【RP】責任の所在と取り方と
ベスティア・クローヴェル 3月16日13時
相談事があるからと二人を呼び出し、共に足を運んだ先はUDCアースの個室居酒屋。
店内に入って飲みながら語られるのは、今から1年ちょっと前の話。
復興支援をしている村の子供に妙に懐かれていると思ったら、収穫祭の時に結婚して欲しいと言われたこと。
どうせ子供の憧れ的なものだろうと思って、10年後に気持ちが変わってなかったらまた言いに来てと流したこと。
それ以降も村の様子を見に行く度、その恋心が衰える気配が見えずアプローチされ続けていること
ひとしきり話終われば手元の酒を煽るように飲んで、顔を赤くしながら縋るような眼差しを二人に向ける。
「というわけで、彼氏持ちのシルヴィアと子供の扱いに慣れてそうなエルディーに相談に乗って欲しくて…」
「今のところ私に彼氏ができる気配はないけど、誰かと付き合うことになったら不義理になるよね……。責任取りらないとだめかな……」
お酒の力を借りて吐き出した悩み事は傍から見れば笑ってしまうような内容かも知れないが、当の本人は至って真剣で。
未来のことを真剣に考えるようになった恋愛経験値クソザコ狼の長い夜が幕を開ける。
▼▼▼▼
・ベスティア・クローヴェル(f05323)
・シルヴィア・ジェノス(f00384)
・エルディー・ポラリス(f11010)
上記3名のみ発言可
60くらいを目途に〆
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ベスティア・クローヴェル 3月16日13時
ああいう年上に対する憧れって、どれくらいで冷めるものなんだろう…。
流石に諦めたところを見てからじゃないと、心境的に恋人作り辛いし。ほんと、どうしよう…。
(悩み事を吐露しながら、テーブル脇のパッドで酒のおかわりを注文する。そして大きなため息を一つ吐き出した)
エルディー・ポラリス 3月16日14時
(後光を背負い、頭を抱えるシルエット)
わ、私に手に負える事態では……。
ええと、まずは何処の世界の村かとかもう少し詳しい話を聞く……で合ってますよね?
文化によって、恋愛や結婚の価値観も異なっていくものですし。
(シルエットが動く)
(
一番経験値のあるシルヴィアに話を振っている……多分)
シルヴィア・ジェノス 3月18日22時
(お酒を飲みおつまみを無限にもぐもぐしながらも目をきらきらさせつつ話を聞く。彼女からそのような類の話をされるとは思いもよらなかったからだ)
あー……あるわよねえ、幼き頃の可愛い憧れ。そういうのってどういう世界でも共通しているのねえ、うんうん
そうねえ、エルディーさんの言うようにもう少し詳しい話を聞いてみるのはありかもしれないわ!(と彼女に多分話を振られて、こくこく頷く。そうして頷くこのエルフ、一応恋愛経験は現在進行中であるが……恋愛のエキスパートではない。むしろ雑魚の部類ではある)
ベスティア・クローヴェル 3月21日04時
(手に追いえないと言われ、怪訝そうな顔をエルディーの方へと向け)
エルディーだって、面倒見てる子供にプロポーズされた経験のひとつやふたつ位あるでしょ。
そういう時にどういう対応したのか教えて欲しい。
(「詳しくって言ってもなぁ…」と小さく呟いてから、説明していないかった部分含めて改めて話し出し)
詳しくって言っても……。
ダークセイヴァーでの話で、領主の兵隊に襲われてる村があったから撃退して、定期的に支援物資を届けに行ってる。
そのついでに村の子供達の勉強みたり、一緒に遊んであげたり面倒を見てるんだ。
その中の一人に綺麗な石だとか花束だとかをいつもくれる子がいて、断る理由もないから受け取ってたら収穫祭の時に「結婚して」って言われた。
子供の年齢は……ちょっとわからないな。
エルディー・ポラリス 3月21日11時
(後光OFF)
うちの村、ダークセイヴァーでもだいぶ辺境にあるので……子供との出会い自体があまり無いんですよ。
……いえ、そういった経験が皆無とは言いませんが、変に気を持たせるのも可哀想だとその場で断っちゃいます。
こと話がダークセイヴァーなら恋愛感情だけで結婚する文化の村って少ないのではないですかね?
