🏡閑かで寂しい病窓の中
狛居坂・雷香 2019年5月31日
►…〖概要〗… ‥ … ‥ … ‥ … ‥ … ‥ … ‥ … ‥ … ‥ … ◄
病身を落ち着かせる為により綺麗な空気の場所を求めて……。
辿り着いた先は、魔法の木が生み出す清浄な水と空気に満たされた
高度3万3000フィートの孤島浮島の森でした。
訪れる者も殆ど居ないこの場所で、わたしは今日も身を横たえます。
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〖舞台〗 … [第二層] ゴーシュの森
〖場所〗 … 森の中にある、石造りのサナトリウム
〖制限〗 … 1:1RP
〖備考〗
狛居坂・雷香の病室です。個室と言い換えても大丈夫です。
森の木々に囲まれた石造りの廃墟をリノベーションした小さな病室です。
花瓶に簡素なベッド、あとは生活必需品や生きていくのに必要な設備以外は
殆ど見当たらないミニマルな部屋です。
唯一、壁にはいくらかの思い出の写真が張り付けてある程度。
来客は、歓迎です。とても。
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アリス・レヴェリー 2019年10月6日
結婚……なんだか想像できないわね……! あら、探検は楽しそうね!もし行くときはわたしもご一緒したいわ!木の実だと……ゴーシュの森あたりが見つけやすいかしらね?
狛居坂・雷香 2019年10月10日
そうですね。そこ以外だと、なかなか見つかりにくいかもしれません。代わりに、独特の危ない木の実なんかも多いかもしれませんが……。アリスさんがいてくれれば、心強いです。そういうのを見つけるのが得意な幻獣さんも居そうですし、ね?
アリス・レヴェリー 2019年10月12日
ふふっ、まかせてちょーだい!そういうお友達に頼ったりとか、現地の子達に教えてもらうのは得意なの!一緒に行けたら楽しそうね!
狛居坂・雷香 2019年10月16日
えへへ。楽しみにしています……。(不意にふあぁ、と欠伸をたてて)ん……また、眠くなって来ましたね……。薬の所為もありますが、最近は良い陽気なので……。よろしければ一緒にお昼寝、しますか?
アリス・レヴェリー 2019年10月17日
わたしも楽しみよ!……たしかにね。ぽかぽかしてると眠くなっちゃうわ。わたし、人形だけれど不思議と眠くはなるのよね。(眠気が移ったように重くなってきた瞼を手の甲で優しく擦り)ん、お言葉に甘えて一緒にお昼寝したいわ!
狛居坂・雷香 2019年10月19日
睡眠は、必要です。たとえ機能的に必要で無くても……心があれば、睡眠は必要なのです、よ……。ん……では……どうぞ。……おやすみなさい……(ぽんぽんと、羊の背中か、積乱雲かのようにふわふわとしたクッションの中に埋もれて、隣に一人の人形の存在を暖かに感じながら、しずかにしずかに、眠りの中へ落ちていった)
(さようなら)
アリス・レヴェリー 2019年10月19日
そうね、眠るのは心地良いし、何より夢を見られるわ……ん、おやすみなさいね……(慣れない場所ながらも不思議と安らぐクッション達に身を委ね、隣にちらりと視線を向けた後、瞼をゆっくりと閉じた)
(さようなら)
狛居坂・雷香 2019年10月19日
►…〖来客をお待ちしています〗 ‥ … ‥ … ‥ … ‥ … ‥ … ◄
トール・ペルクナス 2019年10月23日
さて……ライカはいるか?
(コンコンと数度扉をノックして)
ライカ、私だ。いるか?
