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【RP】前庭は猫と来訪者の休憩所

シノ・グラジオラス 2019年6月16日


ここの庭は二つある。道から見えない後ろの庭は住人が憩いの場として使っているので人の出入りが多い。

が、道路に面した前庭は生垣目隠しになっていて、出入りするのは近所の猫が休憩所に使ってる程度。
しかし今日は猫以外に来訪者が…?

※団員は発言自由。団員以外は旅団長の了解を得た上で発言ください
 




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シノ・グラジオラス 2019年6月16日
お、今日も来てたのか。お前、ちゃんと家に帰ってるんだよな?(家に入るついでに覗いでみると、顔馴染みの猫を発見。挨拶代わりに顎を撫でるとすぐにその場を去る)
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槐・碧已 2019年6月16日
(フラフラと散歩をしている途中、高い生垣の前を通り過ぎようとしたらふさふさしたもの…)猫、君はここの子?(怖がらせないようしゃがみそっと手を伸ばしてみる)…ん、そういえば、今日巻いたの…いつだっけ…?(普段あまり出歩かないけど今日は気まぐれに遠出をしていた。それがいけなかったのか急激な眠気に襲われた。懐から器物を取り出すが間に合わず時計を握りしめたままその場に倒れ込んだ)
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シノ・グラジオラス 2019年6月18日
(今日も今日とて家に入る前に顔を覗かせれば、)…うん?人? (猫達が心配そうに見ている先には倒れた青年が。手には丁寧に扱われているであろう、高価な時計。そして何よりもまったく似ていないのに近しく感じるこの雰囲気と、手にした時計を見て…)お前、ヤドリガミか?って倒れてるんなら返事できないか。ええっと、手にしてるのは巻き時計って事は、とりあえず巻くか。(こんなに凝った時計を手にした事はないので慎重にネジを巻いてみる)
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槐・碧已 2019年6月18日
(遠退く意識の中聴こえる声、遠いのか近いのかすら分からない。かすかに柔らかな毛の感触を感じながら眠気に負け完全に意識を手放し…)…?(軽くなる右手と耳慣れた音、ぼんやりと闇から意識が浮上していく感覚)…あれ、僕は…どうしてたんだっけ…?(ハッキリとしない意識のまま辺りを見回すと)…赤?
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シノ・グラジオラス 2019年6月19日
お、どうやら正解だったみたいだな。おはようさん(まだボンヤリとしているらしいが、どうやら目が覚めたらしい。慎重に扱った懐中時計を持ち主に手渡して。)アンタは猫達のど真ん中で昼寝してたんだよ。ほら、証拠に猫まみれだ。(彼を心配してか、それとも興味があったからか、それとも彼らの縄張りを占拠していた彼への抗議か、彼の周囲には数匹の猫達が)
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槐・碧已 2019年6月20日
(開いたままの手に乗せられたのは自身、見れば時が刻まれている。見上げると見知らぬ青年。どうやら最初に見えた赤は彼の髪の色だったようだ)ああ、えぇと…時計が動いている、君が巻いてくれたの?(横たわったまま礼を言うのは失礼だと思い体を起こそうとする、が)あれ…?お、重い…(言われた通り周りを見ると猫、そういえば猫を触ろうとした事を思い出したが何匹か体の上に乗っているせいで動けない)
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シノ・グラジオラス 2019年6月23日
ああ。勝手に使うのは悪いと思ったが、触らせてもらったぞ。それにしても…(ぷっと噴出して喉を鳴らして笑うと、彼の上に陣取っている手近な猫…実はここのボス猫らしい、を抱えて地面に降ろし。)倒れたのがここはアンタも運がいいんだか悪いんだか。このままだと、コイツらの寝床になってたぞ。ほら、猫どもは散った散った。(手をパンパンと叩いて猫達に言うが、居心地いいのか鎮座したままの猫が2匹。)…こりゃ、スペシャリスト呼ぶか?
