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【1:1RP】買い出しの道すがら

シール・スカッドウィル 2019年5月14日




 回る歯車、揺蕩う蒸気。
 アルダワらしさの溢れる建築の間を、差し込む陽の色が染めていく。
 道を行き交う人々の中に、一人、憮然とした表情で歩く青年が、一人。
 しばらく別の拠点を吟味しに出かけ、久々に帰ってきたところに放たれた一言は、

「珈琲豆を切らした」

 だった。


先着一名様との1:1RPスレです。
申し訳ありませんが、当旅団の別RPスレに参加している方はご遠慮いただきます。
切りのいいところまで、もしくは、RPを始めて最後の発言から一週間経過で〆とします。
毎日確実に一回は見るので、発言の間が開いていても気兼ねなくご参加ください。

※注意事項の確認は忘れないように、お願いいたします




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シール・スカッドウィル 2019年5月14日
まったく、俺は従業員ではないんだが……まぁ、いい。あの場所には世話になっているし、少しの手伝いくらいはするか。
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マーラー・ジュウナナサイ 2019年5月16日
もし、そこの黒髪の……前髪の長い貴方。ごめんなさいまし、道を尋ねたいんですの。(ざっくりと露出のある、白いドレスの女が微笑む。年は、人間にしたら三十ほどの見た目だろうか。しかし、耳が長いのが見て取れるだろう)
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シール・スカッドウィル 2019年5月16日
ついでに自分の買い物も済ませて――(一瞬聞き流すが、黒髪で足を止め、前髪が長い、の辺りで自分のことと気付き、そちらへ向き直る。ほぼ同時に目を細めたのは、服装やスタイルにではなく、特徴的な長い耳に対してだった)……なるほど、目的地までの道がわからない、と。あぁ、俺に可能な範囲であれば、手を貸そう(が、表向きの反応はそれだけで、後には平時の素っ気ない反応を返していく)
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マーラー・ジュウナナサイ 2019年5月16日
まぁまぁ、ありがとうございます。珈琲の専門店、といったようなお店を探していますの。珈琲のことが尋ねられて、豆や器具が買えるようなお店、この近くにありませんかしら(にこにこと軽い調子で話す)
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シール・スカッドウィル 2019年5月16日
ふむ……珈琲か。丁度良い、俺も今から馴染みの店に行くところだ。どの程度まで聞くつもりかは知らないが、まぁ、問えば懇切丁寧に解説もしてくれるだろう(こちらだ、とついてくるように促し、再び歩き始める)
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マーラー・ジュウナナサイ 2019年5月17日
あらっ。それは奇遇ですこと。ではついていかせていただきますわ(軽く会釈をして、シールの横につく)うふふ、わたくし珈琲は詳しくないもので、そんなに細かく聞く知識もありませんの(ころころと笑って)貴方は……と、よろしかったら、お名前を伺ってもよいかしら。わたくしはマーラーと申しますわ。マーラー・ジュウナナサイ。
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シール・スカッドウィル 2019年5月17日
本当に初心者、というわけか。それこそ、聞けば聞くほど次のわからないことが出てきそうなものだがな……ん(飛び出てきた名前にどこまで本気だと思いながらも、本質的には自分も似たものかと飲み下し)マーラーだな、覚えた。俺はシール。シール・スカッドウィルだ。
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マーラー・ジュウナナサイ 2019年5月17日
シールさんですわね。案内いただいて、ありがとうございますわね、シールさん。うふふ、どうかしら。やってみる前にする質問は、得てして的外れなものですわ。珈琲を淹れられるだけの知識があれば、当面は十分です。シールさんは、またなぜ珈琲のお店に? 豆から淹れるこだわり派なのかしら。
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シール・スカッドウィル 2019年5月17日
物のついでだ、感謝されるほどのことでもない。ふむ……確かに、淹れて飲めれば十分な話ではあるな。俺に特別こだわりがあるわけではないが、俺が拠点にしている宿屋の店主の得意先だ。豆がなくなったからと、自分用のついでに使い走りにされているわけだな。
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マーラー・ジュウナナサイ 2019年5月18日
うふふ、わたくし17歳ですから、簡単に感激してしまいますの。どうか感謝されておいてくださいまし。まぁ。使い走りに。まぁまぁ。宿屋の方とは、気の置けない仲とお見受けしますわ。拠点があって、待っていてくださる方がいるというのは、よいものですわね。