(無効票)
狛居坂・雷香 2019年10月24日
おや、いらっしゃいませ。その声は、トールさんですか? どうぞどうぞ、お入りください。
トール・ペルクナス 2019年10月24日
では邪魔させてもらおう。いや、なに。本格的にここで厄介になることになったのでな。挨拶をしておこうと思っただけだ。それとこれは土産だ。(差し出した紙袋の中には様々な種類の砂糖の瓶。どれも綿飴用の砂糖でアレンジが加えられていた)
前に綿飴が好きと言っていただろう。出先で色々と見つけてな、今はフレーバー付きの砂糖も売っているらしい
狛居坂・雷香 2019年11月2日
(瓶を一つ手に取って、鑑定家のように色々な角度から見渡して)わあ……凄いです。屋台ではピンク色の綿飴なんか、よく見ますけど。こんなに種類があったんですね。メロンに……チョコに。シナモンシュガー、なんてのもありますね。ありがとうございます! えへへ……こちらこそよろしくお願いします、ね? トールさんも御一つ何か、どうですか?
トール・ペルクナス 2019年11月2日
む? ん、ああ、なら貰おうか。折角だしな。そうだな……シナモンシュガーでも貰おうか。しかし機械もないがどうやって綿飴を作るのだ?
狛居坂・雷香 2019年11月5日
それは……こうやって、です。(ふいに、つむじ風が起こる。熱を伴って滞留するそれは、瓶の中の砂糖を表面から攫って、山林から雲を起こす様に綿飴を形作っていく。数秒の後、マシュマロの様な小さな綿飴が手のひらに残っていた)
トール・ペルクナス 2019年11月5日
なるほど……ライカのやっている気象操作の応用か。しかしよくもまぁここまで緻密にコントロールできるものだ。世が世なら神として崇められていたかもな
狛居坂・雷香 2019年11月7日
正確に言うと、少し違いますね。気象操作の方が、風操作の応用……みたいな感じ、です。風が雲や砂を運んできて、それが太陽を遮り気温が出来、色々な天気を生み出す……といった感じです。(神様のようだ、と言われて)まあ、恐らくは、そうですね。これは神様の借り物のような物なのでしょうが……(右手の人差し指が仄かに光を灯す)
トール・ペルクナス 2019年11月7日
聖者の発光か……確かにそれは神由来かもな。しかしライカの力の大元は風だったか。それならば合点がいく。気象操作そのものは人の手に余る力だからな。まぁ神の力、と言えば私の電気も似たような物か(右手の指を鳴らし人差し指の先に電気を迸らせる)
狛居坂・雷香 2019年11月8日
ええ、まあ……薬が無いと、この綿飴づくりのような精密な風の操作は出来ないんですが、ね。そういう意味では、気象操作の方がわたしにとって、メインといってもいいかもです。規模が大きいと、精密さはあまり求められませんので。トールさんは、その電気でわたしの綿飴づくりみたいな……何か、できるんですか?(何か期待したような目で)
トール・ペルクナス 2019年11月9日
ふむ……電気を扱う物であれば大抵できるが……こういうのはどうだ?
(懐から袋に入った黒い粉――砂鉄を取り出し掌の上へ。そこで電流を流しヒトガタを作りだしそのまま躍らせる)
これは電磁力の応用だな。磁力を操って自在に動かしているという訳だ。あとは電子機器を弄ったりもできるがここだと無縁だろう。私にできるのはこんな所だ
狛居坂・雷香 2019年11月10日
へえ……! 面白いですね。応用も効きそうです……。トールさんの力があれば……ダウジングとか、できそうですね。この島に、何か埋まってたり、調べられるかも……と、ふと思いました。思いつき、ですが。
トール・ペルクナス 2019年11月10日
ダウジング? ああ、できるぞ。しかしあれはそこまで便利でも無くてな……この島の様に色々とあり過ぎるとそこまで細かく調べ切れんのだ。ただ漠然とあることがわかる感じだな(電気を流すのを止め砂鉄を袋に戻す)電気は生活の必需品。応用力はケタ違いだ
狛居坂・雷香 2019年11月13日
なるほど……でも、大きなものだけでも分かると、いいですね! もしかしたら、むかしむかしに電気を使っていた、何かもあるかもしれません。あるかもです。