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槐・碧已 2019年6月29日
うーん、それは構わないよ。助けてくれたんだし。君が居たというだけでもここで倒れたのは運が良かったんだと思う(寝たままの姿勢で申し訳ないと思いながらも周りに居た猫達は彼の合図で散っていったもののまだ背中に乗ったままの子がいるので動けそうにない)…困ったね、これは。(最後に聴こえた言葉にその格好のまま首を傾ける)スペシャリストって何?
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シノ・グラジオラス 2019年7月2日
(意外な答えにキョトンとするが、なるほど猫達の心眼は確かだと言う事だ。)なるほど、猫達がお気に召すワケだ。アンタ、人が良いって言われるだろ?(苦笑しながら嫌がる2匹の猫を、彼の背から抱え上げようと試みながら)ああ、スペシャリスト。知り合いに二人ほどいるビーストマスターを呼べば簡単に退いてくれるんだろうが…相当気に入られてるみたいだな。(どうにか一匹引きはがすのに成功した。もう一匹も少しズレたので、上手くやれば自分でも引きはがせるだろう)
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槐・碧已 2019年7月6日
(先程より背中が軽くなった。最後の一匹は肩辺りに居るので手を伸ばすと寄って来たのでそのまま下りてもらった)ふう…やっと立ち上がれそうだ。(立ち上がり服に付いた砂埃を払うと改めて青年に向き合う)巻いてくれてありがとう、助かったよ。(言われた言葉に一瞬呆気に取られる)そうかな、外にはあまり出ないからそう言われた事はないかな。人がいいというなら君の方じゃないかな。自分で言うのも何だけど、僕の器物は安物じゃない。盗んで売り払う事だって出来たのにそうしなかったじゃないか(背中に乗っていた猫が足元で声を上げる。同意の返事のようだ)
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シノ・グラジオラス 2019年7月12日
おや、兄さんは猫に好かれる体質か。(彼の肩から降りた猫に手を振って見送る。彼からの礼には素直に笑みを返して受け取ると)どういたしまして。大した事はしてないが、役に立てたならよかったよ。 (外に出ないと言う言葉に)外にって、ヤドリガミだからか?ああいや、単なる興味本位なんで無理に答える事はないんだが。 …俺?(キョトンとして)俺は良い人って言うよりは、そう言う金儲けに興味が無いだけだし…それに、価値が分かれば違う行動をとったかもだぞ?
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槐・碧已 2019年7月27日
んん、どうだろう。店の表によく猫がたむろしてるけど…寝ていたら膝に乗られたりする事あるから寝床扱いされてるかも(最後の一匹に手を振り)んー…僕みたいなのが外うろつくと危ないからせめて人間が成人する年数は生まれた店周りで世間勉強しろって今の主が。盗まれたりしたら大変だからって。保存して守っていてもいつか螺子が切れて止まるから持ち歩く為にも危機感つけろって。一応20年迎えたから外に出てみたけど現状は見ての通りだよ。(言葉に対し一時考えるよう手を当てながら)この器物を見てなんとも思わない辺り価値が分かっていても君の行動は変わらなかったと思うよ。無関心、興味なければ放置か何処かに捨て置けば済む事だから、ね
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シノ・グラジオラス 2019年7月28日
猫の寝床ねぇ(先程までの様子を思い出してクックッと笑い、)あながち間違ってはなさそうだが、初対面でもそうなら好かれる素質は持ってるって事だろうな。 ふーん?つまり、アンタのトコなりの成人儀式みたいなもんかね? ま、今回は大変だっただろうが、これで済んだんだ。2回目は無いように気を着ければいいさ。 (彼の言葉に照れたように頭を掻きながら)じゃあ…そこはアンタを守ってくれてた猫達のお蔭と言う事で。目撃者がいると悪い事はしづらいってな。 って、立ち話も何だ。茶くらい出すが、どうする?(と、少し大きめのゲストハウスのようなここの建物を指し示した)