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シール・スカッドウィル 2019年5月18日
……まぁ、そういうことにしておこう。気の置けないと言えば、確かにそうなるか。あそこを拠点にしてから、もう随分になる。あれを待っているといっていいのかどうかは、はなはだ疑問だがな。
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マーラー・ジュウナナサイ 2019年5月18日
あら、そうなんですの? でしたら、宿の無い暮らしと比べてみるとよいかもしれませんわね。シールさんは、一人暮らしをなさったことがおありかしら。宿屋などの宿泊はそれに含みませんわ。一人で、もし野宿などなさったことがあれば……(クスクスと笑って)それは一人暮らしに入れてもよいでしょうけれど。
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シール・スカッドウィル 2019年5月18日
(顎に手を当てて少し空を見上げるように)確かに、宿のない暮らしに比べれば、はるかに良いな。明確に一人暮らしをしたことはないが、あぁ、野宿の経験は屋根のある生活よりも長い。随分馴れ馴れしくなったものだが、まぁ、店主には十分感謝している。
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マーラー・ジュウナナサイ 2019年5月18日
(にこにこと笑って)そうでしょうそうでしょう。そのはるかによい分は、店主さんがシールさんに心を砕いていらっしゃる証ですわ。……野宿、お好きなんですの? アウトドアかしら。
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シール・スカッドウィル 2019年5月18日
俺に限った話ではないんだが……ま、間違っているわけでもないか。特別、野宿を好んでいるわけではない。単純に、当時は宿を使う必要性や、時間、金銭あたりがなかったというだけだ。
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マーラー・ジュウナナサイ 2019年5月20日
ふむ……。そこで野宿ができてしまうのも、すごいことですわね……。なにか環境が変わったのかしら。シールさんは……(じー)よい体つきをしていらっしゃるようですし、学生さんですの?
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シール・スカッドウィル 2019年5月20日
良い体つき、か……(どことなく含みを感じる呟きをしながら、そこはスルーし)環境が変わったというのは、順序が逆だな。故郷と呼べる場所での生活からして、まず野宿に近かった。家屋を作れるくらいの人手と技術はあったが、それ以外は自然と共に在ることが普通の少数民族だ。環境が変わったというのであれば、むしろ今のような状態がそうだろう……ちなみに、俺が学生だったことは、一度もない。
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マーラー・ジュウナナサイ 2019年5月20日
まぁ。まぁまぁ。世界をお超えになったか、猟兵……ですかしら。うふふ、こちらの世界にいらっしゃって、それだけしっかりなさっているものですから、アルダワ魔法学園の学生さんだと勘違いしてしまいましたわ。ごめんなさいまし(ころころと笑って) 自然と共にある……。アルダワは蒸気機械も発達していますけれど、精霊術も発達していますものね。自然と共にある姿勢が、幼いころから身についていらっしゃるシールさんでしたら、精霊と仲良くできそうですこと。
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シール・スカッドウィル 2019年5月20日
む。それを知っているということは、マーラーも猟兵か。あぁ、謝らなくていい。俺は普段からこんなものだし、怒る要素も特にない(どことなく気の抜けた様子で)そうかもしれんが……実際、わからんぞ。通常、精霊というのは人間とは感性が異なるからな。合わせるだけで言えば、それこそマーラーのほうがうまそうなものだが?
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マーラー・ジュウナナサイ 2019年5月22日
うふふ、ご明察ですわ、シールさん。普段は研究を行っておりますけれど、手が必要でしたら猟兵としても動きます。あらぁ、シールさんは寛容ですこと。ふむ……。……わたくしには無理ですわ(かぶりを振って)彼らは、心と心が通じることを大切にします。表面的に合わせるなど、彼らは嫌悪を示すでしょう。というか、示されましたわ(けろっとして)
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シール・スカッドウィル 2019年5月22日
寛容……まぁ、昔に比べれば落ち着いたのは確かだな当時は寛容とは真逆の人間だったが(何かを吐き出すように一つ溜息をついて)ふむ、研究、ね。なるほど。ひょっとして、精霊に対してもそういう態度で接したりしたんじゃないのか?