可愛い憧れは世界共通でも、周囲の対応は変わるものです。
距離を詰められないよう粘ってればいずれ周囲がその少年に身を固めさせ……。
……いや、私なら猟兵を村に引き入れるチャンス逃さないな。
詰んでませんかコレ。
シルヴィア・ジェノス 3月24日19時
懐かれたのねえ、そりゃ村を助けてくれただけでなく色々と支援をしてくれて、遊んだり勉強見たりしてくれるお姉さんとか現れたらもう好きになっちゃうわよねえ~~~うー可愛いー!
エルディーさんはそこら辺しっかりしているわねえ。
私も村にそういう子いたなー、結婚してーって。私は可愛いーあーはいはい、可愛いねえ~~なんて笑いながらかわしていたけれど。その内私に恋人が出来たしねえ……
私達エルフは長命種だったから、可愛い憧れから結婚ルートに行ったパターンも珍しくはなかったけれど、それでも大体は可愛い憧れのまま終わったかなあ……
(エルディーさんの詰んでるかも発言に)……う……ダークセイヴァーですものね……否定しきれない……
ベスティア・クローヴェル 3月27日22時
その場で断る、かぁ…。エルディーは凄いね。物凄く真剣な顔しながら花束まで渡されたから、流石にその場で断る勇気はなかったな
シルヴィーが言われたような軽いノリだったなら、私もハイハイって流せたんだけどなぁ…
(はぁ…と大きくため息を吐くと、そのままテーブルへと突っ伏すような体制になり)
外堀を埋めようとするのは理解できる。猟兵が村にいるってだけで、安全の度合いが段違いだからね
でも仮に、仮にだよ。私が9年間彼氏も作らずに真剣に子供のことを待ってたとして、その子が私以外のヒトを好きになって結婚することになったら、子供の言葉を本気にして待ってた私がバカみたいだし。
そして逆に私がその子以外の誰かと付き合ったり結婚したとして、大きくなったその子に再度プロポーズされた時の事を考えると不義理過ぎてねぇ…
……10年後にまた言ってなんて言わなきゃよかった
(テーブルに突っ伏したまま、頭上の狼耳がぺたんと力なく折れた)
エルディー・ポラリス 4月2日03時
そういや、シルヴィア様は圧倒的に寿命が長かったんでしたね。
そうなると確かに、十や二十の差は誤差のようなものですか。
勇気というかなんというか、まあダクセの人間ですから。
必要な残酷さというのはある程度身についているのです。
……一つ言えるとすれば、仮にその子が別の人を好きになったとしたら。
それはその子の不義理ですよ、ベスティア様の落ち度ではなく。
既にベスティア様はその子供を子供とは扱いませんでした。
ならば、良い悪いにかかわらずそのスタンスを一貫させた方がまだ各々が納得しやすいのではと、思いますね。
シルヴィア・ジェノス 4月7日22時
そうなのよね、長命だから年齢差もそこまで気にしないというか……一方の年齢にもよるけれど、まあ十五とかだと誤差の範囲ねえ
ダークセイヴァーですからね……確かにいざという時に戦って守ってくれたり、安定した支援をしてくれる人ってありがたい存在でしょうね。
とはいえ下手な埋め方しようとしたら逃げてしまって今までの支援も受けられなくなってしまうかも……と思うかもしれないけれど
あまり義理不義理、責任をとるとらない云々考えすぎるとそれはそれで後々厄介になるような気がしないでもないわ
義務感とかそういうので求愛を受けちゃうとお互いの為にならないかも……相手の子が10年後にまた言ってねと言われたのをどこまで本気にするか、いつまで本気にし続けるかは分からないし、言ってしまった手前勝手なことをしたくないというのもまあ分かるのだけれど……
うー難しいわね
ベスティア・クローヴェル 4月12日22時