トール・ペルクナス 2019年11月13日
あるかも、ではなくあるだろうな。少し見て回ったがあの廃墟を見る限りそこそこ発達した文明はあったのだろう。そこでは恐らく電気が使われていた筈だ。尤もそれが今も動く状態で残っている可能性はほぼ0だがな。形がわかればラッキーといったレベルだろう
狛居坂・雷香 2019年11月14日
へぇ……じゃあ、トールさんの知らないような機構もあるかも、ですね! 新しい仕組みが分かってパワーアップ、なんてこともあるかもしれません。ニュートールさんです。
トール・ペルクナス 2019年11月15日
この島だとそれがないと言い切れないのが面白いところだな。この歳になってパワーアップとは心が躍る。
冗談はさておきこの島の謎が解明されればもっと住みやすくなるだろう。そういった意味でもやはりきちんと調べた方がいいだろうな
狛居坂・雷香 2019年11月15日
ええ、穏やかな日にでも、お出かけしたいですね。サンドイッチの入ったバスケットでも持って……ところで、どうします? トールさん。御挨拶だけ、ということでしたが……。一服とか、何かしていかれますか? 御覧の通り、何も無い部屋ではありますが……。
トール・ペルクナス 2019年11月18日
ではお言葉に甘えさせてもらおうか。自分で言っておいてなんだが挨拶だけというのも味気ないしな。しかし一服……煙草はもう吸っておらんしな……
狛居坂・雷香 2019年11月19日
あっ、一服とは、そういう意味もありましたか。そんなトールさんには関係ありませんが、一応ここは禁煙、ということでお願いします。サナトリウムなのもそうですが、結構火に弱いところもありますので……。紅茶、とか……?
トール・ペルクナス 2019年11月19日
ふむ、了解した。どうせ吸わんがな。今の身体になってから薬物の類も効きづらくなっているせいで味気がなくてやめたのだ。とりあえず何を出してくれるかはライカに任せるとして、私は一服というか一休みさせてもらおう(以前の様にマフラーを硬質化させ即席の椅子に仕上げ腰を下ろす)
狛居坂・雷香 2019年11月20日
紅茶……と言っても、わたしが淹れたのじゃ、無いんですけどね。(冷蔵庫から紙パックのレモンティーをグラスに注いでお出しする)なんだか……不死身がテーマの小説で、似たような例を見た事があります。太ることも痩せることも無いし、髪も伸びない、とか。
トール・ペルクナス 2019年11月21日
なに、構わんよ。そこまで味にこだわりがあるわけでもない。ありがたくいただこう(グラスを受け取り)
不死身でないが似たようなものだ。死ぬ瞬間まで基本的にこの姿らしいな。どこぞの神曰く
狛居坂・雷香 2019年11月23日
シロップも置いて置きます、ね。(パキ、と割って入れるタイプの現代的なシロップを一つ傍らに)ふむふむ、神様……ですか。トールさんは、会ったことがあるのですか? 神様に……?
トール・ペルクナス 2019年11月23日
割といるだろう? この界隈。その中の一柱だよ。会いたければいづれ連れて来よう。ここはあれも好きそうだしな。力をくれたことには感謝しているが気まぐれ過ぎて困った奴さ
狛居坂・雷香 2019年11月25日
へえ。わたしも一柱、いるといえばいるのですが……。とても、意思疎通の計れるお方……では無いので、少し、羨ましいですね。是非、お逢いしてみたいです。天気のように、気まぐれなお方なのでしょうか。
トール・ペルクナス 2019年11月26日
天気……まぁそうだな。雷の様に気性が激しい奴だ。子どもっぽいといってもいいかもしれん。肉体の姿に引っ張られているのだろうな。というかライカにも神の知り合いがいたのか。意外……でもないか
狛居坂・雷香 2019年11月29日
向こうが、わたしのことを知っているのかは、分からないのですが……。神といっても、自然の力の塊のようなお方、ですから。そもそも、意思があるのかも、どうか……。動物らしい、と言えばいいのでしょうか、ね?