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マーラー・ジュウナナサイ 2019年5月22日
あらぁ。頑固でいらっしゃいましたの? 頑固は頑固で、もちろんよいところがあるものですわ。寛容なほうが、トラブルは少ないとは思いますけれどね(ため息をつくシールをにこにこ見て)あらっ。態度は友好的でしたのよ? 心の中までは……どうかしら、乙❤女❤心はフクザツなものです。わたくし17歳ですから(17歳ウィンク)まぁ……シールさんのおっしゃるような心持ちがなかった、とは申しませんわ。
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シール・スカッドウィル 2019年5月22日
頑固であればまだマシなレベルだ。トラブル云々以前に、トラブルの原因そのものだったからな。俺の生における最大の汚点だが、今はもうすべて終わった話だ。特別気に掛けることもない(一転して飄々と言い放ち)……乙女心……(気のない半目でその様子をじーっとみながら)いずれにしても、俺には想像できかねる心境ではあるか。まぁ、どんな態度であれ、俺がとやかく言えた義理ではないな……。
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マーラー・ジュウナナサイ 2019年5月23日
あらぁ。あらあら。……ふむ。シールさんが気にかけていらっしゃらないのでしたら、別にわたくしが気にかけることでもありませんわね。シールさん、何か言いたそうな目をしていらっしゃいますけれど。そういうものですわ、乙女心は得てして男性には分からないものです。それはそれとして、シールさん。とやかく言えた義理ではないというのは、どうかしら。「自分にもできていないのだけれど」と前置きをして、改善のための案を話すのは、不誠実でもなければ、実に建設的なことだと思いますわ。ですから……わたくし、シールさんにご提案があるのですけれど(にっっっこり)
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シール・スカッドウィル 2019年5月23日
(えらく輝度の高い笑顔に不穏な空気を感じ、眉をひそめながら)……確かに、マーラーの言うことにも一理ある。であれば、俺の方からその言を止める理由もない。正直、嫌な予感しかしないが――提案の内容は、一体どういったものだ?
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マーラー・ジュウナナサイ 2019年5月23日
わたくしこのようにメモとペンを持ち歩いているのですけれど(メモとペンを出して)いかがかしら。1ページ切ってお渡ししますので、これからお求めになる珈琲豆に、宿の店主さんへのメッセージなど添えてみるというのは。シールさん、普段からそのように表情筋がなまけているようでしたら、感謝を口にしていらしても、感謝していると思っていらしても、その感謝は伝わりにくいのではないかしら。
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シール・スカッドウィル 2019年5月23日
(案外普通の提案に拍子抜けしながら)感謝が伝わりにくい、か。まあ、何をしていなくとも喧嘩を売られる性質だ。だろうことに否はない――そうだな、それでは一頁、好意に甘んじて受け取るとしよう(メモとペンを受け取ると軽く空に翳し)さて、どんな内容をしたためたものか(最後にとても小さく)……表情が動かないというのも、些か厄介なものだ。
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マーラー・ジュウナナサイ 2019年5月23日
分かりますわぁ、このメンチ切られている感。ああ、もちろんわたくしは、シールさんがメンチを切る方ではないと存じておりますのよ(ころころと笑って。シールがメモを空にかざす様子に、あまり見つめているのも不躾だと、進行方向に向くと)あらっ。もしかして、あの珈琲屋さんかしら(珈琲店の看板を見つけてシールに声をかけると、折悪く、シールの呟きと重なってしまった。)? 何かおっしゃいました? (//次のシールさんの発言で〆ていただければと思います。お話ししてくださって本当にありがとうございます。楽しかったです!)
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シール・スカッドウィル 2019年5月23日
目つきの悪さと態度の相乗効果、か。期待薄だが、改善案を設けねばな……あぁ、いや、何でもない。こちらの話だ(示された看板に目を向け)あぁ、そこであっている。では、案内はここまでだな。あとは店員と話して、ゆっくり珈琲を選んでくれ。話と助言、諸々感謝する(そういうとシールは軽く手を挙げて別れを告げ、自分も自分の珈琲を買い求めに行った。手にしたメモに、何を書くかを考えながら)
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シール・スカッドウィル 2019年5月23日
-〆-
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