外す。お行儀悪い体勢は正して、少年の後ろから棚に並べられる彩りを目に映す)ん、どれ――あ。(カラフルなキャンディはガラス玉のように透きとおっていて、アイシングクッキーには愛らしい動物たちが描かれている。そうして最後にさされたふわふわが閉じ込められた袋に少しはしゃいだように声をあげたのは。あるかなぁと言っていた。セトが、喜んでくれると思ったからだ)セトセト、それ。わたあめ。
セト・ボールドウィン 2020年4月5日
舟から降りたらふらふらするなんて、俺知らなかったもん。(だから仕方ない。そう、抗議するように頬を膨らませ)(とは言え、珍しいものばかりの店内は見てるだけで楽しくて。すぐに興味津々と言った表情に切り替わり)へー……何かすげー。めっちゃ色いろいろあるし、この絵のついた……なにこの……クッキー?食べられるの、これ?(小洒落た店の雰囲気に少年なりに配慮したらしく、声量抑えめに感嘆する)
セト・ボールドウィン 2020年4月5日
わたあめ!(それと示された袋を見つめ、ぱっと顔を輝かせ)へー……すごい、ふわふわ。袋いっぱいだ。ね、これ?綾華の好きなやつ?(あったね!と青年の顔を嬉しそうに覗き込み)
浮世・綾華 2020年4月9日
(頬膨らませる姿にも、和んだ様子でからからと笑うだけ)(控えめな声色に目を細め少年が興味を示すものを確かめようと横から覗く。自分も食べたことのあるそれには少しだけ得意そうに)それ、砂糖とかで作った材料に色付けて出来てるんだってさ。かわいーよな。(勿論、食べられる。さくさくしていて甘くてうまいのだと続ける)
浮世・綾華 2020年4月9日
(輝く表情に続いた問いで思い出す。――セトが気になっていたことばかり頭に残っていたが 、そもそも自分が好きな食べ物と聞かれた時に、うまいものとしてあげた菓子だ。あって良かったね、そんなふうに真っ直ぐぶつけられる言葉に嗚呼、敵わないと)うん、あったな。良かった。(嬉しいと伝わるように柔らかに告げ、2袋手に取る)買っちゃおう。セトも食べるでしょ。
セト・ボールドウィン 2020年4月15日
へー……。(クッキーに描かれた動物――小鳥やうさぎは色も鮮やかで、「食べられる」「うまい」という言葉が信じられない。つい、間の抜けた声が出てしまう)こんなにきれーだとさ、食べちゃうのもったいないね。飾っときたいくらい可愛いもん。……あっ。ね、綾華。俺これ欲しい。12まい。(いい?と上目で尋ね)
セト・ボールドウィン 2020年4月15日
うんっ!(良かったの言葉を聞けば、満面に笑みを湛えると、大きく頷いた。好きなものがそこにあるのは、きっと嬉しいことだから)――うん、食べる!(勢いよく返事を返し)(ふわふわで雲みたいで、甘くて消える食べ物。初めて話してもらってから、ずっと気になっていたのだ)
浮世・綾華 2020年4月19日
(驚いたような、感心したような、でも感動していると分かるような反応にくすくすと笑む)確かにねぇ、でも、それも勿体ないしな。(尋ねられれば勿論と頷いて、少し多めに買ってったら? と20個入りのバケットを手にする)――ふふ、いい返事。そいじゃあ買ってきちゃうネ。(そうして手にしたそれらの会計を済ませて――)
浮世・綾華 2020年4月19日
(たくさんの場所をまわろうと話した通り、次の日も街をまわるため、この日はそのまま宿に泊まって、食後のおやつにわたあめを食べて、セトの驚く表情をみたり、一緒にいろんな話をしながら一日を終えただろう。この時の話はここでおしまいだけれど、お前とたくさんの世界を旅できる日を楽しみにしているよ)(そんな想いのとおり、こうして今、たくさんの世界を共に歩む。その度に煌く表情を見るのが、俺の今の楽しみのひとつだ)-fin-