愛に年齢は関係ないと聞くし、十や二十が誤差なのは短命種も変わらないと思う。
ただ、お互い大人で色々分別がついてるならっていう前提条件がつくけど。
私の場合は相手がまだ子供で、憧れと恋愛感情の分別がついてなさそうだから頭を抱えてる……。
子供扱いしたからこそ、そのうち夢から覚めるだろうと思って10年後って言ったんだ。
そしたらこの1年変わらぬ熱量でアプローチされ続けて、この熱量がこれからも続くなら真面目に考えるべきなのかなって。
正直、熱烈アピールされて悪い気はしないし、義務感とかはないんだ。性格面での成長次第だけど、これから先も一途に思ってくれるなら結婚してもいいとも思ってる。
盲目というか、刷り込みというか…。私しかいないんだ!みたいに視野が狭くなって欲しくはないけど。
その辺の分別って、どれくらいの年齢になったらつくんだろう…。
エルディー・ポラリス 4月15日03時
(よりによって人狼で十、二十違うのは文字通り
致命的ではないか)
(そのライン越えの発言を飲み込み微笑む)
なるほど。問題はそこですね。
本当の恋愛感情をもって告白されたかがわからない、と。
子供の年齢は……分からないと先ほど言いましたよね。
正直に申し上げれば、その程度の関係値で求婚してしまうのは男性としてちょっと詰め方が性急な気もしますが……。
……私の意見を申し上げれば、その子が10年も待つかというのが非常に疑問ですね。
ベスティア様から心が離れるという意味ではなく、10年後に会える保証がないからこそ事を急くのではないかと。
フォーミュラの討伐でダークセイヴァーの環境は多少マシになりましたが、価値観というのはすぐには変わりませんから。
(相手が人狼であるなら猶更……という言葉はやはり口にせず)
シルヴィア・ジェノス 4月21日21時
まあそれは……確かにそうねえ。可愛い憧れ、の方の気がしないでもないけれど……ただそれはベティどころか本人にも分かってはいないでしょうね……後々あれは恋に近いけれど違った、と感じるかもしれないし恋だと確信するかもしれないし……
どれ位で分別がつくようになるか、或いは思いの正体に気づくかについては本当個人差があるからなんとも言えないわね。周りの環境とかにも左右されがちだし……(ダークセイヴァーという世界の環境で考えるとなんとも微妙な所だとは内心思いつつ)
まあ子供となると色々行動は早くなりがちというかなんというか……その積極性や速さ、うちのゴリラ君に分けてほしいくらいだわ(と溜息一つ)
私としてはもう少し気長に……と思うけれど、それだとベティのメンタルが持ちそうもない気もするわねえ。エルディーさんのいう10年後に会える保証がない云々も確かにそうかも、と思えるし……
ベスティア・クローヴェル 4月27日04時
(エルディーが微笑んだ意図がわからず、きょとんとしながらも二人の話に耳を傾ける。そして話終わった所で「あー……」と納得したような声を上げた)
価値観はすぐに変わらない、か。多少は平和になったとはいえ、まだ完全に平和とは言えないもの、ね
それなら急いてしまうのも仕方ない…のかな。私も似たような理由で焦ってる部分があるからこそ、こうして相談してるわけだし…
(シルヴィアが零したぼやきに苦笑いを浮かべ、普段は幸せそうなシルヴィーも苦労してるんだなぁ…なんて思い)
メンタル面は大丈夫。ただ…こう言うとまたシルヴィーに怒られるかも知れないんだけど…
死ぬ前に彼氏の一人くらい欲しいし結婚だってしてみたいんだ
10年後だと30歳を越えちゃうし、それで恋愛感情じゃなかったなんて言われたら彼氏探しは間に合わなさそうだな…なんて…
(二人の様子を伺いつつ、話しながら段々と縮こまって叱られるのを待つ子供のような顔を浮かべ)