トール・ペルクナス 2019年11月30日
ほう、それはまた面白いな。ライカとその神にどんな過去があるのか聞いてもいいか? 無理なら構わんよ、ちょっとした興味だ
狛居坂・雷香 2019年12月3日
はい――といっても、わたし自身……知ることは、少ないのですが。荒れ狂う暴風の竜、雲の中に住み、時に嵐となって人々の前に姿を現す天災――『雲竜』……と。個体名は、わかりません。あるのかどうかすら……。わたしが、初めて御身を見たのは……初めて薬が切れた時、ですね。
トール・ペルクナス 2019年12月5日
ほう、『雲竜』とな。風を操るとなると……もしかしてライカの能力となにか関係があるのか?
狛居坂・雷香 2019年12月9日
そう……でしょうね。おそらくは。(少し神妙な顔になって、指を弄る)わたしの能力が上限を超えて、暴走してしまった時――……初めて、お目見えしました。この、『指先の契約』は、産まれた時からあったらしいもの、ですので……。御身とわたしに、どのような関係があるのかは、わかりませんが……。繋がっていることは、疑い様もありません。
トール・ペルクナス 2019年12月10日
……なるほど、やはりその類の関係だったか。そこも私と似たようなものだな。彼らの思考回路は我々とはだいぶ違う。好奇心だけで人を滅ぼす者もいる。何をするかわからん者たちだ。まぁ、つまり、あれだ。気にしても仕方がない、という奴だな
狛居坂・雷香 2019年12月15日
――そうですね。わたしに出来ることは、みなさんに迷惑をかけないように、この力を管理することだけ、です。トールさんは、気まぐれで人を滅ぼさないような、よい神様に出会えたのですね。……よかったです。
トール・ペルクナス 2019年12月15日
……よい神様なのかはわからんが人は滅ぼさんだろうな。まぁ本体が迷宮の奥深くにいるからそもそも出るのが面倒だそうだ。だがしかし根本的に人間が好きなのだろうな、アレは
(そうでなければわざわざ人に自分の加護を分け与えもしないだろう。暇つぶしも兼ねているのかもしれないが)
狛居坂・雷香 2019年12月20日
ふふ。(少し笑って)……ちなみに、トールさんは、自分がそういう身体なことを、幸運に思っているのでしょうか?
トール・ペルクナス 2019年12月20日
幸運…幸運か……そう考えたことはないが…そうだな……うむ、私は運がいいのだろう。私は欲した力を貰えた。そして今こうしてここにいることができる。ああ、確かに私は幸運だ
狛居坂・雷香 2019年12月28日
ん……。それなら、よかったです。呪いも祝福も、本人の認識ひとつ……。トールさんがそう思っているなら、後悔などしていないなら……わたしも、そう思いたいと思います。今、ここにいること。皆と出会えた切っ掛けであったこと、すべて、神様のおかげ――だと……。
トール・ペルクナス 2019年12月29日
過ぎたことは変わらん。ならば悪く考えるよりより良い方向に考えた方がいい、それだけのことだ。ポジティブシンキング、というやつだな
狛居坂・雷香 2020年1月4日
その通りです、ね。(小さな欠伸をする)ん……。なんだか、真面目そうな話をしていたら、眠たくなってきてしまいました、ね……。やっぱり、向いてないみたいです……こういう、の。(ベッドにぽて、と横たわる)
トール・ペルクナス 2020年1月4日
おっと、そうか(少女が休むのであればここには流石にいられない)
もう結構な時間話していたしな。私はそろそろお暇させてもらうとしよう。ゆっくり休むといいさ、ライカ。また時間ができたら顔を出そう。おやすみ
(そう言って男は立ち上がると再び扉をくぐり外へと戻っていった)
(さようなら)
狛居坂・雷香 2020年2月24日
►…〖来客をお待ちしています〗 ‥ … ‥ … ‥ … ‥ … ‥ … ◄