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槐・碧已 2019年8月13日
よく商品に交じってるし元は無機物だから無害というか乗る物と思われていそうだけどね。 そんなものなのかな。他のヤドリガミには主宅を出る前に会った事がなかったし主宅にも僕以外居なかったから他のヤドリガミ達がどうかは分からないけど…うん、そうだね、気を付ける。猫達と君に感謝だね。(続いた意外な言葉に一瞬キョトンとし)初対面で何処の誰かも分からない相手なのにいいのかい?
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シノ・グラジオラス 2019年9月5日
乗るモノね。そりゃ、猫好きなのに膝にすら乗ってもらえないのが聞いたら心底羨ましがりそうだ。(そう言えば、妹が猫に構ってもらうのに苦戦していたなと思い出しながら。) アンタが唯一のヤドリガミだったのか。そりゃ店主も接し方も考えただろうが…アンタの主は結構、肝が座ってたみたいだな。(丁寧だか荒療治か分からない彼の世間勉強の様子に、つい笑みが零れる。が、キョトンとした相手の顔に今度こそ噴き出した。)ここまで話し込んでりゃ、そんなの些末なもんだと思うが…俺はシノ、ここの管理人をしてる。アンタの名前を聞いても?
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槐・碧已 2019年9月14日
動かずに居たら大体乗ってくるから置物みたいにじっとしてたら乗って来るかもしれないよ。(店の商品に我が物顔で寝ている猫達の姿を思い出し)まあ、ほら…年季入ってたら壊す壊さないとか扱いが大変だけど肉体を得たらその器物本人がしてほしくない事を言えるし。(ここまで話して自分が名乗ってすらいなかった事に気付く。どうやらまだ寝呆けているようだ)失礼だった、ごめんね。僕は碧已、槐碧已。槐は店の名前から、いつか寄る事があったら歓迎するよ。
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シノ・グラジオラス 2019年10月20日
なるほど、今度試してみろって伝えてみよう。どうしても撫でたくてジッとしてられないみたいだからな。(妹も彼くらいおっとりとした性格なら、猫にも好かれたのだろうと思うと薄く笑い、納得したように頷いて)そうか。俺達は元々意思疎通ができるが、アンタ達はそうじゃないもんな。 碧已、か。ああ、店の名前も聞いた事はある。そう遠くない内に寄らせてもらうとするよ。さて、これでアンタの所在も分かったし、問題ないだろ?(親指で刺すのは玄関の扉。改めて言葉にせずとも、上がって行くだろう?と言っているようだ。)
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槐・碧已 2019年11月17日
うん、そうだね。意思疎通が出来ない時は時にお客さんで不躾に触る人とか居たけど拒否は出来なかった。年を追うごとに価値が上がったのでケースから出ない事も多くなったのでそれはなくなったけど(ふと、知らない客さんに急に触られる事が多かった時の事を思い出しなんとなく撫でようとして逃げる猫の気持ちはもしや…などぼんやり考える)好みの物があるか分からないけど見るだけでも来てね、待ってるよ。(指された方を目線で追い軽く頷く)なので今日は僕の方がお邪魔させて貰うね。よろしく
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シノ・グラジオラス 2019年11月19日
なるほど、猫も自分の気持ちが分かるヤツに懐く、か。(碧已 が思い至った事と同じ事を思ったのか、納得したように頷く。)ああ言う店は、通って好みの物を探すもんだろ?しばらく足を運ばせてもらうよ。 (頷いた彼を確認してから、先に歩を進め、招き入れるようにドアを開けた。)ああ。いらっしゃい、碧已 。気軽に楽しんで言ってくれ。
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シノ・グラジオラス 2019年11月19日
(猫に背を見送られた穏やかな青年を迎え入れ、建物の扉は静かに閉じられた。)

<ー この先の話は、また別の場所で。 ->
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